済美、宇和島東、松山商、小松、西条など有名どころがここ３年は不振。新たな傾向はいかに？？
松山聖稜 ２０－１５ +５
今治西 １４－２０ -６
新田 １０－１９ -９
帝京五 １０－１４ -４
川之江 ６－１１ -５
松山東 ６－５ +１
勢いがあるのは、初出場を果たした松山聖稜と帝京五の両私立。帝京五は、監督交代後急速に成績向上し要注意。
同じく私立の新田は前哨戦型で夏になると眠ってしまうので考慮したい。
公立でリードするのは今治西か。ただ成績がやや下降気味で気がかり。川之江のほうがここ最近好調で前哨戦次第で狙いたい。
愛媛屈指の進学校松山東は３年前にブレーク。捲土重来を期待したい。
昨年の夏季大会終了時点での高校別勝敗を取りまとめましたので公開いたします。
順位 高校名 出場回数 試合数 勝利 敗北 引き分け 勝率
| 1 | 作新学院 | ⑬ | 319 | 248 | 71 | 0.777 | |
| 2 | 佐野日大 | ⑥ | 178 | 132 | 46 | 0.742 | |
| 3 | 文星芸大附 | ⑩ | 296 | 218 | 78 | 0.736 | |
| 4 | 宇都宮南 | ⑤ | 124 | 88 | 36 | 0.710 | |
| 5 | 宇都宮工 | ④ | 268 | 188 | 80 | 0.701 | |
| 6 | 青藍泰斗 | ① | 162 | 111 | 51 | 0.685 | |
| 7 | 國學院栃木 | ① | 179 | 122 | 56 | 1 | 0.682 |
| 8 | 白鴎大足利 | ③ | 160 | 107 | 53 | 0.669 | |
| 9 | 小山 | ④ | 212 | 139 | 72 | 1 | 0.656 |
| 10 | 足利工 | ⑥ | 248 | 160 | 88 | 0.645 | |
| 11 | 小山西 | ① | 81 | 51 | 30 | 0.630 | |
| 12 | 鹿沼商工 | ② | 211 | 131 | 78 | 2 | 0.621 |
| 13 | 宇都宮商 | ① | 236 | 145 | 90 | 1 | 0.614 |
| 14 | 宇都宮北 | 84 | 48 | 36 | 0.571 | ||
| 15 | 大田原 | 199 | 111 | 88 | 0.558 | ||
| 16 | 栃木翔南 | ① | 72 | 40 | 32 | 0.556 | |
| 17 | 栃木商 | 197 | 109 | 87 | 1 | 0.553 | |
| 18 | 栃木工 | 122 | 67 | 55 | 0.549 | ||
| 19 | 栃木 | ① | 191 | 101 | 90 | 0.529 | |
| 20 | 足利 | 160 | 84 | 76 | 0.525 | ||
| 21 | 小山南 | 77 | 39 | 38 | 0.506 | ||
| 22 | 足利工大付 | 111 | 56 | 55 | 0.505 | ||
| 23 | 那須清峰 | 113 | 57 | 56 | 0.504 | ||
| 24 | 宇都宮 | ① | 187 | 93 | 94 | 0.497 | |
| 25 | 鹿沼 | 117 | 58 | 59 | 0.496 | ||
| 26 | 真岡 | 186 | 92 | 93 | 1 | 0.495 | |
| 27 | 黒磯 | ① | 130 | 63 | 67 | 0.485 | |
| 28 | 矢板中央 | 82 | 38 | 44 | 0.463 | ||
| 29 | 宇都宮清陵 | 59 | 27 | 32 | 0.458 | ||
| 30 | 烏山 | 159 | 71 | 87 | 1 | 0.447 | |
| 31 | 佐野松櫻 | 85 | 37 | 47 | 1 | 0.435 | |
| 32 | 宇都宮東 | 95 | 41 | 54 | 0.432 | ||
