lizardbrain

だらだらぼちぼち

山崎まさよし HAND MY ADDRESS 2006 ツアー (3)

2006年09月30日 22時32分36秒 | 音楽

山崎まさよし HAND MY ADDRESS 2006 ツアー 9月22日 県民文化会館

写真2枚と5行ぐらいの文章で済ませるつもりでとりかかったらば、妙に長~くなってしまった。
長~くなったんで中断して、そのスキにトラバが2本送られてきた。
(失礼な表現で申し訳ないが)素性のしっかりした方からのトラバのようなので、是非とも後ほどご挨拶に伺わせていただくとして、、、、、、
イカンなぁ、人目が気になってくるとキーボードを打つ指に余分な力が入ってしまいそうだ

その上、このシリーズとは別の記事に対して想像もできないような角度からのコメントを寄せられて、その対応に、わらわは姫じゃ、、、、、、、
いや、違った、
その対応に大わらわになっていたので、すっかりくたびれてしまった。

コメント疲れの上に、そろそろまさやんのライヴ中に立ち続ける事にくたびれてきた。
もしかして、この日の観客の中で、まさやんのライヴがオールスタンディングになるという事を知らなかったのはワタクシ一人だったのかも知れない、、、、、、、という不安にも襲われつつあったのでなおさらだ。
それで、ハネ上げ式の座席をハネ上げた状態で腰をかけておくことにした。(この状態、わかりますか?)
正式に座り込んでしまうとさっぱりステージが見えなくなるが、こうすると少しは座高を稼ぐ事が出来る。
ただ、お尻の置き場所が座席の厚み分しかないので、これはこれで大変なのだ。
この体制のままでは、ハネ上げた座席のほうにすっかり体重を預けてしまうと、バランスが悪い。
体重の半分をハネ上げた座席に、残りの半分を前席の背もたれに手を置いてバランスをとる事にした。



あっ

あの時の、悪夢を思い出した。

現在のようにウェルシティ大阪厚生年金会館という長いホール名ではなく、単なる大阪厚生年金会館だった頃、サントリー提供のロン・カーター・カルテットの演奏を鑑賞していた時に事件は起きた。
途中の休憩時間が終わり第2部が始まろうとする時、自分の座席に座ろうとしたのだが、このホールの座席もハネ上げ式の座席である(だいたいのホールはそうだが)という事に全く気付かず、うっかりと座席を立てたままで座ろうとしたのだ。
当然、座ろうとした場所に座席は無く、ズルズルと床まで落ちてしまったのだ
その時、後ろから、ささやきあうような女性の声がした。
「痛そ~う、、、、、、、」
声だけで判断すると若い女性の声だったので、
「何? 痛くなんかないぜ」
とばかりに慌てず騒がず(のふりをして)、表情も変えず(のふりをして)にパタンと座席を降ろして座りなおした。
随分と、痛かったのだが、、、、、、、
その後、アンコールが終わって場内が明るくなった時、隣に座っていた若い女性が必要以上に足を早めて帰って行ったのは、あの時のワタクシの行動が怪しく映ったからだろう。
開演前、オジサンでもオバサンでもなく、同じ年代の若いお姉さんが隣に座ったときにはとてもシアワセだったのだが、、、、、、


あの日の悪夢を再現してしまわないように、バランス感覚を研ぎ澄まし、座面に腰掛けた状態を保とうと努力した。
幸いにも、時間が経つにつれて左前方で座っている人がパラパラと出てきた。
相変わらず、キチンと座ってしまうと見えなくなるが、この体制のままでなんとかステージへの視界を確保する事ができた。

どうやら視界は確保できたが、ワタクシの耳に届く音質がどうにもこうにも悪い。
ギターやピアノのソロで弾き語りする場合には、楽器の音もメロディーも歌詞も聴こえてくるのだが、ドラムとベースが入ったバンド形式の演奏になると、ヴォーカルが埋もれてしまって届いてこない。
シンバルの音にヴォーカルがかき消されてしまう上に、ベースの音もモコモコとくぐもったままで消えていく、、、、、、、

年齢と共に可聴周波数帯域が狭くなっていく、というウワサは聞いた事がある。
特に高い音域が聞こえ難くなってくるらしいが、この場合はそのせいではない。
PAセッティングのせいというよりも、絶対に、サークルKサンクスの先行で買ったにも関わらず後ろから5列目しかも端っこという座席位置のせいだ

だから、バンド演奏になるとヴォーカルが聴こえてこない。
歌詞が入ってこない。
普段からまさやんのアルバムを聴いていたのならば、耳には聴こえ難くても心に聴こえてきたかもしれないが、そこまで消化した上で臨んだライヴではない。

前述したように、まさやんのライヴに来たのは初めてだった。
ライヴは初めてだが、まさやんの唄を聴くのは初めてではない。

6年位前だったろうか?
レンタルショップで初期のアルバムを5枚ほど借りてきて、CDレコーダーからCD-Rに落として良く聴いていた時期がある。
TVの歌番組にギターの弾き語りで出ているのを聴いて、まさやんが弾くギブソンのアコギの音が素晴らしかったのでレンタルショップに走ったのだ、確か。
その時は、なんというワケのわからんコードを使ってるんだろう?
とも感じた。

