2017年1月6日(金)
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28年度第30回(2017年第1回)、「新宿山ノ手七福神巡り」ウォーキングに参加した。
荒川沖駅7時59分発の電車を待つ。
当初は荒川沖駅8時19分発としていたが、8時19分発は10両編成のため、
座れる確率の高い電車にしようということで、7時59分発(15両編成)に
繰り上げた次第。
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秋葉原駅で総武線に乗り換え、
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9時26分、スタート地点の飯田橋駅に到着
西口を出ると目に入ったのは、複合施設「飯田橋グラン・ブルーム」だ。
1~3階には商業ゾーンの「飯田橋サクラテラス」があり、飲食を中心に
物販・サービス店舗など、25店舗が出店している、そうだ。
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『さぁ、新年の出発!!』と歩きだそうとしたが、念のためにと
点呼を取ったところ、S子さんの姿が見えない。
上野駅で充分なトイレタイムを取ったばかりだし、トイレの可能性は低い。
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携帯電話の番号を知らされていなかったため、S子さんを探しに駅へ。
まさかとは思ったが、念のため駅のホームへ行ってみると、
一人の女性が駅員に何かを訊ねている様子が。S子さんだった。
聞けば、飯田橋駅で降り損なって次の市ヶ谷駅まで行ってしまい、
折り返して来たとのこと。
『ご心配掛けちゃってごめんなさいっ』
『いやぁ 見つかって本当に良かったねっ』
一時はどうなるかと思ったが、一件落着である。
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この日の参加者は、この時点で37名。
9時53分、あらためて出発の運びとなった。
早稲田通りを右に曲がって、中央線・総武線を跨ぐ。
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外堀通りの神楽坂下交差点を横断し、
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早稲田通りの「神楽坂」を真っ直ぐに進む。
「坂名の由来は、坂の途中にあった高田八幡の御旅所で神楽を奏したから、
津久戸明神が移って来た時この坂で神楽を奏したから、
赤城明神の神楽堂があったからなど、いずれも神楽にちなんだ諸説がある。」
Mさんによると、この神楽坂商店街は、午前中は手前方向に、
午後は逆方向への一方通行になるそうだ。
午前と午後で逆方向の一方通行とは珍しい。
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10時1分、最初の七福神、鎮護山善国寺に到着。
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善国寺には毘沙門天が祀られている。
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毘沙門は多聞と訳し、多くの人々の願いを聞いて叶えさせると云う。
また天の四方を守護する四天王の随一に数えられている。
(ピンボケで失礼)
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善国寺の狛犬は、”狛虎”だそう。
古くからインドで信仰されてきた財宝の神「毘沙門天」は、
寅の年・寅の月・寅の日・寅の刻に誕生し、「寅毘沙」と呼ばれることから、
”狛虎”が本堂の左右に配されている。
”虎”に見えなくもないか・・・
この時、もう一人別のS子さんから、『追いかけてるから』との連絡が入った。
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善国寺を後にして、大黒天を祀っている次の七福神、大乗山経王寺へ。
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早稲田通りを進み、神楽坂上交差点を左に曲がると、大久保通りとなる。
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都営大江戸線「牛込神楽坂駅」を過ぎ、さらに大久保通りを進む。
時折、強いビル風に帽子を飛ばされそうになりながらも・・・
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市谷甲良町辺りを通過。
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市谷柳町交差点を渡ると・・・
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10時32分、この日二番目の七福神、大黒天を祀る大乗山経王寺に到着した。
何と、経王寺の直前でNさんとばったり。
変更になった電車の時刻を聞き漏らしていたらしく、一足先に到着して
待っていたそうだ。
『良かった良かった』
これで、参加者は38名となった。
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先ずは経王寺本堂にお参り。
経王寺は、日蓮宗の寺院である。
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大黒天を祀っているお堂へ。
大黒天は、貧しき人・難民の救済をかって出た心やさしい神様。
全身の色が黒く大きな福徳を授けるので、大黒天と呼ばれている。
経王寺の大黒さまは、慶長三年(1598)現在地に安置され、
度重なる火災にも焼けずに残ったので「火伏の大黒天」と呼ばれ、
霊験も多く大願成就のご利益があると、庶民の信仰を集めた、とのこと。
お堂内の秘仏「開運火防大黒天」ご本尊は、撮影禁止となっているが、
2月6日・4月7日・6月6日・8月5日・10が圧4日・12月3日に御開帳とのこと。
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お堂の前に大黒天像が置かれていた。
写真で見る秘仏「開運火防大黒天」御本尊とは体系や表情が異なる。
お参りしている最中に、『後を追う』と連絡のあったS子さんが合流した。
この日の参加者は、39名となった。
今年度(H28年度)最高を記録した。
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次の七福神、厳島神社の辨財天を目指した。
大久保通りの若松町交差点を左に曲がり、
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都営大江戸線若松河田町駅を通過する頃には、
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”厳島神社抜弁天”の案内立札を見掛けるようになった。
厳島神社は近そうだ。
”抜弁天”は、苦難を切り抜く弁天様という意味らしい。
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11時ちょうど、2本の通りに挟まれた三角地帯にある厳島神社「辨財天」に到着。
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辨財天は、神道では古事記に出てくる神で、七福神唯一の女性である。
市杵島媛命と言い水の神様でもある。
田畑の農作物にとって、最も重要な水を供給するので、
五穀豊穣の守り神と云われている。
女性であるため、江戸時代は、富貴の神として庶民の人気を高めた。
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厳島神社での御朱印の受付はお正月七日まで。
それ以降は近くの西向天神社でいただく、とのこと。
今日は1月6日だが、西向天神社はどんな神社なのだろうか?
