ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

幕張新都心から稲毛海浜公園へ

2016年06月03日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2016年6月3日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28度第9回(2016年第20回)、「幕張新都心から稲毛海浜公園」ウォーキングに参加した。
海浜幕張駅から稲毛海浜公園へと続く、”総延長日本一の人工海浜”、幕張の浜・検見川の浜・いなげの浜
3つの海岸を歩こうというものである。

荒川沖駅7時59分発の電車を待つ。


途中、我孫子で常磐線各停に、新松戸で武蔵野線に乗り換え、
9時33分、海浜幕張駅に到着
この日の参加者は33名。海浜幕張駅に直行した人はいなかった。
”日本一長い人工海岸を歩く”という謳い文句と、快晴の天気
という好条件に恵まれたことが30名超の参加者になったものと思われる。


駅前には千葉ロッテマリーンズのマスコットが迎えてくれる。


駅前の地図で場所と方角を確認し、


9時36分、先ずは、幕張海浜公園方面に向かって出発!


海浜幕張駅から幕張海浜公園へ伸びる国際大通りを進む。


右手には、ワールドビジネスガーデン(右)とマリブウエスト(左)の超高層ビル群が聳える。
『いやぁ 凄いビルだねぇ』
『圧倒されちゃうよねっ』


左手には、街の新たなランドマーク「QVCスクエア」がでんと構える。
「QVCジャパン」は、テレビを中心としたマルチメディア小売企業である。
千葉マリンスタジアムの施設名称の命名権を取得し、2011年4月より千葉マリンスタジアムは、
「QVCマリンフィールド」と呼ばれていることで知られる。


メッセ交差点


メッセ交差点を横断するには、陸橋を渡らなければならない。


メッセ交差点の陸橋から見た風景


9時43分、ホテルニューオータニ前を通過


続いてアパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>を通過
『これもホテルなのかぁ いやぁ凄いねぇ』


海浜大通りに架かる歩道橋を渡る。


横断陸橋から今歩いて来た国際大通りを見たところ。
右手前はアパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>、左手前が幕張メッセだ。
”幕張新都心”と豪語するのも頷けるような気がする。


横断歩道橋で海浜大通りを渡り、


海浜大通りを稲毛方面へ。


海の方から頻繁にプロペラ飛行機の爆音が聞こえる。
しかし、幕張海浜公園の森に視界を遮られて機体を見ることは出来ない。
もしかしたら、エアレースなのでは? とこの時思った。


『けっこう飛行機のエンジン音がうるさいねぇ』
などと話しをしながら進むと、


”立入禁止”と書かれた柵があり、青いユニフォームを来た係員らしき人が立っていた


明日6月4日(土)と5日(日)の両日、「レッドブル・エアレース千葉2016」が、
幕張海浜公園にて開催されることになっているため、通行を規制しているのだと言う。
この日は、エアレースの練習のため、一般の人はこの先は通れない、とのこと。
”日本一長い人口の砂浜を歩く”という触れ込みで来たのに、砂浜を歩けないとは・・・
係員にいくら『そこを何とか』と頼んでみたところでOKしてもらえるはずもない。
(6月4日は、強風のため予選は中止になった)


仕方なく海浜大通りを進むことに。


海浜大通りに沿って進むが、


フェンスがあって海は見えそうで見えない。
『海が見えないんじゃつまんないわねっ』
飛行機の爆音だけは、うるさいほど聞こえてくる。


10時11分、一か所だけフェンスが途切れて、海岸の様子が見れる場所があった。


B AREA ENTRANCE と書かれていた。砂浜への入口のようだ。
ここから先も係員がいて砂浜には入れないが、ゲート手前にはたくさんの人が
エアレース競技会場の練習風景を見ていた。
『せっかくだから ちょっと見ていきますかっ』


「レッドブル・エアレース」は、空中に設定されたトラック(コース)を専用の飛行機で飛行し、
タイムを競う空のレースである。
最高速度は370km/hにも達し、「世界最速のモータースポーツ」と言われている。


世界各国で年間8戦が争われ、各大会の順位によって与えられるポイントの総獲得数で
年間王者が決定される。
地元日本からは、唯一の日本人エアレーサー、室屋義秀選手が出場することになっている。


今回の千葉大会は、2016年シーズンの第3戦目にあたる。
千葉県のエアレースの競技大会は、昨年に引き続き2度目になる。
昨年の第1回千葉大会では、同レース史上最多となる12万人もの観衆が集まったそうである。


通過ポイントのパイロンが並んでいる。
1本のみ設置されたパイロンは必ず外側を通過し、2本のパイロンで構成された「エアゲート」は、
その間を通過しなくてはならない、そうだ。


クレーンのボックスには撮影用のカメラが設置され、試験撮影を行っている様子だった。
決勝の様子は6月5日(日)20:00からNHK-BS1で放送されることになっている。


先ほどまで2つ並んでいたパイロンの1つがしぼんでしまっている。
練習中の飛行機が触ってちぎれてしまったのだ。
パイロンは、わずかな衝突で簡単にちぎれるようになっている、とのことだが、
ちぎれたパイロンは短時間で復帰できる、そうだ。