月とキャベツという映画を観た。
といっても、随分前、TVの深夜放送だったが。
劇中、ピアノで弾き語る主題曲One more time, One more Chance
が素晴らしかった。
なぜか、突然、人前で唄わなくなったシンガーハナビの前に少女が現れる。
ヒバナと名乗るその少女の正体が明らかになるにつれて、やり切れない思いでこの曲を聴いた。



あっ

ソロ演奏の時には歌詞が聴こえてバンド演奏の時には歌詞が聴こえて来なかったという潜在的な理由に、ちょっと思い当ってしまった。
まず、サークルKサンクスの先行で買ったにも関わらず後ろから5列目しかも端っこという座席位置のせいなのは確実なのだが、2次的な理由としてこういう理論を打ち立てた。

ワタクシのまさやん体験の入り口は、ギターやピアノの弾き語りで唄うソロまさやんだったからかも知れない。
ドラムやベースをバックに唄うバンドまさやんに、良くなじんでいなかったからかも知れない。
ソロまさやんが唄うバラードの歌詞とメロディーと、ステージ上の言動がどうもシンクロしない。

終盤の方になって(曲名はわからないが)、観客が手拍子しながらコーラスを延々と繰り返している中、一人ずつステージから引っ込みんでしまった。
無人になってしまったステージに向かって、たくさんの人が手拍子とコーラスを繰り返している。
照明を落としたステージ上では、黒いTシャツを着たスタッフが何やら機材を移動している。
その間も、ず~っと手拍子とコーラスが続き、ようやくまさやんとベーシストとドラマーが衣装替えして再登場。

まさやんのライヴは、いつもこういう演出なんだろうか?
観客に手拍子させてコーラスさせているのだろうか?
この人達は、どっかで練習しているのだろうか?
この時、手拍子しながら大きな声でコーラスしていた人達(圧倒的に女声が多かった)は、リズム感も音程も良くて、なかなか上手かった。
こういう場合、人一倍大きな声で唄う人が、一番ヘタクソだったりするのだが、
まさやんのファンは、相対的に唄が上手いのだろうか?

でも、
「こういう進行では、どこからがアンコール曲なのかわかりづらいじゃないか?」
と思っていたら、
ようやく、ワタクシも
「良く知っている!」
と大きな声で言えるセロリを演奏してくれた。
知っていると言ってもSMAPではない、失礼な。(わっ、今度はSMAPファンに見つからないようにしなければ、、、、、)
この日のセロリでのギター演奏は、フィンガーピッキングではなくてフラットピックでコードストロークするだけのものだったのが残念だが。
もう一つ知っている曲が続く。
月明かりに照らされて
ニューアルバムからの選曲が多かったのだろうが、まだまだデビューシングル曲を大切にしているのだろう。
最後に、ギターの弾き語りでバス停という曲を唄って、県文のライヴは終了。

「おやすみなさ~いの一言を残して、休憩無しで唄い続けたまさやんは、去っていった。



さて、


終わったからには帰らなければならない
先ほどクルマを置いた立体駐車場に急ぐ。
こういう時には、後ろから5列目という座席位置が有利だろうと思って外に出たのだが、そうでもなさそうだ。
すでにたくさんの人が駐車場に向かっていた。
せいぜい10人ほどしか乗れないエレベーターはあきらめて、階段で7階まで上がる事にする。
先ほどホールに向かった時は下りの階段だったが、帰りは当然上りの階段だ。
体力の衰えは隠せない。
4階あたりにたどり着くと、クラクラとめまいがしてきた。
三半規管が衰えてきたのだろうか?
その上、息切れしてきた。
呼吸器官も衰えたのだろうか?
うん、それは認めよう。

ようやく7階にたどり着きクルマに乗り込む。
クルマを置いていた位置からたった5メートルほど進んだ駐車場の通路の上で、前に進めなくなった。
前のクルマが動けない。
その前のクルマも動けない。
今、ワタクシがいる7階から下に駐車したクルマが先に出ようとしているのだろう。
1階から6階のクルマが出るまで、ワタクシ達7階の住人はここで待たなければならない。
だから早く到着しておくべきだった、、、、、、
しまった

まさやんの人気、恐るべし

仕方が無い。
FMラジオを聴きながら、ひたすら待った。

30分ほどして、ようやく前のクルマがトロトロと動き出した。
螺旋状にグルグルと回って7階から下りていくのだが、常にブレーキを踏んでおかなければならないほどスピードが遅いため、クルマの中ではめまいは感じなかった。
2階から1階に降りようとする時、ホール裏の搬入口にトレーラーが2台置かれているのが見えた。
ボディサイド上部に、控えめにHAND MY ADDRESS 2006 ツアーと書かれているのがチラっと見えた。
ようやく1階のゲートから外に出た時、お揃いの青いヘルメットを被った若者達が、今日のステージの器材をトレーラーに運び入れているところだった。 

