ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

富士登山トレーニング 薬王院コース(3回目)

2016年08月11日 | ウマさんの気ままなウォーキング
2016年8月11日(木)

この日は、富士登山自主トレーニングとして、筑波山薬王院コースに挑戦した。
4日前の8月7日、約1ヶ月ぶりで薬王院コースに挑戦した際に、太腿の筋肉痛で思うように歩けず、
皆さんには迷惑をかけたことから、
このままの状態で1か月後に富士登山本番を迎えるのは、かなり厳しいと思ったのが理由である。

薬王院の駐車場をスタートし、薬王院コースを上り、男体山(871m)に参拝して、
薬王院コースを下るというものである。

9時16分、薬王院駐車場に到着。
駐車場には他に車は1台しか停まっていなかった。
山の日なので、もう少し多いかと思ったが・・・


この日は1人なので、直ぐに出発だ。


9時18分、薬王院の仁王門前に到着


仁王門(楼門)の前に、樹齢500年と云われる椎の大木がある。
この椎は、寺のシンボルとなっている。
椎尾山薬王院の山号に相応しい。


仁王門の横には、大きな草履と下駄が奉納されている。
この反対側にも同じものがある。


仁王門を潜って


急な石段を上ると、


目の前に本堂が構える。
椎尾山薬王院は、延暦元年(782)最仙上人の開基による天台宗の寺院である。
楼門・薬師堂・三重塔などの伽藍が樹林の中に配置されている。
本尊の薬師瑠璃光如来は鎌倉時代の作で、県内三塔の一つに数えられている三重塔とともに、
県の文化財に指定されている。


県内三塔の一つに数えられている三重塔


本堂を後にして、首なし六地蔵の前を通り、登山口へ向かう。


9時27分、薬王院ルートの登山口に到着


案内標識には、筑波山頂まで2,960mと表示されている。
登山口の歩道案内板には、2,300mと書かれているが、どちらが正しいのだろうか?


登山開始しようとしたところ、目の前にニョロニョロと動くものが!
何と”マムシ”である。
縁起が良いのか悪いのか? 運は天に任せるしかない。


上り始めて直ぐに、若い女性2人が駆け足のようなスピードで追越して行った。


その姿はみるみる小さくなっていった。
自分は、マイペースで上ることにしよう。


杉の林とシダの群生地を過ぎ、小さな板張りの橋を通過。


緩やかな山道が続く。


次第に上りの勾配がきつくなり、丸太の階段になってきた。


かなり急な丸太の階段を上ると、


9時58分、筑波高原キャンプ場へ続く舗装道路に出た。
登山口からちょうど30分が経過していた。
自分を追い抜いて行った2人の女性と別の男性が話をしていた。


しばらく休憩を摂った後、10時4分、筑波山山頂を目指して、出発!
山頂まで1,622mと表示されている。


舗装道路を過ぎた辺りは、普通の山道だが・・・


しばらくすると、丸太の間隔が短くなり、一段と急坂の道になって来た。


薬王院コースの最大の難所「心臓破りの階段」だ。


太腿は痛いが前回ほど歩けないほどのことはない。
しかし、スピードが極端に遅くなった。
息が上がる。後から上る人に次々に追い越されてしまう。


直登だった階段の中間地点に到着して、後ろを振り返る。
このポイントは、よく上って来たものだと来る度に思う場所だ。


この後ジグザグの階段が続くが、もうひと頑張りだ。


10時31分、丸太の階段がいったん切れる辺り(標高630m、山頂まで1,092m)を通過。


丸太の階段は、この後もさらに続く。
この辺りもかなり呼吸が苦しくなる場所だが、ものともせずに上る人もいる。


10時36分、標高670m、山頂まで942mの地点を通過すると、


ようやく平坦な道になった。
先ほど追越して行った人たちが休んでいた。
2人ともやはりこの直前の階段は、相当堪えるらしい。


しばらく休んで息を整えていると、次々に若い人たちが上ってきた。
顔馴染みのようだ。


杉林を抜け、


緩い丸太の坂道を進む。


10時49分、羽鳥道コースとの分岐点を通過。


羽鳥道コースの入口には、
「このルートは道がはっきりしておらず、危険な場所や迷い易い場所が数多くあります。
ご利用には十分ご注意下さい」
との注意書きがある。
このコースは、2011年10月28日に、所属する「健康ウォーキング同好会」で一度上っている。
男の川案内板からの近道になるため、利用する人はけっこう多い。


