第９１回箱根駅伝 各大学短評

箱根駅伝が２日間の日程を終了しました。とりあえず各大学の戦いを順位順後ろからカウントダウン方式で振り返ります。

２０位　創価大学

苦戦が予想されたがタスキもつながらずやはり苦しいデビューとなった。今回青山学院も最初は最下位だったエース山口は来年も残るので、勝負できるチームに成長してほしい。

１９位　中央大学

１０区を除けばすべてが順調に進んでいた。１０区のランナーについてはレースにエントリーしてしまった異変に気付かなかった監督が悪いと管理人は考えます。３年連続でやらかしいよいよ出場も危うくなるのでは！？

OP　関東学生連合

予選会１１位の東農大の監督が監督だったようですが「好き勝手走ればいい」と発言した時点でこのような結果は見えていた。持ちタイムがよくてもバラバラではやはりこういう結果になってしまうということ。

１８位　上武大学

タイムが良くても、本番で力を出せない傾向はずっと続いている。予選会通通過を目標にするのではなく本戦を見据えた練習を！！

１７位　神奈川大学

区間上位と下位が極端すぎだった。今年はある程度メンバーも揃っていたが区間配置にやや疑問が残った。ピークも予選会に持ってきたしまったのかなと。けが人も多かった。

１６位　拓殖大学

往路は主力を投入し順調だったが、復路６区でつまづいてから負の連鎖が止まらず。振り返ると留学生不在になった分が復路の選手層に影響してしまったか。

１５位　日本体育大学

下級生中心で挑んだが主力抜けやはり実力不足。６区の山下りでの４位が唯一の収穫か。今回の経験を糧にして一から出直しか。１６位拓殖と同タイムの珍記録こういうときは区間最上位により順位が決まるようです。

１４位　國學院大學

昨日も触れたが区間配置がうまくない。エース不在の大学は他と同じ事したら絶対負けるんですけどね。１４位が定位置なのか９回中５回目の１４位に。

１３位　日本大学

留学生の快走に日本人が足を引っ張るという以前の状態に逆戻り。今日は見せ場もなかった。２日間でも５区以外見せ場なしだった。

１２位　順天堂大学

故障者が例年通り多かった。万全のオーダーであればシードは取れそうな展開ではあった。復路の順天堂の片鱗は見せた。

１１位　帝京大学

例年通り山が良くなく今年は自慢の４区でも撃沈してしまった。９区１０区で反撃もすでに時遅し。今後は、山対策がこの大学のカギになりそう。

１０位　大東文化大学

市田兄弟の貯金をなんとか大ブレーキなくしのぎきった。昨年同様、ブレーキ校がなければ予選通過ならずと薄氷を踏むような展開でした。出来れば市田兄弟がいるうちに上位進出したかったが来年はどうか？

９位　山梨学院大学

２区まで最下位のチームがシードを獲ったのは記憶がありませんが。よくここまで巻き返しました。ポイントはやはり３区日本人エース井上と６区山下りで上手くレースにはいれたのかなと思います。

８位　中央学院大学

復路は、核になる選手が不在で苦しかったがブレーキなく堅実に走り切った。目立ちませんが、この大学の育成能力は素晴らしいものがあります。１年２年の活躍が少なくスカウトが課題。

７位　城西大学

シードの原動力は、村山弟はもちろんのこと苦手の山を上り下りともに一ケタでしのげたのが大きかったのでは？１０区の区間賞には驚きでした。村山抜ける来年エースを育てられるか？

６位　東海大学

こちらも例年通り故障者多かったが、スカウトが良いので下級生も走れるのが強み。シードとなる来年は、調整失敗しなければベスト５入りもありえる。両角監督には普通にやっていただければ十分やれるメンバーのはず。練習はほどほどに・・・

５位　早稲田大学

監督が勇退宣言も盛り上がってたのは日テレさんだけだったんじゃないでしょうか。選手はもう渡辺監督の若いころをしらないわけで選手と監督の距離も開いてしまったのかなーとも感じます。山下りの区間賞以外は見せ場もなく淡々としていましたね。

４位　明治大学

優勝するには最大のチャンスの年だったんですが、往路に偏重しすぎたオーダーで復路は選手が残っていませんでした。往路に偏重するなら１位にならないと意味がない！今回のレースで如実に表れたのではないでしょうか。