ホールから大通りに出るための信号待ちが長くて、長くて、、、、、、
ホールを後にしたのは、終演から40分も経った頃だった




山崎まさよし HAND MY ADDRESS 2006 ツアー (2)

2006年09月29日 00時30分39秒 | 音楽

山崎まさよし HAND MY ADDRESS 2006 ツアー 9月22日 県民文化会館

映画でもライヴでも、上映あるいは開演時刻に平気で遅れて入ってくる人達は、あまり好きではない。
遅れて入って来た連中が席に着くまで、その周囲の人がどれだけ迷惑する事か?
よ~く考えてみて欲しい。
と、常々、自分が心の中で非難している迷惑極まりない、平気で遅れて入ってくる連中に、危うい所で自分自身がなってしまうところだった。
危ない、危ない、、、、、
遅れてしまった人にも、底にたどり着くまでにはそれぞれの事情があるのだという事は、この日、ほとほと身につまされたのだが、、、、

というわけでなんとかかんとか、開演10分前にホールに入場。

いつもの事だが、入り口で、チケットもぎりのスタッフからマニュアル口調で
「カメラ、録音機はお持ちでないですね?」
と聞かれて、
「はい。」
と返事しておいて入り口を通る時に、Gパンの左ポケットあたりにそのスタッフの視線を感じつつ、中に入る。
そうか、そうか、、、、、、、、
何の事は無い、
先ほどホール正面の写真を撮ったデジカメをつっこんだ左ポケットから、デジカメのストラップが飛び出していたのだ
これは、いつもの事ではないので、ロビーの隅っこでカメラをバッグの中に片付けておく。


この日はCDを買うつもりは全く無かったので、ツアーグッズ売り場の人だかりの隙間からチラッと覗き込むと、ピックセットを発見。
ついついつられて、人だかりの隙間から手を伸ばして、そのピックセットを購入した。
ピック4個入りで、お値段は¥1,000。
持ち帰ってからパッケージの上から良く見ると(なんとなくもったいなくて、まだ未開封なのだ)ワタクシがあまり使わないサムピックではないか、、、、?
もっとよくよく見ると、サムピックではあるが、その先端は三角ピック(ティアドロップ型)の形状をしているようにも見える。
使う事があるのか無いのかはわからないが、これまでに入手したチャーや渡辺香津美などの尊敬するギタリストのピックコレクションの中に入れておこう。
ピックなど、CDやTシャツに比べると安いもんだ。

こうして、ウロウロしている間に開演時刻が近づいて来るのだが、どうしてもここで一言ボヤきたい事がある

この日のチケットは、チケットぴあからのメールマガジンを介してサークルKサンクスの先行販売で買った物だ。
一般発売に先立つ先行販売で買ったにもかかわらず、ワタクシの座席は1階席の後ろから5列目だった
後ろから5列目の頭上には、2階席の床が天井と化して威圧してくる。
しかも一番端っこ。
片側の隣には、人はいない。
壁しかない。
壁とワタクシの座席の間には、音響用なのだろう太いケーブルが何本も束ねられてステージ方向に向かっている。
後ろを見ると、最後部の席の後ろに(おそらく当日券なのだろう)1列ずら~っと立見席の人達が並んでいる。
つまり、先行販売でチケットを買ったワタクシの席の5列後ろに、当日券の立見席。
決して、先行販売だから前の方の座席を取れると主張したい訳では無いが、
どうして、先行販売と(おそらく当日発売の)立見席との違いが、座席位置にしてたったの5列なのだ

サークルKサンクスの先行販売の他にも先行販売のルートがあった事は、容易に予想できる。
それが、ファンクラブ優先枠ならば納得できよう。
だが、まさか、ファンクラブ優先枠で会場全部を埋め尽くすという訳でもあるまい。

座席が前だとか後ろだとについて、不平不満を言い出せばキリがないのはわかっている。

過去には、逆の経験がある。
先行販売期間もとっくに終わり、一般販売期間も半ばを過ぎた頃、
「今頃チケットを買ったとしても、とっくに売り切れているかも知れない。買えたとしても、それこそ後ろから5列目位の席しか残っていないだろう。」
と覚悟を決めて、ぴあ店頭で買った渡辺貞夫のチケットが思いもかけず最前列、それもほぼ真ん中の座席だったという、表現し難い幸運にめぐり合った時の事だ。

何度も言うが、座席が前だとか後ろだとについて、不平不満を言い出せばキリがないのはわかっている。
どんな席であろうとも、チケットを手にする事が出来てホールの中に入る事ができるだけでもシアワセなのだから、、、、、、と自分に言い聞かせてはみるのだが、、、、、

幸運は幸運として、そっと胸にしまっておくのが良い。
だが、当日立見席と5列しか違わないという今回の先行販売については、胸にしまっておくわけにいかない。
eプラスのプレオーダーでさえ、ここまでの仕打ちを受けた事が無いというのに、、、、、、