『そろそろ行くかなっ』
時間を気にするOさん。


10時23分、再び海浜大通りに沿って進む。


網のようなフェンスは、見えそうで見えないためストレスが溜る。


花見川に架かる美浜大橋を渡る。
海側はフェンスが張られ見ることができない。
橋の欄干とフェンスの間の隙間から覗けばちょこっと見えるだけである。


花見川の河口には、大勢の人が練習風景を観覧していた。


花見川を渡った所から海岸には下りられるようになっている。


防波堤に沿って歩けるが、歩行者用の一段高い所は黄色いテープが張られて通行禁止となっている。
エアレースの練習の様子を見つめる市民の皆さん。


この辺りからでもエアレースの練習風景がよく見える。


花見川河口からは検見川の浜になる。
本来は堤防の向う側を歩くことにしていたのだが・・・


幕張の浜・検見川の浜・いなげの浜の総延長は、4,320m。
人工海浜としては日本一を誇る長さである。


堤防沿いの道は、通行する人や自転車が多い。


堤防沿いの道は、「幕張稲毛シーサイドランニングコース」にもなっている。


「浜辺の情景」のモニュメント


検見川の浜が続く。


検見川の浜の終りに近い所で、海岸に下りられる、
との情報を得たので真っ直ぐに進む。


稲毛ヨットハーバーの駐車場を通り抜け、


稲毛海浜公園の海岸へ向かう。


左手には、稲毛ヨットハーバーのマリーナがある。


海岸に沿って稲毛海浜公園へ向かうつもりだったが・・・


なんと行き止りである。
正面には、川(草野水路)があり、橋などは架かってないため、向う岸へは行けない。
左手に水門のようなものがあり、そこは通れるようになっているようだが・・・
マリーナの出入口があるため、ここからは水門へは行けない。
完全などんづまりであった。
ここは引き返すしかない。


待たせていた皆さんもちょっとがっくりといった様子。
『真っ直ぐ行けると思ったのにねっ』


稲毛ヨットハーバーの駐車場まで引き返し、


稲毛ヨットハーバー前を通過
このヨットハーバーの建物内にはレストランがあり、海を眺めながら食事を取れる、そうだ。


海浜大通り沿いにあった歩道を進む。


右手の松林の向う側(マリーナ側)にも道が見える。
水門へ通じる道のようだ。


『松林を抜けちゃおうっ』


松林を抜けてマリーナ側の道へ出た。


右手に先ほどどんづまりだったマリーナの出入口を見ながら、


200mほど進むと、


草野水門があった。


草野水門を渡って右手に進み、海岸を目指した。


水路の河口が見えてきた。


落とし込み釣りをやっている人がいた。
クロダイの当りはあるのだろうか? 餌はカニだろうか?
一時期クロダイ釣りにハマった身としては、気になるところである。


11時14分、ようやく規制がない海岸に出ることが出来た。
『やっぱり海岸は良いわねっ』


『もうちょっとで砂浜に出られるんじゃねっ』
さらに堤防に沿って進むと、


11時18分、いなげの浜に出た。


松林の中も歩道があって歩けるようになっている。
時間は少し早いがこの辺りで弁当タイムにしようということに。


海岸を少し歩くと・・・


東屋のような施設があった。
ベンチもあり、直射日光も避けられるので、ここで弁当にしよう。


いなげの浜の穏やかな渚を眺めながらの弁当は格別である。


『久しぶりの海だけど、やっぱり良いもんだねぇ』
この海岸は、トンビの心配はなさそうである。


砂浜には若い女の子たちが弁当を広げている姿も。


砂浜に打ち上げられた魚を啄ばむカラス


いなげの浜の水辺でしばし寛ぐ。


12時33分、弁当も終わり、後半の出発だ!


稲毛海浜公園プール手前まで行って、そこから稲毛海岸駅に向かうことにしよう。


稲毛海浜公園の松林に囲まれた道を進むと、


ビーチセンターが見えてきた。


12時37分、ビーチセンターに到着
ビーチセンターは、いなげの浜に隣接したバーベキュー施設で、
テーブル・イス・洗場等を備えた施設の貸出や、
飲食物や遊具・炭・網などを販売している、そうだ。


ビーチセンターの直ぐ隣りにバーベキュー場があった。
数組のグループがバーベキューを楽しんでいた。
ここは、家族や友人などで楽しめるということで人気が高く、
特に土・日・祝日は、市内のみならず県外からも数多くの利用者があり、
賑わっている、とのこと。


ビーチセンター前に、稲毛海岸駅へ通じる道があったので、
そこから駅を目指すことにした。


12時43分、山陽メディア フラワーミュージアム前を通過
ハイビスカスやラン・ヤシ等亜熱帯植物が根づく総ガラス張りの温室棟がある。
展示棟には室内花壇・展示室・講習室があり、各種教室や講習会も開催され、
1年中花を楽しめる、そうだ。


海浜大通りの公園プール入口交差点を渡り、


左手に稲毛高校を見ながら進む。


周りは高層マンションや団地の建物が立ち並ぶ。


高浜警察宿舎を左折し、


美浜消防署高浜出張所前を通過した辺りから、


超高層マンションが目立つようになってきた。


間もなく稲毛海岸駅だ。


美しく咲いたペチュニアの花に迎えられて、


13時15分、この日のゴール稲毛海岸駅に到着


後は、電車を乗り継いで帰るだけである。


稲毛海岸駅ホームで、電車を待つ。


電車が到着するまで構内のベンチで一休み。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


”日本一長い人工海岸”を目指したが、エアレースの練習日にぶつかってしまい、
幕張の浜・検見川の浜・いなげの浜のほぼ全域を歩くことは出来なかった。
その代わりにと言えるかどうか、エアレースの練習風景を見れたのは、せめてもの救いだった。
最後にエアレースの規制の無い”いなげの浜”の一部だけでも歩けたことで、良しとしよう。

エアレースの決勝の様子は、6月5日(日)20:00からNHK-BS1で放送されることになっているので、
唯一の日本人エアレーサー、室屋義秀選手の活躍に注目したい。
(室屋選手 悲願の初優勝おめでとう!!)
大河ドラマ「真田丸」は、録画予約しているので後でゆっくり楽しむことにしよう。

この日の万歩計は、意外にも15,000歩を超えていた。

ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする