lizardbrain

だらだらぼちぼち

ぎりぎりバックステージではない限界

2010年09月05日 00時12分09秒 | 音楽

ギタリスト山口武とベーシスト酒井紅介のデュオライヴ。

前売り料金を確定するために事前に電話予約しておいたらば、どうやらこの店では席も予約した事になるらしい。
というか、ライヴ当日現場に行ったら、テーブルにワタクシの名前が貼り付けられていた。


案内された席からの見晴らしは、こんな具合、、、、、、
ズームも何にも使わずにシャッターを押した写真である。
見たまんまの距離。
ステージ正面に座る他のお客さんから見ると、ワタクシの席はほとんどステージ上と同じ位置の横一線
こういった位置から音楽を鑑賞するのは初めての体験だったが、ギタリストの妖しい左手のうごめきがつぶさに確認できる。
右手のうごめきの方は、よく確認できなかったが。
どちらの手にしろ、そのうごめきを確認できたところで、ワタクシの演奏能力ではそれを咀嚼することすらできぬ。

ステージ正面から見る大多数のお客さんには、ステージ右手にベーシスト、左手にギタリストが並ぶわけだが、この席に座ったワタクシにとっては、ギタリストの向こう側にベーシストが居る。
ギターそのものも音響的にはかなりオフ気味だったが、何しろこの距離なので、ギターの方はPA通さなくてもナマ音だけでも十分に堪能できる。
それに対して、ベースの方は、どうしてもギタリストの体に遮られてしまい、頼りのナマ音もオフ気味に聞こえたが。

山口武というギタリストのライヴ。
実は、何年か前のハンバーグレストランでのソロのライヴの時にチケットを買っていながら、その3日ほど前にうっかりと魔女の一撃をくらってしまい、腰痛を発症し、当日になっても椅子席に座る事ができない状態だったので、泣く泣く他の人にチケットを譲ったという悲しい過去があった。
しかも無料で、、、、、、

今回、このように思いがけない距離で演奏を聴かせてもらったので、ある意味、あの時の痛手はすっかり消え去ってしまったとしようっと。

それにしても、なんか勘違いしている観客というのは、どこの場所でも忘れた頃に時々発生するようで。
すっかり酔っ払っているのかどうか知らないが、演奏の合間にやたら奇声を発して騒がしい御仁がいたので、周りの人達も少々引き気味であった。
本人はライヴを盛り上げているつもりでいるらしいが、逆効果。
店にとっては、アルコールのおかわりを一番オーダーしていたのがこの御仁であるからして、お行儀良くしろなどと注意するできるわけもない。
早く酔っ払ってつぶれてしまって静かになってはくれまいか、と期待してみたものの、こういう御仁ほど酒には強いようだ