| 33 | 石橋 | 131 | 56 | 75 | 0.4275 | ||
| 34 | 高根沢 | 89 | 38 | 50 | 1 | 0.4270 | |
| 35 | 茂木 | 117 | 48 | 69 | 0.410 | ||
| 36 | 真岡工 | 77 | 31 | 46 | 0.403 | ||
| 37 | 上三川 | 55 | 22 | 33 | 0.400 | ||
| 38 | 小山北桜 | 84 | 32 | 52 | 0.381 | ||
| 39 | 佐野 | 141 | 53 | 88 | 0.376 | ||
| 40 | 足利南 | 64 | 24 | 40 | 0.375 | ||
| 41 | 鹿沼東 | 54 | 20 | 34 | 0.370 | ||
| 42 | 黒羽 | 84 | 30 | 54 | 0.357 | ||
| 43 | 栃木農 | 107 | 38 | 69 | 0.355 | ||
| 44 | 今市工 | 81 | 28 | 53 | 0.346 | ||
| 45 | 黒磯南 | 62 | 21 | 41 | 0.339 | ||
| 46 | 那須拓陽 | 106 | 35 | 71 | 0.330 | ||
| 47 | さくら清修 | 97 | 31 | 66 | 0.320 | ||
| 48 | 宇都宮白楊 | 129 | 41 | 88 | 0.318 | ||
| 49 | 壬生 | 77 | 24 | 53 | 0.312 | ||
| 50 | 矢板東 | 68 | 21 | 46 | 1 | 0.309 | |
| 51 | 今市 | 101 | 30 | 71 | 0.297 | ||
| 52 | 矢板 | 101 | 29 | 72 | 0.287 | ||
| 53 | 日光明峰 | 92 | 26 | 66 | 0.283 | ||
| 54 | 足利清風 | 75 | 21 | 54 | 0.280 | ||
| 55 | 真岡北陵 | 93 | 22 | 71 | 0.237 | ||
| 56 | 益子芳星 | 50 | 10 | 40 | 0.200 | ||
| 57 | 小山高専 | 58 | 9 | 49 | 0.155 | ||
| 58 | 馬頭 | 79 | 12 | 67 | 0.152 | ||
| 59 | 那須 | 60 | 9 | 51 | 0.150 | ||
| 60 | 鹿沼南 | 54 | 8 | 46 | 0.148 | ||
| 61 | 佐野東 | 7 | 1 | 6 | 0.143 | ||
| 61 | 宇都宮短大付 | 7 | 1 | 6 | 0.143 | ||
| 63 | 幸福学園 | 7 | 0 | 7 | 0.000 |
大きな順位変動はありませんでした。7年前の新参戦組3校がまたもワーストで3校並ぶ形になりました。
他の地域では私立の躍進が著しいですがここは、例外的に私立が揃って冴えないため老舗公立が持ち回りで台頭してきている。
英明 ７－２８ -２１
高松商 １８－１３ +５
丸亀城西 ２０－９ +１１
三本松 １４－１２ +２
大手前高松 １２－１２ ±０
小豆島 １－１２ -１１
観音寺中央 ６－５ +１
監督交代で凋落した尽誠、学校のゴタゴタで弱体化の香川西、もとから冴えない寒川この私立３校が入っていない時点で
香川大会の戦国ぶりがうかがい知れる。
そんな中次なるエースを目指す英明。一度２連覇は果たしたものの夏は勝てずブランクは６年空いてしまった。
古豪高松商は、復活を期すも夏に関してはいまだあと一歩届かない。坂出商、丸亀に先を越されてしまっている。
丸亀城西は地味ながらも夏に結果を残していてソロソロ感が漂う。
三本松は、春に続き夏も復活を果たした。ただ地域柄継続しての好成績は難しいか。同タイプは小豆島。こちらも継続しての好成績は難しいので前哨戦で見極めたい。
まだ未出場の私立大手前高松だが、こちらもなかなか浮上のきっかけを掴めていない。
