美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

あなたならどうしますか?

2010-09-20 23:50:11 | Weblog
オランウータン保護の意味、
なぜオランウータンの保護か?
明日から3日間、インドネシアのBOS財団の理事長らと
講演会を開きます。

聞いていただければ、と願っています。

130年ぶりの猛暑は今年だけのものではありません。
皆さんが感じておられる通り、このところの夏の暑さは着実に
厳しくなってきております。

一方で雨の降り方も尋常ではなく、ゲリラ豪雨となって
大きな被害をもたらしています。

これは日本だけでなく地球規模で起こっています。

ロシアは猛暑と干ばつ、山火事の大発生で農作物の被害や生命を
失うような健康被害もたくさん出ています。

中国でもパキスタンでも膨大な人数の皆さんが洪水被害に
あっておられます。

これらの大きな原因の一つが「オランウータンの減少」に
あるとしたら、
皆さんももっとオランウータンの保護活動に熱心にならざるを
得ないでしょう。

地球温暖化とCO2の関係はたくさん報道されていますが、
熱帯雨林の減少により、世界のCO2の排出量の約20%が
占められている事実についての報道は少ないように思います。

これは私たち人間が全運輸部門で排出しているCO2の量と
ほぼ同じです。

一方で生物多様性について、国際的な議論が高まっていますが、
熱帯雨林には、
地球上の生物種の50%が生存しているとされております。

特に1億年前の氷河期を乗り越えてきたボルネオの熱帯雨林は
極めて貴重で多様性豊かな生物種の宝庫です。

その宝庫の番人、管理人というべきオランウータンを100年前の
8%にまで追い詰めたのは私たち人間社会の経済一辺倒の価値観に
基づく社会です。

管理人のいないマンションが荒れてしまうように、オランウータン
を失った熱帯雨林は荒れ果てて、

やがてそこに住む生物の多様性が失われて、
活力のない熱帯雨林になってしまします。
ですから、オランウータンに危機は、人類生存の危機です。

熱帯雨林は豊かな森の緑が雨水と大気の循環を守ってくれてきました。
熱帯雨林の崩壊により、環境を維持するこの基礎的な循環が失われて、
今日の地球規模の気候変動を招いています。

冒頭の世界各地の異常気象も熱帯雨林の減少と密接にかかわっています。

猛暑にあっても、豪雨にあっても、干ばつにあっても私たち人間は、
ただ受けいれるしかありません。

しかし、その原因を創っているのは、私たち人間社会自身です。

自分の生活圏である熱帯雨林の生態系を持続可能な状態に保ってきたのは、
オランウータンです。

そのオランウータンを失うことは、熱帯雨林を失い、その結果、
地球規模の気候の変動を招いて、植物の生長に影響を与えて、

水不足、食糧不足が蔓延して、
人類の持続的な生存が制限されてしまいます。

あなたならどうしますか?

浸水する船で、水漏れを防ぐ行動をしない人に未来はありません。
シンポジューム オランウータンを救え!
■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり

にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへにほんブログ村



にほんブログ村 環境ブログ 環境ボランティアへにほんブログ村