植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

横笛を習おうかと・・・

2005年06月14日 21時45分13秒 | 天音、玉音、ハープ
 
 最近知ったことだが、この国には多くの古戦場が残されておりその跡地近辺の家では今でも不思議な病や災いが起こることが多いそうだ。そしてその近辺にある祠や神社を近郷の人が祭るとしばらくはそれらの災厄がおとなしくなるそうである。しかし災いが起こらなくなったり祠や社が朽ちてくるとまた災いが起こるそうな。

 霊視ができる人が見ると何百年前の合戦後では今も毎晩肉体を失った人たちが合戦を続けているらしい。哀れとしかいいようがない。

 僕は治療を学ぶことを通して人の死後にも霊としての存在があるのではないかと思うようになった。そして霊界の下層つまり幽界では人々が己の悪想念に囚われて苦しんでいることも学んだ。そういう苦しんでいる人々を癒してより高い霊界に進んで頂く手助けをこの世の私たちが出来ることも知った。

 だから今も苦しんでいる人々をお慰めするために楽の音を奏上したいと思うようになった。今は手元にアイリッシュハープがありこの世の人々にはそれなりのお慰めの道具になっているのだけれども日本全国に持ち運ぶにはちょっと大きいことと、古い時代の普通の人々の心に訴えるにはやはり篠笛などの古来から日本にあった簡素なものが良いのではないかと思ったのだ。

 そういえば昔勤めていた病院の鍼灸師の同僚は篠笛を吹いていた。それをしてみたいと思っている。今は能管、篠笛、篳篥の区別もつかないのだが鎮魂のための音を吹けるものが適当だ。ハープもそうだが初めだけ少し吹き方を習ってあとは独学でいくだろう。
 
 邦楽家になるわけではないし、この世の人に聞かせるためのものでもない。演奏技術を高めるほうに向かうのではなく、目の前の空間にいるはずの方達に心を届けられればよい。静かな野辺に立って古の時代に無念の思いで他界された方々を思い起こし笛を奏でる。できればその方達に僕の笛の音で光に変わっていって頂けるきっかけをお届けできればと思うのだ。

 私たちはこの世だけで良くなっていくのではないそうだ。霊界の事を良く学び、想念の威力を知っている人々があの世に向けて愛情を注ぐことで霊界の下層である幽界に留まっている人々を助け得るのだそうだ。

 だから微力ながらできるところから始めようと思い、横笛の類を学ぼうと思っている。また聞くところによるとあの世ではこの世で学んだ技術をそのまま継承していくそうだ。だから笛も良いかもしれない。幸い僕は来世も治療家らしいので来世では笛を吹いて感情、魂を癒しているのかもしれない。
コメント
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