きのきのTimeees!

スポーツ・音楽・趣味の旅行ネタなど自己満足的に更新してます、少し頭の隅に覚えて頂ければ幸いです。わくのい通信から改名!

アジアリーグアイスホッケー  日曜日の3試合の結果

2010-11-29 22:39:07 | アイスホッケー
アジアリーグアイスホッケーは、日曜日に3試合行われました。結果を振り返ります。


▼アニャン

アニャンハルラ     1-3     王子イーグルス

決勝点・・・佐藤 翔

MVPP  1.キャラー   2.春名    3.キム・ウォンジェ

第1ピリオド開始早々ペナルティを連続で犯し、3人対5人のキルプレーから始まったイーグルスは全員でこのピンチを脱する。その後、試合は膠着状態が続いたがそれを打ち破ったのもイーグルスだった。第2ピリオド終了間近の19分にFW佐藤が待望の先制点を挙げる。
第3ピリオドはイーグルスが1点リードのまま緊張した試合展開となったが、17分に本日2度目のパワープレーのチャンスを得たイーグルスが、DFキャラーのゴールで2点差とする。試合時間残り2分30秒となったところでハルラは、GKオム・ヒョンスンをあげ、6人攻撃を仕掛ける。しかし、逆に、イーグルスFW齊藤哲にエンプティーネットを決められて、万事休す。その後、ハルラは1点を返すが、イーグルスが接戦を制し2連勝。
イーグルスGK春名は33セーブ1失点、ハルラGKオム・ヒョンスンは26セーブ2失点だった。


▼釧路

日本製紙クレインズ     6-1    東北フリーブレイズ

決勝点・・・佐藤 博史   ハットトリック・・・小原 大輔


MVPP  1.小原    2.西脇    3.石川

昨日の敗北を引きずりたくないクレインズ。今日は最初から、アタッキングゾーンに放り込んでフォアチェックをかける、本来の形でスタート。そうして流れをつかんだ4分、FW佐藤がゴール右の角度の無いところから押し込んで、クレインズが先制。続く5分にはFW小原がほぼ正面から叩き込むと、その直後にはFW西脇が放り込んで、あっという間に3点のリードを奪う。たまらずフリーブレイズはタイムアウトをとって建て直しを図るが、さらに8分にも小原のミドルシュートが決まって4点差。9分過ぎからクレインズに反則が連続し、フリーブレイズは4度のパワープレーを得たが、効果的な形を作れずに第1ピリオドが終了。
第2ピリオドに入り、フリーブレイズはGKを橋本から酒井に変えたが、クレインズの攻勢は続く。10分にアタッキングゾーンでのターンオーバーからFW飯塚がゴールを挙げると、13分にはキルプレーながら、小原がハットトリックとなるショートハンドゴール。フリーブレイズは17分、この日7回目のパワープレーでようやくFWマルヘレンのゴールが生まれたが、このあとチャンスらしいチャンスは生まれず。
第3ピリオドでは双方に反則が相次ぎ、やや荒れた展開になるかと思われたが、終始クレインズがペースを握り、昨日の完敗を、完勝で取り返した。
ブレイズの連勝は8でストップ。フリーブレイズFW田中豪は15試合連続ポイント。フリーブレイズGK橋本は10セーブ4失点、酒井は12セーブ2失点。クレインズGK石川は32セーブ1失点だった。




▼上海

チャイナドラゴン     0-5     日光アイスバックス

決勝点・・・福澤 直哉    完封・・・福藤 豊


MVPP   1.福藤    2.内山    3.福澤


このカードの最終戦はバックスの快勝だった。
第1ピリオド11分のパワープレーのチャンスにDF福沢が決めて先制すると、第2ピリオド1分にFW篠原、2分にFW塚田の連続ゴールが生まれ、バックスが試合を優位に進める。
第3ピリオドに入ってもバックスの勢いは止まらない。6分にFW内山がショートハンドゴールを決め、4点差とする。その後、相次ぐキルプレーを守りきったバックスは試合終了間際の18分にFW田川が嬉しいアジアリーグ初ゴールを挙げ、ドラゴンに圧勝した。
バックスは5連勝、GK福藤は20セーブで今シーズン2度目の完封。ドラゴンGKアブラモフは28セーブ5失点だった。



パワープレー成功率

1.王子イーグルス    31.37
2.東北フリーブレイズ  30.85
3.日本製紙クレインズ  25.00
4.アニャンハルラ    24.36
5.チャイナドラゴン   18.97
6.日光アイスバックス  18.07
7.HIGH1        17.33


ショートハンド防御率

1.日本製紙クレインズ   86.49
2.東北フリーブレイズ   81.08
3.王子イーグルス     81.01
4.HIGH1         76.47
5.アニャンハルラ     74.24
6.日光アイスバックス   71.60
7.チャイナドラゴン    58.49

日本国内のクレインズ、イーグルス、ブレイズがパワープレーで強さを発揮。特にブレイズは、戦力が充実しスペシャルプレーでの好成績が今季の成績にも結び付いている。一方今まで外国人中心のセットで強さを発揮してきたハルラとHIGH1が不振。特にHIGH1は、得意のパワープレーが最下位と今季の外国人がいまひとつ戦力になっていない模様。


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アジアリーグアイスホッケー  木曜日と土曜日の試合 4試合まとめて

2010-11-28 21:59:59 | アイスホッケー
アジアリーグアイスホッケーは、上海遠征がスタートしたバックスが木曜日と土曜日に2試合を含む計4試合が行われました。結果です。


▼上海

チャイナドラゴン     2-3     日光アイスバックス
            (OT)

