再度このランキングのおさらいです。夏の成績のみで考慮。ここ5年間のベスト4以上回数。
同数の場合は、最上位の順に並べています。
赤字は、有力校。緑は、対抗校。青字は割引要素ありです。
【福岡】
1位 九州国際大付 3回（◎◎◎）【3年前Ｖ】
2位 東筑 2回（◎△）【2年前Ｖ】
3位 福岡大大濠 １．５回（○×）
4位 小倉 １．５回（△×）
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5位 沖学園 1回（◎）【南Ｖ】
折尾愛真 【北Ｖ】
九州国際大付が3年連続出場もあってリードしているが、ここ2年間は実績ないのが気がかり。
東筑は、伝説の立役者石田が抜けやや厳しいか。
同じく公立伝統校の小倉も100回大会に向け強化していたが叶わず指導体制が一新。
福岡大大濠は、取りこぼしが多くなかなか届かない。
今夏南北分割開催で、ともに初出場を果たした2校。
沖学園は、実績ある指導者で今後も要チェック。
元女子高折尾愛真については一発屋の匂いが。
【高知】
1位 明徳義塾 5回（◎◎◎◎○）【２Ｖ、３Ｖ、準Ｖ】
2位 高知商 3回（◎△△）【Ｖ】
3位 高知 3回（○○△）
4位 中村 2回（○△）
5位 土佐 2回（△△）
高知中央
明徳の絶対的な強さは当分続きそう。10年連続決勝進出中。ベスト４以上は27年連続と驚きの成績だ。
ライバルがたいがいシードされているので序盤での取りこぼしがほとんどないのが要因か。
他に可能性がありそうなのは、高知商と高知くらいか。
それ以下の高校は、参加校数が少ない故に選抜狙いが現実的。
【島根】
１位 大社 ４回（○△△△）
２位 開星 ３回（◎◎△）【２年前V】
３位 石見智翠館 ２回（◎○）【準V】
４位 益田東 ２回（◎○）【V】
５位 立正大淞南 ２回（○△）
大東
７位 出雲商 ２回（△△）
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出雲 １回（◎）【３年前V】
開星、智翠館、立正大の私立３強がここ最近強いが直近の５年では大社が最多のベスト４以内４回。
監督交代でベスト４以上が４年連続で途切れ古豪復活がやや息切れ気味。
私立３強もピカソ引退の開星、人気になると弱い智翠館。つかみどころのない立正大淞南とどこも盤石ではない。
そのすきを突いて同じ私立の益田東が久々の出場を果たした。
公立勢は１０年に１校ペーストなってしまった。２０００年以降は浜田と出雲のみ。
３年前の出場校出雲は当時の監督が異動となりこちらも厳しい状況となった。
公立なら郡部の大東や島根中央さらに商業校の出雲商や松江商に注目。
【和歌山】
１位 智辯和歌山 ４回（◎◎◎○）【２連覇中】
２位 市和歌山 ４回（◎◎○△）【準V,３年前V】
３位 紀央館 ２回（○△）
箕島
和歌山商
６位 和歌山東 ２回（△△）
御年７０歳高嶋監督の引退により勢力図が変わってくるのか！？元プロ中谷新監督にはプレッシャーがかかってくるのでは！？
ここ５年間智弁と市立和歌山が代表を分け合っている。市立和歌山も５年間で４回best４以上とは立派な成績。
６年前の代表箕島は、名将尾藤監督の息子さんが指揮するが交代直後は勢いがあったもののやや尻すぼみか。
その３校以外の代表は２００１年の初芝橋本まで遡ることになる。
穴狙いなら初芝橋本よりは５年間でベスト４以上２回の紀央館や名将異動の和歌山東あたりか。
和歌山東に名将を引き抜かれた和歌山商は、厳しくなりそう。
【山口】
１位 宇部鴻城 ５回（○○○△△）【３年連続準V】
２位 下関国際 ３回（◎◎○）【V2】
３位 宇部商 ２回（△△）
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高川学園 １回（◎）【３年前V】
ランク内はわずか３校でそれだけ大会ごとに強いところが入れ替わったということか。
宇部鴻城は３年連続準優勝。今年の明石商パターンで甲子園なるか。
下関国際はエースが抜けここからが真価が問われる。
宇部商はずっと一定の勢力はあるが１３年も甲子園から遠ざかってしまった。
