きのきのTimeees!

スポーツ・音楽・趣味の旅行ネタなど自己満足的に更新してます、少し頭の隅に覚えて頂ければ幸いです。わくのい通信から改名!

日本全国市町村数見直し企画 ⑮富山県 昇格・降格制度で市町村数を調整!

2022-05-22 23:31:57 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今回は、富山県。市町村数はだいぶスリム化され15しかありません。

舟橋村のみが人口増加。ほかの自治体は、富山市を含め人口減少となっています。

 

1 富山市 411,487 413,938 -0.592
2 高岡市 164,903 166,393 -0.895
3 射水市 90,206 90,742 -0.591
4 砺波市 47,729 48,154 -0.883
5 南砺市 47,104 47,937 -1.738
6 氷見市 43,035 43,950 -2.082
7 魚津市 39,896 40,535 -1.576
8 黒部市 39,425 39,638 -0.537
9 滑川市 32,211 32,349 -0.427
10 小矢部市 28,532 28,983 -1.556
11 立山町 24,489 24,792 -1.222
12 入善町 23,341 23,839 -2.089
13 上市町 19,022 19,351 -1.700
14 朝日町 10,850 11,081 -2.085
15 舟橋村 3,179 3,132 1.501

市=10 町=4 村=1 合計=15

市→町=1

市=9 町=5 村=1

 

北陸3県唯一の村、舟橋村が相変わらず元気で人口は、ついに3000人台となった。

その舟橋村の次に面積が小さい滑川市。人口減少率は最も小さかった。

昭和・平成と合併しなかったため結果的に面積が2番目に小さくなった。

「ほたるいか」が名産品。夜になると、観光船から見る海の風景はなかなかの評判とのこと。

 

同じく漁業が中心の氷見市は人口減少率が最大に。

よくあるパターンではあるが、能越自動車道が開通しアクセスが向上したため

かえって人口減少が進むというほかの自治体でもよくあるパターンにはまってしまったようだ。

先日お亡くなりになった、藤子不二夫A先生の地元で商店街にはギャラリーやキャラクター像が設置されている。

うどん、牛、みりん干し、カレー、寿司、きんつば、ハト麦茶など名産品は豊富。

 

かつて、全国に6つ存在した「朝日町」は平成の合併で半減し3つとなった。

他は、山形と三重にある。

新潟県との県境に位置する。もともと昭和の大合併で朝日岳にちなんだ町名となった。

ヒスイの原石が取れるという宮崎・境海岸。

最近観光客向けに整備され「ヒスイ海岸」として有名。

ヒスイ狩りで、ヒスイはほとんどないと思われる。

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日本全国市町村数を見直そう!  ⑮新潟県

2022-05-14 23:40:31 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

ようやく関東を出て甲信越地域に入ります。

今回は、新潟県。田中角栄さんのおかげで新幹線や高速がいち早く開通し首都圏との

アクセスは抜群なのですが、ほかの地域にも見られるように交通の便が良いが故に

過疎化が進んでしまっているようで全自治体が人口減少となりました。

 

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

1 新潟市 784,251 789,275 -0.637
2 長岡市 264,302 266,936 -0.987
3 上越市 185,953 188,047 -1.114
4 新発田市 93,981 94,927 -0.997
5 三条市 93,359 94,642 -1.356
6 柏崎市 80,145 81,526 -1.694
7 燕市 76,678 77,201 -0.677
8 村上市 56,280 57,418 -1.982
9 南魚沼市 54,076 54,851 -1.413
10 佐渡市 50,360 51,492 -2.198
11 十日町市 48,894 49,820 -1.859
12 五泉市 46,789 47,625 -1.755
13 阿賀野市 40,238 40,696 -1.125
14 糸魚川市 39,980 40,765 -1.926
15 見附市 38,889 39,237 -0.887
16 魚沼市 33,757 34,483 -2.105
17 小千谷市 33,556 34,096 -1.584
18 妙高市 29,829 30,383 -1.823
19 胎内市 28,052 28,509 -1.603
20 加茂市 24,844 25,441 -2.347
21 聖籠町 14,115 14,259 -1.010
22 田上町 11,056 11,227 -1.523
23 阿賀町 9,674 9,965 -2.920
24 津南町 8,812 8,989 -1.969
25 湯沢町 7,732 7,767 -0.451
26 弥彦村 7,581 7,705 -1.609
27 関川村 4,989 5,144 -3.013
28 刈羽村 4,323 4,380 -1.301
29 出雲崎町 4,042 4,113 -1.726
30 粟島浦村 342 353 -3.116

 

市=20 町=6 村=4 合計=30

市→町=2 町→村=1

新枠組み 市=18 町=7 村=5

 

新潟の人口上位3市は、いずれも新幹線が停まるターミナル駅。

平成13年から編入が続き平成17年には5万人近い人口の新津市や豊栄市など3市5町5村が編入し

人口70万人越えの政令指定都市となった。

 

北蒲原郡の2町2村が合併し市となった阿賀野市。

羽越本線が通っているものの新潟駅とは直通していない。

新潟中心部とのアクセスはバスが主流となっている。

 

お隣の東蒲原郡の2町2村が合併した阿賀町。

隣同士でややこしい名前の市町が並ぶという平成の大合併のあるあるとなってしまった。

こちらも磐越西線があるものの新潟駅と直通している電車は少なく

町営バスで三川あたりからの乗り換えとなっているようだ。

コロナの影響で温泉や宿泊施設の経営破綻が相次いでいて町直営となったりしている。

 

新潟県北部の関川村。隣の村上市のベッドタウンの役割も担う。

比較的規模の大きい水力発電所が3つありその恩恵も受けているため

合併の話もさほど盛り上がらなかったようだ。

新潟山形南部連絡道路建設中でこれが開通すると南陽方面と村上方面へのアクセスが大幅に向上しそう。

 

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日本全国市町村の枠組みを見直そう⑭  昇格・降格制度で市町村の数を調整しよう

2022-05-09 22:29:44 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今回は、ずっと人口増加傾向の神奈川県です。

郡部では人口減少傾向です。都市部では人口増加してますが横浜がまさかの人口減少に転じました。

 

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

1 横浜市 3,775,352 3,777,491 -0.057
2 川崎市 1,540,340 1,538,262 0.135
3 相模原市 725,924 725,493 0.059
4 藤沢市 440,487 436,905 0.820
5 横須賀市 384,638 388,078 -0.886
6 平塚市 257,883 258,422 -0.209
7 茅ヶ崎市 243,406 242,389 0.420
8 大和市 241,180 239,169 0.841
9 厚木市 223,771 223,705 0.030
10 小田原市 188,243 188,856 -0.325
11 鎌倉市 172,772 172,710 0.036
12 秦野市 161,976 162,439 -0.285
13 海老名市 137,303 136,516 0.576
14 座間市 132,252 132,325 -0.055
15 伊勢原市 101,237 101,780 -0.534
16 綾瀬市 83,317 83,913 -0.710
17 逗子市 57,006 57,060 -0.095
18 寒川町 48,495 48,348 0.304
19 三浦市 41,465 42,069 -1.436
20 南足柄市 40,412 40,841 -1.050
21 愛川町 39,537 39,869 -0.833
22 葉山町 31,667 31,665 0.006
23 大磯町 31,475 31,634 -0.503
24 二宮町 27,381 27,564 -0.664
25 湯河原町 23,089 23,426 -1.439
26 開成町 18,513 18,329 1.004
27 大井町 17,158 17,129 0.169
28 箱根町 11,174 11,293 -1.054
29 松田町 10,616 10,836 -2.030
30 山北町 9,620 9,761 -1.445
31 中井町 9,116 9,300 -1.978
32 真鶴町 6,598 6,722 -1.845
33 清川村 3,025 3,038 -0.428

