ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

平成29年 有志一泊忘年会(1日目 筑波山麓)

2017年12月17日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2017年12月17日(日)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成29年の通常例会は、先週15日(金)に無事終了した。
通常例会ではちょっと物足りない(飲み足りない)という有志が集い、
恒例の「一泊忘年ウォーキング」を実施することになり、参加した。

当初は、福島県伊達市の霊山ハイキングを計画していたが、紅葉も終わり、
少し遠すぎるのでは、という意見もあったことから、それならばと地元の
筑波山周辺でということになった。

2-3名づつの乗り合いでそれぞれの自宅を10時30分頃に出発したのは、
「健康ウオーキング同好会」の有志8名。
落ち合う場所は、自宅から1時間の筑波山麓の蕎麦店『筑膳』である。
予約して12時半頃に到着したかったのだが、土日の12時~13時は、
並んで待つ人が多いため、予約は受けていないとのこと。
そのため出発を1時間早めたという次第。

国道125号田中交差点を過ぎると、右手に筑波山が見えてきた。


11時23分、蕎麦店『筑膳』に到着。
TSさん車は既に到着していた。


風情のある立派な建物だ。
TKさん車も到着し、後はNGさん車のみである。


暖簾を潜って中に入る。
座敷には2組が食事中だったが、まだ充分に空席があった。
11時30分頃は、まだ余裕があるということだ。


皆さん、既に好みの品を注文したようだ。


お薦めは、「かきあげ天そば」(1,944円)とのこと。
ちょっと高い気もしたが、”限定20食”に釣られてしまった。


注文した「かきあげ天そば」
蕎麦はやや太めで腰が強い割には喉越しが良く、満足の味だった。
桜エビは、から揚げにされており、風味があり美味しかった。


少し遅れて到着したNGさんは、蕎麦打ち同好会に所属している
大の蕎麦好きである。
注文したのは「もりそば」の大盛、やはり通ならではであろう。


こちらの皆さんも、満足の様子である。


『筑膳』の蕎麦に満足した後の12時34分、この日の宿泊先である
「つくばグランドホテル」に到着。


ホテルの駐車場に車を停め、朱塗りの大鳥居近くの
筑波山神社入口バス停へ。


つくばセンターとつつじヶ丘間を往復しているシャトルバスを待つ。
土日は30分間隔なので便利である。


13時40分発のシャトルバスでこの日のウォーキングのスタート地点
麓の筑波山口へ向かう。


筑波山神社入口から僅か6分で筑波山口に近い沼田バス停に到着した。
料金は、210円だった。
SUICAなどのICカードが使えないのが不便ではある。


沼田バス停から筑波山口に向かう。


12時55分、筑波山口に到着。
かつて筑波鉄道の筑波駅があった場所である。


筑波山口から筑波山を望む。
突き当りに石の大鳥居が見える。


この日のウォーキングは、筑波山口から筑波山神社へ至る
約2.5Kmのコースを予定している。
12時59分、筑波山口を出発!


歩きだして直ぐに、気になる看板が目に入った。
筑波の地酒「男女川」稲葉酒造場 この先400m左折とある。
『水曜日が定休日だから、今日はやってるってことだよねっ』
『ちょっと寄ってみようかっ』


ということで、先ずは稲葉酒造場を目指す。


筑波山神社方面2.1Kmの道標をそのまま通り過ぎてつくば道方面へ。


再び稲葉酒造場の看板が。
”ここを左に”とある。


看板の先を左折して細い道を進むと・・・


男女川醸造元 稲葉酒造場と刻まれた石の門柱があり、


50mほど進むと、稲葉酒造場の蔵があった。
六代目蔵元杜氏の稲葉伸子氏は、平成12年、江戸末期より続く
蔵元を継承した、全国では少ない女性杜氏とのこと。


蔵には稲葉酒造の銘柄「男女川」、「すてら」、


「神仙」などが陳列されていた。


平成29年度茨城県清酒鑑評会純米酒の部金賞の賞状も。
『3週間前に受賞したばかりじゃん』


蔵の奥には、きき酒用の部屋(ランチ等兼用)があった。
Webによると、お奨め3種がおつまみ付1,600円(税込)だそうだ。


内容は、酒蔵の歴史や稲葉酒造の酒造り・日本酒の楽しみ方・
しぼりたてのお酒や飲み頃のお酒の説明・きき酒の仕方などで、
所要時間は1時間15分ほどとのこと。
このことを事前に知っていれば申し込んでいたものを・・・いやぁ残念!