３年前の代表高川学園は指導体制がコロコロ変わりなかなか安定しない。
熊毛南、早鞆、徳山商工あたりも注目だが前哨戦で見極めていきたい。
ほか、南陽工、柳井学園、岩国、岩国商、下関商、華陵などここ最近の代表校にもチャンスはある。
【愛媛】
1位 済美 2回（◎◎）【Ｖ、２Ｖ】
2位 小松 2回（◎○）
3位 松山聖陵 2回（◎△）【３Ｖ】
３位 今治西 2回（◎△）
５位 新田 2回（○○）【準Ｖ】
6位 松山東 2回（○△）
7位 東温 2回（△△）
ここ5年でベスト４以内が最多でも2回と大混戦。
済美は名将の逝去や不祥事で心配されたが2年連続の甲子園で払しょくされてかやはり愛媛の野球をリードしていくのか！？
小松は、今治西の名将が異動後勢いがあったがやや陰りが見られ正念場か。
初の聖地を踏んだ松山聖陵は続けるかこれからが勝負。
名将を引き抜かれ、苦しい戦いの今治西。100回大会で意地を見せるもベスト４が限界か。
新田も相変わらずの勝負弱さは群を抜く。
松山東は相変わらずの選抜狙い。東温もまずはベスト４の壁を超えるのが現実的目標か。
【徳島】
1位 鳴門 4回（◎◎◎◎）【Ｖ、３Ｖ】
2位 鳴門渦潮 4回（◎○○△）【２Ｖ】
3位 生光学園 4回（○△△△）【準Ｖ】
4位 富岡西 2回（△△）
参加校数も少なく、上位校と下位校の実力差が大きいので波乱は起こりづらい。
唯一の私立高、生光学園はいまだに聖地が遠く。あれだけ野球留学取り入れてるのに届かないのは指導体制が変わらない限りは
無理なのかと思わせる。
鳴門はよほどのことがない限り（監督交代など）は安泰か。今年も2年生中心ながら甲子園行き。
鳴門の隙を伺うのは、鳴門渦潮だがこちらも生光同様勝負弱さが目に付く。
富岡西は伝統校ながらいまだ聖地を踏んでいない。ベスト４の壁を越えたいところ。
池田や徳島商といったかつて甲子園を沸かせた高校の復活も待たれるところ。
改めて反省会の掲載基準です。
ここ5年間の夏の成績を基準に、優勝は◎、準優勝は○、ベスト４は△とし、ベスト４以上の回数でランキングを作成。
回数が同一の場合は、最上成績上位順としています。
《香川》
1位 丸亀城西 3回（◎○○）【Ｖ】
2位 大手前高松 3回（○△△）
3位 尽誠学園 3回（◎△）【3年前Ｖ】
4位 高松商 2回（○△）
5位 英明 2回（△△）
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三本松 1回（◎）【2年前Ｖ】
高松 1回（○）【準Ｖ】
もともとリードしてきた尽誠学園が体制が安定せず弱体化。一時期勢いのあった香川西は強化を辞めたのかぱっとしない。
寒川や英明も継続して強さを出せず、新鋭私立の大手前高松も夏になると勝負弱さを露呈。
混沌としている香川をここ最近リードしている公立校。持ち回りでの出場が続く。
公立では、丸亀城西に続く実績を残す高松商に復活の期待かかるもなかなかあと一歩といったところ。
いずれにしても本命視されてもすんなり勝ちきれないので穴狙いが有効になりそう。
【鳥取】
１位 鳥取城北 ４回（◎◎○△）【V】
２位 鳥取西 ３回（○△△）
３位 米子松蔭 ２回（◎○）【２年前V】
４位 八頭 ２回（◎△）
境 【３年前V】
６位 米子西 ２回（○△） 【準V】
米子東
留学に積極的な鳥取城北中心と考えて間違いないが、参加校数が少ない鳥取にあって徹底マーク。
なかなか勝ちきれないでいる。
同じく私立の米子松蔭が監督交代もあってやや元気が出てきた。２強となるのか。
阻止したい公立勢。１回大会出場の鳥取西は１００回大会出場したかったところ。まだ力はさすがに残す。
もうひとつの古豪米子東もまだまだ元気。
監督交代で神通力が下がったと思われた、八頭や境といった地方の高校もいまだ頑張っている。
定期的に選手揃えるので見極めたい。
鳥取では貴重な未経験校米子西は昨夏準優勝。飛躍のチャンスか。
【広島】
１位 広陵 ５回（◎◎◎△△）【２連覇中】
２位 広島新庄 ５回（◎◎○○○）【３年前V,２年連続準優勝】
３位 広島商 ３回（△△△）
４位 市呉 ２回（○△）
５位 広島工大 ２回（△△）
