美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

なぜ、バリで植林祭なんだ?

2011-04-27 18:37:19 | Weblog
バリ島で植林を始めたのは、
35年前に東カリマンタン州のスブルという
森林開発の現場で一緒に働いていた時に大卒の新入社員として
「プツ グデイ」という若者が入社してきました。

その彼と2006年暮れにバリで偶然再会したことから始まりました。

「スパとハーブの展示会」がバリのデンパサールであることを
日本の新聞で見て、東カリマンタンの植林地に行く前に
バリを訪問しました。

一人旅でしたので、夜、ふと彼を思い出して電話をしてみたら、

「私は昨日で定年退職したんだ」

「えっ」
 そうか、一度逢わないかということで翌日、彼と会いました。

定年になって何をするかまだ考えていない彼は、

「宮崎さんあんたは東カリマンタンばかり植林しているけれど、
東カリマンタンは今でも森林率50%以上あるけれど
バリは22%しかないんだ、
バリでも植林をしてくださいよ」

「へー そうなんだ。
 バリはきれいな海と緑の美しい島だと
 思っていたのに意外だね」

そのような会話の中でそれならということで、それならやろう
ということになりました。

その後、再度バリを訪問して、州政府の林業局長や計画課長を
紹介してもらって、現在の植林地への協力が始まりました。

そのプロジェクトにたくさんの個人や団体企業の皆さん
そして、財)国土緑化推進機構の助成金も頂いて順調に
植林を進めてきました。

何のためにここ°植林をしているのか?
と考えた時に
「地球規模の森林減少は人類の生存を脅かす」
大きな気候変動を招き、食糧危機を招き、治安の悪化につながる。

だから、地球規模の植林を推進することが今一番大切だ。

バリは神々の住む島として知られている、この島から世界に
向けて情報発信をして、

平和を望むたくさんの地球市民に植林に参加をして頂きたい
そのためには、情報の発信をしなければ、波紋は広がらない

そして、
いつまでも日本の皆さんからの寄付いただいて進めるだけではなく
地元の人たちの自発的な植林への参加を進めないといけない

そんな考えから、植林祭をやってみよう
と考えて2009年11月に第一回の植林祭をやりました。

当初は200名でも集めるのは大変だと思っていたのが
実際には400名余りが参加してくださいました。

そして、2010年12月は12月2日と4日に分かれましたが
両方で600名を超える人たちが参加してくれました。

その模様は、インドネシア国営放送の全国版の
朝のニュースで放映されました。(2010年12月4日分)

TVカメラが来ているのは知っていましたがまさか、
全国版の
テレビで植林祭の映像(RITV)が流れるとな知らず
翌々日の朝、東カリマンタンのホテルで偶然見て
驚きました。

その映像はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=LkN1PNz4BW8&feature=player_embedded#at=46

本当に偶然でした。
ホテルで見ていたNHKの海外放送のニュースが突然映らなくなり
仕方なくチャンネルを変えるうち出会ったのです。

この画面でインタビューを受けている人物が
親友だったプツさんです。

彼は植林祭の後12月30日に急逝してしまいました。

その数日前に電話で話したばかりだったのに突然の別れでした。

彼は森林減少の現実を深く受けとめて、植林を共に推進してきた
人物だけに残念でなりません。

彼の遺志をついで、植林をこれまで以上に進めるために
今年は、昨年以上の「植林祭を実現して」
地球市民の皆さんによりインパクトのある植林祭にしたいと
願っています。

この企画は「人類の未来を救う植林を地球規模で推進するため」の
できる限りたくさんの皆さんに意識を持って頂くためです。


より大きな波紋になるように願って、今から準備をし、協力して
頂ける方を募っています。(info@agfn.org)

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