美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

パンとサーカスの話

2011-02-24 17:39:19 | Weblog
2008年に78歳の誕生日記念にリンカランの森に寄付植林して頂いた
佐藤陽一様が、80歳記念にとまた参加をいただきました。

そして、地球環境を考える会の6名の共著の
「環境問題
 アクションプラン
 42 意識改革でグリーンな地球に」(三和書籍 1,800円+税)
というタイトルの本をお送りいただきました。

この本の帯に早稲田大学の教授小林俊治(日本経営倫理学会会長)が
「ライフスタイルを根本から見つめ直し
 生命をつなぐことの尊さを訴える
 環境改善の本当の意味を考え行動するための最良の案内となろう。」

と評されています通り、私たちが植林活動を通じてアピールしている
ことが、ほとんど網羅されています。

環境問題について、個人や会社がどのような事ができるか、
行動をすべきかを明確に書かれた力作です。

そのまえがきは、
”はじめに言葉ありき”といわれるほど言葉はすべてを表す。
「パンとサーカス」という言葉をご存知の方は多いと思うが、
この言葉を自分の生活に関係すると考える人は
あまりいないのではないか。

という書き出しで始まっています。

この言葉を現代の現実の社会にあてはめて眺めてみると
日本の社会は
「パンとサーカス」にあふれていると続きます。

確かにテレビをつければパンに関しては、料理番組や美食、
はては大食いをテーマにした番組があふれています。

世界で10億人以上6人に一人の飢餓状態の人たちがいる
というのにそのような人たちのことに配慮を欠いた行為です。

わたしも日々このような番組はほとんど見ませんが、
何と悲しい所業だ
と感じています。

次にサーカスについては、ローマ時代のように奴隷の戦士を
死ぬまで戦わせる様なことなありませんが、
プロスポーツの分野の番組も多く見られます。

世界支配をねらう人たちは、テレビを通して、スポーツと
芸能とクイズ番組を見せ続けることで
政治や倫理に興味のない人たちが増えることを
もくろんでいるといわれています。

まさに日本の今日の状況はこの通りに進んでいるように
感じています。

頂いた本によれば、ギリシャの哲学者プラトンの四つの徳目に
正義、智恵、勇気、そして節制があるそうです。

今日の人間社会にも変わらないか、以前にもまして四つの徳目
がかけていて、この言葉の大切さが新鮮に感じられるほどに
ひどい社会になってしまっています。

地球が人類の節操を欠いた行動で瀕死状態で、
 次世代の生存が危ぶまれている状況の中でも「パンとサーカス」
に現を抜かす現代人の愚かさが見えてきます。

人間以外に生物の99.99%がその種を残すことを本能
としています。

私たち人間は、次世代の世界を食いつぶしながらも改めようと
しない智恵のないおらかな生物になっています。

次世代を残さなくて、今を生きる価値はどこにあるのでしょうか?
人間いつかはいのちが無くなります。

一生懸命に稼いだお金も、名誉も、ほかの資産もこの時点で
無になります。

生命の継承こそがいまを生かされている人間の役割だと
考えれば、おのずと環境問題は解決するのですが。。。

頂いた本には、素晴らしい42のアクションプランが
書かれています。

わたしも再度熟読して、できる事から行動をしたいと
考えています。

市民レベルから、行動を初めて大きく社会を動かすことが
できればと願っています。

ぜひ、このブログを読んでいただいた方にもこの本をお読み
頂ければと願っています。
様々な分野で活躍されてきた6人の方が精魂こめて書かれた
メッセージを真摯に受け止めたいものです。

すべては、現代を生きる人間の「心」からだと思います。

80歳の誕生日に皆さんが植林をしていただければ、次世代に
大きなプレゼントにもつながります。

「パンとサーカス」に明けくれないで、今を生かされている自分の
役割を地球市民みんなでしっかりと見つめなおさない
人類のいない地球が出現することになります。

それでは今を生きる人間として無責任になってしまいます。
報地球精神で緑ゆたかな地球を次世代に残しましょう!!!

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