lizardbrain

だらだらぼちぼち

新(ネオ)東京ラプソディー

2009年11月30日 21時42分42秒 | 音楽

というわけで、急遽、東京進出を決断した。
2006年3月にストーンズライヴのために東京ドームに行って以来となる。
今回は、WOWOWのホムペのプレゼント企画に当選しての予定外の外遊となったわけだし、ストーンズの時も、友人が持ってたチケットのおこぼれに預かってのライヴ観戦だったから、いつの間にかコバンザメみたいな生き方をしている自分にチトみっともなさを感じたり、そういう自分をいたわりたくなったり。

とは言っても、交通費、宿泊費は自分持ちなのだ。
当然の事だが、決して卑下する必要は無い。

と、胸を張りながら、新大阪駅の新幹線ホームへ立ったのは、コンサート当日の11月27日の午後。
ここから先は、周囲の人達に、実はワタクシがイナカモノだという事を悟られたくないので、
「N700系のぞみ号なんて、乗り飽きたなぁ、、、、」
などという雰囲気を全身から漂わせながら行動しなければならない。

というのに、


のぞみがホームに入ってくると、思わずシャッター


なるほど、新幹線のホームからは、京都駅はこんな風に見えるのか。
と、京都駅に止まっただけで、またもやシャッター


iPodを聞きながらウトウトしていて、何の気なしにブラインドを上げて窓外を見やると、富士山を通過しようとしていたので、またもやシャッター

もしかすると、ワタクシのイナカモノ具合が、周囲に悟られたかも知れないぞ。
と、気にしながらも、いつの間にか東京駅に着いて、ホテルにチェックイン。

18:30開演だが、なんせ、文京シビックホールとやらへは行った事もステージに立った事もないので、現地を偵察するために早めに行動することにする。
晩メシの段取りも考えなくてはならないし。

鉄道路線図を見ても東京の地下鉄を乗りこなせるはずがないので、ケータイの乗り換え案内サイトを参照しながら、春日駅を下車。
下車したと言っても、シビックホールは文京区役所の中にあって、その文京区役所の地下に春日駅がある。
現地に行ってみると、めっちゃストレートにわかりやすい場所にあるわけだ。


場所のわかりやすさに安心して、地上に出て、ホールの外観をチェック。

時間もあるし、どっかで早めに晩メシを済まそうと、ホールの周囲を偵察していると、向こうの方に見覚えがある東京ドームの屋根の一部が見えてきたので、ハチマキみたいなドーム屋根の青い照明を目指して足を伸ばす。

          

          
我らが聖地、東京ドームだが、野球のほうはすっかりシーズンオフ。
いつかきっと、
死ぬまでに、
一度で良いから、
ジャイアンツの優勝シーンをこの球場でナマで観戦したいものだ。

と、心に誓いながら

ホールの方向に戻りながら見つけた、レジ担当のお兄さんが妙に愛想の悪い店で、定食を食す
なんで、ここまで来て、どこで食っても同じ味の全国チェーンの店に入ってしまうのだろうか?
しかし、支払いの時くらい、
「ありがとうございました。」
くらいの事を言ってみろってんだ。
ま、マニュアル用語しかしゃべれないアルバイトよりはマシか。
いや、マシとはちがうよねぇ?

とにかく、シビックホールに戻る。

                 

ここから、服部克久50周年記念アルバム発売コンサートが始まるのだが、まさかと思うようなすんごいサプライズがワタクシを待っているとはつゆ知らず。

ハープ2台とギター2本。ベースとドラムスとパーカッションやらティンパニやらの打楽器隊と、サックスとトランペットが何人か。
トロンボーンはいたのだろうか?
とにかく、その他は全部、バイオリンやチェロやコントラバスやらのストリングス隊が大量にずら~っと並んだ、総勢50人のオーケストラ編成。
数えてみるのも大変なので数えられなかったが、ストリングス隊は、50人編成のうち8割以上を占める。
こんな壮観な編成の演奏をナマで聴くなんて、初めての事で、ひたすらWOWOW様に感謝、感謝。

