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F1 C級チーム列伝!  第10話  オニックス(イギリス)

2009-06-07 22:48:29 | F1・C級チーム列伝!
さて、今日お届けする懐かしのC級チームは予備予選が大賑わいだった89年に参戦を開始したオニックスチームです。


基本データ

獲得ポイント   6ポイント(歴代47位)

入賞       2回(表彰台1回含む)歴代61位

予備予選出走  32回(歴代7位)

予備予選通過  16回(歴代8位)

決勝出走    23回(歴代69位)



チームの歴史

あの有名な、アラン・ジェンキンスの設計したマシンでF3000の強豪からF1の舞台に移った強豪チームであったが、初年度から資金難にあえいでいた。しかしながらもともとマシンのポテンシャルは高かったと見られ、89年からの参戦で4戦目に初めて決勝にコマを進めると、予備予選の狭き門を度々通過。

第7戦フランスGPでかつて、マクラーレン・フェラーリをドライブした実力の持ち主、ヨハンソンが初入賞!さらに、第13戦ポルトガルGPで3位表彰台を獲得。この活躍によりコンストラクター10位と新興チームの中では最上位となり翌年は、予備予選免除となった。マシンのポテンシャルは高かったのでエンジンもフォードでなければもっと上位を狙えた可能性もあった。

ドライバーは、前述のヨハンソンと下位チームを渡り歩いた悲運の実力派ドライバー、ガショーと終盤3戦は、期待の新人JJレートがドライブ。

2年目は、決勝からの参戦となり期待されたが早くも資金不足が表面化。ヨハンソンがシーズン序盤でブラバムへ移籍してしまったため、レートがエースに昇格。セカンドドライバーにフォイテクという陣容。2年目は、序盤から予選落ちも喫するなど資金不足から1年目のようなパフォーマンスが見せられず予選でも20位台と低迷。第8戦で資金が底をつき地元イギリスGPを最後にあえなく撤退となった。


マシンの完成度自体は高かったものの、優秀なマネージメント能力があれば今でも十分に戦えていた可能性もあった。F1ではマネージメント能力が重要であるという見本のようなチームであった。わずか1年半で終えるには勿体無かったチームであったと思います。


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