美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

10年ぶりに自然界に復帰

2012-05-18 19:34:26 | Weblog


インドネシアのBOS財団は、東カリマンタン州バリックパパン
保護施設「サンボジャ レスタリ」から
3頭のオランウータンを自然復帰させました。

前回のリリースからこれまで過去約10年間、森林の開発・破壊が
進んでいて、適切かつ安全な生息地を見つけられなかったために
オランウータンをリリースできませんでした。

今回4月22日の「地球の日」に合わせて、適切で安全な生息地として
昨年確保された東カリマンタン州のKehje Sewen森林に3 頭の
オランウータンを自然の森へ復帰を始めました。

このリリースには、調整の経済的外務省、林業省、環境省、
東カリマンタン州の地方政府、クタイカルタネガラ県政府などの協力に
よりリリースが実現しました。

ヘリコプターで移送されて、ジープで運ばれ、人の手で運ばれて
ボルネオの奥深くにリリースされました。

このエリアもかつては伐採をされたエリアも含まれていますが
奥地でロギングがコスト高になって一部残されたと思われるような
地域です。

もう、ボルネオの島には手つかずの森でオランウータンが安全に住める
森林は残されていないような状況です。

10年もの間人間からえさを与えられて生きてきた彼らが、自然界で
自分で食料を確保して生き延びられるか、
また、リリースされたエリアは調査はされているようですが、本当に

食料となる果物類が豊富に年間を通じて得られるのか心配があります。

先日、オランウータンの支援に寄付をいただいた㈱モリタ防災テック
の土谷社長とのお話のなかでこんな会話がありました。

ところでオランウータンの天敵は何なんですか?
それは
人間が一番の天敵です。

その人間の中でもオランウータンの絶滅を防ぐために愛情を持って
接して活動しているBOSインドネシアのたくさんの皆さん支援で
まずは、自然界に戻されました。

今後の観察も続けられるようですが、無事に自然界に慣れて
イキイキと森で生きてほしいと願っています。
写真は、理リスの参加されて皆さんの集合写真です。