業務提携でもしているのだろうか?
チケットぴあからサークルKサンクスの先行販売の情報が伝わって来た、というあたりにこの問題の本質が潜んでいるのかも知れない。

山崎まさよしライヴ初体験のワタクシであるが、山崎まさよしがまさやんと呼ばれているという事は、とっくに知っている。
という事で、ワタクシも、以後まさやんと呼ばせていただく。
そのまさやんであるところの山崎まさよしが、ヤマサキマサヨシではなくヤマザキマサヨシだという事には、昨日あたりようやく気付いた。

ワタクシなど、しょせん、この程度のまさやん初心者である。
とにかく、初めて観るまさやんのステージが始まる。

1曲目は、ベーシストが一人で登場して、しばらく8ビートのブルースっぽいコード進行のベースラインを弾き続ける。
このベーシストだが、最初登場した時の第一印象から、失礼ながら、その外見からベーシストというよりもプロレスラーをイメージしてしまった。
ベースだけが鳴り続ける中、次いでドラマーが登場する。
ベーシストの第一印象がプロレスラーだったもんで、このドラマーにも、プロレスラーのイメージを持ってしまった。
それも、大阪プロレスにいる色物系のプロレスラー。

あ、これはイカン。
リスペクトすべきミュージシャンをプロレスラー呼ばわりしてしまってはイカン。
万一、まさやんファンの方にこのブログが見つかってしまうと大変な事になりそうだ。
見つけられない事を祈るしかない。

ベースとドラムの2人が演奏する中、ようやくまさやんが登場する。
まさやんがマウスハープでブルースを吹き出したとたんに、ワタクシの席からステージに向かって右側中断あたりの席の2人が立ち上がってしまった。

「けっ、よりによって1曲目から立ち上がるなんざぁ、どうせ大阪あたりから来たイナカモノに違いない。」
と思ったら、3秒ほどの間をおいて、いっせいに会場全員が立ち上がってしまい、オールスタンディング状態になってしまった。
「え?」
何しろ立見席が出るほどの満員御礼状態である。
そのまま座っていては視界が遮られてしまいステージが全く見えないので、とまどいつつも、イヤでも立ち上がらなければならなくなってしまった。

ワタクシの場合、基本的に音楽は座って聴く物だと信じて止まない。
その上、好不調の波があるが、腰痛持ちであるからなおさら座って聴く物だと信じたい。
ライヴの最中に立ち上がるなどという行為は、一番盛り上がった最後の最後のスタンディングオベーションの時のためにとっておくべきなのだ。
例外的に、オープニングから自らの意思でスタンディング状態で聴いたライヴは、ストーンズの時だけだ。
ロック界のシーラカンス、いや、リヴィング・レジェンドであるストーンズの演奏を座って眺める心の余裕など持ち合わせていないし、ワタクシ自身もその時の同行者も開演前からそれなりの覚悟を決めていたので、立ち上がるという事はなおさら当然の事だった。

だが、まさやんのライヴが最初っからオールスタンディングになるなどと言う事前情報は全く知らなかったので、覚悟ができていなかった。
覚悟ができていなかったので、ただただ戸惑ってしまった。

何にも知らないでライヴに行ったら、思いもかけないオールスタンディング状態だった、、、、、
こういう事態が、以前にもあったという事に思い当たった。

2004年11月、大阪府南部のとある市民ホールでの渡辺美里のコンサートだった。
スタジアムライヴの女王、渡辺美里のコンサートだと言うのに、約1,300人のキャパの半分も席が埋まっていないという事態にも大変驚いたが、バックミュージシャンがステージに現れたとたんに、(驚くほど少ない)観客の半分ほどが立ち上がってしまった時だ。
あの時は、前後左右から数えても真ん中あたりの席に座っていたし、あちこちに空席があったため、座ったままでもなんとか過ごせたのだが、何しろ今回は満席状態な上に後ろから5列目の端っこの席に座っているのでそうはいかない。

バックにベースとドラムがバックに付く演奏がしばらく続き、まさやん一人でピアノの弾き語りをする場面になって、ようやく着席を促す発言があり全員着席したのだが、その後、バンド演奏の場面になるとまたもやオールスタンディング状態と化してしまった。

もう少し言いたい事があるのだが、思わぬオールスタンディング状態に戸惑っているうちにさらに長くなってしまったので、再度、次回に続くという事にしよう


山崎まさよし HAND MY ADDRESS 2006 ツアー (1)

2006年09月28日 16時51分40秒 | 音楽

山崎まさよし HAND MY ADDRESS 2006 ツアー 9月22日 県民文化会館

ワタクシの場合、会場が未知の場所か既知の場所かを問わず、絶対に開場時刻の前にライヴ会場にたどり着いておくという主義、というかこだわりを持って行動している。
実際、過去のライヴ観戦歴において、開演時刻に遅れてしまった事はたった1回しかない。
大阪フェスで、綾戸智絵が初めて原信夫とシャープス&フラッツと共演したライヴだった。
道中、予想した以上の交通渋滞やらなんやらの影響で、会場に着いた時には開演時刻を2分ほど過ぎていた。
だが、幸運な事に、実際に演奏が始まったのが開演予定時刻から3分遅れために、まさしく『すべりこみセーフ』で事なきを得たのだった。

