今回は、予選会の平均順位が下位の大学を見ていきます。
平均順位下位でも今後の上位進出が期待される大学も散見されます。
6位 立教大学 (㉓㉘⑯) 同コース比 4位 20年連続21回目出場
実質的な強化は3年目でしたが目標としていた100回大会よりも1年前倒しでの55年ぶり本大会出場を実現させた。
選手目線で同じメニューで練習をこなす上野監督の存在が大きかったですね。
1年生の国安選手の快走が光り、昨年同様序盤から積極的に飛ばす作戦。
昨年は後半さすがにバテたが、今年は粘り切った。
非強化世代の4年生が山を担当するとの噂も。どういった襷リレーをするか楽しみな大学のひとつだ。
19位 駿河台大 (⑫⑮⑧) 同コース比 25位 18年連続18回目出場
計算できていた4年生清野、町田そして留学生はほぼ計算通りか。
ただその後が続かず終始圏外でレースを終始した。
昨年健闘した中間層の選手が揃って順位を大きく落としてしまっては仕方ないか。
また本戦出場した割にはスカウトがうまくいってないのか新戦力の台頭もなかった。
このままフェイドアウトとならないといいが・・・
22位 明治学院大 (㉔㉖㉚) 同コース比 11位 10年連続12回目
昨年の不振からは巻き返し最高順位20位に近付いた。
ケニア人コーチが就任しているので来年あたり留学生起用かなとも思わせます。
唯一の二けた順位は昨年300位台の榎本選手ジャンプアップして連合入り。
桜井選手、箱田選手も順位が昨年より大幅に上昇。
もともと育成型のチームなので来年最高順位の更新も期待できそう。
28位 東京経済大 (⑳㉔⑳) 同コース比 21位 17年連続17回目
武蔵村山にキャンパスを置く。
昨年連合6区で好走した大川選手が絶不調でチーム内最下位でのゴール。
これでは、ちょっと勝負にならなかったか。
このあたりの大学共通の課題ではあるが選手層が薄かった。
さらに上を目指すには施設面等ハード面でのサポートが必要かも。
32位 武蔵野学院大 (㉑㉗㉔) 同コース比 32位 14年連続14回目
出場以来最低順位を更新してしまい、こちらも強化継続するか微妙なところに差し掛かっているか。
例年留学生の質は良く今年も1位でゴール。
100位台で続ける選手がいなかったのは寂しい限り。
最終的に10人目のランナーが通過するまで13分を要してしまった。
昨年チーム2番目の辻野選手が出走できなかったのも響いた。
34位 東京大大学院 (㊶㊲㊲) 同コース比 1位 4年連続17回目
チームトップは古川選手。連合に選出され本戦出場できるかどうかは微妙だが出れば当然話題になるはず。
東京理科大での出走経験がある丸山選手・森田選手が2番目3番目でゴール。
中間層・下位層はきっちり集団走をしていたのか団子状態でゴールした。
経験者の活躍もあって、非強化校の中ではトップでゴールしました。
37位 東京工業大 (㊲㊶㊳) 同コース比 8位 11年連続20回目
もうちょっと上も狙いたいところではあったが乗り切れなかったかなといった印象。
経験者は、軒並み昨年並みの走り。
今年は、11人でのエントリー。来年の参加資格はどうなるかわからないがどうにか連続出場は継続したい。
38位 帝京平成大 (㉜㉟㊱) 同コース比 28位 8年連続8回目
95回大会の31位が最高位。徐々に順位を下げているが今年も下げてしまった。
経験者の中に思い通りの走りができない選手もいたようです。
専用のグランド等も持っていないだけにこのまま予選会に出ることが目的であれば
このままでもいいとは思いますがどうなんでしょう・・・