2016年6月19日(日)
富士登山トレーニング第3回目(自身2回目)のこの日は、筑波山口から御幸ヶ原コースを上り、
女体山(877m)を経由して、白雲橋コースを下るというものである。
9時20分前、この日のスタート地点、旧筑波鉄道の筑波山口駅に到着。
この日は、”ツールドつくば2016”が開催されたためか、小さな駐車場は既に満杯状態だった。
駐車場端の空スペースに縦列駐車して待つことしばし・・・
8時50分、主宰するYさんが到着。
この日の参加者は、14名である。
「健康ウォーキング同好会」からは、Nさんが参加。
『一生に一度は富士山に登りたい』という気持ちは、みんな同じだ。
Yさんから富士登山の基礎知識のレクチャーや、持物などの説明があり、
9時9分、筑波山を目指して出発!
筑波山口駅の標高は、Yさんによると海抜20mほどとのこと。
ということは、筑波山女体山(877m)まの高低差は、850m以上だ。
登山口の筑波山神社付近までは、前回と同じルートである。
筑波山神社裏の登山口までは、筑波山口駅からおよそ2.1Kmほどある。
けっこうきつい坂道なので、登山口に着く前にかなり体力を消耗する。
途中木陰があったのであらためて各自ストレッチをして、
登山口を目指す。
急坂の道を進む。
前回”売り”の張り紙のあった古民家前を通過。
今回、”売り”の張り紙は、どこにも見当たらなかった。
売れてしまったのだろうか?
急坂の道を進むと、
県道42号に出た。
つくばグランドホテルの向うに筑波山神社入口の赤い鳥居が見える。
県道42号を横断して正面の急坂道を進むと、
県道139号があり、さらにその先の筑波山大御堂西参道を進む。
9時53分、筑波山大御堂に到着。
筑波山大御堂は、この右手にある。
椎の大木の下で一休み。
少し遅れてYさんグループが到着
一息入れて筑波山登山口を目指す。
写真左は、筑波山温泉の源泉。
地下1,300mから汲み上げているそうで、近くのホテルへ供給されている、とのこと。
泉質はアルカリ性単純泉で神経痛・筋肉痛・冷え症などに効能があるほか、
PH値は10.25と高く、美容にも効果がある、とのこと。泉温は27.2℃。
10時12分、登山口の筑波山ケーブルカー宮脇駅に到着。
体調を整え、水・お茶などを購入して、登山口へ。
10時22分、登山開始
御幸ヶ原まで90分と案内されている。
最初は緩やかな杉の樹林を進む。
しばらくは筑波石の坂道が続く。
途中から丸太の階段になった。
10時59分、平坦な場所に出て最初の休憩。
この時点でYさんたちの姿は確認できなくなっていた。
目の前をケーブルカーの線路が走っている。
小休止の後、山頂を目指す。
この辺りから険しい坂道が始まった。
前を行くNさんになかなか追いつくことができない。
次第に離され、そのうち姿が見えなくなってしまった。
既に山頂から下りてくる人もいる。
また別の平坦な場所があった。
数人の人がベンチに腰を下して休憩していた。
ここにもNさんの姿はない。先に行ってしまったようだ。
マイペースで上ることにしよう。
ケーブルカーの線路脇を抜け、山頂を目指す。
険しい階段状の山道が続く。
上る人も下る人もそれぞれマイペースである。
休憩しては上り、上ってはまた休憩を摂るの繰り返しだ。
以前何度か上ったことはあるのだが、御幸ヶ原コースがこれほどきついとは思わなかった。
やはり歳のせいである。
ようやく少しだけ平坦な道に出た。
一息つける。
巨大な杉の木が目立つようになってきた。
11時20分、山頂まで600mの男女川の水源地近くを通過
男女川は、男体山と女体山の間を南下して桜川へと注いでいる。
筑波嶺の 峰より落つる男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる
と小倉百人一首にも歌われている、と案内板にあった。
11時37分、山頂まで300m地点を通過。
あともう少しだ。
坂道は続く。
丸太の階段になった。
子供は身軽で元気だ。後ろから次々と自分を追い抜いて行く。
山頂の建物が見えてきた。
11時52分、やっとのことで山頂の茶店に到着した。
Nさんは一足先に到着して、待っていた。
登山口から1時間30分が経過していた。
御幸ヶ原コースの登山時間は90分となっているので、ぴったしの時間ではあるが、
正直言って疲れた。
御幸ヶ原のコマ展望台
この後目指す女体山(877m)の神社が見える。
その後、数名が到着し、後続の人を待った。
せっかくだからと男体山(871m)へ向かった夫婦も。
子供を背負って上ってきた若いママさん。
『いやぁ 凄いねこのママさん』
12時24分、後続の人たちが到着。
数分遅れてYさんが到着して、全員無事登頂を果たした。
弁当を広げる場所を求めて女体山方面へ。
筑波山頂駅の茶屋のベンチは満席だ。
御幸ヶ原の広場は、日曜日のためか大勢の人で賑っていた。
女体山側の筑波山の看板の前が空いていた?