中央に指揮台があって、その指揮台を囲むようにコの字型に楽隊が配置されている。
コの字の口が開いた方向が客席を向くわけだ。
オーケストラっちゅうと、全部ナマ音でやるもんだと勝手に思い込んでいたのだが、全部の楽器にマイクが立てられていたのが、ちと意外だった。
エレキベースも入ってるみたいだし、全体のバランスを取るためにはそうなるのだろうか。

生まれて初めて経験する、大量のストリングスの音色に包まれて、時々フワフワと眠くなったりする。
決して、退屈で眠いのではなくて、あまりにも気持ち良くて、ワタクシの全身がリラックスしすぎるのだ。

1部が終わっての休憩時間に、当選ペアチケットの片割れを引き受けてくれた隣の人が、唐突に、
「確かにお名前は何度も聞いたことがあるし、お顔も何度も見た覚えがあるんですが、服部さんって、どんな音楽やる人なんですか?」
と、質問してきたので、
「歌謡曲やポップスのアレンジでも活躍してる人ですよ。例えば、竹内まりやの「ク~リスマスはなんとかかんとかで、、、、」とかの唄のストリングスアレンジとかやってますよ。」

ワタクシはとっさにそう答えた。
確かに、ワタクシもくわしくは知らないのだが、決してでまかせを言ったわけではない。
山下達郎のFMラジオで、まりやのニューアルバムの紹介をする時に、達郎とまりやが話してたのを覚えていたのだ。

「まりやのあの曲をレコーディングする時に、服部さんは、まりやと世間話しながら、ピアノには全然触らずに、スラスラとアレンジスコアを書き上げたらしいですよ。」

「へ~ぇえ、すごい方なんですね。頭の中は、いったいどうなってるんでしょうかね。」

隣の質問者は、その曲に心当たりがあったようで、それ以上の追加質問をしてこなかった。
ホッと胸をなでおろしたワタクシであった。

1部にも出てきたバイオリンのゲストの人(名前忘れました、、、佐藤さんでしたっけ?、、、、)が去って、馬頭琴の人が出てきて(この馬頭琴と言う楽器、ナマ音を聴いたのは初めてだったが、すんごい豊穣な音色だった)、また、去って、、、、、

その後、何曲目かで、どっかで聴いたようなイントロが流れ出したなぁ、、、、、?
あれ?
何の曲だったけ?

と悩んでいる時、そのサプライズが起こったのだ。
去年12月28日の大阪フェスの時と同じようなニット帽をかぶって黒いパンツをはいて赤いシャツを着た山下達郎がマイク片手に登場したのだ
曲は、『煙が目にしみる

ついさっき、竹内まりやの話をしていたら、まりやのダンナの達郎が出てきたのでビックリした。

あ、そうか、そうか、そういえば、この曲も服部克久のアレンジだったのか。
エンディングの達郎の絶唱が終わると、大拍手が起きた。
達郎を知っている人も知らない人も、皆、ビックリしていたのだ。

1曲終わってちょこっとしゃべって、2曲目は達郎オリジナル曲の『FOREVER MINE』。

またまた二人でしゃべくって、達郎が、一旦、ステージセンターから離れたので、これで帰ってしまうのかと思ったら、オーケストラの演奏はなぜだかどんどん教会風を経由してクリスマスの雰囲気になってきた。
と、なると、当然、3曲目は『クリスマス・イブ』。
聴きなれた達郎のアルバムバージョンとは、微妙にドラムスのリズム感が違っていたような気がするが、ストリングスをバックのナマ・クリスマスイブは、爽快だった。
泣きそうになった。

途中、服部さんのパリ留学中の写真や、ご幼少の頃の写真や、親子3代の音楽家が集合した写真がステー上に映し出されたり、衛星かぐやがとらえた月面の写真が映し出されたり、ビジュアル面でもとっても楽しめた。

再度、ワタクシにこういうコンサートを聴く機会を与えていただいたWOWOW様に、感謝、感謝。

そして、後は、達郎、あなたのコンサートツアー開始を待つばかりなのだ。
達郎ファンクラブの一員としては


オーケストラの誘惑

2009年11月26日 17時10分58秒 | 音楽

図書券の当選は9月以来、11月にもう一回あったが、ネタにイマイチ、バリエーションが不足しそうだし、2回目の図書券当選が発覚して税務調査が入ったりするとヤバいので、エントリーは控えていた。
当たったと言っても、なんせ、¥500だし、、、、、

