ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

今年はちょっと早すぎた 常陸風土記の丘ゆりまつり

2016年06月10日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2016年6月10日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28度第10回(2016年第21回)、「常陸風土記の丘ゆりまつり(石岡)」ウォーキングに参加した。
「常陸風土記の丘ゆりまつり」は、5年前の2011年6月17日(金)に一度訪れているので2度目となる。

土浦市街地の第一集合場所は、これまで事前届が必要な土浦市民会館としていたが、
今年度からは特に事前届の必要がない土浦ピアタウンに変更した。
今回初めて利用することになったが、土浦市民会館へ向かった人も何組かいて
連絡に四苦八苦。


8時35分、土浦ピアタウンに集まった16名は、車5台に分乗し、常陸風土記の丘へ向かった。


9時20分、常陸風土記の丘駐車場に到着


この日の参加者は33名。
常陸風土記の丘に直行した人は、17名ということになる。


つものように3つにグループ分けをして、
9時27分、出発!
この日は、『コースは大したことはない』という会長の判断で準備体操はパスだ。


先ずは染谷佐志能神社へ向かう。


染谷佐志能神社への道は、木陰になっていて暑さが凌げる。


広域農道を横断し、染谷佐志能神社へ。


石岡観光植物園辺りを通過


右手に龍神山(196m)が見える。
龍神山は、私有地となっていて土砂採掘場となっているため、行くことが出来ない。


9時39分、染谷佐志能神社一の鳥居を潜り、


御手洗で手を洗い清めて、


染谷佐志能神社の参道を進む。


参道は、二の鳥居の手前から石段になった。


鳥居の先からは、石段は一段と急になっている。
左側にはやや緩い坂道があるが、ここは石段を上ることにしよう。


『こんな急な石段を上るなんて知らなかったわっ』
と言いつつも、どこか楽しそう。
(数えたら、173段あったそうだ)


9時46分、染谷佐志能神社に到着。
佐志能神社は、染谷佐志能神社と村上佐志能神社の2社があり、ともに龍神山の龍神(雨の神)を祀っている。
染谷が高龗神(たかおかみのかみ:雌龍)、村上が闇龗神(くらおかみのかみ:雄龍)である。
2社とも創建年代は明らかではないが、農耕に不可欠な「雨の神」を祀ることもあって、
古くから付近の村人たちの信仰を集めた。(石岡市教育委員会)


毎年4月19日には例祭があり、このとき奉納される「染谷十二座神楽」は、400年の歴史を持つと伝えられ、
現在まで残っている数少ない「里神楽」の一つとして市指定有形民族文化財となっている。
(石岡市教育委員会)


境内には、明治三十七年の日ロ戦争で奉納した兵器の碑があった。
目録には、歩兵連発銃・十五珊砲弾・七吋半砲弾といった文字が読みとれる。


この石像は観音様のようにも見えるが・・・


染谷佐志能神社裏の展望台へは、地図では直ぐ近くになっているが、
裏山へ通じる道を見つけられなかったため、いったん下山することに。


佐志能神社一の鳥居まで下りて、右手に進むと、


龍神山霊園に出た。


霊園の突き当たりの階段を上る。


振り返ると、常陸風土記の丘の獅子頭が見えた。


右手にお墓を見ながら急な階段を上る。
『こんな高い所にお墓を造った人は大変だねぇ』


もうちょっとで石段は終わりである。頑張ろう!


『こんなにきついとは思わなかったわっ』
最近は平坦なコースが多いので、ちょっとした階段でも足に堪える。


10時8分、霊園の石段を上り切ったところで一休みしよう。


楽しみのお茶タイムのひと時を過ごし、


10時16分、頂上の展望台を目指す。


緩やかな坂道が続く。


曲がりくねった山道を上ること十数分、


10時29分、展望四阿(163m)に到着した。


展望台からはご覧のような状態で、全く視界が効かない。
『これじゃぁ、展望台とは言えないよねっ』
四阿で作業していた人が、『近いうちに視界を遮る邪魔な木は伐採する』とのこと。
是非そうして欲しい。


展望四阿で一息入れて、


10時38分、下山開始!