筑波山の看板の前で弁当を広げることにした。
1つだけベンチが空いていた。
ここは女性陣に使ってもらうのが紳士のマナーというものだ。
目の前に男体山を眺めながらの弁当は格別である。
弁当が終わり、Yさんから富士登山の日程やルートの説明が・・・
次第に期待と不安が高まる。
13時35分、女体山(877m)を目指して出発!
13時46分、せきれい茶屋を通過。
ガマ石
元来は「雄龍石」と言い、傍らには「雌龍石」もあるが、この場所で、永井兵助が、
「ガマの油売り口上」を考え出したことで、”ガマ石”と呼ばれるようになった、そうだ。
岩だらけの山道を上ると、
13時54分、女体山神社に到着した。
女体山神社に参拝すると、女体山山頂(877m)の岩場は目の前だ。
つつじヶ丘駅が見える。
男体山(871m)を望む。
13時59分、女体山の下山開始
「白雲橋コース」で筑波山神社を目指すことになる。
筑波山神社までは、2.7Kmの距離である。
「白雲橋コース」の女体山直下は急な岩場が続くので、注意が必要だ。
特に下りは慎重に下りることを心掛けたい。
登る人も大勢いるし、若い人の中には追越して先に下ろうとする傾向があるので、
急ぐと危険である。
急坂の岩場が続き、次々と奇岩・巨岩が現れる。
大仏岩
高さ15m以上もあり、下から見上げた形が、大仏様が座っているように見えることからこのように呼ばれている。
北斗岩を潜る。
北斗岩は、天にそびえたつ岩で、天空に輝く北斗星のように、決して動かないことを意味している。
岩だらけの急坂が続く。
裏面大黒
大きな袋を背負った大黒様の後ろ姿に似ていることから、このように呼ばれている。
出船入船
元来「熊野の鳥居石」といわれ船玉神を祀り、石の姿が出船と入船とが並んでいるように見えることから
このように名付けられた。
国割り石
往古諸神が集い、この石の上に線を引き、神々の行くべき地方を割りふったと言われている。
陰陽石を見上げる。
高さ10mを越える巨大な石が二つ聳え立ち、陰陽寄り添っているように見える。
母の胎内くぐり
筑波山禅定(修験の行)の行場の一つ。
狭い岩の間を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味している。
高天原という場所は、神様の世界を意味し、天照大神を祀る稲村神社が建立されている。
弁慶七戻り
猛者と恐れられた弁慶でさえ、頭上の岩が今にも落ちそうで七戻りしたといわれている奇岩。
今に至るまで落ちてこなかったのが不思議である。
弁慶の七戻りの先に大木の切株があった。
中央に「天明の飢餓」と書かれた札があったことから、樹齢は推定250年だ。
(天明の飢餓の天明二年は、1782年に当たる)
14時48分、弁慶茶屋跡に到着。
14時57分、弁慶茶屋跡でしばらく休憩を摂った後、筑波山神社を目指して「白雲橋コース」へ。
筑波山神社までは、1.9Kmの道のりである。
「白雲橋コース」も最初は岩場の急坂が続く。
「御幸ヶ原コース」にひけを取らないほどの岩だらけの道である。
この辺りから次第に後続との距離が開き、一人で下ることにした。
15時43分、白蛇弁天を通過
ここに白蛇が棲むと云われ、白蛇を見たものは財をなすと云われている、そうだ。
実際に白蛇を見た人はいるのだろうか?