 

市=19 町=13 村=1 合計=33

町→市=2

再編後 市=21 町=11 村=1

 

全国4番目に人口の多い町、寒川町は人口がさらに増加し市へ昇格となった。

平成の大合併で6市町による湘南市構想もあったが平塚や茅ケ崎で反対派の候補が市長に当選したため

この構想は消滅した。

鉄道では、東海道新幹線の新駅設置や相鉄の延伸など構想はあるが実現には至っていない。

かつては、寒川支線があり西寒川駅があったが民営化前に廃線となった。

 

御用邸で有名な葉山町も今回市への昇格要件を満たした。

1889年の町村制施行後は合併がない。

観光都市でもあり別荘地にもなっている。観光漁業が盛ん。

何気に葉山牛の人気が上昇中。

海岸のマナー向上と環境改善のため以前から海水浴場の有料化が議論されているが

現状実現はしていない。

 

平成の大合併で神奈川で合併があったのは、相模原市のみ。

しかも相模原市に編入する形での合併となった。

2006年に津久井町と相模湖町。

2007年に藤野町と城山町が編入。

その恩恵もあって人口70万人を超えたことで政令指定都市となり緑区、中央区、南区と3区に分けられた。

編入された4町は大部分が緑区となりここだけは、人口密度などちょっとカラーが違っている。

相模大野起点で麻溝台を経由し原当麻までを結ぶ相模新都市交通の構想もあるが、

過去に西武多摩川線、小田急多摩線、京王相模原線の延伸計画がいずれも実現しなかったところを見ると

今回も懐疑的ではある。

 

 

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日本全国市町村を見直そう! 全国自治体再考 昇格・降格制度で市町村のバランス見直し ⑬東京都 

2022-05-05 21:23:10 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

島嶼部も抱える東京都は、町よりも村のが多いという全国唯一の都道府県となっています。

東京でも多摩地方はもちろんのこと都心部でも移住が進んでいて人口減少が見られます。

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

1 世田谷区 939,339 943,664 -0.458
2 練馬区 751,396 752,608 -0.161
3 大田区 742,412 748,081 -0.758
4 足立区 693,402 695,043 -0.236
5 江戸川区 692,667 697,932 -0.754
6 杉並区 587,555 591,108 -0.601
7 板橋区 581,989 584,483 -0.427
8 八王子市 579,809 579,355 0.078
9 江東区 524,002 524,310 -0.059
10 葛飾区 450,955 453,093 -0.472
11 町田市 432,486 431,079 0.326
12 品川区 419,757 422,488 -0.646
13 北区 353,191 355,213 -0.569
14 新宿区 347,034 349,385 -0.673
15 中野区 343,190 344,880 -0.490
16 豊島区 299,108 301,599 -0.826
17 目黒区 285,495 288,088 -0.900
18 墨田区 272,533 272,085 0.165
19 府中市 262,708 262,790 -0.031
20 港区 258,398 260,486 -0.802
21 調布市 243,289 242,614 0.278
22 渋谷区 242,610 243,883 -0.522
23 文京区 240,093 240,069 0.010
24 荒川区 217,098 217,475 -0.173
25 台東区 212,289 211,444 0.400
26 西東京市 207,424 207,388 0.017
27 小平市 199,111 198,739 0.187
28 三鷹市 196,123 195,391 0.375
29 日野市 190,736 190,435 0.158
30 立川市 184,262 183,581 0.371
31 中央区 170,457 169,179 0.755
32 東村山市 151,922 151,815 0.070
33 武蔵野市 150,707 150,149 0.372
34 多摩市 146,267 146,951 -0.465
35 青梅市 132,486 133,535 -0.786
36 国分寺市 130,525 129,242 0.993
37 小金井市 127,293 126,074 0.967
38 東久留米市 115,404 115,271 0.115
39 昭島市 114,200 113,949 0.220
40 稲城市 93,991 93,151 0.902
41 狛江市 84,501 84,772 -0.320
42 東大和市 83,931 83,901 0.036
43 あきる野市 79,149 79,292 -0.180
44 国立市 77,081 77,130 -0.064
45 清瀬市 76,397 76,208 0.248
46 武蔵村山市 70,778 70,829 -0.072
47 千代田区 66,719 66,680 0.058
48 福生市 55,896 56,414 -0.918
49 羽村市 54,197 54,326 -0.237
50 瑞穂町 31,481 31,765 -0.894
51 日の出町 16,915 16,958 -0.254
52 大島町 6,980 7,102 -1.718
53 八丈町 6,925 7,042 -1.661
54 奥多摩町 4,665 4,750 -1.789
55 小笠原村 2,907 2,929 -0.751
56 新島村 2,366 2,441 -3.073
57 三宅村 2,249 2,273 -1.056
58 檜原村 1,954 2,003 -2.446
59 神津島村 1,840 1,855 -0.809
60 利島村 349 327 6.728
61 御蔵島村 317 323 -1.858
62 青ヶ島村 177 169 4.734

 

市=26 町=5 村=8 特別区=23 合計=62

町→村=1

市=26 町=4 村=9 特別区=23 合計=62

 

今回、人口増加率が最も高かった利島村。同じく離島の鹿児島「十島村」と同じ読みとなっている。

面積は都内最小。1920年からの調査で人口は300人~400人の範囲で推移している。

面積最小ながら住居はほとんど港周辺に集中。南側は、椿畑か原野しかないようだ。

アクセスは、東京竹橋または、静岡下田からのフェリーかヘリコプターのみとなっている。

村内にはバス路線も存在していない。

唯一の娯楽はボーリングで勤労福祉会館内に設置されている。

 

一方で都内で最も面積の大きい奥多摩町は今回唯一の降格自治体となった。

冬の冷え込みは内陸部のため厳しく仙台よりも平均気温は低くなる。

埼玉とも接しているが登山道でしかアクセスはできない。

昭和の合併で3村が合併し奥多摩町となった。

青梅線の終着駅もあり青梅市などへの通勤で住んでいる人も多い。

 