だが、今回はマジで焦った、、、、、、
もう少しで18時の開演時刻に間に合わなくなる所だった。

ここまで追い込まれた事情と言うと、、、、、

せっかく県庁所在地まで出かけるのだから有効に時間を使おう。

と、昼間、ワタクシの地元では上映されない、キアヌ・リーブスの『イルマーレ』という映画を観た。
アイザック・アシモフや広瀬正のSF小説でタイムパラドックス理論を植えつけられた身としては、正直なところ、
「ん? これでエエんかいなぁ?」
と、モヤモヤした気分でシネコンを後にしたのだが、物語はハードSFではなくラブストーリーなのだからと納得させてしまった。

その後、遅い昼食兼早い夕食として同じビルのテナントの風月のモダン焼きを食べたのだが、ここで時間配分を間違えてしまった。
この店のお好み焼きやモダン焼きが、焼きあがるまでにたっぷり20分はかかるという事を考慮に入れていなかったのだ。

アツアツのモダン焼きを食べて、風月を出たのが17時。
ライヴの方は、17時半の開場で18時の開演。
映画館から会場まで約4キロ、と大した距離ではない。
だが、日曜日だったので、出口に向かうクルマが多い上に、映画館の駐車場から前の幹線道路に出る信号機が青信号になっている時間が短い、短い、、、、、
次第にイライラしながら、結局、青信号5回分くらいの信号待ちを経て、ようやく幹線道路に出た。
このペースでは、どう考えても17時半の開場時刻に間に合いそうも無い。

「18時の開演に間に合えば良いか」
と、気持ちを切り替えてホールにたどり着いたのが17時40分。
ホールに隣接する立体駐車場に入り、グルグルと螺旋状に上がって行ったのだが、どの階にもクルマを置く空きスペースが見つからない、、、、、、
上がれど上がれど、満車状態、、、、、
「やはり、今日の山崎まさよしライヴは、満席なんだろうなぁ、、、、もう少し早く来ておけばよかったなぁ
と反省してみたところで、時すでに遅し。
7階まで上がって、ようやくクルマを置く事が出来た。

エレベーターはどうせ満員だろうから、待っていては埒が明かない。
仕方なく、立体駐車場の1階まで非常階段を下りて行く事にした。
下りの階段なので体力的には大した事ないだろう、と思ったのだが、3階あたりまで下りてくるとクラクラとめまいがしてきた。
年齢と共に、三半規管も衰えてくるのだろうか?



こうして、ホールのエントランスにたどり着いたのが開演時刻の10分前。
衰えてきた三半規管をなだめすかす時間稼ぎのために、デジカメを取り出してホール正面の写真を撮った。
同じアングルで2枚撮ったうち、1枚目にはダフ屋のおじさんの姿までが写っていたので、そちらは削除して2枚目を採用。

なんて事のない、古い建物でしょ?

このホールをフルネームで呼ぶと、和歌山県民文化会館となるのだが、長ったらしいので、たいていの人は県文(けんぶん)と省略してしまう。
和歌山県だけでなく、どこの県にも○○県民文化会館と名付けられたホールがあると思われるのだが、よその県でも県文などと省略されているのだろうか?

その県文での山崎まさよしのコンサートに、ようやく間に合った。

長くなりそうで、息切れしてきたので(汗)、次回に続く







X-MEN ファイナル・デシジョン

2006年09月23日 22時14分16秒 | 映画とかTV
だから言ったでしょう

本編が終わってエンドロールが始まったとたんに席を立ったあなた
そう、あなた

客席が明るくなるまで、最後の最後まで観ないと損しますよってね~

充分予想できた事だが、Final Decisionとは言うものの、この様子だとファイナルにはならないだろう。

スタートレックファンの端くれとしては、パトリック・スチュワート扮するプロフェッサーにまた会いたいのだ


又借り=盗人説

2006年09月15日 22時43分41秒 | 無駄話
5月頃だろうか?
ちょっとした暇つぶしに、自分のお気に入りのレコードやCDのジャケットをデジカメに撮ってみたところ、少しだけでは物足りなくなってきて、所有する全てのLP、CDジャケットを撮影しておこうという気になった。

せっかくだから、

とその写真を使って、Libraryというシリーズを立ち上げたのだが、まだホンのLP3枚分しかエントリーできていない。
元来がナマケモノである事をすっかり忘れてしまい、えらく面倒くさい事を始めてしまった物だと反省している。

自分のコレクションをデータベース化する事ができれば、と言えば聞こえが良いが、メモ書き程度に終わりそうな気配がプンプン漂ってきた。
道は遠い、
ま、ノンビリやろう


こうして、しばらく放ったらかしだった手持ちのLPやCDを引っ張りだしてみると、
「こんなアルバム、いつ買ったんだろうか?」
と首を傾げてしまうようなものが何枚も出てきた。
それとは反対に、
「あのアルバム、どこへ行ってしまったんだろう?」
と、全てのLP、CDジャケットをデジカメに収めた中にも見当たらない、が、確かに持っていたはずのアルバムが1枚ある気付いてしまった。