めいめい好みの銘柄を購入。


蛇の目猪口を2個(500円)買った。


道標(筑波山神社1.8Km)に従って筑波山神社方面へ。


急な方の坂道を上ってゆくと・・・


1軒の家の前で道が途絶えていた。
枯葉で埋まった道は行き止りだった。
道を間違ったようだ。


間違ったと思しき所まで戻り、


あらためて正規の道(やや緩やかな方)を進む。


雑木林が切り開かれ、ソーラパネルが並んでいた。


看板には、「つくば沼田発電所」とある。


発電能力は、51KW(CIS 170Wx300枚)という計算である。
(CIS:顧客情報管理システム)


13時39分、筑波山神社まで1.25Km地点を通過。


勾配のある道を上って行くと、


”月水石神社 この先200m”の標識が。


標識に従って木立の中を500mほど進んで行くと、小さな社が鎮座していた。
月水石神社(がっすいせきじんじゃ)だ。


月水石神社の御祭神は磐長媛命(いわながひめ
御神体の巨石は月に一度赤い水を流すという伝説がある。
この言い伝えは女性の生理と結びつき、婦人病にご利益がある、
と篤く信仰されている。
不妊に悩む女性も多く参拝している、とのこと。
神社で祈祷された卵を食べると子宝に恵まれる、そうだ。


月水石神社入口の登山道へ戻る。
この辺りからかなり急勾配になり、会長の足取りが重くなって来た。
歩幅が小さくなり、速度が急に落ちて来た。


『もう直ぐですよっ 頑張って』と声を掛けながら進むが、
かなりきつそうな感じだ。


一段と急な坂道に差し掛かった。
ここを上れば後は楽なのだが・・・


交替で背中を押したりしながら、


最後の急坂を上る。
『あと少しですよっ』


何とか旧筑波第一小学校正門下に到着した。
現在は、つくば松実高等学校という広域通信制高等学校になっている。
ここまで来れば宿泊先の「つくばグランドホテル」は近い。


つくば松実高等学校(旧筑波第一小学校跡)を左手に見ながら、
県道42号に出たところで、会長は、筑波山神社への参拝は断念するとのこと。


筑波山神社まであと300mと僅かだが、これ以上無理は言えない。
「つくばグランドホテル」で待ってもらうことにした。


会長と付き添いのNGさんを残し、6名で筑波山神社へ。


坂東33観音霊場25番札所の大御堂の正門の石段は
ほぼ完成している状態だが、本堂(石段の上正面左)の建て替えは
これからという段階である。
『本堂は、何時頃完成するんだろうねっ?』


14時35分、青木屋ホテル前を通過


つくば道終点の先、御神橋の手前にある石鳥居を通過。


紫峰牛像
筑波山周辺で飼育されている国産黒毛和牛「紫峰牛」の碑。
平成26年(2014)12月建立で、紫峰牛生産組合が奉納した。


御神橋
毎年4月1日と11月1日の御座替祭(おざがわりさい)に限り、
三代将軍家光公奉納の御神橋(県指定文化財)の参拝者の渡橋が許される。


随神門(市指定文化財)には、早くも”謹賀新年”の文字が


随神門横で、ガマの油売り口上をやっていた。


なかなか年期の入った口上と見受けられた。


拝殿前には「年越の大祓」に備えた茅の輪が設けられていた。
茅の輪を左回り・右回り・左回りの順に回り、


最後に拝殿に参拝。


8人全員での撮影をと考えていたが、6人だけで撮影を済ませた。


記念撮影を済ませ、2人が待つ「つくばグランドホテル」へ。
楼門を潜り、


御神橋を渡る?
たまたま今年の11月1日に筑波山に登った際に、運良く通ることができた。
これはその時の写真である。


御神橋前の土産物屋前を通過


石鳥居前の土産物屋街を通り、


14時59分、「つくばグランドホテル」に到着


フロントで受付を行い、


6Fの部屋へ。
部屋割は2名づつの4部屋を予約した。
10畳の部屋に2名は、けっこう広い。


全室南側向きで、筑波平野が一望である。


正面には、小田山(宝篋山)が見える。


18時30分からの夕食まで時間はたっぷり。
一風呂浴びて汗を流そう。


風呂から上がった頃にようやく夕日が沈み出した。
時計は16時20分を差していた。


部屋の反対側からは、筑波山を見上げることができる。


夕食までまだ2時間はある。
その前に軽く一杯で喉を潤すことにした。
『お疲れさま~っ』


『やっぱ風呂上がりは美味いね~っ』


陽が沈み、外は暗くなった。
窓から見える筑波平野の夜景が美しい。
(手振れはご容赦願いたい)


18時32分、2Fの万葉の間に移動して夕食タイムである。
あらためて『かんぱ~いっ』
『一年間ご苦労さまでした~っ』


夕食風景(1)


夕食風景(2)


この日の夕食メニュー、盛りだくさんでなかなか豪華だ。


夕食風景(3)


夕食風景(4)


夕食風景(5)


夕食風景(6)


部屋に戻ると・・・


稲葉酒造で買った酒が振る舞われ、
お酒をこよなく愛した故OMさんを偲んで遅くまで語りあった。


一泊忘年ウォーキングの1日目が終わった。
地元の筑波山ということで、時間的にはかなり余裕のある1日目だった。
『この位たっぷりと時間がある方が良い』と、皆さんからは好評だった。

稲葉酒造場の看板は、筑波山登山の際に毎回目にはしていた。
今回初めて訪れたが、おつまみ付お奨め3種のきき酒コース
があるとは知らなかった。
事前に知っていれば申し込んでいただろうに、本当に残念である。
近いうちに是非訪れて、3種の銘柄を味わってみたいものである。

この日の万歩計は、8,000歩を計測していた。

平成29年 有志一泊忘年会(2日目)

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