決勝点・・・内山 朋彦

MVPP   1.内山    2.ジャン・ウェイヤン   3.鈴木


調子を上げてきたバックスの中国遠征初戦。昨季は上海でドラゴンにシーズン唯一の勝利を献上しているだけに、プレーオフ争いのためにはバックスにとっては負けられない一戦。
ドラゴンはこの試合からFWカルコツキーが再び戦列に戻り、第1セットはベラルーシ人5人のセットが復活した。
第1ピリオド11分にバックスはFW鈴木のパワープレーゴールで先制したが、直後の12分にFWジャン・ウェイヤンがこれまたパワープレーゴールを決めて同点とした。
互角の戦いを見せる両チームだが、第2ピリオド8分にはジャン・ウェイヤンのこの試合2度目のパワープレーゴールでドラゴンが逆転に成功する。
このまま試合は進み、ドラゴンの今季初勝利かと思われた第3ピリオド17分、バックスはFW内山のゴールで土壇場ですると、延長4分にも再び内山が決めて、何とか逆転勝ちを収めた。
バックスGK福藤、ドラゴンGKアブラモフともに29セーブ。シュート数では1本ドラゴンが上回った。ドラゴンが相手チームをシュート数で上回ったのは今季初めて。
バックスは3連勝。ドラゴンは今季2回目の勝点獲得で、いずれもバックス戦。


▼アニャン

アニャンハルラ     2-3    王子イーグルス
            (OT)

決勝点・・・川島 誠

MVPP  1.川島    2.イ・クォンジェ    3.三田村


最初に主導権を握ったのはハルラ。第1ピリオド6分にフェイスオフからFWソン・ドンファンが決めて先制すると、13分にはDFからのシュートリバウンドをFWイ・クォンジェが叩いて追加点を挙げた。
しかし第2ピリオドに入って徐々にペースをつかんだイーグルスは9分にFW三田村のゴールで1点を返すと、第3ピリオド1分にはFW小川将が相手DFをブラインドにしたシュートを放って同点とした。
試合は同点のまま延長戦に突入。第3ピリオド終了間際にパワープレーを得たイーグルスは、延長開始早々にDF川島の逆転ゴールで決着をつけた。
イーグルスGK春名は35セーブ2失点、ハルラGKオム・ヒョンスンは30セーブ3失点だった。
首位ハルラの連勝は5でストップ。




▼釧路

日本製紙クレインズ      1-4     東北フリーブレイズ

決勝点・・・マルヘレン

MVPP  1.マルヘレン    2.河合 卓   3.橋本

試合開始17秒で早々にペナルティを犯したクレインズ。最初のキルプレーは無難に乗り切ったものの、4分、ブレイズに隙を突かれて陣形を崩されると、FWマルヘレンに決められて先制を許す。さらに第1ピリオド中盤からはペナルティの連続。キルプレーが終わったかと思えばまたペナルティ、キルプレーの間にもまたペナルティ、といった具合で、9分過ぎからなんと6つものペナルティを犯し、第1ピリオド後半はほとんどクレインズのキルプレー状態。しかし3人対5人のキルプレーだけでも3度あった中で、追加失点を1失点に抑えて、なんとか試合の体裁を保った。
第2ピリオドでペナルティは減ったものの、双方互いにチャンスらしいチャンスを迎えることなく、試合は第3ピリオドへ。
4分、クレインズFWユールが、相手に倒されながらもゴールにねじこんで1点差とする。これで試合の流れがクレインズに傾くかと思われた直後。アイシングによってセット交替ができなかったクレインズに対して、ブレイズの第1セットがフェイスオフを奪うと、そのままゴール前へ。最後はFW河合卓が押し込んで2点差に戻すと、8分にはクレインズDFがディフェンディングゾーンからのクリアをもたつく間にパックを奪い、FW樫野が叩き込んで3点差。その後は双方チャンスらしいチャンスを迎えることなく試合は終了した。
ブレイズは8連勝。2点目を決めたFW田中豪は14試合連続ポイント。GK橋本は24セーブ1失点。クレインズGK石川は31セーブ4失点だった。






▼上海

チャイナドラゴン    1-3    日光アイスバックス

決勝点・・・内山 朋彦

MVPP  1.ローチフォルト   2.福藤    3.コフシク



第1ピリオドは押し気味に進めたドラゴンは、第2ピリオド6分、FWコフシクがショートハンドゴールを決めて先制する。
しかしプレーオフ争いに残るためにはこれ以上ドラゴン相手に勝点を失うことができないバックスは、第3ピリオドに入ってようやく反撃開始。1分にDFローチフォルトのゴールで同点とすると、続く2分にはパワープレーのチャンスにFW内山が決めて逆転に成功。6分にもキャプテンのFW鈴木が追加点を挙げて、ドラゴンを突き放した。
バックスGK福藤は21セーブ1失点、ドラゴンGKアブラモフは32セーブ3失点だった。

   
  

