美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

熱帯雨林の大切さを知る

2013-07-25 19:05:47 | Weblog

私たち日本人にとって、熱帯雨林というものは地理的に遠い地域のものであって、
日常生活を営んでいく上ではその存在や大切さについて、
日常生活では強く感じる事はほとんどありません。

しかし、その役割はあまりに大きく、私たち人類や地球上のすべての生物の生存
にも大きく関わっています。

具体的な熱帯雨林の役割としては、
大きく分けて三つのものがあるとされています。

1) 生態系の進化を記録する役割

熱帯雨林は過去永らく、大きな異常気象等を経験していません。
そのため他地域の様に頻繁に生物が絶滅する事がなかった。
たとえばボルネオにある陸上生態系は一億年前の氷河期をも乗り越えてきた
永い歴史が続いており、生態系の進化を記録して残っています。

次に2)生物種のデータ保存の役割と言いますのは、

熱帯雨林には実に多種多様な生物が生息しており、
地球上の生物種50%は存在していますし、そのうち96%は新種であるという
驚異的な多様性があります。

3)貯蔵庫としての役割です、
これが最も我々の生活に強く関わってくるものですが、熱帯雨林は地球上の
炭素の貯蔵庫としての大きな役割をはたしています。

熱帯雨林は炭素を保管する事によって、二酸化炭素が大気中に排出される事を
防いでいるのです。

現在も減り続ける熱帯雨林から排出されているCO2は、
私たち人類が全運輸部門から排出するCO2の量に匹敵するほど膨大で、
排出量全体の約20%も占めています。

熱帯雨林が減少することを止めることで20%ものCO2の排出量を削減する
ことに繋がります。

このように熱帯雨林の役割は、きわめて重要であり、
我々全ての人類にとって欠かせないものです。

次に熱帯雨林の減少するとほかにどのような影響があるでしょうか?
1)気象への影響です。

森林がなくなると、地表から水の蒸発量が著しく増加、それにより地表の熱収支、
対流圏内の熱の分布の変化地表付近の気温の上昇、雨の時間的・空間的な分布の
変化などが起こり、これらにより異常気象が引き起こされます。

異常気象は、乾燥地・半乾燥地の農地の砂漠化を進行させます。
年間600万ヘクタールの砂漠が増加しています。

中国や地球上のあちこちで砂漠化は起こっていますが、
その原因は熱帯雨林で起こっている事を考えますと
どちらの地域の植林を進めるべきかは明快です。

地球環境を構成している全ての動植物が異常気象により日々消滅している現在の
地球に明るい未来は見えてきません。

私たち今を生きる人間の手で植林を進めて、熱帯雨林の減少を止め、
保護再生をして次世代に引き継ぐことこそ今を生きる私たちの役割だと
考えています。

私たちが取り組んでいます「地球に感謝」の植林の実践は、自然界のすべてとの
調和を目指しています

最後にガンジー魂の言葉より、一つをご紹介させて頂きます。
「今を生きる」
今を生き未来につなぐ
過去は私たちのものだが、わたしたちは過去のものではない。
私たちは現在を生き、未来をつくる。
たとえその未来に私たちがいなくても、
そこには子供たちがいるから。

ボルネオの「未来の森づくり」に参加を!!

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