ところが、ついこないだ、11月21日の夜、速達が届いた。
速達って、配達時間帯を外れても届けてくれるのね?
なんせ、速達なんてめったにもらった事が無いのでワケわからないまま受け取った。
開封するとそれは、図書券ではなく、WOWOWからのご招待だった。

          

確かに、WOWOWホームページのプレゼント企画には手当たり次第に応募した記憶があるが、それは、あくまでも、映画のDVDや番組オリジナルTシャツなんかが目当てで応募したのだが、まさか、コンサートチケットが当たるとは思いもよらず。

チケットぴあ発行のチケットが2枚同封されていて、座席位置もまあまあのポジションで、、、、、
コンサート会場が文京シビックホールというのが大いに問題だったが、画像だけをこのままネタにあげて、使わずにほったらかすのももったいない、、、、
せっかくのご好意を無駄にしてはいけないと思い、意を決して、出かける事にした。
首都、東京へ

公演期日まで1週間を切った頃に郵送せずに、もう少し早めに送ってくれれば、計画的に計画を進めることができたのに?
とも思ったが、これはきっと、あまり早く送ってしまうとネットオークションなどで転売されることを恐れての事だろう。
うんうん、使わせていただきますよ、喜んで。
旅費、宿泊費が大変ですが

一昨年の10月、セリーブのクライマックスシリーズ観戦をもくろんだ時には、想像もしていなかった我がジャイアンツのシリーズ3連敗により、東京行きはマボロシと消えたのだったが、今回はマボロシではなさそうだ。

そういやあ、地図で見ると、シビックホールは東京ドームに近いと言えば近いから、少しは土地勘が働くかなぁ、、、、?
いや、無理だろうなぁ、、、、、
なんせ、イナカモノだし。
噂によると、都会のオンナは見事に化粧をしてオトコをだますらしいから、その方面には近づかないように







やっと見つけたベンチに座ると

2009年11月24日 21時33分27秒 | 風景光景

          

これだから、百貨店の中なんて歩き回りたくない。
グルグル回ってるだけで、クタクタ、、、、、、
ようやく見つけたベンチに座っても、のんびり休憩させてはくれない。
「なんか買え~、なんか買って帰れ~」
と、言われているようだ、、、、


気持ちはわかるが、まだ早い、
まだ早いって

2009年11月、京都伊勢丹


エルトゥールル号について補足

2009年11月15日 00時22分58秒 | 無駄話

昨日の上田正樹のライヴに関するエントリーで、エルトゥールル号の事が歌になるかもという記事を引用したが、おそらく、
「そのエルトゥールル号とは、いったい何の事や?」
という質問が来る事を想定して、ちょこっとググってみた。



ウィキペディア 『エルトゥールル号遭難事件』


『福岡トルコ友好協会』


『トルコ軍艦エルトゥールル号の物語』


『エルトゥールル号遭難』


と言いながらよくわかっていないワタクシ自身、これらを読めば、も少し理解できるかも。


上田正樹がやってきた6月

2009年11月14日 14時30分47秒 | 音楽



まさかね、

上田正樹がこんなところまで足を伸ばしてくれて、こんな目の前で唄ってくれる日が来るとは、想像もしていなかったぞ。
今年一番のサプライズライヴが、6月14日、古座川町ぼたん荘いろり館であった。

YOSHIE. Nという女性ヴォーカルが、後半のゲストで登場。
基本的にピアノ(失礼ながらピアニストの名前を忘れてしまった、、、、、)の伴奏と、上田正樹とYOSHIE.Nのヴォーカル。

用意されたピアノが、しょぼいアップライトピアノだったのがかえすがえす残念無念。
もっと響きの良いグランドピアノなら、一層ショーアップされただろうに。

ピアノがしょぼくても、ステージが狭くていかにも動きにくそうでも、そこはそこ、さすがに上田正樹。
すんごいシンガーだった
1部、2部それぞれ1曲ずつ、上田正樹が唄いながら弾いたギターは無くても良かったかも?(本人の目に留まらないことを祈りながらの発言、、、、

その上、まさかやるまいと思っていた、CD即売サイン会までやってくれたのには大感激

          

地方紙の記事によると、上田正樹は先日、エルトゥールル号の物語を歌にしたいという事で、串本町長を訪問したという。
どんな歌になるのだろうか?
アルバム化されるのだろうか?
歌ができたら、再度、串本町あたりでライヴやってくれるのだろうか?

