ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

快晴に恵まれて 熊の山ハイキング

2016年10月29日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2016年10月29日(土)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28度第23回(2016年第34回)、「熊の山」ハイキングに参加した。
熊の山ハイキングは、2013年5月3日(金)以来2度目である。

荒川沖6時8分発の電車を待つ。


6時58分、水戸駅に到着。
水郡線7時28分発の郡山行きまで少し時間があるので、水戸駅舎で寛ぐ皆さん。
この日は、「まゆみの会」のD子さんも特別に参加してくれた。


7時28分発の郡山行に乗り込む。


郡山行車内は、空いていた。
この日の参加者は18名、D子さんを入れて19名になった。


8時30分、スタート地の下小川駅に到着。


下小川駅前
この日のコース説明と、D子さんを紹介し、


Oさんの掛け声による準備体操


『腰をゆっくり下ろして~っ』


8時43分、Oさんを先頭に熊の山目指して出発だ!


先ずは平山橋方面へ。


踏切を渡ると、


久慈川に出た。


『いやぁ 随分濁ってるねぇ』
昨夜の雨で水の流れもかなり増えている感じだ。


沈下橋にも似た平山橋を渡り、対岸へ。


平山橋を渡りきったところで、20名ほどのグループとすれ違った。
これから平山橋を渡るところのようだ。
(土浦二中地区のハイキング教室とのことだった)


国道118号を横断すると、いきなり急坂の道が始まった。
「熊の山」と書かれた大きな看板が目印だ。


青息吐息で長い急坂の道を上って行く。
道端のエンジェルス・トランペットの花が疲れを癒してくれる。


急坂の道はしばらく続く。
皆さんスピードダウンのところを、当会最高齢のH子さん(86)は、
常に先頭集団に位置している。
この急坂もあまり苦にはならない様子。


ようやく急坂の道を上り切った先の民家の片隅に、お地蔵さんが祀ってあった。
『よく来たね』と語りかけてくれているようだ。


お地蔵さんの少し先で道が二つに分かれている。
道標には「熊野山へ登古道」と書かれている。
熊の山へ通じる古道である。


道なりに進むと、それまでの舗装された道路が細い山道に変わり、
杉の林へと通じていた。


緩やかな坂の山道が続く。


『国道を越えてからずっと上りっぱなしだよねっ』
皆さん、少し疲れた様子。


9時18分、ここらで一休みしよう。
下小川駅を出発して、35分が経過していた。


『かなり汗かいちゃったねぇ』


10分ほど休憩した後、再び熊の山を目指した。


休憩した場所を過ぎた辺りから一段と急な山道になった。


つづら折れの山道が続く。


急坂の道を10分ほど上ると、


9時35分、見晴らし台に出た。


木々の隙間から奥久慈の山々や麓の家が見えた。
紅葉にはもう少し時間が必要な状態である。


見晴らし台からさらに進む。


右手に杉林を見ながら進む。
『木が真っ直ぐだねぇ』


標高261mを表す標識
『山道の途中にこんな標識があるのは初めて見たよっ』


今度は急な下りである。
滑ると危険だ。


『ゆっくりで良いよっ 落ち着いてっ』


次に現れた小高い頂を抜けると、


また、急な下りが現れた。


『気を付けて~っ』 『もうちょっとだよっ』
先行Gからエールの声が・・・


一休みして、後続Gを待つ。


待つこと5分、最後尾のGが無事岩場を下りてきた。


全員揃ったところで、熊の山を目指す。


10時12分、下小川橋からの合流点に到着。
帰りは、ここを左に進むことになる。


熊の山へ。


10時20分、熊野神社の鳥居に到着。


一礼をして鳥居を潜ると、長くて急な石段が続いていた。
『いやぁ 随分長い石段だねぇ』


石段の中間地点辺りから下を見ると、後続Gが鳥居に到着したところだった。
石段を見上げて、『ここで待つことにしようかっ』などの声も聞こえたが、


『最後にこの石段は堪えるねぇ』
ボヤキながらも一段々しっかりと上って来る。
(後で聞いたら石段は230段ほどだったそう)


10時28分、山頂の熊野神社に到着


標高310.6mと刻まれている。


山頂からの眺望
県庁方面


筑波山方面


10時30分、最後のGも無事到着。
『いやぁ疲れたよっ』


『きつかったけど、最後まで登ったよっ』
満足そうなS子さん。


10時37分、昼にはちょっと早いが、ここで弁当にしよう。


『天気は良いし、最高の眺めだねっ』


『おにぎりが美味しいっ!』


西金方面?


