ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

りんりんロード(土浦~筑波20Km)を歩く

2020年03月25日 | ウマさんの気ままなウォーキング
2020年3月25日(水)

このところ、あまり長い距離は歩いていないので、久し振りに「りんりんロード」(土浦~岩瀬)を
歩いてみようと突然思いたった。
「りんりんロード」(土浦~岩瀬)を歩くのは、今から10年半前の平成21年(2009)9月16日(水)
以来となる。
ただ、いきなり土浦~岩瀬までの40Kmを歩くのは体力的にも自信がないので、この日は土浦~筑波
までの20Kmを歩くことにした。
この日早朝、荒川沖駅までかみさんに送ってもらい、駅前のコンビニで朝食のおにぎりと豚まんなどを買い、
6時53分発の下り電車で出発地の土浦駅へ向かった。

定刻の6時59分、土浦駅に到着し、「りんりんロード」スタート地点の西口へ。
駅前は通勤前のためか、閑散としていた。
中高生や学生が春休みということもあるのだろう。


土浦市立図書(アルカス土浦)前を通り、「りんりんロード」スタート地点へ向かう。


市立図書館前を真直ぐに進むと突当りは三叉路になっている。


7時9分、突当りの三叉路に到着した。
(この時刻が事実上のスタート時刻ともいえる)
「りんりんロード」は、この突当りを右に曲がれば良かったのだが、何も案内表示が
見当たらなかった(土浦~岩瀬までの「りんりんロード」を示す大まかな地図はあったが)ため、
常磐線とは離れる方向へ進んでしまった。
概略は分かるので、何とかなるだろう。後は、感を頼りに進むことになる。
この突当りには「りんりんロード」のスタート地点を示す詳細な道順を示す何らかの
案内標識が欲しいものである。


しばらく市街地を進むと、
7時14分、県道263号の交差点に出た。
ホテルマロウド、土浦郵便局などの建物が見える。
ここまで来れば、あとは国体道路を土浦郵便局方面へ進むだけだ。


交差点を渡ると、「りんりんロード」0.3Kmの案内標識があった。


国体道路を少し進んで、土浦市の桜の名所となっている新川を渡り、


直ぐに左に折れると、「りんりんロード」の案内標識があった。


本来の「りんりんロード」とは異なる道を来てしまったが、これで安心して「りんりんロード」を
歩くことが出来る。
時計は7時22分を差していた。


「りんりんロード」の両側には桜の並木が続いている。
間もなく満開を迎える状態だ。


コンビニで買った朝食代わりの豚まんを頬張りながら進む。


7時26分、土浦から1Kmの地点を通過。
本来のスタート地点は7時9分に出発しているので、ここまで信号待ちなどで17分ほど要したことになる。


むしかけ休憩所2.2Km、ふじさわ休憩所6.0Kmの標識を通過。


国道125号を横断し、


「りんりんロード」を進む。
「りんりんロード」は整備し直されたばかりの状態で以前より広くて歩き易い。


豚まんの次は、おにぎり(辛子明太子)だ。


7時39分、土浦から2Km地点を通過。
この1Kmは13分かかったことになる。まあ順調なペースだと思う。


前方に土浦BPが見えて来た。
後方に見える筑波山の姿が・・・見慣れた姿だがいつも美しいと感じる。


7時53分、土浦から3Km地点、続けて土浦BPを潜る。


8時ちょうど、旧虫掛駅跡(虫掛休憩所)に到着。


”つくばりんりんロード 旧虫掛駅跡地”の碑が建てられている。


藤沢休憩所まで3.7Km、土浦終点まで3.7Kmとある。
土浦と藤沢のちょうど真ん中にあたる地点だ。


8時6分、土浦から4Km地点を通過。
スタートしたのが7時9分なので、時速約4Kmということになる。
時速約5Kmくらいと予想していたので、かなり遅いペースである。
10年半前に歩いた時の速さには及ばない。
10年という時の流れを感じざるを得ない。