と、期待しつつ






せっかく見つけたのに

2009年11月09日 17時08分10秒 | 無駄話

日本シリーズ第6戦の生中継を見逃したワタクシとしては、ダイジェストでも良いから勝利への道のりを確認したい。

一生懸命探してみたら、あったあった
さすがウワサのYouTubeである。

で、見つけた動画をここにアップしようとしたのだが、うまくいかない、、、、、
どうやれば良いのかヘルプ検索している暇が無いので、URLだけ貼り付けておこうとしている間に、

動画が消えてしまった、、、、、、、、、


奪回!!

2009年11月08日 15時28分01秒 | 無駄話

第7戦までもつれて欲しかったなぁ。
そしたら、今夜、ナマで優勝の瞬間を見れたのに、、、、、
よりによって、ワタクシが観戦できない夜にあっさりと勝ってしまうとは

ワタクシが生命体としての機能を維持している間に、一度は見てみたいのがジャイアンツの優勝シーン。
もちろん、ナマで。
球場で。
今年も、スケジュールの都合がつかなかった。
優勝がかかったゲームだけ観ようってのもムシが良すぎる話かなぁ?

そうそう、
一昨年は、せっかくクライマックスシリーズのチケットをゲットして、東京ドーム近くのホテルまで確保しておきながら、こんな悲しい出来事があったし、、、、、

もう、日本シリーズが終わってしまったというのが、ちとさびしかったりするが、ホントは嬉しい

え?
日本シリーズで終わりとちゃうの?
今年まだ、どっかでプロ野球あんの?


2003年に、生まれて初めて東京ドームへ行った折に、暴氏、いや、某氏よりいただいたハグハグジャビット非売品
お~い、某氏
あれからず~っと大事に保存中だよ。
主にクルマの後部座席に転がっている時が多い(笑)が、優勝を記念して、今日は久々に空気圧調整をして記念撮影の晴れ舞台だ。




古本のメッセージ

2009年11月02日 10時24分10秒 | 無駄話

不意の焼き討ちに遭ったため、家に置いていた本はほぼ全滅となった。
一度あるいは何度か読んだが、いずれまた読み返そうと思って保存していた本も、いずれ読もうと思いながらまだ読んでいなかった本も。

以来、本には飢えている

もしかして、まだ読まないままに焼かれてしまったのと同じ本と再びめぐり合わないだろうか?
と思って、よその街でも古本屋を見つけたら覗いてみるのが密かな楽しみとなっている。
んな事を言っていると誰でも思う事だろうが、焼かれてしまったのなら新しい本を買い直せばいいのではないか、、、、、と。
だが、我が家の中での本の置き場所の問題も含めて、あまり大量の在庫を抱えるわけにもいかないし、古本屋めぐりというのも、書店で新品の本を買う時とは別の楽しみがあるのだ。
例えば、思わぬパリ行きのチャンスに巡り会ったりね

で、そうやって手に入れた古本の中に、奇妙なメッセージが隠されているのに気が付いたのは、つい先日だった。

平成5年に刊行された新潮文庫で、新田次郎著の『風雪の北鎌尾根・雷鳴』という短編集で、文庫本の奥付を見るとこうなっている。



一番下の部分にISBNなんとかかんとか、、、、、と印刷されているそのまた下側に、手書きの文字で
『7,4,12 ○』
と書き込まれている。

前の所有者がこの本を買った日付が『平成7年4月12日』だったのだろうか?
それなら、最後の『○』には何の意味があるのだろうか?