選抜優勝経験ありの観音寺中央も時折上位進出の力はあるので注意が必要。
基準達成はわずか４校。戦国地区であるが故に継続して好成績を挙げるのがなかなか難しいようですが・・・
宇部鴻城 ２３－３１ -８
下関国際 ２１－８ +１３
宇部商 １１－１０ +１
早鞆 ０－１４ -１４
ここ３年間で最も安定しているのは宇部鴻城。ベスト８に入れなかったのはわずか３回となっている。
ただ２年連続準優勝と嫌な呪縛が残ってしまった。
今夏初出場の下関国際は、割と夏に強く前哨戦冴えなくても要注意か。
山口の強豪宇部商も力を残すが、下関商、岩国商同様前哨戦と比例せず読みづらい。
他実業系は下関中央工と下関工が合併の下関工科をはじめ定期的出場南陽工、初出場を目指す徳山商工にも注目したい。
早鞆は、大越監督の就任で力付けるもやはり悲運のエース故か大一番に弱い。
★第４会場（すべて国学院栃木G）
◎１回戦
那須・馬頭・益子・足南 １－１１ 足利工大附
＜６回コールド＞
宇都宮白楊 ３－１７ 国学院栃木
＜６回コールド＞
宇都宮短大附 ７－３ 足利工
＜８回降雨コールド＞
◎準決勝
烏山 ０－６ 足利工大附
国学院栃木 ５－０ 宇都宮短大附
◎決勝
足利工大附 ５－８ 国学院栃木
私立３校の争いとなったが順当に国栃が勝ち上がった。
4校連合は新入生を増やして春には単独チームで挑みたいところ。
基準達成は少なめの４校でした。
広島新庄 ３４－２５ +９
広陵 ２６－２０ +６
如水館 １１－１４ -３
崇徳 ６－１４ -８
広島新庄が連覇し新たな広陵への対抗馬に。広陵も相変わらずの強さで新たな２強を形成。
如水館は一時期の勢いはなく２校からやや遅れをとっている。
崇徳は、勝負弱さがすっかり板につき強かったころの面影はない。
★第３会場
◎１回戦（栃木工G）
那須清峰 ２－１０ 栃木工
＜７回コールド＞
黒磯南 ０－７ 高根沢
＜７回コールド＞
◎準決勝（白鷗大足利G）
白鷗大足利 １４－４ 足利清風
＜７回コールド＞
栃木工 ７－４ 高根沢
◎決勝
白鷗大足利 ３－１ 栃木工
決勝戦は接戦となったものの順当に白鷗大足利がシードに。
栃木工は、打線好調も好投手相手にどう戦うか課題が残った。
対象は、６校。本命が勝つのが難しい地区のひとつ。積極的に穴を狙いたいところ。
開星 ２０－１６ +４
大社 １８－１４ +４
立正大淞南 １４－１６ -２
益田東 １２－１７ -５
石見智翠館 １８－７ +１１
大東 １２－９ +３
開星は、発言で物議を醸したピカソ監督の引退でやや弱体化。再度島根の戦国化に貢献。
立正大湘南は、内弁慶ならぬ外弁慶ぶりでまずは県内を勝ち抜きたい。
石見智翠館は、戦績にムラがあり前哨戦はアテにならないだろう。しいて言えば連続優勝は滅多にない
益田東は２０００年以来甲子園が遠ざかったままだが力はあるので依然注意。
公立勢では、浜田が苦戦中。代わって大社が復活の気配。
郡部の大東も健闘している。同じ郡部では島根中央あたりも続きたい。
★第２会場（全試合青藍泰斗G）
◎１回戦
壬生 １－８ 小山西
＜７回コールド＞
宇都宮 １－５ 青藍泰斗
◎準決勝
栃木農 ５－７ 小山西
＜延長１０回タイブレーク＞
矢板 ２－８ 青藍泰斗
◎決勝
小山西 ０－１０ 青藍泰斗
＜５回コールド＞
初戦の宇都宮戦以外は概ね順当に勝ち上がった青藍泰斗がシードに。
小山西は、タイブレークの末しぶとい栃木農を破ったが青藍に大敗。
壬生は連敗が２４となり休部中の日光を抜き単独ワースト３位に。
人口および参加校数全国最少ながら私立と公立の差がなく少数激戦となっている。
鳥取城北 ２０－２８ -８
境 ２０－２３ -３
鳥取西 １８－１２ +６
米子松蔭 ２４－３ +２１
米子西 ６－１４ -８
米子東 １２－８ +４
私立は、鳥取城北、倉吉北、米子北、米子松蔭の４校。鳥取城北は野球留学で常連化を目論むもなかなかポカが多くなかなかうまくいっていない。倉吉北はかつて強化していたが不祥事もあり現状強化は辞めてしまったようだ。米子北に至っては夏未出場だ。旧米子商の米子松蔭は、今夏出場したことで変われるか。