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アジアリーグアイスホッケー  日曜日の3試合の結果

2010-11-24 19:35:12 | アイスホッケー
アジアリーグアイスホッケーは、昨日と同じカードで日曜日3試合が行われました。

日光では、実に7年ぶりのとちぎテレビ中継復活試合でした。


▼苫小牧

王子イーグルス      4-6     日本製紙クレインズ

決勝点・・・飯村 善則

MVPP  1.飯村    2.小窪    3.久慈


約1,900人の観衆を集めて行われた注目の北海道ダービーの2戦目は、序盤から試合が動いた。
第1ピリオド2分、ともに第3セットのファーストシフトで、クレインズDFの戻りが遅れた隙をついて、FW今がゴールを挙げ、今日もイーグルスが先制。しかし4分にイーグルスDFがこの日最初のペナルティを犯すと、このパワープレーでクレインズがFW飯村のミドルシュートで同点とする。さらに9分、イーグルスにペナルティが連続して、クレインズにまるまる2分間の5人対3人のパワープレーのチャンスが到来。ここでクレインズはDF梁取が強烈なロングシュートを浴びせて2点目とすると、13分にはFW小窪がGKと1対1になり、右脇を抜く見事なゴールで2点のリードを奪う。
第2ピリオドに入って7分、今度はイーグルスに4分間のパワープレーのチャンス。クレインズゴール前でGKが味方と交錯してしまいゴールががら空きになったところにFW久慈がすかさずシュートを打って1点を返すと、さらにイーブンに戻った直後の10分、再び久慈が味方のシュートをゴール前でコースを変えて、イーグルスが同点に追いつく。しかし19分、クレインズがイーグルスゴールに襲い掛かると、最後はFW西脇がゴールを挙げて、クレインズが勝ち越しに成功。
粘りのイーグルスは、第3ピリオド11分にゴール正面でフリーになったFW佐藤が叩き込んで再び同点に追いつくが、直後のシフトで、クレインズ飯村のシュートをGKがセーブしきれず、すぐに勝ち越されてしまう。
17分にラッフィングで両チームのともに2分間の退場で、4人対4人となった中で、イーグルスはGKを上げて5人での攻撃を仕掛けたが、逆にクレインズFW小原にエンプティゴールを許し、万事休す。
北海道ダービーは1勝1敗で第1ラウンドを終了した。
クレインズGK石川は26セーブ4失点、イーグルスGK荻野は21セーブ5失点だった。


▼日光

日光アイスバックス     2-1    HIGH1
              (OVT)

決勝点・・・瀬高 哲雄

MVPP   1.中居    2.T・スミス    3.福藤


第1ピリオドはほぼ互角の展開となったが、バックスがパワープレーのチャンスを生かせないなど、両チーム決め手に欠き無得点に終わった。第2ピリオドは両チームに反則が増える展開となったが、バックスは10分、パワープレーのチャンスにシュートがゴール前のスクリーンに入ったFW中居に当たってゴールし、先制した。
しかし追うHigh1は第3ピリオド3分、ターンオーバーから得たチャンスをFWスミスが決めて同点とした。その後は手に汗握る展開となるが、両チーム無得点のまま延長戦に突入した。
延長2分、バックスはDF福沢からのパスを受けてノーマークとなったFW瀬高がGKとの1対1を決めて、サヨナラ勝ち。プレーオフに向けての前半の天王山に2連勝して、地元ファンを大いに沸かせた。
バックスGK福藤は26セーブ1失点、High1のGK井上は23セーブ2失点だった。


▼上海

チャイナドラゴン     1-6    アニャンハルラ

決勝点・・・パク・ウサン

MVPP   1.パク・ウサン   2.オム・ヒョンス   3.ジョン・オゥ

中国遠征2試合で満足いく試合ができていないハルラだったが、この試合は好スタートを切る。第1ピリオド5分、15分とFWパク・ウサンの連続ゴールで先制すると、第2ピリオドにはDFオウ、FWラドゥンスキの外国人選手のゴールでリードを4点とした。
中盤までは健闘を見せたドラゴンも第3ピリオドには力尽き、さらに2点をハルラに献上すると、試合終了間際のFWジャン・ウェイヤンの1得点に終わり、開幕からの連敗は12となってしまった。
ハルラは5連勝とし、勝点の上では単独首位に躍り出た。
ハルラGKオム・ヒョンスンは21セーブ無失点、途中出場のGKパク・ソンジェは4セーブ1失点。ドラゴンのリウ・ジーウェイは27セーブ6失点だった。



ゴールキーパーセーブランキング(1試合以上先発ありの選手のみ)
             
             試合数  セーブ率
1.酒井     TFB   3   93.42
2.福藤     NIB   15  93.02
3.石川     NPC   9   92.90
4.清川     NPC   5   92.54
5.菊地     NIB   5   92.47
6.春名     OJI   8   92.44
7.井上     HG1   20  91.34
8.オム・ヒョンスAHL   19  91.05
9.荻野     OJI   9   90.75
10.橋本     TFB   17  89.83
11.アブラモフ  CDR   10  88.72
12.リウ・ジーウェイ  CDR    2   81.82
13.パン・ハンウェイ  CDR    2   76.52

13人中9人がセーブ率9割越えというハイレベルな戦い。被シュート数の多いバックス福藤がここまでさすがの実力を見せレギュラーキーパーではトップの数字。日本人以外で孤軍奮闘しているのがハルラに移籍したオム・ヒョンス。今季は9割超えと試合によってやや波はあるが好調キープ。



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アジアリーグアイスホッケー  土曜日の3試合の結果

2010-11-23 23:25:14 | アイスホッケー
アジアリーグアイスホッケーは、土曜日に3試合です。

管理人は、土曜日の日光での試合観戦してきました。審判の判定がいまひとつでペナルティを取るべきところで取らず難しい試合になりましたがよく凌ぎました。あとは、ゴール前でのシュート精度が上がればもっと楽に勝てると思います。シュートリバウンドを狙う当たり前のホッケーが昨年は出来ていなかったのでその辺も新コーチの力が結構大きいと思います。