前方に見えるのは、常磐高速道だ。


常磐高速道を潜ると、桜並木が続いていた。
ここの桜はまだ一分~二分咲といった感じである。


8時19分、土浦から5Km地点を通過。


「りんりんロード」の脇に、「GREEN GATE」SAKATA ENGEI CYCLE-STATIONと書かれた建物が。
サイクリングを楽しむ人達のための”おもてなし場所”のようだ。


前方に小田山(宝篋山)が見えて来た。
山頂(461m)のパラボラ鉄塔が見える。


8時32分、土浦から6Km地点を通過。


小町の館方面への案内標識を通過。


8時45分、土浦から7Km地点を通過。
間もなく藤沢休憩所だ。


8時47分、旧藤沢駅跡に到着。


旧藤沢駅跡(藤沢休憩所)で、水分補給のため一休みし、


またしばらく進むと、


9時3分、土浦から8Km地点を通過。


土浦から8Kmを過ぎた辺り(高岡)に、写真のようなステンレス製の円柱が建てられていた。


1Kmほどの間に複数の円柱(比較基線場)が直線上に設置されている。


このステンレレス製ピラーは、測量機器の性能を点検するための比較基線場の施設です。
このような施設は、桜川土浦自転車道に沿って、土浦市高岡付近、つくば市国松付近、
そして国土地理院構内に設置されています。
各ピラーの間の距離は、高い精度で決められており、ピラー上部に測量機器を設置し、
測定した結果と決められた値を比較して、点検しています。
ここで点検できる測量機器は、距離を測る測距儀、GPS衛星等からの電波を利用する
GNSS測量機などです。
国土交通省 国土地理院


小田山(宝篋山)がはっきりと見えるようになった。


9時17分、土浦から9Km地点を通過。


9時24分、旧田土部(たどべ)駅跡を通過


田土部の堰2.0Kmの案内標識
田土部の堰は、桜川にある堰で、県道200号藤沢豊里線の桜橋の上流にある。
江戸時代、土俵を積み上げて取水したことに始まる。
現在の堰は、昭和34年(1959)に災害復旧事業で建設されたもの、とのこと。
今は土浦の釣りスポットとして人気があるそうだ。


県道200号を潜ると、右手に宝篋山が。
山頂の鉄塔がはっきりと見える。


9時31分、土浦から10Km地点を通過。


ほぼ同時刻、土浦市からつくば市に入った。


「りんりんロード」は通行止、立入禁止となっていた。
工事中のようだが人の姿はどこにも見当たらない。


そのまま「りんりんロード」を進もうかとも思ったが、直ぐ横に舗装された道路があったので、そこを進む。


右手を見ると、国道125号が直ぐ近くを走っている。


通行禁止区間が終わり、再び「りんりんロード」を進む。


9時44分、土浦から11Km地点を通過。


宝篋山と筑波山の両方を眺めながら進む。
心地よく吹く風が気持ち良い。


県道53号を潜る。


県道53号の先は再び通行止め区間になっていた。


「りんりんロード」横の迂回路を進む。


右手には宝篋山が迫ってきた。
山頂のパラボラ鉄塔がはっきりと見える。


10時ちょうど、土浦から12Km地点を通過。


迂回路から「りんりんロード」に戻って進む。
前方は小田城本丸跡に復元された土塁である。
小田城跡は、400年以上前の鎌倉から戦国時代にかけて、常陸国(現在の茨城県)南部に
勢力をもっていた小田氏の居城跡で、本丸跡を中心に復元された堀や土塁、虎口、曲輪
などを見ることができる。


かつての筑波鉄道は、小田城本丸跡のど真ん中を貫く形で走っていたのだが、
「りんりんロード」は、堀に囲まれた小田城跡を左に迂回するような形で進む。
旧曲輪跡へ渡る橋もある。


復元された小田城跡本丸跡の全景
復元された戦国時代の小田城の本丸跡は、上幅20m以上の堀跡に囲まれた、南北145m、東西130mの
方形をしていて、3か所の虎口(出入口)がある、とのこと。
後方正面に小田山(宝篋山)、左手には筑波山が望める。


