美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

ゆっくりとした生き方が心地よい

2013-04-18 15:11:24 | Weblog
さまざまな活動を世界各地で行っている国連NGO世界女性連合の春に集い
で講演をさせていただくために昨日、山口県にゆきました。

そのときに感動的な昼食をいただきました。
それは「なないろ のんた」という風変わりな名前の素敵なお店でした。
外見は一見普通の民家で、写真を撮るのも忘れる程でしたが、
室内に入ると「自然」にこだわりのある素敵な空間でした。

名前の由来は「なないろ」は虹を「のんた」は
山口の「ねえ、あなた、~ですね」と
親愛をこめて語りかける意味の山口の方言だそうです。

女将さんの基本的な考え方は「自然ですね」ということでした。

身土不二とは人間も植物も全て生まれた環境と一体である、ということから、
住んでいる土地の産物をとれる時期(旬)に食べれば、
身体のバランスが整うという考え方です。

熱帯の地域に住む人は、その土地の食べ物を食べることで
自然と暑さがやわらぎ、反対に寒い地域に住む人は身体を温める食べ物を
とることができます。

四季のある日本の場合は、季節ごとの旬を口にすることが、
健康につながることを意味します。

いいことは知識や情報として知っているひとは多いと思いますが、
「なないろのんた」さんは妥協せずこの方針に徹底されていることが
素晴らしく、感動を覚えました。

そして、自然の「生命」をいただくという、食べ物に深い感謝気持ちが
改めて湧いて来るのを感じました。

”なないろのんた”も
人間が本来持っている自然のバランスを取り戻すために
「健康的な食事法」ビタミン、ミネラルなどの栄養がいっぱいの、
理想の食生活の実現をめざします・・・

お店のページに書かれています。
本当にこのようなお店のあり方を是非とも次世代にも伝わる形で
残して行けることを願っています。

ここまでのこだわりを持って「自然」との付き合いをするには、
現代の文明のあり方とは相容れません。

画一的な食品を大量に生産して、大量に販売し、利益を得るという
事業のあり方ではなく、

その土地にある季節の野菜をお客様の健康生活のために提供する
ということを一番にしているあり方、

ゆったりとした昼食の時間の中で、
本来人間社会はこうあるべきだという姿勢を日常の活動の中で
示してゆくとうあり方に大変共感をいただきました。

オランウータンが生きていることが環境をゆくすることにつながる
ということを感じて、共感していましたが、
このレストランに同じような姿勢を感じとても心地よい時間を
いただくことができました。 感謝、感謝です。
”なないろのんた”