▼苫小牧

王子イーグルス    4-2    日本製紙クレインズ

決勝点・・・齋藤 毅

MVPP  1.今    2.芳賀     3.飯塚

今季初の北海道ダービー。
ナショナルブレイク前のセットから、FW西脇とFWゴールディーを入れ替えるなど、FW、DFの主力セットを組み替えて臨んだクレインズに対し、守備の意識を高めていたイーグルス。4分と11分にペナルティーキリングの場面を迎えたが、いずれも無難に抑えて試合の流れをつかむと、15分、ゴール前でフリーになったFW久慈が押し込んで先制。しかし17分、Dゾーンを出てすぐのところでパックを奪われると、最後はクレインズFW飯塚に1対1から決められて同点に追いつかれてしまう。
第2ピリオドに入って6分、ブレイクアウトのパックをクレインズが奪うと、FW飯村がゴール正面から叩き込んで、クレインズが1点を勝ち越す。続く8分、イーグルスがゴール前に殺到する中、ゴールラインを割る前にクレインズGK清川がかき出したかに見えたが、主審がゴールを宣告して同点に。さらにイーグルスは12分からパワープレーのチャンスを得ると、パワープレー終了8秒前、ゴール左の角度の無いところから、FW斎藤毅が、清川とゴールポストのわずかな隙に打ち込んで勝ち越しに成功した。
第3ピリオド序盤に、イーグルスはふたたび2度のペナルティーキリングを迎えたが、これを抑え込むと、14分にFW今が一人で持ち込んでゴールを挙げてダメ押し。残り2分半でGKを上げて6人攻撃を敢行したクレインズの攻撃も凌いで、イーグルスらしい勝利を収めた。
イーグルスGK春名は28セーブ2失点、クレインズ清川は34セーブ4失点だった。


▼日光

日光アイスバックス     3-2     HIGH1

決勝点・・・鈴木 貴人

MVPP   1.B・スミス   2.辻    3.上野

プレーオフ争いを優位に進めるにはこれ以上連敗は許されないHigh1は第1ピリオド4分、2人多いパワープレーのチャンスにFWブレが決めて先制する。しかし1ヶ月ぶりに地元に戻ったバックスは押されながらも中盤から反撃。12分にFW辻のゴールで同点とすると、つづく17分にはFW鈴木がパワープレーゴールを決めて一気に逆転した。
第2ピリオド8分にもFWスミスのゴールでリードを広げたバックスだったが、12分にHigh1上野にゴールを献上し1点差に迫られる。
しかし第3ピリオドはメジャーペナルティによる5分間のショートハンドも含めて、連戦の披露からか動きに精彩を欠くHigh1の攻撃を凌ぎ切って、貴重な勝利を挙げた。
バックスGK福藤は34セーブ2失点。High1のGK井上は27セーブ3失点、FW上野は1ゴール、DF山田の出場機会はなかった。



▼上海

チャイナドラゴン     2-4    アニャンハルラ

決勝点・・・チョ・ミンホ

MVPP   1.キム・ウォンジュン  2.チョ・ミンホ   3.リウ・ロンタン




先制したのは地元ドラゴン。第1ピリオド9分、DFリウ・ロンタンのゴールで先制。ハルラの攻撃をGKアブラモフ中心に守り切り、リードしたままピリオドを終える。
しかし第2ピリオドに入るとハルラも反撃。2分にFWキム・ハンソン、8分にFWキム・ウォンジュンの連続ゴールで逆転。一気に突き放すかと思われた。しかしドラゴンは16分、パワープレーのチャンスにFWドゥディクが決めて再び同点とする。
第3ピリオドに入ってもドラゴンの善戦の前に得点が奪えなかったハルラだったが、15分にチョ・ミンホがGKぼグラブサイドを抜くゴールを決めると、16分にFWキム・グンホが連続ゴールを挙げて何とか逃げ切った。
ハルラGKオム・ヒョンスンは12セーブ2失点、ドラゴンGKアブラモフは39セーブ4失点だった。

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アジアリーグアイスホッケー  水曜と木曜の試合結果

2010-11-20 11:16:26 | アイスホッケー
アジアリーグアイスホッケーは、水曜と木曜に計2試合行われました。結果をお伝えします。


▼郡山

東北フリーブレイズ     4-0    HIGH1

決勝点・・・ジャレット・コール   ハットトリック・・・鈴木   完封・・・橋本


MVPP   1.橋本    2.鈴木    3.ジャレット


プレーオフ争いを占う上で、大きな意味を持つ連戦の初戦。
ブレイズはFW田中遼がアジアリーグデビューを果たし、High1はFW三谷がケガから復帰。移籍後初出場となった。
第1ピリオドは動きの悪いHigh1に対して、試合を押し気味に進めたブレイズが先制。11分にDFジャレットが8試合連続得点となるパワープレーゴールを叩き込んだ。郡山のファンの大歓声に後押しされたブレイズは19分にも、相手DFのブレイクアウトのミスをついてFW鈴木が正面からゴールし、追加点を挙げた。
第2ピリオドに入るとブレイズにミスが目立ち始め、ピンチを招く場面が増えたが、GK橋本が好セーブを連発してチームを救う。すると18分、ブレイズは鈴木のミドルシュートでリードを3点に広げた。
第3ピリオド2分にも鈴木がゴール前で落ち着いて決め、アジアリーグでは自身初のハットトリックを達成。これで試合を決めたブレイズは今季2度目の完封勝ちで、連勝を6に伸ばした。
ブレイズ橋本は23セーブ無失点。FW田中豪は1アシストを記録し、12試合連続ポイント。High1 GK井上は43セーブ4失点だった。


東北フリーブレイズ    6-4   HIGH1

決勝点・・・シャンペイン・スコット

MVPP   1.橋本   2.ジャレット   3.ジャクソン


プレーオフ争いを考えても連敗は許されないHigh1は、第1ピリオド2分にDFジャクソンのパワープレーゴールで先制すると、5分にもFWアン・ヒョンミンが決めて幸先よく2点をリードする。しかし好調のブレイズは11分にFW石岡、14分にはFWマルヘレンの連続パワープレーゴールで同点として流れを引き寄せた。
第2ピリオド4分にも石岡が決めて逆転に成功したブレイズは、同点とされた直後の18分にもFWシャンペインのゴールで勝ち越し。さらに19分にはDFジャレットの9試合連続ゴールで突き放した。
第3ピリオド15分にはラフプレーから多数の退場者を出す後味の悪い試合となったが、High1は18分にジャクソンのこの試合2点目で1点差とする。しかし19分にマルヘレンがエンプティネットゴールを決めたブレイズが逃げ切り勝ち。連勝を7に伸ばした。
ブレイズGK橋本は19セーブ4失点。2アシストの田中豪は13試合連続ポイントを記録。High1のGK井上は26セーブ5失点だった。