23区を除くと最も人口が多い八王子市。面積も奥多摩町に次いで2位だ。

多摩ニュータウンと八王子ニュータウンがあり

大学も多く大学生も多く住んでいるのが人口増加の要因になっている。

戦国時代に牛頭天王の8人の王子神である八王子権現を祀り八王子城があったことが市名の由来。

昭和の合併で1町7村を編入したが平成では編入等はなかった。

苫小牧、日光、寄居、小田原が姉妹都市となっている。

特に苫小牧と日光は、千人同心ゆかりの地の縁から1973年と1974年にそれぞれ姉妹都市となった。

 

 

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日本全国市町村を見直そう!  人口減少により増えすぎた市を減らそう! ⑫千葉県

2022-05-01 18:39:33 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今回は、千葉県。東京近辺は交通の便の良さから現状人口増加が続いていますが

交通の便が悪い房総半島南部や銚子付近を中心に過疎化が進んでおります。

千葉県内でも格差は広がっているようです。

 

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

1 千葉市 978,021 974,951 0.315
2 船橋市 644,682 642,907 0.276
3 松戸市 497,126 498,232 -0.222
4 市川市 496,237 496,676 -0.088
5 柏市 429,738 426,468 0.767
6 市原市 268,037 269,524 -0.552
7 流山市 203,838 199,849 1.996
8 八千代市 201,016 199,498 0.761
9 習志野市 176,720 176,197 0.297
10 浦安市 169,903 171,362 -0.851
11 佐倉市 167,357 168,743 -0.821
12 野田市 152,349 152,638 -0.189
13 木更津市 136,379 136,166 0.156
14 成田市 131,689 132,906 -0.916
15 我孫子市 130,387 130,510 -0.094
16 鎌ケ谷市 110,098 109,932 0.151
17 印西市 104,340 102,609 1.687
18 四街道市 94,174 93,576 0.639
19 茂原市 86,342 86,782 -0.507
20 君津市 81,436 82,206 -0.937
21 香取市 71,242 72,356 -1.540
22 八街市 66,742 67,455 -1.057
23 袖ケ浦市 64,276 63,883 0.615
24 旭市 63,110 63,745 -0.996
25 白井市 62,108 62,441 -0.533
26 東金市 57,844 58,219 -0.644
27 銚子市 57,090 58,431 -2.295
28 富里市 49,308 49,735 -0.859
29 大網白里市 47,832 48,129 -0.617
30 山武市 47,696 48,444 -1.544
31 館山市 44,649 45,153 -1.116
32 富津市 41,780 42,465 -1.613
33 南房総市 35,112 35,831 -2.007
34 いすみ市 35,027 35,544 -1.455
35 匝瑳市 34,517 35,040 -1.493
36 鴨川市 31,727 32,116 -1.211
37 横芝光町 21,799 22,075 -1.250
38 酒々井町 20,582 20,745 -0.786
39 栄町 19,922 20,127 -1.019
40 勝浦市 16,504 16,927 -2.499
41 九十九里町 14,315 14,639 -2.213
42 長生村 13,656 13,803 -1.065
43 多古町 13,461 13,735 -1.995
44 東庄町 13,015 13,228 -1.610
45 一宮町 11,892 11,897 -0.042
46 白子町 10,120 10,305 -1.795
47 大多喜町 8,708 8,885 -1.992
48 長南町 7,088 7,198 -1.528
49 芝山町 6,958 7,033 -1.066
50 御宿町 6,799 6,874 -1.091
51 鋸南町 6,798 6,993 -2.789
52 睦沢町 6,712 6,760 -0.710
53 長柄町 6,577 6,721 -2.143
54 神崎町 5,726 5,816 -1.547

 

市=37 町=16 村=1 合計=54

市→町=1

新枠組み 市=36 町=17 村=1

 

人口増加率第2位となったのが印西市。

市になったのは、割と最近で平成8年。それまでは、全国最多人口の「町」だった。

東京と成田空港の中間点で、北総鉄道の開通で開発がさらに進んだ。

平成の大合併では、印旛村と本埜村を編入。

昔は、利根川水運の要所で「木下河岸」と呼ばれていた。

印旛沼や手賀沼など自然もまだまだ残っている。

モール街などでロケ地にも頻繁になっている。

 

一方で人口減少が最も高かったのは南房総に位置する鋸南町。

アクアラインが開通したことでかえって人口減少が進んでいる一例か。

かつては捕鯨が行われていた漁港の町。

南房総市は、富浦町・富山町・三芳村・白浜町・千倉町・丸山町・和田町で合併。

館山市や鴨川市を含めた合併でなかったことに当時の町長が異を唱え町議会と対立。

信を問う、選挙の結果当時の町長が再選し合併はなくなった。

 

かつては、成田空港反対の拠点にもなっていた芝山町。

騒音被害が最も大きい地域ではあるが、国際空港特区や固定資産税の恩恵により

普通交付税不交付団体となっている。

古墳群がありまだ未調査のものもあるとか。

平成14年には、日本で最も短い鉄道路線芝山鉄道が開通。

ただ、人口増加にはつながっていないようだ。

 

 

 

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日本全国市町村数再考  昇格・降格制度で市町村数を調整しよう! ⑪埼玉県

2022-04-27 15:28:27 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今日は、埼玉県です。人口が増加しているのは都心近くの自治体が中心で15となっています。

秩父地方に村が散見されましたが平成の大合併で現在は東秩父村しかありません。

 

 赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

1 さいたま市 1,332,196 1,324,025 0.617
2 川口市 593,350 594,274 -0.155
3 川越市 354,970 354,571 0.113
4 所沢市 342,003 342,464 -0.135
5 越谷市 341,876 341,621 0.075
6 草加市 248,875 248,304 0.230
7 春日部市 229,447 229,792 -0.150
8 上尾市 227,923 226,940 0.433
9 熊谷市 192,736 194,415 -0.864
10 新座市 166,007 166,017 -0.006
11 久喜市 149,770 150,582 -0.539
12 狭山市 148,332 148,699 -0.247
13 入間市 144,758 145,651 -0.613
14 三郷市 142,109 142,145 -0.025
15 朝霞市 141,851 141,083 0.544
16 戸田市 141,367 140,899 0.332
17 深谷市 140,739 141,268 -0.374
18 鴻巣市 116,464 116,828 -0.312
19 ふじみ野市 113,431 113,597 -0.146
20 富士見市 112,123 111,859 0.236
21 加須市 111,042 111,623 -0.521
22 坂戸市 99,908 100,275 -0.366
23 八潮市 93,135 93,363 -0.244
24 東松山市 91,731 91,791 -0.065
25 和光市 83,665 83,989 -0.386
26 飯能市 79,847 80,361 -0.640
27 本庄市 78,507 78,569 -0.079
28 行田市 77,797 78,617 -1.043
29 志木市 75,580 75,346 0.311
30 桶川市 74,439 74,748 -0.413
31 蕨市 74,192 74,283 -0.123
32 吉川市 72,005 71,979 0.036
33 鶴ヶ島市 70,265 70,117 0.211
34 北本市 64,939 65,201 -0.402
35 蓮田市 61,574 61,499 0.122
36 秩父市 58,809 59,674 -1.450
37 日高市 54,152 54,571 -0.768
38 羽生市 52,521 52,862 -0.645
39 白岡市 52,455 52,214 0.462
40 幸手市 49,544 50,066 -1.043
41 伊奈町 44,975 44,841 0.299
42 杉戸町 43,577 43,845 -0.611
43 三芳町 38,246 38,434 -0.489
44 毛呂山町 35,149 35,366 -0.614
45 宮代町 33,974 34,147 -0.507
46 寄居町 31,864 32,374 -1.575
47 上里町 30,173 30,343 -0.560
48 小川町 28,074 28,524 -1.578
49 松伏町 27,896 28,266 -1.309
50 滑川町 19,899 19,732 0.846
51 川島町 19,095 19,378 -1.460
52 吉見町 17,948 18,192 -1.341
53 嵐山町 17,841 17,889 -0.268
54 鳩山町 13,380 13,560 -1.327
55 神川町 13,168 13,359 -1.430
56 美里町 10,959 11,039 -0.725
57 越生町 10,905 11,029 -1.124
58 小鹿野町 10,630 10,928 -2.727
59 ときがわ町 10,409 10,540 -1.243
60 皆野町 9,177 9,302 -1.344
61 横瀬町 7,862 7,979 -1.466
62 長瀞町 6,695 6,807 -1.645
63 東秩父村 2,615 2,709 -3.470