思い出した。
ヤツに貸したまんまになっていたのだ。
それも、通常の手段で貸したのではない。
ある友人に貸していたのだが、ヤツがその友人宅に遊びに行った折に、
「借りていいか?」
と、所有者であるワタクシに問い合わせる事もせずに、そのアルバムをワタクシに無断で友人宅から持ち出したのだ。
いわゆる、又借り

昔から、レコードや本を、平気で又貸しあるいは又借りする輩がいるが、ワタクシには信じられない。
たとえ高価な物ではなくても、借りる前には、所有者の許可を貰ってから借り出すのが礼儀ではないか?

おそらく、又借りが成立する瞬間には、このようなやり取りがあるはずだ。

ある日、Aの部屋をBが訪れ、C(この場合、ワタクシ)が所有するレコードに目を付ける。
B「おっ、このレコード、聴きたかったんや。貸してよ~」
A「それは、俺のレコードとちゃう。Cから借りてるレコードやから勝手に貸すわけにはいかん。」
B「エエやないか~、Cには、後で俺から連絡しておくから、貸してよ~」
A「そんならエエけど、絶対に、お前から連絡しておけよ~、勝手に貸して怒られるのは俺やからな~。」
B「うん、わかった、わかった、絶対に連絡しておくから、借りていくで~」

こういうヤツに限って、自分が借りたという事を持ち主に連絡するような事は、まず無い。
連絡したとしても、何ヶ月も経った後。
その上、こういうヤツに限って、レコードやCDを、汚さないように傷付けないように大事に取り扱うような事は絶対にしない。
レコードをレコード棚にしまっておくような習慣は、無い。
レコード棚にしまったおくまではしなくても、レコードをレコードジャケットの中にしまっておくような習慣さえも無い。
一度でも引っ張り出されたレコードは、万年コタツの上で、傷だらけになりながら転がっている運命となる。
それが、例え自分が買った物であるとしても、大事に扱うような事はしないのだから、借り物であるとしても他人の物を大事にする気など、毛頭ない。

こうして、いつの間にやら、汚い部屋の隅っこで、ジャケットもボロボロになって、まるで、それが当たり前であるかのように放置されるのだ、、、、、、、、、、
そして、最大の問題は、
ヤツには、借りたものを返す気は全く無い、と言う事だ。


別の友人の話だが、高校生の時に、レナウンの懸賞に当選して、ビートルズのLPレコード全セットを手にしたラッキーな奴がいた
当時、日本で発売されていたビートルズのアルバム全てを、ハガキ1枚で手中に収めたのだ。
これをラッキーを言わずしてどうする。
ワタクシは、そのビートルズのアルバムを何度かに分けて貸りて、カセットテープにコピーさせてもらった。

ところが、
何と言う事であろうか
ほどなく、彼の家が火事に遭い、全焼してしまった。
もちろん、彼の宝物であるビートルズのLPレコード全セットも、灰になってしまった。
ワタクシにできた事と言うと、家事に遭う前に貸してもらったレコードを録音したカセットテープを再度コピーして、火事見舞いとして手渡す事くらいだった。
出火時に家は留守だったために、家族の誰もケガしなかったと言うのが不幸中の幸いだった。

それから何年も経って、ようやく火事の一件を笑い話に話題にできるようになった頃。
彼が、ボソっと言った。
「あの時、火事になる前に、ビートルズのレコードを3枚ほど、友達に貸してたんや。
そやから、全部焼けたわけとは違う。
でも、もう何年も経つのに、そいつから返してもらえないんや、、、、、、、」
ビートルズのレコードを3枚ばかり借りたまんまにしている友達というのは、Sというヤツで、ワタクシも知っている男だった。

それからさらに何年か経った時、バッタリとSと出くわした。
狭い町なので、彼の家が火事に遭ったという話は、友人達の間では知れ渡っている話だった。
当然、Sも火事の件は知っていた。
件のビートルズのレコードの話を覚えていた(実は、Sに対して怒っていた)ワタクシは、
「お前、昔、あいつからビートルズのレコードを借りてるやろ?」
Sは、否定しなかった。
「あいつの家が火事に遭ったんで、あの頃のレコードも全部燃えてしまったんや。
借りてるレコードを、今からでもええからあいつに返してやってくれんか?」
と言うと、
「そんな、昔の事、言うても仕方ないやろ?」
と、
返そうという素振りさえ見せなかった。

借りた物を返さなければならないのは、当然の事だろう?

ワタクシは、又借りなど、絶対にしない
一度たりとも、所有者の許可を得ずに自分の家に持ち帰るなどという事はしていない。

レコード、CD、あるいは、本、、、、、、、、、、、、、、
このあたりの物は、知人に一旦貸してしまうとなかなか戻っては来ない。
他人の物と自分の物との区別がつかない、という輩が多過ぎる。
過去に貸してあげた本が、戻ってきたときにはボロボロになっていた時も何度かあったが、返してもらえただけでも幸運だったのかもしれない。


ライヴ音源である事を差し引いても、はなはだ音質が悪いレコードだったので、自分でも手元に置いておこうという気が薄かったのだが、

やい!! テツジ!!
矢沢の日比谷ライヴ2枚組!!
とっとと返しやがれ!!