▼上海

チャイナドラゴン     2-5    アニャンハルラ

決勝点・・・ジョン・オゥ

MVPP   1.ジョン・オゥ   2.キム・グンホ   3.リウ・インカイ


FWカルコツキーが退団したドラゴンは、FWツイ・ジーナンを第1セットのセンターで起用。またチチハルチームのアメリカ遠征にコーチとして帯同していたベテランDFワン・ダハイを今季初めて起用した。
第1ピリオド3分にFWラドゥンスキのゴールでハルラが先制したが、ドラゴンは第2ピリオド7分にFWリウ・インクイが決めて同点とした。しかしハルラは11分、パワープレーのチャンスにDFオウのスラップショットで勝ち越すと、19分にも再びパワープレーでオウが持ち込んで3-1とした。
ハルラは第3ピリオドにもFWキム・グンホのゴールなどで加点し、中国遠征初戦をものにした。
ハルラGKオム・ヒョンスンは17セーブ2失点、ドラゴンGKアブラモフは43セーブ4失点だった。


アジアリーグアイスホッケー今日は、北海道ダービーのイーグルスVSクレインズ戦を含む3試合です。



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箱根駅伝2011前哨戦が終了。第87回箱根駅伝大会前予想をします。

2010-11-15 22:41:17 | 箱根駅伝
箱根駅伝の前哨戦となる出雲駅伝及び全日本駅伝が終了しました。いよいよ集大成となる箱根駅伝に向けて各チーム準備をしているところだと思いますが、ここまでの大会成績を見ていきます。



昨年箱根  大学名    全日本予選   出雲   箱根予選    全日本

①    東洋      S       4            3
②    駒澤      S       3            2
③    山梨学院    S       5            9
④    中央      S       7            8
⑤    東京農大    9       6  
⑥    城西      2       13          11
⑦    早稲田     S       1            1
⑧    青山学院    6       11          
⑨    日体大     5       2            7
⑩    明治      S       8            6
―――――――――――――――――――以下箱根予選会校―――――――――――――
⑪    帝京      4             3     10
⑫    東海      1             6      5
⑬    中央学院    11            4
⑭    上武      13            5
⑮    日本      S       18    7      4
⑯    関東学連
⑰    専修      15            9
⑱    大東文化    14            11
⑲    法政      18            10
⑳    亜細亜     17            12
―――――――――――――――――――前回箱根予選落ち校――――――――――――――
     国士舘     3             14     12
     拓殖      7             1
     神奈川     8             8
     國學院    10             2
     順天堂    12             13
     創価     16             16


早稲田が出雲、全日本と2連覇中。この勢いで3大駅伝制覇を目指します。今年は有力新人が入り盤石だ。

対抗は、駒澤と東洋か。駒澤はエースはいないが総合力で勝負する。出雲、全日本と徐々に調子を上げている。早稲田の隙を狙う。東洋は、柏原の出来次第か。今季はケガで不調だが得意の山で取り戻せるか。

それに続くのが出雲で2位の日体大、コスマス、高瀬の2本柱のいる山梨学院、安定感抜群の中央大がシード安全圏か。

シード争いは、今年もし烈になりそう。昨年のシード組では、城西大、明治大が全日本選手権に出場。場数を踏めた分やや有利そう。東農大、青学大は、全日本駅伝に出場できずシード確保に懸命だ。

予選会校で勢いがあるのが、1位通過の拓殖大と2位の國學院大。箱根未経験の選手が多いのがどう影響するか。亜細亜大を優勝に導いた、拓大の岡田監督の手腕にも注目したい。

東海大、日大は全日本駅伝で安定した戦いを披露。両校とも昨年ブレーキした山登りがカギになりそう。

帝京大、中央学院大、上武大学もシード争いに加われる力は持っている。

専修大、神奈川大は、戦力的にやや劣り厳しい戦いが予想される。何とか繰り上げなく襷をつなぎたいところ。

シード争いが大混戦になりそうな箱根駅伝は、1月2日、3日開幕です。直前予想も改めていたします。




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日本全国厳選!!徒歩で遊べる駅100選!第5回  JR西日本・境線   境港駅

2010-11-12 23:18:17 | 徒歩で遊べる駅!百選!!
こちらも久々の更新です。徒歩で遊べる駅100選!!今日は、NHKの連続ドラマで一躍脚光を浴びたゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげる氏の故郷でもある境港駅です。ここは、一度行ってみる価値あり!面白いと思います。


境港駅からズらーっと鬼太郎に登場する妖怪達の銅像が並びます。その名も「水木しげるロード」!また、郵便局や商店街まで妖怪風!!徹底しています。ここまで徹底している場所はまずないのでは?