15時51分、「白雲橋コース」(左)と筑波山神社とつつじヶ丘を結ぶ「迎場コース」(右)の合流点「酒迎場」を通過
「酒迎場」からつつじヶ丘までは、1.6Kmだ。
「酒迎場」を過ぎると緩やかな木の階段になった。
速度を上げることはできるのだが、疲れていてその元気はなかった。
16時ちょうど、「白雲橋コース」登山口の鳥居に到着した。
視界が開けて目の前に筑波山麓の景色が広がった。
鳥居から筑波山神社までは100mほどだ。
神社の境内に入った所に楠木正勝の墓があった。
案内板には以下のように紹介されていた。
楠木正勝は、正成の孫で、虚無僧の祖と云われる。
現在の白雲橋近くにあった古通寺(普化宗)に来たと云われている。
古通寺は、昭和十三年(1938)の山津波により流された。
16時5分、筑波山神社に到着
無事の下山を報告した。
筑波山神社の山門を潜り、
筑波山神社を後にした。
かなり疲れたが、まだ出発地の筑波駅まで、残り2.1Km余。
頑張ろう!
御神橋を通過し、
参道の土産物店街を抜け、
朝方上ってきた大御堂前の細い道を下る。
味わいのある道である。
上って来た時と少し景色が異なる。
曲がる路地を間違ったようだが・・・
ほどなく見覚えのある道に出た。
16時54分、麓のバス車庫を通過
富士山トレーニングは、7月・8月にも予定されている。
筑波山にはその時またお目にかかろう。
16時57分、筑波駅に到着
数分後にYさんグループも無事到着した。
『皆さん、今日は大変お疲れさめでしたぁ』
富士山トレーニング第3回目(自身2回目)が終わった。
筑波山口から御幸ヶ原コースを上り、女体山(877m)を経由して、白雲橋コースを下るという
距離の長いコースだったが、無事歩き終えてホっとしている。
「健康ウォーキング同好会」では、毎週のように歩いているが、平坦なコースが多いので、
この日は久しぶりの登山気分を味わった。
足の筋肉が痛くてしようがない。あと2-3日はこの状態が続くだろう。
念願の富士登山に向けて、可能な限りトレーニングに参加して、富士山登頂を果したい。
この日の万歩計は、23,000歩を計測していた。
疲れた割には意外と少ないカウント値には、ちょっとがっかり。
山道の歩数は、疲れには比例しないのだ。
”ウマさんの気ままなウォーキングの目次”へ
富士登山トレーニング第3回目(自身2回目)のこの日は、筑波山口から御幸ヶ原コースを上り、
女体山(877m)を経由して、白雲橋コースを下るというものである。
9時20分前、この日のスタート地点、旧筑波鉄道の筑波山口駅に到着。
この日は、”ツールドつくば2016”が開催されたためか、小さな駐車場は既に満杯状態だった。
駐車場端の空スペースに縦列駐車して待つことしばし・・・
8時50分、主宰するYさんが到着。
この日の参加者は、14名である。
「健康ウォーキング同好会」からは、Nさんが参加。
『一生に一度は富士山に登りたい』という気持ちは、みんな同じだ。
Yさんから富士登山の基礎知識のレクチャーや、持物などの説明があり、
9時9分、筑波山を目指して出発!
筑波山口駅の標高は、Yさんによると海抜20mほどとのこと。
ということは、筑波山女体山(877m)まの高低差は、850m以上だ。
登山口の筑波山神社付近までは、前回と同じルートである。
筑波山神社裏の登山口までは、筑波山口駅からおよそ2.1Kmほどある。
けっこうきつい坂道なので、登山口に着く前にかなり体力を消耗する。
途中木陰があったのであらためて各自ストレッチをして、
登山口を目指す。
急坂の道を進む。
前回”売り”の張り紙のあった古民家前を通過。
今回、”売り”の張り紙は、どこにも見当たらなかった。
売れてしまったのだろうか?