 

市=40 町=22 村=1 合計=63

町→市=1

改正後 市=41 町=21 村=1

 

埼玉の中東部に位置する伊奈町は、今回の調査で唯一の昇格組に。

平坦な場所にあり標高の最高地点でも海抜19mしかない。

新都市交通(ニューシャトル)の完成に伴って町づくりが急速に拡大していった。

現在は、全国9番目の人口を有する町となっている。

町内には3つの高校があるが「伊奈学園」は中高一貫校。県立でありながら「学園」を名乗る珍しい学校だ。

 

全国の市の中で最も面積の小さい蕨市。五十音順だと一番最後なのも蕨市だ。

明治22年から一度も合併していないが昭和の大合併時は浦和と平成の大合併時は川口と合併話が

あったもののどちらも成立せず。隣の川口市とともに外国人の比率が高く近年は中国人の移住が増えているようだ。

面積が小さいことを逆手にとり、コンパクトシティを掲げ各種公共施設へはほとんど徒歩でのアクセスが

可能となっている。

吉岡秀隆、勝村正信、星野源、松井咲子などが出身。

またアナウンサーも多く輩出している。

 

高句麗の王族を祀る高麗神社のある日高市。

平成3年に町から市に昇格。2005-2010は、武蔵高萩駅付近の宅地開発で人口が増加したが

現在は再度減少に転じている。

花の名所にもなっている巾着田は、学校遠足でも人気のスポットで「遠足の聖地」を宣言した。

 

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全国市町村枠組みを見直そう! 全国自治体再考  ⑩群馬県

2022-04-24 20:29:48 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今回は、群馬県をピックアップ!

人口が増加しているのは、吉岡町と嬬恋村のみとなっています。

 

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

1 高崎市 371,878 372,973 -0.294
2 前橋市 330,839 332,149 -0.394
3 太田市 222,166 223,014 -0.380
4 伊勢崎市 211,259 211,850 -0.279
5 桐生市 104,522 106,445 -1.807
6 館林市 74,907 75,309 -0.534
7 渋川市 73,636 74,581 -1.267
8 藤岡市 62,594 63,261 -1.054
9 安中市 54,227 54,907 -1.238
10 みどり市 49,302 49,648 -0.697
11 富岡市 46,758 47,446 -1.450
12 沼田市 44,719 45,337 -1.363
13 大泉町 41,968 42,089 -0.287
14 玉村町 35,816 36,054 -0.660
15 邑楽町 25,356 25,522 -0.650
16 吉岡町 22,007 21,792 0.987
17 みなかみ町 16,915 17,195 -1.628
18 中之条町 15,136 15,386 -1.625
19 榛東村 14,163 14,216 -0.373
20 板倉町 13,891 14,083 -1.363
21 東吾妻町 12,386 12,728 -2.687
22 甘楽町 12,338 12,491 -1.225
23 千代田町 10,759 10,861 -0.939
24 明和町 10,727 10,882 -1.424
25 嬬恋村 8,867 8,850 0.192
26 昭和村 6,835 6,953 -1.697
27 下仁田町 6,341 6,576 -3.574
28 草津町 6,021 6,049 -0.463
29 長野原町 5,042 5,095 -1.040
30 片品村 3,894 3,993 -2.479
31 川場村 3,429 3,480 -1.466
32 高山村 3,381 3,511 -3.703
33 神流町 1,596 1,645 -2.979
34 南牧村 1,534 1,611 -4.780
35 上野村 1,116 1,128 -1.064

市=12 町=15 村=8 合計=35

町→村=1 村→町=1

再編後 変わらず!

 

町→村と村→町が一つずつのためプラスマイナスゼロで市町村数は変わらずとなった。

もとからバランスのとれた市町村数とはなっている。

 

嬬恋村は、別荘の多い鎌原地区で移住している人が増え人口増加となった。

吾妻線があり交通アクセスが良いことに加え、テレワークが増えたので都会から移っている人が増えているのが

一因とみられる。

農業や観光業の村で、季節によってはキャベツの匂いがするようになる。

スピードスケートが盛んで五輪選手も輩出している。

 

南牧村は、長野県との県境に位置していて隣の長野県南牧村と字は一緒だが読みは、

群馬が「なんもく」で長野は「みなみまき」と読む。

群馬県内で人口減少率は最大。老年人口割合は日本でワースト1となっている。

南牧村へアクセスできる道路も限られているため孤立状態も頻発。

2007年は豪雨で。2014年は豪雪で孤立状態となった。

 

かつては、12あった「昭和」のつく自治体は、現在は福島と群馬に残るのみとなった。

久呂保村と糸之瀬村の合併により出来た自治体。

日本一のこんにゃく芋の産地となっている。

 

人口が増加したもうひとつの自治体、吉岡町は前橋市のベットタウンとして発展。

隣の榛東村も同じような境遇で合併も検討されたが、合意には至らなかった。

高速道や新幹線が通っていながら通過するだけであったが近年駒寄PAのスマートインター化で

解消された。

 

 

 

 

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全国市町村数再考企画  昇格・降格で市町村の数のバランスを見直そう! ⑨栃木県

2022-04-20 20:17:45 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今回は、栃木県。合併が進んでいる県で自治体数は少なめの25.