小田城本丸跡を囲む土塁に沿って「りんりんロード」を進む。


右手の復元された堀跡と土塁を見ながら進むと、


五輪塔や石碑があった。
五輪塔
主に死者の供養のために建てられる石塔で、三村山極楽寺があった「尼寺入」付近から
工事に際して出土したもの。


相島虚吼句碑
「小田山の雪 小田村を明るうす」と刻まれている。


「神皇正統記起稿之地」
昭和八年(1933)に小田村青年団により建てられたもので、北畠親房が小田城で神皇正統記を
執筆したことを顕彰したもの。


10時15分、旧小田駅跡に到着


旧駅の横に建つ「小田城跡歴史ひろば」案内所では、小田氏や小田城に関する歴史の解説や
展示物を見ることができる。


小田城鐘撞堂から「小田城跡歴史ひろば」に移設された五輪塔
でかい!!


「小田城跡歴史ひろば」入口に建つ”右小田城址”と刻まれた碑


旧小田駅跡を過ぎ、両側が竹林に囲まれた「りんりんロード」を進む。


10時22分、土浦から13Km地点を通過すると、


筑波山がはっきりと見えて来た。


さらに「りんりんロード」を進む。


10時35分、土浦から14Km地点を通過。


桜並木の「りんりんロード」を進む。
この辺りの桜は、まだつぼみの状態である。


左手にJAつくばのカントリーエレベータが。
カントリーエレベータは、お米の乾燥機とサイロ(貯蔵タワー)とをエレベーターで繋いだ
新しいタイプの大型倉庫とのこと。


右手に筑波総合体育館が見える。
2020年3月20日(金)に歩いたばかりの”いにしえのつくば古道”のスタート&ゴール地点である。


10時49分、土浦から15Km地点を通過し、


国道125号を潜ると・・・


10時54分、旧北条駅跡に到着した。
ここで一息入れることにした。
プラットホームに腰を下して、水分補給だ。


ゴールの筑波駅を目指す。残りはあと5Kmほどである。
旧北条駅跡を過ぎると、桜が満開状態だった。


スーパーカスミ横を通過。


桜並木のトンネルが続く。


11時8分、土浦から16Km地点を通過


左の建物はつくば北警察署である。


国道125号と県道14号の分岐点、内町下交差点を左に見ながら進む。


桜並木が続く。


前方に筑波山がはっきりとくっきりと見えて来た。


さらに桜並木が続く。


筑波山以外の山は見えなくなり、筑波山だけになった。


11時24分、土浦から17Km地点を通過
この頃になって、足と膝が痛くなってきた。
あと残り3Km、頑張ろう!


「りんりんロード」と県道14号が最も接近する場所、


杉木バス停とある。


ゴールの旧筑波駅跡を目指す。


11時39分、土浦から18Km地点を通過
回りの景色をゆっくりと見る余裕はなくなってきた。


11時52分、土浦から19Km地点を通過
残り1Km、もう直ぐだ、頑張れっ!!


筑波山が目の前だ。


残り500m余りか?


旧筑波駅跡の石碑が迎えてくれた。
ほっとした瞬間でもある。


12時5分、旧筑波駅跡に到着した。
土浦から20Km地点を示す標識はもう少し先になるが、ここをこの日のゴールとしよう。
「りんりんロード」土浦を7時9分にスタートしたので、約5時間かかったことになる。
10年半前のときは、11時に到着したとあるので、そのときよりも1時間遅れの到着ということになる。

この後、迎えに来てくれたかみさんの運転する車でつくば市平塚の「百香亭」へ。
そこでゆっくりと昼食を摂り、帰路に就いた。

何とか土浦~筑波間の20Kmを最後まで歩き終えてホっとしている。
しかし、帰宅してから左足と右膝が痛くなり、階段の上り下りがやっとの状態になった。
痛み止めの薬を服用したが、痛みが引くまで2日ほどかかった。
足の状態は限界を向かえていたと思われる。

この日の万歩計は、32,000歩を計測していた。

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