美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

賢明な選択と行動を!

2011-04-13 19:46:36 | Weblog
今回の大震災で一番に思い出したのは、
私たちが発行していた「自然のチカラ」というお客様用の

情報誌の2002年4月号に
PERSONのコーナーに登場頂いた気仙沼の畠山重篤さん
のことでした。

TVなどの報道でご存知の皆さんも多いかと思います。

森は海の恋人という言葉のとおり、気仙沼湾の牡蠣の養殖の
ために、上流の森整備が必要だということを唱えて、今日まで
その活動を続けておられる方です。

その当時で20年前ですから、現在では29年あまりこの活動を
続けておられます。

その時のタイトルは
「海を育てる、森を守ることは、生命を尊ぶことである」
でした。

インドネシアで熱帯雨林をこれ以上減少させないために
植林を始めった良く年でぜひとも森の大切さ、
その森を守るために植林の大切さを畠山さんの活動から
学びたいとのことでお願いしました。

気仙沼の海は20年前には、ゴミで汚れて赤潮が発生して
海苔も牡蠣の養殖も成長しなくなり、転職をする同業者が
たくさん出たそうです。

そんな海を回復させて、震災の前までは澄んだ水の中で
牡蠣やホタテを養殖されてきました。

しかし、そんな気仙沼の湾にも津波が押し寄せて、
甚大な被害をもたらし、無残な景色が広がっていました。

数日前にTVのインタビューを受けた畠山さんは、淡々と
自然による被害を受け入れて、その先の回復のために
思いめぐらしておられる様子でした。

壊滅的な被害を前に悔しくて、残念でならない気持ちを
乗り越えて、未来に向けてここ一番の智恵を発揮されて
おられる様子を拝見して、改めて「すごい人だ」と
感動しました。

自然と調和しないで海を汚し、生物の住めない環境に
直面して、
フランスの「ロワール地方の牡蠣の養殖場を見に行って、
その昔子供のころの懐かしい海をみて、
その上流の状態を知りたくなり、行ってみると豊かで
広大な森林地帯が広がっていたそうです。

「やはりそうだったのか」

と合点が行って、帰国して上流の室根山に登って見られた
そうです。

木を伐採されて、はげ山状態の山が広がっていました。

「海を復活させるにはまず、
 山に木を植えて、森をよみがえらせねば」と考えて

同業者に働き掛けて広葉樹を植える活動を始められた
そうです。

その時の言葉に
森を守って海を守ることは、人間を含めた生命を守ること。
これは突き詰めれば、何に価値を持つかという人間の意識
にかかわってくるんです。
川の流域にすむ人々の気持ちが動かなければ海もよくならないでしょ」
があります。

自然と人と人と人のかかわりの大切さを実践されてきた
畠山さんの災害からの復活を確信し、心から願っています。

どちらも多くの現代人がなくして、地球規模の環境を
壊して、住みにくい社会を創っている現実を今回の震災を
通じて再認識させられました。

自然環境との調和なくして、人類の未来はない。

こんな考え方が根本にあれば、
原発などという生存の根源水も空気も食料も汚染する
様な施設を作れなかっただろうと残念でありません。

今こそ、私たちは次世代の子供たちのために、

緑豊かな自然を残して、
平和で健康な社会を引き継ぐための行動を!

子供たちの未来によりよい環境を残せるように
「行動と選択」を!!

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