３位　東洋大学

今年のメンバーで３位に踏ん張れたのは大きかったのでは。あまり追う展開を経験していないのでそんな経験も今後のことを考えると大きのでは？ただ監督の狂暴化が気になるところ。選手が入りたいと思うかなー。

２位　駒沢大学

仮に５区がのブレーキがなくても追いつけない差になってしまいました。５区と１０区以外はおおむね予定通り。ただ青山が早すぎたのか。監督もあんまり箱根にこだわってない感じもしますけど。山が寒かったので半そでにするとか（参加大学で唯一のランニング姿）対策はしっかりするべきだったでしょう。

１位　青山学院大学

そこそこいい順位になるとは思ってましたがここまでの完勝になるとは。神野の５区コンバートが見事に当たりました。今の駅伝監督の中で原さんが一番優秀なのかなーとも思います。選手との距離が近いからレース中のアクシデントもほとんど皆無ですし、苦手な山も今回つかんだはずなので今後黄金時代の到来も予感します。おめでとうございます！！

現在の５区の距離になった以上は、やはりスペシャリストというよりは走力がありかつ適正のある選手を５区に持ってくるしかない。わかったきたのは、歴代の山の神はみんな低身長で体幹がしっかりしていてフォームがぶれていないということ。他の大学は参考にしてエース級を５区に投入せざるを得ないのでしょうか？今のエース区間は２区でなく５区なのです！！それにより今大会の締めの言葉とさせていただきます。

 

第９１回箱根駅伝 復路結果

第９１回箱根駅伝 往路結果＆各大学短評

新年の風物詩箱根駅伝は明け方の雪で路面状態が心配されましたが、時間が経つにつれコンディションも上がりまずまずの環境で行われました。

結果をお届けします

 