急坂の道を進むと、
県道42号に出た。
つくばグランドホテルの向うに筑波山神社入口の赤い鳥居が見える。
県道42号を横断して正面の急坂道を進むと、
県道139号があり、さらにその先の筑波山大御堂西参道を進む。
9時53分、筑波山大御堂に到着。
筑波山大御堂は、この右手にある。
椎の大木の下で一休み。
少し遅れてYさんグループが到着
一息入れて筑波山登山口を目指す。
写真左は、筑波山温泉の源泉。
地下1,300mから汲み上げているそうで、近くのホテルへ供給されている、とのこと。
泉質はアルカリ性単純泉で神経痛・筋肉痛・冷え症などに効能があるほか、
PH値は10.25と高く、美容にも効果がある、とのこと。泉温は27.2℃。
10時12分、登山口の筑波山ケーブルカー宮脇駅に到着。
体調を整え、水・お茶などを購入して、登山口へ。
10時22分、登山開始
御幸ヶ原まで90分と案内されている。
最初は緩やかな杉の樹林を進む。
しばらくは筑波石の坂道が続く。
途中から丸太の階段になった。
10時59分、平坦な場所に出て最初の休憩。
この時点でYさんたちの姿は確認できなくなっていた。
目の前をケーブルカーの線路が走っている。
小休止の後、山頂を目指す。
この辺りから険しい坂道が始まった。
前を行くNさんになかなか追いつくことができない。
次第に離され、そのうち姿が見えなくなってしまった。
既に山頂から下りてくる人もいる。
また別の平坦な場所があった。
数人の人がベンチに腰を下して休憩していた。
ここにもNさんの姿はない。先に行ってしまったようだ。
マイペースで上ることにしよう。
ケーブルカーの線路脇を抜け、山頂を目指す。
険しい階段状の山道が続く。
上る人も下る人もそれぞれマイペースである。
休憩しては上り、上ってはまた休憩を摂るの繰り返しだ。
以前何度か上ったことはあるのだが、御幸ヶ原コースがこれほどきついとは思わなかった。
やはり歳のせいである。
ようやく少しだけ平坦な道に出た。
一息つける。
巨大な杉の木が目立つようになってきた。
11時20分、山頂まで600mの男女川の水源地近くを通過
男女川は、男体山と女体山の間を南下して桜川へと注いでいる。
筑波嶺の 峰より落つる男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる
と小倉百人一首にも歌われている、と案内板にあった。
11時37分、山頂まで300m地点を通過。
あともう少しだ。
坂道は続く。
丸太の階段になった。
子供は身軽で元気だ。後ろから次々と自分を追い抜いて行く。
山頂の建物が見えてきた。
11時52分、やっとのことで山頂の茶店に到着した。
Nさんは一足先に到着して、待っていた。
登山口から1時間30分が経過していた。
御幸ヶ原コースの登山時間は90分となっているので、ぴったしの時間ではあるが、
正直言って疲れた。
御幸ヶ原のコマ展望台
この後目指す女体山(877m)の神社が見える。
その後、数名が到着し、後続の人を待った。
せっかくだからと男体山(871m)へ向かった夫婦も。
子供を背負って上ってきた若いママさん。
『いやぁ 凄いねこのママさん』
12時24分、後続の人たちが到着。
数分遅れてYさんが到着して、全員無事登頂を果たした。
弁当を広げる場所を求めて女体山方面へ。
筑波山頂駅の茶屋のベンチは満席だ。
御幸ヶ原の広場は、日曜日のためか大勢の人で賑っていた。
女体山側の筑波山の看板の前が空いていた?
筑波山の看板の前で弁当を広げることにした。
1つだけベンチが空いていた。
ここは女性陣に使ってもらうのが紳士のマナーというものだ。
目の前に男体山を眺めながらの弁当は格別である。
弁当が終わり、Yさんから富士登山の日程やルートの説明が・・・
次第に期待と不安が高まる。
13時35分、女体山(877m)を目指して出発!