海も近いです。したがって海の幸も豊富。水木しげるロードの反対側は、海になっていて釣り人も多数。



観光客向けにレンタサイクルが無料で借りられます。これがあるとかなり便利!!電車も妖怪のラッピング。また、境線の全駅が別名としていろんな妖怪の名前が付けられました。まさに町を挙げて観光都市化しております。(類似例は、やなせたかし氏作の土佐くろしお鉄道ごめんなはり線また、JR東日本釜石線も星座の名前が付けられている)



では、総合評価ですが




3つ星評価満点で遊べる度満点の、境港駅でした。


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およそ1年ぶりの、おススメビジネスホテル情報!⑦ドーミーインホテルグループ

2010-11-10 22:52:07 | オススメのビジネスホテル情報
何とおよそ1年ぶりの更新となってしまったビジネスホテル情報今回は、全国の主要都市に温泉付きのホテルを提供しているドーミーインホテルグループです。



料金・・・温泉付きではあるが5000円~6000円程度と安く抑えられている。立地は県庁所在地や大都市が多い。


食事・・・朝は、和洋バイキング形式。メニューは、さほど多くはないが充分満足できるレベルです
     また、夜ラーメンを無料で食べられるサービスもあり


風呂・・・文句なし!!大浴場が完備されていて風呂も数種類あり、旅の疲れも癒されます



部屋・・・滞在型のホテルでもあるのでキッチンがある。部屋も広めで、空調もうるさくなくエアコンがあるので快適にすごせるかと思います


サービス・・・ポイントサービスなどはあまり充実しておらず



総合評価・・・満点!!(五つ星)料金は、ビジネスホテルとしてはやや高い部類にはなりますが、風呂が充実していますし部屋も広く快適に過ごせるかと思います。コストパフォーマンスに優れたホテルと言えるでしょう



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久々に時事問題を斬る!!尖閣問題を始めとする日本の弱腰外交に喝!!

2010-11-09 23:04:59 | 時事ネタ
アジアリーグアイスホッケーは、韓国選手権開催もあり10日間試合がありません。プチブレイク中になかなか更新できなかった記事も更新したいと思います。


さて、今回取り上げるのは尖閣諸島沖での衝突事件です。ビデオが流出し現状犯人探しに躍起になっていますが元をたどればなぜビデオを隠す必要があったのかはっきりした説明はなされておりません。中国側が悪いという動かぬ証拠でしたが、公開することなくうやむやにしようとした結果、流出してしまいました。もともとパソコンの世界は匿名だからこそ復旧してきた側面がありそんなことでいちいち犯人探しをしていたら言論の自由の弾圧ではないかと思いますが。


この弱腰外交を見てロシアにまで挑発行為をされ具体的な策は示せないまま、、、そもそも今までどんだけ中国やロシアに対して経済的に支援してきたのか、こんな恩を仇で返されるようなことをされていたらやられたままでは面白くありません。せっかくアメリカ様に貴重な日本の土地を提供してまで立派な軍事基地を構えているのですからアメリカにも協力を求めたりするべきでしょう。

まぁ首相が無能と言うよりも外務省のトップが無能なのでしょうね。

菅さんは、厚生大臣をやっていたころから比べるとだいぶはっきりしなくなりつまらない政治家に成り下がってしまいました。期待が大きかっただけに残念。良い人材は本当にいないのか・・・こうなったら海外にでも逃亡しようかな、、、
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アジアリーグアイスホッケー   新横浜集結シリーズ2日目 日曜日の試合結果

2010-11-09 00:15:47 | アイスホッケー
アジアリーグアイスホッケーは、日曜日国内4チームによる集結シリーズ第2戦が行われました。


▼新横浜

東北フリーブレイズ    3-2    王子イーグルス

決勝点・・・田中 豪

MVPP  1.田中   2.ジャレット   3.外崎


第1ピリオドは敵陣での展開が多いブレイズに対し、イーグルスは動きが悪くなかなかチャンスを作れずに終わる。
第2ピリオドは両チームともスピードに乗れず、0-0のまま最終ピリオドに突入した。
試合が動いたのは第3ピリオド2分。イーグルスはパワープレーのチャンスにDFハリントンのシュートをゴール前でFW齊藤哲が合わせて先制した。5分にもFW外崎のミドルシュートで追加点を挙げたイーグルスが試合の流れを手に入れたかと思われた。しかし粘るブレイズは14分にFWシャンペインがゴール前の混戦から押し込んで1点を返すと、試合終盤に2人多いパワープレーを得る。まず17分にDFジャレットのゴールで同点とすると、その後の5人対4人のパワープレーのチャンスで、試合終了53秒前にコーナーから自ら持ち上がったFW田中豪が逆転ゴールを決めた。
鮮やかな逆転勝ちを決めたブレイズは5連勝。FW田中豪は11試合連続ポイント、DFジャレットは7試合連続ゴール、GK橋本は20セーブ2失点。
連敗のイーグルスGK荻野は30セーブ3失点だった。




日光アイスバックス    1-4    日本製紙クレインズ

決勝点・・・外崎 潤

MVPP   1.外崎   2.石川    3.内山


連勝を狙うバックスは立ち上がりから流れを掴み、試合を優勢に進める。しかしクレインズは第1ピリオド13分、見事なパス交換からゴール前に走り込んだDF梁取が合わせて先制した。バックスもピリオド終了間際にFW内山がゴール裏を回って、角度のないところから同点ゴールを決めた。
第2ピリオドに入っても押し気味のバックスは、再三クレインズゴールに迫るが得点できない。逆にクレインズは14分、FW小原の見事なパスを受けたDF外崎がロングシュートを決めて勝ち越しに成功した。
昨日の二の舞は避けてしっかりとリードを守りたいクレインズは、第3ピリオド3分にFWユールがリバウンドを拾ってリードを広げると、GK石川を中心にバックスの攻撃を凌ぎ、18分にFW小原が無人のゴールにダメ押し点を流し込んで試合を決めた。
クレインズGK石川は39セーブ1失点。バックスGK福藤は28セーブ3失点だった。



当ブログオリジナルMVPポイントランキング

1.井上 光明   HG1  GK  20
2.春名 真仁   OJI   GK  19
2.久慈 修平   OJI  FW   19
4.ジャレット   TFB  DF   16
4.チョ・ミンホ  AHL  FW   16
6.田中 豪    TFB  FW   15
7.バド・スミス  NIB  FW   14
  ブラッド・ファストAHL DF   14