気になる映画

2006年09月13日 22時21分23秒 | 映画とかTV

たかが38度の熱とはいえ、4日も続くと、熱が下がった後でもさすがに調子が悪い。
さほど熱くは無いはずなのに、背中にやたらと気持ちの悪い汗をビッシリとかいてみたり、歩いていても足元がフワフワする感じがあって、どうにも歩行が安定しない。

そんな時に、
ハリウッド大作では無いものの、気になる映画が3本ある。
大作でないだけに、上映期間が短くなると思われる。
なんとかして映画館に出かけるだけの体力は回復しなければならない。

いずれも、既に上映が始まっているか、もうすぐ上映される物で、

まず、
10月公開の日本映画、『幸せのスイッチ』は、
沢田研二が町の電器屋さんのオヤジに、本上まなみと上野樹里がその娘に扮した日本映画。
なにやら、ジュリーと樹里の共演などという苦しい売り文句も目に付いたりもするが、まあ気にしない、気にしない。
実は、この映画の舞台は、ワタクシが生まれた町が舞台になっている。
今年の春にも、ワタクシの生まれた町を舞台にした別の映画が公開されていたのだが、そちらは、マスコミで紹介されたストーリーが陳腐に感じられたので、観る気が起こらなかったのだが、こっちの方は観る気満々。
ジュリーもオジサンになってしまったが、本上まなみもすっかりオバサンになってしまったんだなぁ、、、、、、

次に
既に公開中の『ダスト・トゥー・グローリー』。
カリフォルニア、、、、、、と言っても舞台はメキシコ。
バハ・カリフォルニア半島を1000マイル、一気に走破するオフロードレースのドキュメンタリー。
関西では、シネリーブル梅田とMOVIX堺で上映。堺で観る事になりそう。

もうひとつは、
阪神大震災に襲われた神戸をテーマに11月公開される日本映画、赤井英和主演の『ありがとう』。
阪神大震災の時には、ワタクシ自身、何かしなければ何かしなければと思いながらも、結局何にもできなかった。
いまだにそういう思いがあるだけに、映画館で予告編を観ただけで、すでに泣きそうになってしまった。
映画館で泣かずに観る自信が無いので、こちらはビデオ待ちになりそうだ。


遥かなる甲子園

2006年09月10日 16時41分01秒 | 無駄話

7月の雨天中止の折のワタクシのあまりの落胆ぶりに同情したのか、9月7日の甲子園球場、巨人×阪神戦のチケットを再度手配していただく事ができた。
特に泣きながら頼んだわけではないが、何やら、彼には彼の計算があるようで、先々どのような罠が待ち構えているのか? が、恐ろしくもあるが、ありがたく頂戴する事にした。

ところが、

前々日の夜から、少しばかり喉の調子が悪くなり、
「風邪やねぇ、悪化しないうちに、風邪薬飲んで寝ようっと。」
と、薬を飲んで寝たのだが、翌日になってもやたらダルい、、、、、、
平熱なのだが、喉が痛い。
ヴォーカリストが喉を痛めては、始末が悪い。
喉だけでなく、体の節々が妙に痛い、、、、、、
昼間は平熱だったのだが、甲子園に出かける前日の夜、いつの間にやら38度を超えていた
手持ちの解熱剤を飲んではみたものの、ナイター当日の朝になってもダルさは変わらない。
甲子園行きはあきらめて、かかりつけの内科医で処方された薬を飲んで寝る事にした。

何という事だ
せっかく、甲子園内野席で着る、ジャビットの着ぐるみまで用意していたというのに、、、、、
実際に、TV放送されたその夜のゲームは、スンちゃんの2連発と完封リレーで溜飲を下げたというのに。

ふ~~~~ぅ

どうにも熱が下がらないので、9日にもう一度診察を受けると、どうやら気管支炎の疑いがあるらしい。
と、新しい薬を処方してくれた。
24時間ごとに2錠、3日間飲むと7日間効果があるというジスロマックという抗生物質と、咳止めと、あと一つホクナリンテープという大判の絆創膏のようなテープ。
同封された説明書によると、ホクナリンテープは、ただの絆創膏ではなく、経皮吸収型気管支拡張剤という種類の薬で、胸、背中、上腕のいずれかに貼るだけで皮膚から吸収されて気管支に作用するのだという。
このテープがまた、よく効いた。
貼ったとたんに、喉が軽くなった。
こんな薬がテープになっているとは気管支炎になるまでは全く知らなかったので、感動モノだった。
もっとも、このテープだけで気管支炎が治るというわけではない。
だが、抗生物質が効いてくるまでの戦力としては有効なのではないだろうか?
ひたすら寝転んでいるしかないヒマつぶしに、物珍しさも手伝って、このホクナリンテープをひたすらじっくりと眺めてしまった。
肩凝りには効かないだろうなぁ?

