綾戸智恵を知った頃の事をまとめてきれないうちに、去年の1月の来襲に続き、今年もアヤド姉さんがやって来た
こうやって、常に、現実は、まとめ切れない過去を追い越して行くのか。
地元でのライヴという事もあって、「まだ時間がある、まだ時間がある。」と思いながら、あれやこれやと雑事に追われていたワタクシは、結局、開演時刻ギリギリの会場到着となった。
従って、今回は、写真を撮っているヒマがなかったので悪しからず。
ほぼ半年に1作という驚異のハイペースでアルバムを発表してきたが、ニューアルバムの発売はまだのようだ。
前作のCD発売から、1年以上のブランクが空いているのが、アヤド姉さんには珍しい事だ。
会場のグッズ売り場には、CDやDVDの類ばかりで、最近の方針転換を反映して、相変わらずTシャツ類のグッズは置いていない。
今回は、お母さんも同伴していたようで、お母さんと一緒に白浜温泉でくつろいできたという話をしていた。
ツアースケジュールから想像するに、温泉行きは、この日の昼間の事だろうと思われる。
そのために情報収集する時間も無かったのか、アヤド姉さんのMCには、去年のような地元ネタは飛び出してこなかったが、お母さんと温泉に行ったなんてホンワカした話もたまには良いもんだ。
去年は、終始、アヤド姉さん一人でのピアノの弾き語りだったが、今回は、ギターとベースとパーカッションの3人のバンドを引き連れてきた。
ギターは、もちろん宮野弘紀。
もちろん、アヤド姉さん単独のピアノ弾き語りでの演奏も良いが、この宮野弘紀のギターがバックに付くと、チケット価格2倍分ほどの大いなる喜びに満たされるワタクシである。
ベースとパーカッションは、アヤド姉さんや宮野弘紀よりも若手と見られたが、二人の名前がわからない。
例によって、たっぷりと時間をかけたメンバー紹介をしていたのだが、ベースとパーカッション奏者の名前がワタクシの記憶から抜け落ちてしまっている。
判明次第、ご報告しようと思うが、去年10月の京都会館のアヤド姉さんの時に登場したピアニスト、中村真の人脈かもしれないと推測している。
ちなみに、(今回は登場しなかったが)その中村真というピアニストのブログの2月20日のエントリーに、中村真 出会いのプロフィールという文章がある。
ここには、中村真がピアニストとしてのキャリアをスタートした頃の話が書かれていて、アヤド姉さんと出会った頃の事も出てくるので、ご参照をば。
どの会場でも、終演後にセットリストが張り出されるのだが、この日は、どうしたわけだか、ホールのロビーのどこを探しても張り出されていない。
誰かが張り出すのを忘れてしまったのだろうか?
張り出されているセットリストをカメラに収めるのも一つの楽しみとしているワタクシにとって、手ぶらで帰るのは、なんともはや淋しい限りである。
と、広くは無いロビー(このホールには、ホワイエなどという気取ったものは無い)のあちこちを探してみたが、やはりどこにも無い。
何も会場で探さなくても、いつもはアヤド姉さんの公式サイトに、セットリストがアップされるのだが、このところ、更新ペースが落ちていて、いまひとつ参考にならない。
と言っても、タダで読ませてもらっている身としては、大きな声でクレームをつけるわけには行かない。
ま、しゃ~ない、と、あきらめて帰ろうとしたら、出口のあたりで、ホール関係者が、会場に張り出していたポスターを剥がして回収している現場に遭遇した。
生まれつき気の小さいワタクシだが、意を決して、「そのポスターをいただけませんか?」とお願いしてみた所、OKサインが出た。
それが、このポスターだが、家に帰ってなじっくりと眺めてみると、拡大コピーを駆使して適当に作った物の様で、相当に画質が荒い。画質が荒い分だけ、アヤド姉さんのシワがクッキリと写っていないのが妙に不自然に思えてきた