私たちは日常の生活をする中で、
緑の景色に出会うと気分がよくなる経験がありますが、
そのことを裏付けてくれる研究がありましたので紹介します。
【研究結果】ベルギーの研究
緑が少ない場所で育つと子どものIQは低くなる 2020/09/23TABI LABO編集部より転載
住んでいる場所と子どものIQの関係についての研究によると、
緑が少ないところで育つと平均で約4%もIQが低いということがわかった。
7歳〜15歳の子ども620人を対象におこなわれた今回の研究で転載、
住所、性別、両親の学歴など、子どもと環境に関するさまざまな情報を集計。
その後、航空写真を使って、公園や庭園、道端の木々などを含む、彼らが住む街の“緑の量”を測定した。
2つのデータを照らし合わせた結果、半径3km以内の緑の量が3%増えることでIQが2.6上がり、
攻撃や非行などを起こすリスクを表す「外在化問題行動スコア」が2ポイント低いことがわかったとか。
すでに緑がたくさんある郊外エリアに住む子どもたちには、同様な関係性はみられなかったという。
また、身近な緑は子どものIQアップの効果だけでなく、
大人になってもいい影響があり、エクササイズのモチベーションや気分を上げてくれたり、
コミュニケーションを促すなどさまざまなメリットがあるそうだ。
Reference: Residential green space and child intelligence and behavior across urban, suburban, and rural areas in Belgium: A longitudinal birth cohort study of twins
研究結果 プリンストン大学
「家庭菜園」によって幸福感は向上する。2020/05/24 TABI LABO編集部より転載
今月、米「プリンストン大学」の研究者たちは、
家庭菜園がサイクリングやウォーキング、
外食と同じく“感情の幸福度”の向上に影響するという研究結果を発表した。
ミネソタ州東部ミネアポリスに住む370人を対象とした調査では、
15種類の日常活動のいずれかをおこなっている間に、「Daynamica」という携帯アプリを使用して感情的な幸福度を計測。
その結果、家庭菜園は女性と低所得の参加者が、
男性と中高所得の参加者よりも感情的幸福度が高まった唯一の活動であることが判明した。
研究者は、家庭菜園には、新鮮な果物や野菜を食べられるという利点があるほか、
運動の促進、感情的な幸福度を高めるという利点があり、
健康的なライフスタイルの強化につながっていると推測している。
この研究結果は、政府や都市計画の担当者が見落としがちな家庭菜園の利点について強調し、
豊かな都市を作るためのキーになり得ることも示唆している。
Reference: Princeton Environmental Institute
人と自然が共生する社会づくりで、
みんなが平和で、健康な日常を過ごせる心地よい生活環境作り続けたいと願っています。
緑の景色に出会うと気分がよくなる経験がありますが、
そのことを裏付けてくれる研究がありましたので紹介します。
【研究結果】ベルギーの研究
緑が少ない場所で育つと子どものIQは低くなる 2020/09/23TABI LABO編集部より転載
住んでいる場所と子どものIQの関係についての研究によると、
緑が少ないところで育つと平均で約4%もIQが低いということがわかった。
7歳〜15歳の子ども620人を対象におこなわれた今回の研究で転載、
住所、性別、両親の学歴など、子どもと環境に関するさまざまな情報を集計。
その後、航空写真を使って、公園や庭園、道端の木々などを含む、彼らが住む街の“緑の量”を測定した。
2つのデータを照らし合わせた結果、半径3km以内の緑の量が3%増えることでIQが2.6上がり、
攻撃や非行などを起こすリスクを表す「外在化問題行動スコア」が2ポイント低いことがわかったとか。
すでに緑がたくさんある郊外エリアに住む子どもたちには、同様な関係性はみられなかったという。
また、身近な緑は子どものIQアップの効果だけでなく、
大人になってもいい影響があり、エクササイズのモチベーションや気分を上げてくれたり、
コミュニケーションを促すなどさまざまなメリットがあるそうだ。
Reference: Residential green space and child intelligence and behavior across urban, suburban, and rural areas in Belgium: A longitudinal birth cohort study of twins
研究結果 プリンストン大学
「家庭菜園」によって幸福感は向上する。2020/05/24 TABI LABO編集部より転載
今月、米「プリンストン大学」の研究者たちは、
家庭菜園がサイクリングやウォーキング、
外食と同じく“感情の幸福度”の向上に影響するという研究結果を発表した。
ミネソタ州東部ミネアポリスに住む370人を対象とした調査では、
15種類の日常活動のいずれかをおこなっている間に、「Daynamica」という携帯アプリを使用して感情的な幸福度を計測。
その結果、家庭菜園は女性と低所得の参加者が、
男性と中高所得の参加者よりも感情的幸福度が高まった唯一の活動であることが判明した。
研究者は、家庭菜園には、新鮮な果物や野菜を食べられるという利点があるほか、
運動の促進、感情的な幸福度を高めるという利点があり、
健康的なライフスタイルの強化につながっていると推測している。
この研究結果は、政府や都市計画の担当者が見落としがちな家庭菜園の利点について強調し、
豊かな都市を作るためのキーになり得ることも示唆している。
Reference: Princeton Environmental Institute
人と自然が共生する社会づくりで、
みんなが平和で、健康な日常を過ごせる心地よい生活環境作り続けたいと願っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/04/295d9b918d1cc5307a38cebe999ec896.jpg)