区間順位(学連含む)
　　　　1区2区3区4区5区
01 青学 02 03 05 01 01 　

よほど５区に自信があったようだ。新山の神出現で明日も盤石化か

02 明治 03 05 02 03 06 　

着実に走ったがはまった区間もなかった。往路でメンバー使い復路は守りのレースか。
03 東洋 04 01 06 04 12

２区で一時トップに立つもやはり人材不足は否めなかった。復路でメンバー残しわずかに望みあり
04 駒澤 01 04 01 02 18

山での失速に尽きる。驕りと過信があったのかなーとしか思えませんが。復路優勝は狙える 
05 中学 05 11 04 16 03

主力が期待通りの走り久々の往路上位フィニッシュ。復路はメンバー弱いが余裕はある。
06 早稲 11 06 08 09 11

２年ぶりの山が期待外れ。優勝は絶望か。監督が勇退宣言すること自体お門違いと思います。 
07 東海 12 07 12 14 05

２区と５区の主要区間でしっかり走りシード圏内キープ。心配なのはブレーキだけ。

08 城西 16 02 10 19 10

東海同様２区と５区で粘るも選手層の薄さは否めずもう少し貯金したかった。どうにか粘りたい
09 大東 09 10 14 17 04

市田弟が兄の不振をカバー。最初から山にすればよかったのに、６区すんなりならシード有望 
10 中央 10 09 16 13 07

復路にメンバー残しておりこの位置ならシードは確保出来そうか。心配された山を踏ん張った
11 拓殖 08 13 15 11 08

スタミナ勝負で各区間１０位前後とらしい展開。復路やや苦しいが他校の自滅を待つ。 
12 日大 18 20 09 21 02

キトニーリベンジも、序盤で遅れすぎた。メンバー的にシードは苦しいか。 
13 学連 17 15 13 15 09

１区東農大の遅れは痛かったがでそれなりに走った。流経の吉村も最後の箱根見事でした

 
14 山学 21 19 03 12 13

オムワンバ欠場で２区まではボロボロの展開も日本人エース井上の走りで復活シードの可能性残す15 神大 06 08 19 05 19

またも山で失敗。適正ない限りは持ちタイム的に厳しいと思いましたが。ここ数年かみ合わない 
16 順大 07 12 18 06 17

主力２人の欠場がそのまま順位に表れてしまった。調整ミス多いので考え直してみては？
17 帝京 15 17 07 20 14

得意の４区で大失速。復路強いがさすがに差が大きすぎるか。
18 日体 19 14 11 18 20

苦戦予想されたが、山を走れる走力の選手を準備できなかったのがすべてでしょう。
19 上武 20 16 17 07 16

毎度のことながら駅伝になると持ちタイムの走りが出来ない。鍛えなおさないと！ 
20 國學 14 18 21 08 15

一昨年あたりから区間配置が謎なんですよね・・・もっと出来るはずなのですが。
21 創価 13 21 20 10 21

１区エース山口投入でそれなりにレースは出来ていたか。明日は繰上げ阻止それに尽きるか。

２位以下の差を考えるとどう考えてもメンバー的にも青山学院の初優勝で間違いないでしょう。あんまりブレーキしないチームですし。優勝の可能性残すのは、東洋さらにかすかな望みで駒沢か。いずれにしても２位以下のチームは優勝を目指すか現実的に２位を目指すかで展開が変わってきそうな感じもします。シード争いは、７位東海から１４位の山梨学院あたりまでか。復路のメンバーからすると東海、中央は安全圏かな。城西、大東は苦しそうなのでそこを絡めてうまくいけば帝京あたりもシード争い絡んでくるかもしれません。

第９１回箱根駅伝直前予想！！ あけましておもでとうございます。

あけましておめでとうございます！！

さて、更新がしばらく止まってしまいましたが今年もやります！！箱根駅伝１，２，３日と三が日通しで箱根駅伝情報をお届けしていきます。

今日は、区間エントリーを踏まえて各大学の選手能力を数値化。さらに、山補正、監督補正を踏まえてポイント制で順位を予想していきます。なお、同ポイントの場合は管理人の独断で順位を決しております。

１位　駒沢大学　　　　選手　４４P　山補正　５P　監督補正４P　　計５３P

２位　青山学院大学　　選手　３８P　山補正　３P　監督補正５P　　計４６P

３位　早稲田大学　　　選手　３９P　山補正　５P　監督補正２P　　計４６P

４位　明治大学　　　　選手　４０P　山補正　２P　監督補正３P　　計４５P

５位　東洋大学　　　　選手　３５P　山補正　２P　監督補正５P　　計４２P

６位　山梨学院大学　　選手　３６P　山補正　３P　監督補正３P　　計４２P

７位　東海大学　　　　選手　３３P　山補正　４P　監督補正１P　　計３８P

OP　　関東学生連合　　選手　３１P　山補正　４P　監督補正０P　　計３５P

８位　中央学院大学　　　選手　２７P　山補正　３P　監督補正４P　　計３４P

9位　帝京大学　　　　選手　２８P　山補正　１P　監督補正４P　　計３３P

１0位　國學院大學　　　選手　３０P　山補正　２P　監督補正１P　　計３３P

 

11位　拓殖大学　　　　　選手　２６P　山補正　４P　監督補正3P　　計３3P

 

１２位　日本大学　　　　選手　２７P　山補正　３P　監督補正２P　　計３２P

１３位　順天堂大学　　　選手　２６P　山補正　３P　監督補正３P　　計３２P

１４位　日本体育大学　　選手　２４P　山補正　１P　監督補正５P　　計３０P

１５位　中央大学　　　　選手　２９P　山補正　１P　監督補正０P　　計３０P

１６位　城西大学　　　　選手　２７P　山補正　０P　監督補正２P　　計２９P

１７位　大東文化大学　　選手　２４P　山補正　２P　監督補正３P　　計２９P

１８位　神奈川大学　　　選手　２６P　山補正　０P　監督補正２P　　計２８P

１９位　上武大学　　　　選手　２４P　山補正　１P　監督補正０P　　計２５P

２０位　創価大学　　　　選手　２０P　山補正　２P　監督補正１P　　計２３P

駒沢がダントツのポイントで久々の優勝予想。青山学院は、躍進の２位予想。ディフェンディンチャンピオン東洋は山を任せられる選手不在の上、戦力的にも厳しいか。今回初登場の関東学生連合は、選手の基礎ポイント高いものの、参考記録となる故実際はそのようにはいかないはず。ノーシードから山梨学院、東海、中央学院、のシード確保を予想。苦戦予想の拓殖は９位予想で踏ん張れるか。日体大をはじめ大東大、日大と山に不安のある大学がノーシード陥落の予想。８位予想中央学院から１７位予想大東文化大まで５ポイントしか差がないため今年もシード争いは大混戦か。初出場創価大は、選手ポイントで水をあけられておりまずは、着実にタスキをつなぎたいところ。

注目の箱根駅伝！今から楽しみです！！