10時54分、自然研究路の分岐点を通過。
御幸ヶ原まで0.5Kmだ。


分岐点の直ぐ近くに”大石重ね”がある。
願い石(筑波山神社で祈祷された小石)に願い事を書き入れ、この場所に置くと、
願いが叶うと言われている、らしい。


自然研究路の分岐点を過ぎると、緑に包まれた緩やかな石段の道になる。


木々の間から筑波連山が見える。
左から加波山、燕山、丸山と続いている。


最後のやや急な石段を上り、


緑に覆われた道を進むと、11時7分、御幸ヶ原に到着した。
薬王院登山口から1時間40分かかったことになる。
この日は、初めての『山の日』で、かなりの人たちで賑っていた。


さまざまな『山の日』イベントが催されていた。
”カチカチカチカチ・・・・”
20人余りの子供たちが懸命に石を割っていた。


筑波山化石発掘体験とある。


コマ展望台前では”食べ放題”の臨時のビアガーデンが・・・


”流しそうめん”の受付には、


長い行列が出来ていた。


昼食には、まだ少し早い。
女体山神社へ行こうかと思ったが、岩場は混雑が予想されたため、男体山へ登ることにした。


男体山頂へ


男体山頂への途中から見た女体山の景色。


山頂の神社への岩場は大変なラッシュである。


最後の急な石段を登り、


11時32分、男体山神社(871m)に到着
無事登山出来たことに感謝の気持ちを込めて、参拝!
脚の筋肉痛はあったが、前回ほどではなく何とか登れた。


男体山頂から見た筑波平野の景色


男体山から下山し、


見浦亭へ。


かき氷を注文した。
前回はいちごだったので、今日はメロン(400円)にした。
男体山へ登った時は、かき氷を食べるということがクセになりそうだ。


あまりお腹は空いていなかったので、
とりあえず下山し、麓に着いて弁当にしよう。
ということで、11時59分、御幸ヶ原を後にして下山開始!


緑に覆われた道を薬王院を目指した。


12時9分、自然探求路分岐点を通過
薬王院まで2.5Kmと表示されている。


続いて、標高710m、薬王院まで2,494mの標識を通過


12時12分、羽鳥道コースとの分岐点を通過


緩やかな丸太の坂道を下り、


杉林を過ぎると、


丸太の急な階段が始まった。


標高630m、薬王院まで1,968mの地点を通ぎると、


つづら折れの階段になる。


下りの階段は、段差があって歩き難い。
急坂の丸太階段をマイペースで下っていたところ、
自分と年齢はあまり変わらないと思しき人に楽々と追越されてしまった。


汗をかきながら、ようやく段差のある丸太の柵が終わり、普通の山道になった。


12時37分、舗装道路に出た。
御幸ヶ原からここまで38分弱かかった。
ほぼ前々回と同じペースである。


一息入れて、薬王院を目指した。


急坂の山道を下り、


小さな板張りの橋を通過


続いて、12時58分、薬王院まで500mの地点を通過


シダが生い茂る杉林を抜けると、


登山口に近い所に、”冷たい甘酒・甘茶用意しました”の案内が。
朝は、見掛けなかったはずだが・・・


13時5分、登山口に到着。
御幸ヶ原からここまで1時間6分かかった。


13時7分、薬王院薬師本堂に到着した。


感謝の念を込めて、梵鐘を一撞き。


『甘茶、甘酒はいかがですか?』の声がする方を見ると、薬王院授与所からお坊さんが笑顔で招いてくれている。
甘茶・甘酒は、薬王院の「山の日」のイベントで、今年から始めたそうである。
車の運転があるので、甘茶を戴いた。冷たくて美味しかった。
お坊さんが自分で漬けたという梅干しも出してくれた。薬王院で採れた梅だそうだ。
こういう”おもてなし”は嬉しいものである。


お坊さんにお礼を言い、仁王門の前を通って、薬王院を後にした。


13時26分、薬王院駐車場に到着。
クーラーを効かした車内で弁当を食べ、帰路に就いた。


富士山自主トレーニングが終わった。
心配していた太腿の筋肉痛はあったものの、何とか無事に下山することが出来てホっとしている。
この分ならば、あと1-2回トレーニングすれば、皆さんに大きな迷惑をかけないで済むのではないか・・・
念願の富士登山に向けて、可能な限りトレーニングを重ね、富士山登頂を果したい。

この日の万歩計は、14,000歩を計測していた。


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