広陵と広島新庄の２校が群を抜く安定感。特に広島新庄は６年連続決勝進出中。ベスト４以上は８年連続となっている。
新庄の台頭でかつての２強如水館がやや苦戦中。
OBを挙げて古豪再建中の広島商はベスト４に入る力はついたがまだまだ道半ばか。同じ古豪の崇徳はさらに厳しい。
市呉は、選抜出場も果たし急上昇中。同じく強化中の広島工大も後に続きたい。国際学院も力付けたが夏になるといまひとつ。
今日から中国地区の振り返りです。
このランキングはここ５年間の夏の成績で作成。ベスト４以内の回数、優勝回数、準優勝回数、でランキングを決めています。
赤字はプラス要素ありで有力校。緑字が対抗。青字はマイナス要素ありの高校となります。
【岡山】
１位 創志学園 ４回（◎◎○○）【V、３年前V】
２位 倉敷商 ４回（△△△△）
３位 岡山学芸館 ２回（◎○）【準V】
４位 おかやま山陽 ２回（◎△）【２年前V】
関西
６位 玉野光南 ２回（○△）
７位 興譲館 ２回（△△）
ここ最近、創志、山陽、学芸館と次々私立校が初出場を果たし過渡期に入ったとも言える岡山地区。
創志が４年連続決勝進出でややリードか。
７年間甲子園から遠ざかってしまった倉敷商は安定しているもののbest４止まりになっているのが気になるところ。
学芸館や、おかやま山陽は一発屋で終わらないよう今後の活躍を注視したいところ。
次の初出場を選抜は経験済の興譲館が虎視眈々と狙う。
かつての盟主関西や岡山理大付はかつての底力が鳴りを潜めている。
３年前の悲劇の準優勝校玉野光南はこのまま凋落してしまうのか！？奮起したいところ。
【奈良】
1位 天理 5回（◎◎○○○）【準Ｖ、2年前Ｖ】
2位 智弁学園 4回（◎◎△△）【3年前Ｖ】
3位 奈良大付 3回（◎○△）【Ｖ】
4位 大和広陵 2回（○△）
5位 畝傍 2回（△△）
奈良大付が何度も跳ね返された決勝の壁をついに破った。昭和から続く天理ＶＳ智弁の寡占が崩れるのか注目したい。
ただ天理も智弁もベスト４以内は基本外さない。特に天理は5年連続で決勝進出をしている。
大和広陵、畝傍のほか甲子園経験のある高田商、桜井、郡山など公立には厳しい地区だ。
《兵庫》
1位 神戸国際大附 4回（◎◎△△）【2年前Ｖ】
2位 明石商 4回 （◎○○○）【西兵庫Ｖ】
3位 市尼崎 2回 （◎○）【東兵庫準Ｖ、3年前Ｖ】
4位 滝川二 2回 （◎△）
報徳学園 2回 （◎△）【東兵庫Ｖ】
6位 社 ２回（△△）
報徳をはじめ神港学園、育英、東洋大姫路など古豪の力がやや落ちており、そのすきを縫って新鋭私立と公立校が入り乱れての激戦が繰り広げられている。
軸になっているには新鋭私立の神戸国際大附と公立の明石商。神戸国際大附は夏になると照準を合わせてくる。
明石商は準優勝からの呪縛が解けこれからか。
市尼崎や滝川二あたりは人気薄なら要注意。報徳も監督交代で神通力が心配されたが記念大会の出場で何とか面目は保った格好だ。
【大阪】
1位 大阪桐蔭 3回 （◎◎◎）【北大阪Ｖ、2年前Ｖ】
２位 履正社 3回 （◎△△）【3年前Ｖ】
3位 大冠 2回 （○△）
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近大付 1回 （◎）
有望な中学生を乱獲している桐蔭が常勝軍団となるのか。対抗できそうなのは履正社くらいだが壁はなかなか高い。
シード制がないため桐蔭と履正社は序盤で当たることもしばしば。
公立の大冠が準優勝1回とベスト４が1回と健闘している。
南大阪で代表をつかんだ近大付は割り切って記念大会に照準を合わす。
《京都》
1位 龍谷大平安 3回（◎◎○）【Ｖ】
2位 立命館宇治 3回（○○△）【準Ｖ】
3位 東山 2回（△△）
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京都翔英 1回（◎）【3年前Ｖ】
京都成章 1回（◎）【2年前Ｖ】
記念大会は、見事に本気を出した原田監督にやられた格好。立命館宇治は、シルバーコレクターここ最近は準優勝続き。春の大会でも優勝は2011年までさかのぼる。
4年前の代表鳥羽、3年前京都翔英、2年前京都成章はいずれも優勝後呪われたようにベスト４以内に入れていない。