しかも今回増加しているのは小山市のみ。

人口減少社会到来を思わせる状況だ。

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

1 宇都宮市 517,100 518,757 -0.319
2 小山市 166,728 166,666 0.037
3 栃木市 154,104 155,549 -0.929
4 足利市 143,017 144,746 -1.195
5 佐野市 115,239 116,228 -0.851
6 那須塩原市 115,067 115,210 -0.124
7 鹿沼市 93,384 94,033 -0.690
8 真岡市 78,017 78,190 -0.221
9 日光市 76,462 77,661 -1.544
10 大田原市 71,864 72,087 -0.309
11 下野市 59,446 59,507 -0.103
12 さくら市 44,294 44,513 -0.492
13 壬生町 39,228 39,474 -0.623
14 矢板市 30,794 31,165 -1.190
15 上三川町 30,777 30,806 -0.094
16 高根沢町 29,143 29,229 -0.294
17 野木町 24,730 24,913 -0.735
18 那須烏山市 24,381 24,875 -1.986
19 那須町 23,756 23,956 -0.835
20 益子町 21,525 21,898 -1.703
21 芳賀町 14,918 14,961 -0.287
22 那珂川町 14,833 15,215 -2.511
23 茂木町 11,591 11,891 -2.523
24 市貝町 11,081 11,262 -1.607
25 塩谷町 10,096 10,354 -2.492

市=14 町=11 村=0 合計=25

市→町=1

見直し後 市=13 町=12 村=0

 

栃木で最も人口の多い町壬生町は、壬生城のあった由緒あるお土地柄。

「おもちゃのまち」駅があるが実際はバンダイの工場があるというだけでおもちゃ感はない。。。

宇都宮と接していて、北関東道も通っているため人口が多くなっている。

また独協医大もあるが面積のおよそ半分は田畑となっていてまだまだ開発の余地はありそうだ。

元AKBの大島優子や斉藤和義の出身地にもなっている。

 

県北の南部に位置する矢板市は、高速や鉄道があり宇都宮からおよそ30分の位置だ。

昭和の合併で泉村、片岡村が編入され現在に至る。

かつては、シャープのおひざ元であったが現在は撤退し空洞化が進んでいる。

塩谷郡での広域合併が検討されたが旧氏家町・喜連川町が2町でさくら市となり

高根沢町は独立の道を選択。財政基盤の弱い塩谷町との合併は難色を示したため

平成での合併はしなかった。

 

栃木県内で人口減少率が最大となった茂木町は、茨城県境に位置する東部の町。

こちらも平成の大合併はしなかった。

昭和に中川、逆川、須藤の3村と合併。

道の駅のゆず塩ラーメンは絶品と評判。

真岡鉄道や高速バスで隣の茨城県や東京秋葉原へのアクセスも可能。

町内にホンダ直轄のツインリンク茂木があるため土休日を中心に運行されている。

 

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全国の市町村数調整! 自治体市町村制を見直そう! ⑧茨城県

2022-04-16 17:50:59 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今日から、関東に入ります。東北に比べると人口増加している自治体がちらほらと見られる状況となります。

ただ北関東に関しても厳しい状況となっているのは事実の様で人口増加は5自治体にとどまっています。

 

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

1 水戸市 270,450 270,685 -0.087
2 つくば市 246,784 241,656 2.122
3 日立市 171,888 174,508 -1.501
4 ひたちなか市 155,684 156,581 -0.573
5 土浦市 141,844 142,074 -0.162
6 古河市 138,620 139,344 -0.520
7 取手市 103,805 104,524 -0.688
8 筑西市 99,845 100,753 -0.901
9 神栖市 95,128 95,454 -0.342
10 牛久市 84,298 84,651 -0.417
11 龍ケ崎市 76,014 76,420 -0.531
12 笠間市 72,573 73,173 -0.820
13 石岡市 72,050 73,061 -1.384
14 守谷市 69,030 68,421 0.890
15 鹿嶋市 66,657 66,950 -0.438
16 常総市 60,393 60,834 -0.725
17 那珂市 53,227 53,502 -0.514
18 坂東市 51,764 52,265 -0.959
19 つくばみらい市 50,161 49,872 0.579
20 結城市 50,018 50,645 -1.238
21 阿見町 48,942 48,553 0.801
22 小美玉市 48,089 48,870 -1.598
23 常陸太田市 47,706 48,602 -1.844
24 鉾田市 45,374 45,953 -1.260
25 下妻市 42,169 42,521 -0.828
26 北茨城市 41,074 41,801 -1.739
27 かすみがうら市 39,602 40,087 -1.210
28 常陸大宮市 38,640 39,267 -1.597
29 桜川市 38,422 39,122 -1.789
30 稲敷市 38,304 39,039 -1.883
31 東海村 37,920 37,891 0.077
32 行方市 31,456 32,185 -2.265
33 茨城町 30,993 31,401 -1.299
34 潮来市 27,259 27,604 -1.250
35 高萩市 27,247 27,699 -1.632
36 境町 24,103 24,201 -0.405
37 八千代町 20,646 21,026 -1.807
38 城里町 17,774 18,097 -1.785
39 大洗町 15,398 15,715 -2.017
40 大子町 15,268 15,736 -2.974
41 利根町 15,181 15,340 -1.037
42 美浦村 14,306 14,602 -2.027
43 河内町 8,022 8,231 -2.539
44 五霞町 7,977 8,093 -1.433

 

市=32 町=10 村=2 合計=44

市→町=2 町→市=1 村→市=1

新枠組み 市=32 町=11 村=1

 

つくばエクスプレスの開業で発展続くつくば市は人口増加。

逆に県庁所在地の水戸は、交通の便の悪さもあって人口微減。

直ちにひっくり返ることはなさそうだが今のペースだと将来的に逆転もあり得るか。

人口増加している守谷市やつくばみらい市もつくばエクスプレスの沿線だ。

現在つくばエクスプレスの延伸計画も浮上していて、延伸の位置によって

周辺自治体の明暗も分れそうな状況だ。

阿見町は、圏央道が開通しアウトレットが出来たことにより人口が増加。

美浦村との合併の話もあったが美浦村側の反対によりそれぞれ独立したままとなっている。

今回の調査で余裕で市への昇格組となった。

同じ県南でも取り残された感があるのが利根町や河内町か。

河内町は人口減少率が県内最大。圏央道が県内を通っているもののインターチェンジが町内にないのも一因か。

利根町は、龍ヶ崎市との合併も検討されたが否決されこちらも鉄道・高速ともない状況で交通の便が悪いことから人口が減少している。

 

 

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全国市町村数見直しシリーズ  昇格!降格で市町村数を調整しよう! ⑦福島県

2022-04-12 12:10:16 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

いまだに東日本大震災の影響を引きずる福島県。

避難指示が解除されてきている浜通りに人口増加が見られますが基本的には人口減少傾向が強くなっていて

大震災の影響の大きさがうかがえます。

 

 赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

1 いわき市 332,931 350,237 -4.941
2 郡山市 327,692 335,444 -2.311
3 福島市 282,693 294,247 -3.927
4 会津若松市 117,376 124,062 -5.389
5 須賀川市 74,992 77,441 -3.162
6 白河市 59,491 61,913 -3.912
7 南相馬市 59,005 57,797 2.090
8 伊達市 58,240 62,400 -6.667
9 二本松市 53,557 58,162 -7.918
10 喜多方市 44,760 49,377 -9.351
11 田村市 35,169 38,503 -8.659
12 相馬市 34,865 38,556 -9.573
13 本宮市 30,236 30,924 -2.225
14 西郷村 20,808 20,322 2.391
15 会津美里町 19,014 20,913 -9.080
16 矢吹町 17,287 17,370 -0.478
17 三春町 17,018 18,304 -7.026
18 会津坂下町 15,068 16,303 -7.575
19 石川町 14,644 15,880 -7.783
20 南会津町 14,451 16,264 -11.147
21 猪苗代町 13,552 15,037 -9.876
22 棚倉町 13,343 14,295 -6.660
23 鏡石町 12,318 12,486 -1.346
24 川俣町 12,170 14,452 -15.790
25 桑折町 11,459 12,271 -6.617
26 小野町 9,471 10,475 -9.585
27 大玉村 8,900 8,679 2.546
28 国見町 8,639 9,512 -9.178
29 塙町 8,302 9,157 -9.337
30 新地町 7,905 8,218 -3.809
31 玉川村 6,392 6,777 -5.681
32 泉崎村 6,213 6,495 -4.342
33 浅川町 6,036 6,577 -8.226
34 平田村 5,826 6,505 -10.438
35 西会津町 5,770 6,582 -12.337
36 広野町 5,412 4,319 25.307
37 矢祭町 5,392 5,950 -9.378
38 下郷町 5,264 5,800 -9.241
39 天栄村 5,194 5,611 -7.432
40 中島村 4,885 5,001 -2.320
41 古殿町 4,825 5,373 -10.199
42 只見町 4,044 4,470 -9.530
43 楢葉町 3,710 975 280.513
44 磐梯町 3,322 3,579 -7.181
45 湯川村 3,081 3,206 -3.899
 柳津町 3,081 3,536 -12.868
47 鮫川村 3,049 3,577 -14.761
48 北塩原村 2,556 2,831 -9.714
49 富岡町 2,128 0 −
50 川内村 2,044 2,021 1.138
51 浪江町 1,923 0 −
52 金山町 1,862 2,189 -14.938
53 三島町 1,452 1,668 -12.950
54 飯舘村 1,318 41 3114.634
55 昭和村 1,246 1,322 -5.749
56 大熊町 847 0 −
57 檜枝岐村 504 615 -18.049
58 葛尾村 420 18 2233.333
59 双葉町 0 0 −

 

市=13 町=31 村=15 合計=59

町→村=6 村→町=2

市=13 町=27 村=19

 

浜通りの市町村で帰還が始まっていて人口は大幅に増加。

0なのは双葉町だけに。

広野町は順調に人口回復で町の基準を満たした。

西郷村、大玉村と2村が昇格組に。西郷村は白河市の大玉村は郡山市のベットタウン。

 

本家の相馬市が人口減少している中、南相馬市は、避難解除の関係もあって人口増加。

原町市、小高町、鹿島町が合併した。2016年に避難指示全面解除。

常磐線や常磐道も復興し徐々に賑わいを取り戻している。

相馬野馬追のために馬が200頭余り飼育されている。

 

センバツ出場で話題にもなった只見町。今回の基準だと村への降格組に。

新潟県と隣接しているが、昔から豪雪地帯の難所。

三条市とは、「八十里越」と言われ現在も道路建設中。

魚沼市との道路は冬季閉鎖となるためJR只見線でしか往来が出来なくなる。

阿賀町とは、柳津町、西会津町を経由し大きく迂回しないと辿り着けない。

ダムによる水力発電が財源だ。

 

福島県中通り南部に位置する中島村。

幼稚園は無料で昔から年少の人口率が高い。

中心部の童里夢公園は、村民憩いの場。小室哲哉氏の祖父が出身地という縁から

小室がアレンジしたヨカッペ音頭が流れるカラクリ時計が寄贈された。

 

 

 

 

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全国各都道府県市町村数見直し! ⑥山形県  市や町を降格制度で市町村の適正化を!

2022-04-11 22:59:15 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今回は、山形県です。

前回の国勢調査で全自治体が人口減少と厳しい状況に。

山形新幹線の開通や高速道路の開通が拍車をかけてしまっているのでしょうか!?

 

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

1 山形市 247,590 253,832 -2.459
2 鶴岡市 122,347 129,652 -5.634
3 酒田市 100,273 106,244 -5.620
4 米沢市 81,252 85,953 -5.469
5 天童市 62,140 62,194 -0.087
6 東根市 47,682 47,768 -0.180
7 寒河江市 40,189 41,256 -2.586
8 新庄市 34,432 36,894 -6.673
9 南陽市 30,420 32,285 -5.777
10 上山市 29,110 31,569 -7.789
11 長井市 26,543 27,757 -4.374
12 村山市 22,516 24,684 -8.783
13 高畠町 22,463 23,882 -5.942
14 庄内町 20,151 21,666 -6.993
15 河北町 17,641 18,952 -6.917
16 尾花沢市 14,971 16,953 -11.691
17 川西町 14,558 15,751 -7.574
18 山辺町 13,725 14,369 -4.482
19 遊佐町 13,032 14,207 -8.271
20 白鷹町 12,890 14,175 -9.065
21 中山町 10,746 11,363 -5.430
22 最上町 8,080 8,902 -9.234
23 大江町 7,646 8,472 -9.750
24 三川町 7,601 7,728 -1.643
25 真室川町 7,203 8,137 -11.478
26 小国町 7,107 7,868 -9.672
27 飯豊町 6,613 7,304 -9.461
28 大石田町 6,577 7,357 -10.602
29 朝日町 6,366 7,119 -10.577
30 金山町 5,071 5,829 -13.004
31 舟形町 5,007 5,631 -11.082
32 西川町 4,956 5,636 -12.065
33 戸沢村 4,199 4,773 -12.026
34 鮭川村 3,902 4,317 -9.613
35 大蔵村 3,028 3,412 -11.254

 

市=13 町=19 村=3 合計=35

市→町=4  町→村=1

改正後 市=9 町=22 村=4 合計=35

 

上山、長井、村山の各市はそれぞれ新幹線や高速道の開通がかえって人口減少を招いている例と言えそう。

山形県内だけでなく東北地方で人口最少の尾花沢市。

かつては、中心部に山形交通の鉄路があったが廃線となり廃れていく一方か。

観光地は、銀山温泉。牛やスイカが主な産業。

大企業がないのが厳しいところか。

 

金山町は、全国で4つあったが宮城と岐阜は合併で消滅。

現在は山形と福島に存在する。明治に11村が合併し発足。それ以来合併していない町となっている。

錦鯉の放流やリゾート地があるものの豪雪地帯でもあり人口減少率は山形で最も高くなってしまった。

 

村内を流れる鮭川から名をとった鮭川村。

なめこ栽培が盛ん。商業施設があまりなく隣の新庄市や真室川町に

買出しに出かけるようだ。

 