韓国に移籍の井上が本領発揮でここまでチームの勝利によく貢献している。春名は、試合数は少ないものの序盤に完封試合が多かったのでランクイン。ルーキー久慈もここまで臆することなくプレーで2位をキープ。DFながらジャレットとファストが強烈なロングシュートでランクイン。復帰1年目の田中もだいぶチームになじんでいる。韓国遠征で活躍したバド・スミスが7位に入った。

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アジアリーグアイスホッケー  新横浜集結シリーズ2試合の結果

2010-11-06 23:37:18 | アイスホッケー
アジアリーグアイスホッケーは、年に一度の新横浜集結シリーズが行われました。結果をお伝えします。

▼新横浜

東北フリーブレイズ     5-4     日本製紙クレインズ
              (GWS)

MVPP   1.ジャレット   2.小原   3.マティル


立ち上がりからペースを掴んだブレイズは第1ピリオド9分、2人対1人の形で攻め込むとDFファリヌックからのパスをFW田中豪が合わせて先制した。しかしクレインズはパワープレーのチャンスに14分、ゴール前でFW小原が押し込んで同点とした。
第2ピリオド6分にクレインズはDF梁取のシュートがポストに当たって跳ね返ってできたチャンスにFW飯村が決めて逆転に成功するが、ブレイズも直後にゴール前の混戦からDFジャレットが押し込んですぐさま同点とした。ところがクレインズは7分、DFマディルがこちらもゴール前に入り込んで勝ち越して、流れを引き寄せた。
突き放したいクレインズは第3ピリオド開始早々にも小原がこの試合2点目を決めてリードを2点に広げる。しかし追うブレイズは5分、パワープレーのチャンスにFWマルヘレンがリバウンドを拾って1点を返すと、12分にはFW山本が右コーナーの角度のないところから相手の不意をつくシュートで同点とした。
同点のままこのカード3戦連続となる延長戦に突入。延長ではクレインズが押し気味に進めたが決着はつかず、ゲームウイニングショット戦にもつれ込んだ。先行のブレイズは田中豪、マルヘレンが連続して決めたのに対し、クレインズはFWユール、FWゴールディーが失敗。ブレイズが今季初めてクレインズを下した。
4連勝のブレイズ田中豪は10試合連続ポイント、ジャレットは6試合連続ゴール。GK橋本は22セーブ4失点。クレインズGK石川は38セーブ4失点だった。


日光アイスバックス   5-3    王子イーグルス


決勝点・・・中居

MVPP  1.中居   2.ローチフォルト   3.齋藤 哲


立ち上がりから流れを掴んだイーグルスは第1ピリオド3分、カウンターからミドルシュートを放ったFW齊藤哲が自らリバウンドをバックハンドで決めて先制。その後もイーグルスは自分たちのペースで試合を進めた。しかし第1ピリオド終了間際、パワープレーのバックスはFW土田がゴール前でパックを拾い、ゴールへねじ込んだ。このシュートはピリオド終了のホーンの後かと思われたがゴールは認められ、バックスが同点とした。
勢いに乗るバックスは、第2ピリオドに入ると逆に試合を支配し、10分にFW鈴木がFW内山のシュートをゴール前で合わせて逆転すると、16分にはゴール前に上がったDFローチフォルトがパワープレーゴールを決めて2点差とした。
追いかけるイーグルスは攻撃態勢に入り、第3ピリオド5分に齊藤哲のパワープレーゴールで1点差とすると、10分にはパワープレーのチャンスにスロットでフリーになったFW佐藤が鮮やかな同点ゴールを決めて、流れを掴んだかと思われた。しかしバックスは12分、パワープレー終了直後にFW中居が角度のないところからはなったシュートが決まって勝ち越し。イーグルスは残り1分半から6人攻撃を敢行したが、バックスは19分にもFWスミスが無人のゴールにロングシュートを流し込んで試合を決めた。
バックスGK福藤は23セーブ3失点、中居はアジアリーグで自身初の決勝ゴールを記録。イーグルスGK春名は21セーブ4失点だった。


新横浜集結シリーズは明日は、ブレイズVSイーグルス、バックスVSクレインズで2試合です。
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アジアリーグアイスホッケー  昨日と今日の試合結果

2010-11-03 22:46:07 | アイスホッケー
北海道遠征中のHIGH1を迎えて苫小牧で2試合行われています。結果をお届けします。


▼苫小牧

王子イーグルス     2-1     HIGH1

決勝点・・・久慈 修平

MVPP   1.高橋    2.春名    3.オム・ヒョンス

釧路での連戦から中1日のHigh1を、地元でイーグルスが迎え撃った。
序盤はお互いに、早めのチェックをしかけて決定的な場面を作らせない展開。しかし8分、イーグルスのゴール前がポッカリ空いたところを、FW上野が正面に回りこんでゴールネットに突き刺し、High1が先制した。イーグルスも反撃して14分、右サイドから放ったDF高橋のミドルシュートがゴールに吸い込まれて同点。さらに18分、FW久慈がアタッキングゾーンでパックを奪い返すやいなや、ゴール正面に回り込んでGKの左肩を抜く鮮やかなゴールで逆転に成功した。
第2ピリオドに入ると、連戦の疲れが見えるHigh1に対し、しつこくフォアチェック・バックチェックをかけ続けたイーグルス。ペナルティを取られてキルプレーとなる場面もあったが、このピリオドのHigh1のシュートをわずか6本に抑えて試合の主導権を握る。
第3ピリオド中盤以降、ややフォアチェックが甘くなるなど、High1に攻め込まれる場面も増えたイーグルスだったが、体を張ったブロックに加え、シュートリバウンドも自由に拾わせず、堅い守りを展開する。終了1分22秒前でGKを上げたHigh1の6人攻撃でも決定機を作らせず、今季のイーグルスを象徴するような勝ち試合となった。
イーグルスGK春名は27セーブ1失点。High1のGK井上は31セーブ2失点だった。また、イーグルスはこの試合からケガで欠場が続いていたFW佐藤が戦列に復帰した。