一方の公立勢。戦前からの伝統校鳥取西、米子東は依然一定の勢力を保つ。
境は、ムラがあるものの定期的には出場を果たしている。
米子西は数少ない未出場校。
夏が終わると儚くもすぐに新チームのシーズンに入ります。恒例の交流戦。この結果により秋の大会のシードが決まります。
★第１会場
◎１回戦（宇工G）
佐野 ０－１０ 小山南
宇都宮工 ６－１ 宇都宮北
（上三川G）
那須拓陽 １３－１２ 茂木
◎準決勝（作新G）
作新学院 ８－０ 小山南
＜７回コールド＞
宇都宮工 ６－５ 那須拓陽
◎決勝
作新学院 ７－０ 宇都宮工
＜７回コールド＞
作新学院が準決勝からの登場２試合とも無失点コールドで新チームでも層の厚さを見せつけた格好。昨年、公式戦一度も勝てなかった佐野と茂木は今年も苦しくなりそうだ。
岡山の対象は７校。常連の岡山理大付が入らず過渡期を迎えているようだ。
創志学園 ３４－２２ +８
おかやま山陽 ２０－８ +１２
倉敷商 １２－１３ -１
玉野光南 １６－７ +９
関西 ８－１４ -６
玉島商 ２－１６ -１４
倉敷工 ０－１２ -１２
岡山の新盟主になりそうな創志学園。ようやく夏初出場は果たすも今年決勝で再試合で敗れるのを見るとまだまだ勝負弱さも同居しているようだ。
その山陽を破ったおかやま山陽。ダーティーなイメージも消えつつあり、新たな２強となっていくのか。
新興私立に待ったをかけたい公立の伝統校が追う。玉野光南は、昨年の王手からの大逆転負けで暗雲漂う。
連続出場を果たした倉敷商も一時期の勢いはない。
玉島商や倉敷工は、完全な前哨戦型のようだ。
ここのところ新興勢力に押され気味の関西も巻き返したい。
和歌山は意外に多い７校が対象に。智辯和歌山がかつての無敵状態ではないものの依然優位を保っている。
智辯和歌山 ３０－２６ +４
市和歌山 ２２－８ +１４
和歌山東 １２－１５ -３
箕島 １６－９ +７
和歌山商 １０－９ +１
紀央館 １２－６ +６
高野山 ０－１１ -１１
智辯和歌山中心と言っていいが、後を追随する勢力はバラエティ豊か。
市和歌山は、ここ４年智弁と甲子園を分け合っていて夏は無視できない存在に。
和歌山東は、和歌山商から監督が異動し一挙強豪化。まずは一度甲子園に出たいところ。
尾藤スマイル復活の箕島ももう一回鉄が熱いうちに出たいところ。
和歌山商も依然勢力を保っていて見逃せない存在。
紀央館は、上位食いが多いがポカが多いのも魅力なのか。校名変更後初の甲子園を狙う。
高野山は、秋だけポッと出るタイプ。
選手権出場経験は、全国最少の６校しかない。長年にわたりこの２校の争いが続いている。
天理 ３８－１９ +１９
智弁学園 ２０－３１ -１１
奈良大付 １６－１４ +２
高田商 ７－１５ -８
天理は、元プロ監督に交代し見事に復活を遂げた。
智弁も２強と言われるだけあって天理と争う。
なかなか出場ならないのが奈良大付。近年では２０１３年の大チャンスに桜井に初出場をさらわれた。
かつては、２強に割って入ったのが郡山だったが監督勇退で弱体化。高田商が選抜出場も果たし奮闘している。
鳴門の連覇が崩れたため、こちらに初登場の徳島大会。少数ながら実力は偏っていて絞れそうだ。
鳴門 ２８－１９ +９
鳴門渦潮 ２６－１４ +１２
生光学園 １２－１７ -５
城南 １２－１６ -４
富岡西 ８－８ ±０
川島 ６－１０ -４
徳島商 ０－１６ -１６
今年は、たまたま谷間世代だった鳴門。基本的には、鳴門と思っていたほうがいいのかな。
統合後初の甲子園を決めた鳴門渦潮。本当の勝負はここからか。
そしていつまでたっても決められない生光学園。監督でも変えない限りは前哨戦だけで終わりそう。
地味ながらもポイントを稼いでいる城南。こちらも公立のため前哨戦を見極めたい。
郡部ながらも頑張っている富岡西、川島は、現実的には選抜狙いか。
かつての、大本命徳島商は、勝負強さが鳴りを潜めその座を鳴門から取り返せずにいるようだ。こちらもきっかけがほしいところ。