どなたかのお寒いギャグにも効かないだろうなぁ?

などと、他の使い道を考えてみる余裕が、ようやく出てきた今日の平熱である。


イタチごっこ

2006年09月05日 00時36分23秒 | 音楽

助っ人を頼まれてイヤイヤ申し込んだ倖田來未のプレリザーブ(チケット先行発売)は、見事に外れた。
イヤイヤ申し込んだのが、eプラスの抽選プログラムに見抜かれてしまったのかも知れない。
抽選負けして、これだけうれしかった事は無い。
あ~~~~、良かった、良かったぁ~
あれ以来、ネットから申し込んだというだけで、ワタクシのメールボックスが汚されてしまったような、妙な被害妄想に襲われていた。
万一、当選してしまって、チケット代金を銀行口座に振り込むなどという作業をしてしまうと、今度はワタクシの銀行口座までが汚されてしまう危険を回避できたわけだから、とりあえず、ホッと一息ついている

そこへ、別の友人から、別件の助っ人依頼が舞い込んだ。
こちらの友人は、ビッグネームアーティストの大会場アリーナ公演に狙いを絞って攻めている様子だが、音楽的傾向としては、決してイコールでは無いもののワタクシにやや近い物がある。
エロ姉ちゃんやモー娘。好みの別人とは、エライ違いだ。

今回の依頼は、Zepp Osaka でのミスチル公演ぴあ先行販売だというので、サイトをチェックしてみたが、該当公演をなかなか見つけられなかった。
ようやく見つけた先行販売サイトを開くと、通常の先行販売となんか様子が違っていた。
MR.CHILDREN と THE PILLOWS がジョイントしてのZeppツアーだが、チケット先行販売には、厳しい条件が付いていた。

その条件とは


本公演は入場時に本人確認を致します。
本人以外の入場はできません。

というもので、
別ウィンドウを開くと現れる、本人確認のための具体的な内容は、


チケットに記載された名前(ぴあ会員登録している名前)と、免許証、保険証、学生証、パスポート、住民票(コピー不可)に記載されている名前を確認するので、このいずれかを持参する事。
同時に2枚購入した人は、必ず、2人一緒に入場する事。(チケットに記載されるのは購入者の氏名だけなので)
本人確認が出来なかったために入場できなかった場合、払い戻しはしない。

Zepp Osakaのキャパは、オールスタンディング時でも2,000人ちょっと。
言うまでも無く、ミスチルもピロウズも共に人気バンドなので、チケットは完売、プレミア価格で転売される事は明らか。

本当にライヴに行きたい人が、正当な価格でチケットを入手できないという状態は、何とかして欲しいものだ。
不当な利益を得ようとする輩による転売防止のために、ここまでキビシイ措置を講じてきたというのも、チケット販売者、主催者、そして出演者の良心なのだろう。
ナカナカ思い切った事をするものだ。

ワタクシの場合、友人から手数料などを取るつもりは全く無いので、この措置は、どうにも痛し痒し。

という事で、依頼主に、この条件をお知らせしたらば、
「それなら、やめときます」
という返事が来た。

そういう経緯で、ミスチル先行は断念したのだが、よ~く考えると、まだ抜け道はあるように思う。

例えば、
購入者と入場者が直接の知り合いならば、

本人確認のために身分証を提示するといっても、運転免許証のように顔写真が付かない物を購入者本人から借用して入場する、、、、、、、、、、、、

事なら、できそうなのだが?
ワタクシよりも悪知恵が働く輩は、まだまだいると思われる、、、、、、


ストーンズから消えた男

2006年09月02日 21時54分14秒 | 映画とかTV

『ブライン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』。
この映画の公開をきっかけにトリビュートアルバムが製作されたようだけど、実際の所、ワタクシは、ストーンズの創設者であるという事以外に、ブライアン・ジョーンズの事をほとんど知らない。


ただ、今年の春、ストーンズ東京ドーム公演についてエントリーするついでに、東京ドーム公演について書かれたブログ(全部くまなく探せば膨大な量になっただろうが)の一部について、時間が許す分だけチェックしてみたのだが、いまだに熱狂的なブライアン・ジョーンズファンの方が書かれた記事も目に付いた。
ブライアン・ジョーンズを愛する人達にとっては、ストーンズとはミックやキースのバンドではないようなのだ。
永遠に、ストーンズ=ブライアン・ジョーンズらしいのだ。
東京ドームでのライヴを目にしながら、亡きブライアン・ジョーンズに想いをはせながら涙した、、、、、、、
と、ブログに記した方も何人かいたから。
もしかすると、キースもミックも他のメンバーも、
ほんのちょっとした歩幅のちがいで、ブライアンが居た側に落ちてしまう可能性があったのかもしれない。


ワタクシの近くの席では、映画の中のブライアンが死んでしまうと、明らかに泣いているらしい女性がいた、、、、、、、、