つづら折れの山道を下る。


『下りは楽で良いよねっ』


森を抜けると太陽が眩しかった。


常陸風土記の丘を目指す。


前方に獅子頭が見えてきた。


獅子頭


時間があるので、常陸風土記の丘の裏にあるキャンプ場を回ることにした。


この日の予想最高気温は27℃だが、湿度が低いのでそれほど暑さは感じない。
時折吹く風が涼しさを感じさせてくれる。


キャンプ場の森の中を進む。


杉林の中の緑が光輝いて美しい。


杉林を抜けると、梨畑が広がる。


ピンポン玉ほどの実が生っていた。
あと2ヶ月ほどで収穫の時期を迎える。


梨の果樹園に沿って進むと、


波付岩があった。
案内標識も説明板もないので、見落とし勝ちだ。
以前から波付岩とはどんな岩なのだろう? と思っていたのだが・・・
一見した限りでは、何の変哲もないただの岩である。


岩の後ろに回ってみると、大きな岩が二つ並んでいた。
『波が打ち寄せているように見えるから「波付岩」っで言うんじゃないっ?』
まぁ、そういうことで納得するしかない。


波付岩を後にして、常陸風土記の丘へ。


ブルーベリーの畑があり、女性陣が熟れた実を試食させてもらっていた。
『甘くて美味しいわねっ』
収穫には若干早くて味の方は分からないが、ご主人は、女性には甘そうである。


常陸風土記の丘の金山池のほとりで休憩していると・・・


遅れて到着した女性陣からブルーベリーの差し入れが。
2粒貰って口にしたら、甘くて美味しかった。


右手に金山池を見ながら、枝垂桜の緑のトンネルを風土記の丘へ。


金山池の向うに金龍橋が見える。
手前の金山池は、古代ハスの池だが、葦に覆われた状態でハスは見えない。


ところどころに紫陽花が咲いていたが、花の数が少ない感じである。
何となく花に勢いが感じられない。


花菖蒲の畑は荒れた状態になっており、花菖蒲は見当たらなかった。
花菖蒲の世話まで手が回らないのだろうか?

これは、2011年6月17日(金)に訪れた時の様子。


11時39分、正午に駐車場へ集まることにして、風土記の丘の中央付近でいったん解散。
園内を自由散策してもらうことにした。


せっかくなので、石岡名物の獅子頭へ。


日本一の巨大獅子頭
江戸時代から石岡の民衆は、悪霊退散の守護神として、祭礼の中心に獅子頭を位置づけてきた、とのこと。
この獅子頭は、「石岡のおまつり」に巡行する獅子頭をスケールアップしたもので、
台座からの高さは14m、幅10m、奥行き10m、日本一の獅子頭である。


獅子頭の中は展望台になっている。


獅子頭からの眺望。
広い公園が一望できる。


石のモニュメント「時の門」
古代の門


中世の門


現代の門と続けて潜って、古代から現代へとタイムスリップして、


ユリの畑へ行ってみると、
まだ蕾の状態で、根元の方は枯れかかっている状態だった。
今年は、雨が少ないので水が足りないのだろうか?


一ヵ所だけもう直ぐ咲きそうな状態のユリがあったが、これも元気がない。


これは、2011年6月17日(金)に訪れた時のものである。
この時の見頃は6月20日過ぎということで若干早かったが、けっこう見応えはあった。


「ゆりまつり」は、毎年6月第1土曜~最終日曜日の間に開催される、そうだが・・・
今年は例年通り行われるのだろうか?

「ゆりまつり」が無事開催されることを祈りながら、金龍橋を潜り


金龍橋の上に出た。
中学生の団体が金龍橋を渡っていた。


蕎麦・うどんの食事処「曲屋」を横目に見ながら、


風土記の丘の長屋門を出て駐車場へ。


長屋門を出たところでトマトを売っていた。
当会の人たちが買い求めていた。


箱ごと買ってご満悦のK子さん。
『うちはトマトが好きなのよっ』
箱には「桃太郎とまと」の文字が。
「桃太郎とまと」は、平成22年(2010)時点で派生種を含めて22品種、国内シェア70%を占めている。
同年にJA全農おかやまが10月10日を「岡山県産桃太郎トマトの日」と申請して認定されている、そうだ。

『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』

久しぶりの「常陸風土記の丘」であった。
昨年(2015年)は、6月12日に予定していたが、雨で中止となったため、
今年も企画したが、「ユリ」には、ちょっと早過ぎた。
今年は雨が少ないためなのか、花(紫陽花・ユリなど)は元気がないように感じた。

波付岩を今回初めて直ぐ傍で見ることができ、名前の由来に迫れたのは収穫?だった。

「常陸風土記の丘」は、枝垂桜でも有名なので、今後も訪れる機会は多いと思う。
次の機会には展望四阿からの素晴らしい眺めを期待したい。

この日の万歩計は、11,000歩に達していた。

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コメント
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