13時46分、せきれい茶屋を通過。
ガマ石
元来は「雄龍石」と言い、傍らには「雌龍石」もあるが、この場所で、永井兵助が、
「ガマの油売り口上」を考え出したことで、”ガマ石”と呼ばれるようになった、そうだ。
岩だらけの山道を上ると、
13時54分、女体山神社に到着した。
女体山神社に参拝すると、女体山山頂(877m)の岩場は目の前だ。
つつじヶ丘駅が見える。
男体山(871m)を望む。
13時59分、女体山の下山開始
「白雲橋コース」で筑波山神社を目指すことになる。
筑波山神社までは、2.7Kmの距離である。
「白雲橋コース」の女体山直下は急な岩場が続くので、注意が必要だ。
特に下りは慎重に下りることを心掛けたい。
登る人も大勢いるし、若い人の中には追越して先に下ろうとする傾向があるので、
急ぐと危険である。
急坂の岩場が続き、次々と奇岩・巨岩が現れる。
大仏岩
高さ15m以上もあり、下から見上げた形が、大仏様が座っているように見えることからこのように呼ばれている。
北斗岩を潜る。
北斗岩は、天にそびえたつ岩で、天空に輝く北斗星のように、決して動かないことを意味している。
岩だらけの急坂が続く。
裏面大黒
大きな袋を背負った大黒様の後ろ姿に似ていることから、このように呼ばれている。
出船入船
元来「熊野の鳥居石」といわれ船玉神を祀り、石の姿が出船と入船とが並んでいるように見えることから
このように名付けられた。
国割り石
往古諸神が集い、この石の上に線を引き、神々の行くべき地方を割りふったと言われている。
陰陽石を見上げる。
高さ10mを越える巨大な石が二つ聳え立ち、陰陽寄り添っているように見える。
母の胎内くぐり
筑波山禅定(修験の行)の行場の一つ。
狭い岩の間を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味している。
高天原という場所は、神様の世界を意味し、天照大神を祀る稲村神社が建立されている。
弁慶七戻り
猛者と恐れられた弁慶でさえ、頭上の岩が今にも落ちそうで七戻りしたといわれている奇岩。
今に至るまで落ちてこなかったのが不思議である。
弁慶の七戻りの先に大木の切株があった。
中央に「天明の飢餓」と書かれた札があったことから、樹齢は推定250年だ。
(天明の飢餓の天明二年は、1782年に当たる)
14時48分、弁慶茶屋跡に到着。
14時57分、弁慶茶屋跡でしばらく休憩を摂った後、筑波山神社を目指して「白雲橋コース」へ。
筑波山神社までは、1.9Kmの道のりである。
「白雲橋コース」も最初は岩場の急坂が続く。
「御幸ヶ原コース」にひけを取らないほどの岩だらけの道である。
この辺りから次第に後続との距離が開き、一人で下ることにした。
15時43分、白蛇弁天を通過
ここに白蛇が棲むと云われ、白蛇を見たものは財をなすと云われている、そうだ。
実際に白蛇を見た人はいるのだろうか?
15時51分、「白雲橋コース」(左)と筑波山神社とつつじヶ丘を結ぶ「迎場コース」(右)の合流点「酒迎場」を通過
「酒迎場」からつつじヶ丘までは、1.6Kmだ。
「酒迎場」を過ぎると緩やかな木の階段になった。
速度を上げることはできるのだが、疲れていてその元気はなかった。
16時ちょうど、「白雲橋コース」登山口の鳥居に到着した。
視界が開けて目の前に筑波山麓の景色が広がった。
鳥居から筑波山神社までは100mほどだ。
神社の境内に入った所に楠木正勝の墓があった。
案内板には以下のように紹介されていた。
楠木正勝は、正成の孫で、虚無僧の祖と云われる。
現在の白雲橋近くにあった古通寺(普化宗)に来たと云われている。
古通寺は、昭和十三年(1938)の山津波により流された。
16時5分、筑波山神社に到着
無事の下山を報告した。
筑波山神社の山門を潜り、
筑波山神社を後にした。
かなり疲れたが、まだ出発地の筑波駅まで、残り2.1Km余。
頑張ろう!
御神橋を通過し、
参道の土産物店街を抜け、
朝方上ってきた大御堂前の細い道を下る。
味わいのある道である。
上って来た時と少し景色が異なる。
曲がる路地を間違ったようだが・・・
ほどなく見覚えのある道に出た。
16時54分、麓のバス車庫を通過
富士山トレーニングは、7月・8月にも予定されている。
筑波山にはその時またお目にかかろう。
16時57分、筑波駅に到着
数分後にYさんグループも無事到着した。
『皆さん、今日は大変お疲れさめでしたぁ』
富士山トレーニング第3回目(自身2回目)が終わった。
筑波山口から御幸ヶ原コースを上り、女体山(877m)を経由して、白雲橋コースを下るという
距離の長いコースだったが、無事歩き終えてホっとしている。
「健康ウォーキング同好会」では、毎週のように歩いているが、平坦なコースが多いので、
この日は久しぶりの登山気分を味わった。
足の筋肉が痛くてしようがない。あと2-3日はこの状態が続くだろう。
念願の富士登山に向けて、可能な限りトレーニングに参加して、富士山登頂を果したい。
この日の万歩計は、23,000歩を計測していた。
疲れた割には意外と少ないカウント値には、ちょっとがっかり。
山道の歩数は、疲れには比例しないのだ。
”ウマさんの気ままなウォーキングの目次”へ