山形市の受け皿となったこともあり人口減少が最も小幅だった天童市。

意外にも雪が少ない地域で比較的住みやすいようだ。

天童温泉や山寺もあり観光都市でもある。

寒河江、山形、中山、河北、東根各市町と境界変更が行われている。

これだけ境界変更が行われるのも珍しいが飛び地は解消されつつある。

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全国市町村再編!  昇格降格で市町村数を見直そう! ⑤秋田県

2022-04-08 00:07:56 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

秋田新幹線の開通で東京とつながっている秋田県だが、県全体で過疎化に苦しんでいて

人口が増加したのはわずか1のみでした。

 

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

    2020年 2015年 人口増加率(減少率)

1 秋田市 307,672 315,814 -2.578
2 横手市 85,555 92,197 -7.204
3 大仙市 77,657 82,783 -6.192
4 由利本荘市 74,707 79,927 -6.531
5 大館市 69,237 74,175 -6.657
6 能代市 49,968 54,730 -8.701
7 湯沢市 42,091 46,613 -9.701
8 潟上市 31,720 33,083 -4.120
9 北秋田市 30,198 33,224 -9.108
10 鹿角市 29,088 32,038 -9.208
11 男鹿市 25,154 28,375 -11.352
12 仙北市 24,610 27,523 -10.584
13 にかほ市 23,435 25,324 -7.459
14 美郷町 18,613 20,279 -8.215
15 三種町 15,254 17,078 -10.680
16 羽後町 13,825 15,319 -9.753
17 五城目町 8,538 9,463 -9.775
18 八峰町 6,577 7,309 -10.015
19 八郎潟町 5,583 6,080 -8.174
20 小坂町 4,780 5,339 -10.470
21 井川町 4,566 4,986 -8.424
22 大潟村 3,011 3,110 -3.183
23 藤里町 2,896 3,359 -13.784
24 東成瀬村 2,704 2,610 3.602
25 上小阿仁村 2,063 2,381 -13.356

市=13 町=9 村=3 合計=25

市→町=4 町→村=3

新枠組み 市=9 町=10 村=6 

 

鉄道も通っている鹿角市や男鹿市が町に降格。

県庁所在地の秋田でも人口が減少している。

本荘市と旧由利郡の7町が合併した由利本荘市。秋田の10分の1、神奈川の面積の半分という広大な面積の自治体となった。沿岸部と内陸部で積雪量にも差があるため天気予報でも分けられることが多い。

日本で数少ないガス田があり付近では洋上風力発電が進められ沖合開発が行われている。

 

秋田県北部に位置する藤里町は県内人口減少率ワースト1.

面積の4分の1は、白神山地だが山地へのアクセス道路はない。

6つの自治体と隣接しているもののアクセスできるのは能代市と西目屋村のみ。

国道や主要県道もなく陸の孤島のような町になっている。

 

人口が唯一増加したのが東成瀬村。成瀬ダムが着工中で資金的には余裕があり

雇用が増加し、子育て支援も充実してきているようだ。

岩手・宮城と隣接しているものの両県への道は冬季になると閉ざされてしまうようだ。

かつては、西成瀬村もあったが増田町に編入されたのち平成に横手市となった。

 

八郎潟町は昭和の大合併で誕生した町。

人口のピークは、1955年の9000人超。

近隣の五城目町、井川町との合併が検討されたが平成の合併は見送られた。

八郎潟町が所属する南秋田郡は次第に秋田市に吸収されていて将来的には合併もあり得る状況だ。

 

 

 

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全国市町村再考!  降格昇格で市町村の基準を厳格に見直します!  ④宮城県

2022-04-07 23:04:28 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

東北地方の要衝、宮城県です。東北一の都市仙台やその周辺自治体では人口増加していますが、

自然災害のあった場所を中心に人口減少が見られました。

 

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

    2020年  2015年 人口増加率(減少率)

1 仙台市 1,096,704 1,082,159 1.344
2 石巻市 140,151 147,214 -4.798
3 大崎市 127,330 133,391 -4.544
4 名取市 78,718 76,668 2.674
5 登米市 76,037 81,959 -7.226
6 栗原市 64,637 69,906 -7.537
7 多賀城市 62,827 62,096 1.177
8 気仙沼市 61,147 64,988 -5.910
9 塩竈市 52,203 54,187 -3.661
10 富谷市 51,651 51,591 0.116
11 岩沼市 44,068 44,678 -1.365
12 東松島市 39,098 39,503 -1.025
13 柴田町 38,271 39,525 -3.173
14 利府町 35,182 35,835 -1.822
15 亘理町 33,087 33,589 -1.495
16 白石市 32,758 35,272 -7.127
17 大和町 28,786 28,244 1.919
18 角田市 27,976 30,180 -7.303
19 美里町 23,994 24,852 -3.452
20 大河原町 23,571 23,798 -0.954
21 加美町 21,943 23,743 -7.581
22 七ヶ浜町 18,132 18,652 -2.788
23 涌谷町 15,388 16,701 -7.862
24 松島町 13,323 14,421 -7.614
25 丸森町 12,262 13,972 -12.239
26 南三陸町 12,225 12,370 -1.172
27 山元町 12,046 12,315 -2.184
28 蔵王町 11,418 12,316 -7.291
29 村田町 10,666 11,501 -7.260
30 川崎町 8,345 9,167 -8.967
31 大郷町 7,813 8,370 -6.655
32 色麻町 6,698 7,238 -7.461
33 女川町 6,430 6,334 1.516
34 大衡村 5,849 5,703 2.560
35 七ヶ宿町 1,262 1,461 -13.621

市=14 町=20 村=1 合計=35

市→町=1  町→村=1

新枠組み 市=13 町=20 村=2 

 

震災のあった沿岸部の人口減少は緩やかになってきた。

特に女川町は、駅前を中心とした商業の復興が進み人口が増加に転じた。

中村雅俊の生まれ故郷で度々町を訪れ応援しているようだ。

石巻と結びつきが強いが原発マネーで財政には困っていないので合併には消極的。

 

2019年の豪雨被害が大きかった丸森町が宮城での人口減少率ワーストに。

先日の地震で、丸森町や角田市などを通る阿武隈急行が再度運休となり

さらなる人口減少が心配されるところ。

その角田市は唯一の町降格自治体となっている。

 

前回紹介時は、町だった富谷市。ついに昇格を果たしたが人口増加率は鈍化していてこれからが正念場か。

 

栗原郡の9町1村の合併により平成に新設された栗原市。

市の中では、人口減少率が最大に。

2007年にくりはら田園鉄道が廃線に。

2008年に宮城内陸地震、2009年は北朝鮮のミサイル通過。

2011年は台風、2012年は、大雪と合併してからは災害などが相次いでいる。

菅原文太、みなみらんぼう、高橋ジョージ、宮藤官九郎、狩野英孝など芸能人を多く輩出。

 

 

 

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市町村数再考! 降格制度で市町村数の適正化を!  ③岩手県

2022-04-06 20:05:54 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今日は、岩手県。前回の青森県同様「北東北」は過疎化が激しく33ある自治体のうち

増加したのは2でした。

 