男体山


八溝山


弁当が終わると、後は下山するのみだ。
11時8分、下山開始


『いやぁ 上る時は感じなかったけど、下りは怖いねぇ』


11時16分、平山橋からの分岐点を通過


熊野山を下り、


下小川橋を目指す。


かなりな斜面のため下りは早い。


下り始めて約30分、麓の墓地を通過。


11時35分、麓の民家まで下りて来た。
ここまでまだ30分経っていない。


標識に従って、下小川駅方面へ。


国道118号の向うには、蕎麦で有名な「そば道場」が。


国道118号の下を潜り、


急坂道を下ると、


11時41分、下小川橋に出た。
『ここまで下るの随分早かったよな~っ』


下小川橋を渡る。


久慈川(上流)
水郡線の鉄橋が見える。
この橋は、鉄橋を走るSLを撮影する絶好のポイントらしい。


下小川橋を渡る。
後方は、先ほど下を潜った国道118号の橋である。


次の上り(水戸行)列車は、12時53分である。
まだ時間は充分あるので、国神神社へ参拝して行くことにしよう。
ということで、下小川橋を渡ったところを右折し、国神神社へ。
帰りに飲み物でもと思っていたスーパーは、閉まっていた。
(3年前には、営業していたのだが・・・)


富士フィルム盛金工場を通過


水郡線の下を抜け、


久慈川の支流久隆川に架かる国神橋を渡ると、


国神神社に到着した。下小川橋から4分ほどだった。
国神神社由緒によると、御祭神は国常立命(神世七代の一神)
沿革には、この地盛金は、古くは陸奥国白河郡の一部依上保と称した。
永世年間約5百年前に佐竹氏の所領となってから、常陸国に属した。
当社の創建は、御土門天皇の明応元年(1492)で、
以来盛金地区の鎮守として尊崇されている。(中略)
鳥居は、”両部鳥居”と称し、嘉永年間(1848~1854)に建立されたもので、
今回再建した、とあったが、再建時期の記述はない。


『また階段かよっ』


『熊野山よりは短いから、ここは上っとくかっ』
(82段あった)


国神神社に熊の山に全員無事登山出来たことを報告した。


本殿裏に奥の院があったことを思い出した。


奥の院に参拝


皆さん揃って川を覗き込んでいる。


産卵のため遡上した鮭が泳いでいた。
身体中傷だらけになっている。
こうした姿を見ると感動を覚えずにはいられない。


国神橋を渡り、ゴールの下小川駅へ。


国道118号の赤い橋の後ろに見えるのが熊の山(310.6m)と思われる。


盛金地区の住宅地を下小川駅へ。


水郡線の線路を横断


右手に盛金富士(標高340.6m)が見えてきた。


盛金富士のハイキングコース入口
山頂付近にイワウチワの大群落があるそうだ。
『一度登ってみたいわねっ』


下小川駅が見えてきた。


12時13分、ゴールの下小川駅に到着した。
当初の予定では、次の列車(14時11分)に乗ることにしていたのだが、
早く着き過ぎてしまったが、早く帰れるというのは、良いことである。
整理体操は、めいめいにということで、軽く身体を動かす。


女性陣はラジオ体操で締めくくりだ。


ホームで列車を待つ。


列車が到着するまでホームのベンチで一休み。
『時間があるから座って待つことにするよっ』


12時54分、水戸行が到着


帰りの車内は空いていた。


『天気に恵まれて良かった~』


『今日は、大変お疲れさまでしたぁ』


2度目の「熊の山ハイキング」は、快晴の天気に恵まれた。
前日、深夜までかなりの雨が降ったので、一時”中止”という言葉が
脳裏をかすめたが、”曇り”の予報を信じたのが幸いした。
しかし、紅葉には早すぎた。色付くのは、2週間ほど先になると思われる。

当初の予定では、帰りは下小川駅14時11分発の列車に乗ることにしていたが、
一つ前の列車(12時53分発)に余裕をもって間に合うことができた。
国神神社以外にもう少し見所が欲しいところである。

楽しみにしていた冷たい飲み物も店がなくなってしまっては、残念と言うしかない。
3年前は、スーパーも営業していたのだが、駅周辺に店を見つけることは出来なかった。
思った以上に過疎化が進んでいる証拠であろう。

この日の万歩計は、13,500歩を計測していた。

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