ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

富士登山トレーニング 薬王院コース(4回目)

2016年08月19日 | ウマさんの気ままなウォーキング
2016年8月19日(金)

富士登山自主トレーニングとして、筑波山薬王院コースに三度挑戦した。
8月7日、約1ヶ月ぶりで薬王院コースに挑戦した際に、太腿の筋肉痛で思うように歩けず、
皆さんには大きな迷惑をかけている。
この状態で約半月後に迫った富士登山本番を迎えるのは、ちょっと厳しいと思った次第である。

この日のコースは、前回(8月11日)と同じく、薬王院の駐車場をスタートし、薬王院コースを上り、
女体山(877m)に参拝して、薬王院コースを下るというものである。
この日は、「健康ウォーキング同好会」のNさんも一緒だ。

9時30分、薬王院駐車場に到着。
待ち合わせをしていたNさんが、間違えて別の駐車場へ行ってしまったようだ。
携帯で連絡を採ろうとしたが、通信状態が悪くて思うように繋がらない。
念のため筑紫湖駐車場へ戻ったりしてみるが、なかなか会うことが出来ずに少々あせった。
筑紫湖駐車場付近で、何とか携帯が繋がり、無事合流することに成功。


9時55分、準備を整えて出発!


9時57分、薬王院仁王門(楼門)前に到着


仁王門は、県の文化財に指定されている。
Nさんは、薬王院は初めてとのことで、仁王門の偉容に圧倒されたようだ。


仁王門を潜って


急な石段を上ると、目の前に本堂が構える。
椎尾山薬王院は、延暦元年(782)最仙上人の開基による天台宗の寺院である。


県内三塔の一つに数えられている三重塔も県の文化財に指定されている。


本殿(瑠璃殿)にこの日の無事を祈願して、登山口へ向かう。


10時4分、薬王院ルートの登山口に到着


筑波山頂まで2,960mだ、頑張ろう!
先頭は、自分が務める。


杉の林とシダの群生地を過ぎ、


標高250m、筑波山頂まで2,560mの地点を通過。


緩やかな山道が続く。


かなり急な丸太の階段を上ると、


10時37分、筑波高原キャンプ場へ続く舗装道路に出た。
登山口から33分が経過していた。
ここまで休憩なしで、まずまずのペースである。


水分補給のため、しばし休憩。


10時44分、今度はNさんを先頭に筑波山山頂を目指して、出発!
山頂まで1,622mと表示されている。


舗装道路を過ぎた辺りは、普通の山道だが・・・


次第に上りの勾配がきつくなり、丸太の階段が始まった。


しばらく丸太の階段を上ると、丸太の間隔が短くなり、一段と急坂になって来た。


薬王院コースの最大の難所「心臓破りの階段」だ。


太腿が次第に痛くなってきたが、ここが頑張りどころだ。


直登だった階段が終わり、ジグザグの階段に変わる。


この後ジグザグの階段が続くが、もうひと踏ん張りだ。
たまに下ってくる人とすれ違う。


11時14分、丸太の階段がいったん途切れる辺り(標高630m、山頂まで1,092m)を通過。


丸太の階段は、この後もさらに続く。
この辺りはかなり呼吸が苦しくなる場所だ。


標高670m、山頂まで942mの地点を通過し、11時21分、ようやく平坦な場所に出た。
『いやぁ このコースは厳しいねぇ』
Nさんもかなり堪えたようである。


一息入れた後、杉林を抜け、


緩い丸太の坂道を進む。


11時35分、自然研究路の分岐点を通過。
御幸ヶ原まで残り0.5Kmである。


自然研究路の分岐点を過ぎると、緑に包まれた緩やかな石段の道になる。


木々の間から加波山・燕山・丸山の筑波連山がはっきりと見える。
昨日の雨で視界が良くなっている。


最後のやや急な石段を上り、


熊笹に覆われた道を進むと、


11時47分、御幸ヶ原に到着した。
薬王院登山口から1時間43分かかったことになる。
この日は、平日のためか、人出は少なかった。


ケーブルカー山頂駅の茶屋とコマ展望台も人はまばらである。


『今日はかなりはっきりと見えるねぇ』


御幸ヶ原からの眺望(真壁方面)


御幸ヶ原からの眺望(筑波連山)


昼食には、まだ少し時間があるので、女体山神社へ参拝することにした。


女体山側から見た男体山
人影は少ない。


女体山へ


セキレイ茶屋を通過


セキレイ茶屋の前にセキレイ石がある。
”この石の上に鶺鴒が留まり、男女の道を教えたと云われている”とある。
日本書紀には、日本神話の国産みの伝承の一つとして、イザナギとイザナミが性交の仕方が分からなかったところに
セキレイが現れ、セキレイが尾を上下に振る動作を見て性交の仕方を知ったという内容の異伝に関する記述がある。
(Wikipediaより)


ガマ石を通過、


続いてアンテナ鉄塔を通過し、


12時9分、女体山神社(877m)に到着
脚の筋肉痛は少しあったが、前々回ほどではなく、何とか登頂することができた。
無事登頂出来たことに感謝の気持ちを込めて、参拝!


女体山山頂(877m)はそれほど混んではいなかった。


女体山頂から見たつつじヶ丘駅周辺の景色


筑波山麓の景色


男体山(871m)を望む。


絶景に見入るNさん。


女体山から下山し、再び御幸ヶ原へ。


御幸ヶ原を見下ろす石段脇に腰を下し、昼食を摂ろうとしたその時、小学生の団体がやって来た。
引率の人も入れてその数50名は下らない。


目の前で、弁当タイムが始まった。


石段の手前右側は、自分たちより先に弁当を食べていた人たちだが、
向い側は、たった今到着したばかりの一団だ。
どうやらボーイスカウトの子供たちと引率の先生のようである。


石段は子供たちに占領されてしまった。こんな状態である。
この石段は、大きな木が直射日光を遮ってくれるので、人気の場所なのである。


子供たちに囲まれながらも何とか食事も終わったので、後は下山するだけである。


13時3分、下山開始!
下りはNさんが先頭を務める。


熊笹に覆われた道を薬王院を目指す。


コンクリートの階段を下り、


13時12分、自然研究路分岐点を通過
薬王院まで2.5Kmと表示されている。


緩やかな丸太の階段を下り、


杉林の道を過ぎると、


丸太の急な階段が始まった。


下りの階段は、段差があって歩き難いが、


Nさんは、一気に丸太の階段を下る。
遅れまいと後を追うのが精いっぱいである。


舗装道路が見えてきた。


13時37分、舗装道路に出た。


御幸ヶ原からここまで34分かかった。
前々回より3分ほど早い。


13時44分、一息入れた後、薬王院を目指す。
Nさんの後を追うのはしんどいので、今度は自分が先頭を務めることにした。


15分ほど山道を下り、14時ちょうど、薬王院まで500mの地点を通過


シダが生い茂る杉林を抜け、


14時6分、登山口に到着した。
御幸ヶ原からここまで1時間3分かかったことになる。
まずまずのペースだと思う。


14時8分、薬王院薬師本堂に到着


振り返ると、男体山の山頂が見えた。
『またおいで』と言ってるようだった。


無事登山が出来たことに感謝の念を込めて、梵鐘を一撞きし、


仁王門の前を通って、薬王院を後にした。
Nさんとは、再度の挑戦を約束し、帰路に就いた。


富士山自主トレーニングが終わった。
心配していた太腿の筋肉痛は若干あったが、何とか無事に下山することが出来て一安心している。
この調子ならば、あと1-2回トレーニングすれば、皆さんにそれほど迷惑をかけなくて済むのではないか・・・
念願の富士登山に向けて、可能な限りトレーニングを積み、富士山登頂を果したい。

この日の万歩計は、15,000歩を超えていた。


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