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

1 盛岡市 289,731 297,631 -2.654
2 奥州市 112,937 119,422 -5.430
3 一関市 111,932 121,583 -7.938
4 花巻市 93,193 97,702 -4.615
5 北上市 93,045 93,511 -0.498
6 滝沢市 55,579 55,463 0.209
7 宮古市 50,369 56,676 -11.128
8 大船渡市 34,728 38,058 -8.750
9 久慈市 33,043 35,642 -7.292
10 紫波町 32,147 32,614 -1.432
11 釜石市 32,078 36,802 -12.836
12 矢巾町 28,056 27,678 1.366
13 二戸市 25,513 27,611 -7.598
14 遠野市 25,366 28,062 -9.607
15 八幡平市 24,023 26,355 -8.848
16 陸前高田市 18,262 19,758 -7.572
17 雫石町 15,731 16,981 -7.361
18 金ケ崎町 15,535 15,895 -2.265
19 洋野町 15,091 16,693 -9.597
20 山田町 14,320 15,826 -9.516
21 岩手町 12,285 13,692 -10.276
22 一戸町 11,494 12,919 -11.030
23 大槌町 11,004 11,759 -6.421
24 岩泉町 8,726 9,841 -11.330
25 軽米町 8,421 9,333 -9.772
26 平泉町 7,252 7,868 -7.829
27 葛巻町 5,634 6,344 -11.192
28 九戸村 5,378 5,865 -8.303
29 西和賀町 5,134 5,880 -12.687
30 住田町 5,045 5,720 -11.801
31 野田村 3,936 4,149 -5.134
32 田野畑村 3,059 3,466 -11.743
33 普代村 2,487 2,795 -11.020

市=14 町=15 村=4 合計=33

市→町=4

新枠組み 市=10 町=19 村=4 合計=33

 

町から村への降格はなし。今のペースだと西和賀町や住田町や葛巻町は村降格が見えてきている。

沿岸部の人口減少が目立つ。陸前高田市は、鉄路を諦めBRTを導入したがその影響もあるのか!?

 

岩手のほぼ中心部矢巾町は、盛岡市のベットタウンとして滝沢市とともに数少ない人口増加自治体となった。

工業地帯や商業地帯もあり盛岡市矢巾町といった認識かもしれない。

 

山田町も沿岸部の町。大震災の復興に取り組んでいるがJR山田線は、沿岸部区間が三陸鉄道に移管されたためJRは山田の名前だけが残る形に。盛岡~宮古なので盛宮線が妥当??

高さ10メートルという巨大防潮堤が作られたが景観は損なわれてしまった・・・

 

龍泉洞で有名な岩泉町。こちらも豪雨により鉄路はなくなった。

岩泉線廃止後は、宮古駅や小本駅からのバスや盛岡からの高速バスが主なアクセスに。

龍泉洞の水は名水百選にも選ばれコーヒーにすると澄んでいて美味しい。

 

県名と同じ町ながら地味な岩手町。いわて沼宮内駅があり新幹線停車駅にもなっている。

昭和の合併で4村が合併し県名を名乗ることに。

皮肉なことに盛岡へのアクセスが良いこともあって盛岡への人口流出が多いようだ。

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新・市町村数を見直そう!  降格制度適用で自治体の枠組み再考 ②青森県

2022-04-05 18:56:20 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今回は、青森県です。北海道以上に過疎化が厳しく人口が増加している自治体は

40あるうちわずか2でした。

 

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

 市の基準=30000人  町の基準=5000人  

 昇格の場合は人口が増加、降格の場合は人口が減少していること

 

    2020年 2015年 増加率(減少率)

1 青森市 275,192 287,648 -4.330
2 八戸市 223,415 231,257 -3.391
3 弘前市 168,466 177,411 -5.042
4 十和田市 60,378 63,429 -4.810
5 むつ市 54,103 58,493 -7.505
6 五所川原市 51,415 55,181 -6.825
7 三沢市 39,152 40,196 -2.597
8 黒石市 31,946 34,284 -6.820
9 つがる市 30,934 33,316 -7.150
10 平川市 30,567 32,106 -4.793
11 おいらせ町 24,273 24,222 0.211
12 南部町 16,809 18,312 -8.208
13 東北町 16,428 17,955 -8.505
14 五戸町 16,042 17,433 -7.979
15 藤崎町 14,573 15,179 -3.992
16 七戸町 14,556 15,709 -7.340
17 階上町 13,496 14,025 -3.772
18 板柳町 12,700 13,935 -8.863
19 野辺地町 12,374 13,524 -8.503
20 鶴田町 12,074 13,392 -9.842
21 六戸町 10,447 10,423 0.230
22 六ヶ所村 10,367 10,536 -1.604
23 平内町 10,126 11,142 -9.119
24 中泊町 9,657 11,187 -13.677
25 三戸町 9,082 10,135 -10.390
26 鰺ヶ沢町 9,044 10,126 -10.685
27 大鰐町 8,665 9,676 -10.449
28 深浦町 7,346 8,429 -12.848
29 田舎館村 7,326 7,783 -5.872
30 東通村 5,955 6,607 -9.868
31 外ヶ浜町 5,401 6,198 -12.859
32 田子町 4,968 5,554 -10.551
33 大間町 4,718 5,227 -9.738
34 横浜町 4,229 4,535 -6.748
35 蓬田村 2,540 2,896 -12.293
36 今別町 2,334 2,756 -15.312
37 新郷村 2,197 2,509 -12.435
38 佐井村 1,788 2,148 -16.760
39 風間浦村 1,636 1,976 -17.206
40 西目屋村 1,265 1,415 -10.601

市=10 町=22 村=8 合計=40

町→村=4

新枠組み 市=10 町=18 村=12 合計=40

 

市の数は変わらず。村の数が微増という結果に。

概ね適正な基準で収まっているか。おいらせ町、六戸町は合併話もあったが合併せず青森唯一の

人口増加自治体という皮肉な結果に。

 

下北半島や津軽半島といった北部の自治体の人口減少が顕著。

風間浦村や佐井村は青森県内1位、2位の減少率に。

マグロ漁で有名な大間町も減少。村降格相当の人口に。

 

 

津軽平野に位置する田舎館村は、11村が合併。そのうちの1村だった田舎館を名乗ることに。

その後2村も編入しているが人口は緩やかに減少。

稲作中心の村だ。相撲力士を多く輩出している。

 

田子町は、秋田・岩手の県境に位置する南端の町。

こちらも村降格相当となってしまったが、ニンニクの町として有名。

アクセスは、三戸駅からのバスが頼りだ。

田子という町名はアイヌ語が由来との説がある。

 

人口最少は西目屋村。東目屋村は昭和の合併ですでに弘前市内に編入。

東目屋村同様弘前市への合併話があったものの

住民投票で反対がわずかに上回り、単独での村政が続いている。

村唯一の中学校は閉校となり学生は隣の東目屋中に通っている。

隣は秋田県だが白神山地があるためアクセスは困難。

 

 

 

 

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