王子イーグルス    8-1      HIGH1

決勝点・・・齋藤 毅

MVPP   1.齋藤 毅   2.久慈   3.荻野


この試合はイーグルスの一方的な展開となった。
開始5分に、イーグルスはFW斎藤毅がリバウンドを叩き込んで先制点を挙げると、7分にも、この日第2セットに上がったFW外崎が、ゴール正面から叩き込んで2点リードとする。第1ピリオド中盤以降は、ニュートラルゾーンでのターンオーバーが増え、ほぼイーグルスがパックを支配した。
第2ピリオドに入って2分、イーグルスは昨日同様、早いフォアチェックからアタッキングゾーンでパックを奪うと、FW久慈が2試合連続ゴール。この後、お互いやや不用意なペナルティを犯して、4人対4人の状況を迎えるとHigh1のマークがずれ始めた5分過ぎ、ゴール右脇でFW斎藤毅がフリーになって、この日自身2点目となる4点目を挙げる。すぐさまHigh1も、FWスミスのゴールで1点を返すが、イーグルスは8分過ぎにも再び4人対4人の状況で、FW斎藤哲がほぼフリーの状態でシュートを放ち、得点を重ねる。14分過ぎにHigh1は、ここまで全試合ゴールを守り続けてきたGK井上を諦めてGKキム・ソンギにチェンジするが、パワープレーを得たイーグルスが17分、DF川島のシュートをゴール前でフリーになったFW佐藤翔が角度を変えてゴール。
第3ピリオドにもFW今、FW三田村のゴールで追加点を挙げたイーグルスがこの5日間で4試合というハードスケジュールで、疲労を隠せないHigh1に対して、最後までチェックを緩めることなく、大量得点で快勝した

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アジアリーグアイスホッケー   日曜日の2試合の結果

2010-11-01 22:50:48 | アイスホッケー
アジアリーグアイスホッケーは、日曜日に2試合行われました。


▼安養

アニャンハルラ    7-4    日光アイスバックス

決勝点・・・チョン・ビョンチョン

MVPP  1.チョン・ビョンチョン  2.ラドゥンスキ  3.キム・キソン


この試合のポイントは第1ピリオドの戦い方にあったと言っても過言ではない。押し気味に進めるハルラは12分にFWチョン・ビョンチョンが先制点を挙げたが、バックスも17分、FW鈴木のゴールで同点とした。しかしバックスはピリオド1分前からわずか40秒足らずの間に、ハルラのチョン・ビョンチョン、FWラドゥンスキ、FWキム・グンホに得点を許し、悪夢の3連続失点。試合の流れを逃してしまう。
第2ピリオド14分にFW内山のゴールで反撃を開始したいバックスだったが、主導権を握るハルラは18分にFWキム・ギソン、19分にはFWキム・ハンソンがまたしてもピリオド終了間際に連続ゴールで突き放す。
第3ピリオドに持ち直したバックスは、4分にFW瀬高、失点後の13分にはFW高橋が決めて2点を返すが、前半の失点が大きくのしかかった。
バックスGK福藤は第1ピリオドに出場し、21セーブ4失点。第2ピリオドからマスクを被ったGK菊地は24セーブ3失点だった。一方のハルラはGKオム・ヒョンスンが先発。第3ピリオド12分からGKパク・ソンジェがアジアリーグ初出場を果たした。
バックスは韓国遠征を2勝(1OT勝を含む)4敗(1OT負を含む)で終え、勝点6を加算した。

▼釧路

日本製紙クレインズ     3-1   HIGH1

決勝点・・・酒井 隆行

MVPP  1.酒井   2.石川   3.ジャクソン


ホームでの連敗はこれ以上許されないクレインズが、開始1分過ぎにパワープレーのチャンスを得る。前日同様、セットまでにややもたつく場面も見られたものの、そのパワープレー終了13秒前、ゴール前の混戦からFW久保が押し込んで幸先よく先制点を挙げた。その後、小競り合いからペナルティが発生するなど、やや荒れ気味の展開の中、17分に右サイドを突破したFW上野からのパスを、DFジャクソンが押し込んでHigh1が同点に追いついた。
第2ピリオドに入ると両チームともプレーに冷静さを取り戻す。その中で先にペースを握ったのはクレインズ。ゴール前で何度も決定的なチャンスを得るが、最後の決定打を繰り出すことができず、観客席からは悲鳴にも似た声が響きわたった。その声が歓喜に変わったのは18分。右サイドからのセンタリングに対し、GKの裏を取ったFW酒井がワンタイムで合わせてついに勝ち越し。さらにその直後、ゴール裏からのパスをFWユールが叩き込んで一気に2点差とした。
第3ピリオドに入ると、再び試合は荒れ模様。9分過ぎから連続してクレインズがペナルティを犯し、4回のパワープレーがHigh1に。最後はGKを上げての6人攻撃でクレインズゴールを襲ったが、ゴールを割ることができず、クレインズが60分勝ちを収めた。


順位表
            試合数   勝ち(延長・PS)負け(延長・PS)勝ち点
1.アニャンハルラ    16   10(3)―  6(2)    29
2.王子イーグルス    11    8(1)―  3(1)    24
3.東北フリーブレイズ  15    7(1)―  8(4)    24
4.日本製紙クレインズ  10    7(2)―  3(2)    21
5.HIGH1      14    7(2)―  7       19
6.日光アイスバックス  15    6(2)―  9(1)    17
7.チャイナドラゴン    9    0   ―  9(1)     1


試合数は違えど、昨年の覇者ハルラがここまでトップ。隠れ首位はクレインズか?10試合中ポイントを取れなかったのは1試合のみ。1巡してからでないとなかなか各チームの判断も難しいところ。


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