もしや、
パリ行きのチャンスに関連しているのかも知れない。

さらにもしや、
この文字列には、人類を来るべき滅亡から救う鍵が隠されているのかも知れない。
ならば、一刻も早く、トム・ハンクスやニコラス・ケイジに教えてあげなければならない。

書店で棚卸しする時に、事務処理の都合で店員さんが書き込んだ、、、、、、、
などといったロマンの無い真相が暴かれないうちに、このメッセージに込められたヒミツを解き明かさなければならない。
それが、目下のワタクシに課された、過去から託された責任なのだ





だまし絵展は混んでます

2009年11月01日 00時08分01秒 | 風景光景

10月21日、兵庫県立美術館でのだまし絵展を観覧。


画面左側の日陰になっている建物(シロートが写すとこうなる、、、汗)が兵庫県立美術館


平日だと言うのに、かなりの人手だった。
シルバー世代が多かったせいもあるが、展示物の前の人だかりがなかなか進んでくれない渋滞箇所があった。
前に進んでくれないので列から離れ、遠回りに追い越して前に進んでみると、次の人だかりの後ろからの観賞となってしまう。
人が通れるスペースが無いのに、ワタクシの肩にぶつかったり、平気でワタクシの足を踏んづけたりしながら前に割り込んでくるヤツがいて、一時は、ちょっとばかり機嫌が悪くなってムッとしての観賞となった。
さすがにデイバッグを担いだ人はいなかったが、ショルダーバッグを肩にかけた女の人が近くにいてそのショルダーバッグが邪魔になってしようがない。
肩にかけずにじゃまにならないように手に持つとか何とかして欲しかったなぁ、もう

 

          

こうして、ごくたまにだが美術館とか博物館とかへ行った時、よく不安になる。
つまり、観賞の仕方が良くわからない。
最初に入った位置をキープして、行儀良く列に並んで、前の人が進むのを待つべきなのか?
そうすると、混雑の具合によっては何時に帰れるのかが心配になってしまう。
かといって、小心者のワタクシには、ズケズケと他人の前に割り込んでいく度胸は無い。
カリカリせずに、展示物に集中すべき、、、、、それはわかってはいるけれど。
そうそう、そういえば、博物館とか美術館では所要時間をどれくらいに見ておけば良いのだろう?
1時間半くらいの所要時間のつもりで、40分くらいで出口にたどり着いた時もあったし、予想したよりも混んでいて、帰りの電車の時間に間に合うかどうかハラハラしたこともあったし。
出口までたどりついてしまってから、まだ時間の余裕があれば、順路を逆にたどっていくのも手だと思うが、許されるのだろうか?
出口を出てしまってからでは、再入場はできないし。
ワタクシなら、道に迷ったふりをして、順路を逆行すると思うが、、、、、、、

 


今まで行った美術館や博物館の展示を思い出してワタクシの乏しい経験から考えると、展示物を一つ一つ眺めて、解説のパネルも全部読んで、どこの会場でもレンタル料¥500の音声ガイドも全部聞いて、という段取りで1時間半くらいあれば、たいていのところはクリアーできると考えている。

だが、もしも、松山千春の歌に出てくるような果てしなく広がる大空のように広大な美術館や博物館があるとすれば、1時間半ではとてもとてもクリアできないだろう。

会場の広さは別としても、単純に所要時間を決め付けるわけには行かないかも。
もしも、途中、1点でも素晴らしい展示物に感激して身動きできなくなったりしたらば、もっと時間が必要となるからだ。

ワタクシの場合、元来、行列自体が苦手なのだ。
かといって、極端に入場者の少ない展示会も味気ないし。
結論は、時間を気にしないこと。
それに尽きる、きっと。


美術館の奥には、海が広がる。
ビーフカレーを食してから、海を眺めて、ちょっとばかりイラついた気分を沈めて帰るとしよう

そうそう、神戸でのだまし絵展は11月3日で終了らしい。
今日は日曜日だから、私が行った日以上の混雑になるのはまちがいない。
はた迷惑にならないように、手荷物はコインロッカーに預けて、手ぶらで観賞したほうが良いと思う。
コインロッカー料金の¥100玉は、帰りにキーを入れて扉を開ければ戻ってくるので。