案内図にも紹介されており、厳島神社からも近いので寄って行くことに。
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西向天神社へ行く途中に、寿老人を祀っている法善寺があった。
11時17分、春時山法善寺に到着
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寿老人にお参り。
寿老人は、福禄寿と似た者同士で、老人星の化身である。
不老不死の霊薬を所持していることから、長寿の神として親しまれている。
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法善寺の陽だまりで一休み。
『ちょっとばかり疲れちゃってよぉ』
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飴とお茶を補給して、元気回復だ。
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細い路地を進み、
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西向天神社へ。
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11時24分、西向天神社に到着
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境内では梅(紅白)が咲いていた。
『都内って梅が咲くの早いのね~っ』
それだけ温かいということなのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/98/09694aff3571395e109da81de95f262b.jpg)
七福神とは直接関係はないが、西向天神社へも一応参拝を済ませた。
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西向天神社を後にして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c0/486b2c1c37465cace0a8b41e4027dc7b.jpg)
次の七福神、福禄寿を祀っている大久保山永福寺へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f5/71afd691bc7409a88142199328cb53fd.jpg)
都道302号を潜って右へ曲がると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/23/e122e226fbbef95cb21b33b4ad8868c8.jpg)
久左衛門坂がある。
この坂は、徳川家康の江戸入府以前から大久保に居住していた
島田家の草創久左衛門が新しく開いた坂道であったため、
こう呼ばれるようになったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d1/747728aa13cf14b6200360c8e430aa73.jpg)
11時36分、久左衛門坂を上った所に福禄寿を祀っている
大久保山永福寺があった。
永福寺は、曹洞宗の寺院で、ご本尊は釈迦如来。
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本堂隣に鎮座する2体の永福寺如来像が目を引く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/02/205d69ae1fa9146ee6ed6c4a815768a2.jpg)
永福寺からは、銭湯「東宝湯」の煙突がよく見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/45/7a7c8a6f093d4436340a3cfd9065dee0.jpg)
福禄寿堂前には長い行列が出来ていた。
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ようやく福禄寿堂にたどり着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/90/424b15989389070f313f78ddffb41b7a.jpg)
福禄寿
南極星の化身で、短身・長頭の姿をしている。
年令も数千年を越すほど保持していると云われていることから、
長寿の神として親しまれている。
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行列が途絶える気配はない。
次から次へと参拝者が訪れる。
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永福寺を後にして、
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次の七福神、恵比寿神が合祀されている稲荷鬼王神社へ向かう。
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都道302号を東新宿方面へ。
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道路沿いのビルが次第に高層になってきた。
副都心に近づいているという実感が湧いてくる。
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東新宿交差点
明治通りを横断して少し進んで左に折れた所に、
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12時1分、恵比寿神を合祀している稲荷鬼王神社に到着。
古くから、大久保村(現在の新宿区大久保辺り)の氏神であった稲荷神と、
熊野(和歌山県)から勧請されていた鬼王権現を合祀して創建された神社である。
日本で唯一「鬼王」の名を持った神社だ。
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稲荷鬼王神社の拝殿
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正月らしく、各家庭の自慢の雑煮が写真展示されていた。
どの地方の雑煮なのかの説明があれば、より興味が湧くと思うのだが・・・
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恵比寿神社と書かれた鳥居の先に、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9a/4a0f34ad5f36d77df01f35e821c6ba38.jpg)
恵比寿神は祀られていた。
恵比寿神は、日本古来の神様。
大国主命の子息、事代主命(コトシロヌシノミコト)が恵比寿神であると云われ、
古来より福を表す「鯛」と、福を釣るという「釣り竿」を手に持っており、
海の守護と商売繁昌の神様として、親しまれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/1f/bd15ae70b7d4f8aadad1bfad7a8c55e7.jpg)
稲荷鬼王神社を後にして、最後の七福神布袋尊が祀られている太宗寺を目指し、
いったん東新宿交差点へ戻る。
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東新宿交差点を右に曲がり、明治通りを進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/71/1c1612d179d789cc9e4e57e49ba1d2ca.jpg)
この日の先導役のOさん、今年の10月には傘寿を迎えるが、
益々元気である。
『今年も先導役、よろしくお願いしま~す』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/00/2f57a724c8eff5eabaee27eb3e9723c8.jpg)
新宿六丁目交差点を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/17/17894faf09918af4ab9ebc3c7ff2287c.jpg)
道が二つに分かれている。
左へ進むと、新宿五町目東交差点だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/63/4a76189ef1406fde6cc79fd2674f9eeb.jpg)
新宿五町目東交差点を左折し、靖国通りを進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/72/bb5881f14d4f53c238bd281efa17f54a.jpg)
靖国通りの新宿一町目北交差点を新宿御苑方面へ渡って進むと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/42/691e6eff95dc803bbb34db60070b71f6.jpg)
12時32分、布袋尊を祀っている霞関山太宗寺に到着した。
江戸六地蔵が迎えてくれた。
旧甲州街道歩きで、2015年3月22日(日)に訪れて以来だ。
太宗寺は、慶長年間(1956頃)に僧太宗が開いた草庵で、
のち信州高遠藩主内藤家の菩提寺として発展した。
江戸六地蔵
江戸深川の地蔵坊正元が不治の病にかかり、病気平癒を両親とともに
地蔵菩薩に祈願したところ、無事平癒したことから、京都の六地蔵に倣って
宝永三年(1706)造立の願を発し、人々の浄財を集め、江戸市中六ヶ所に
地蔵菩薩をそれぞれ一躯ずつ造立したと伝えられている。
江戸の六地蔵は、ここ太宗寺(甲州街道)の他に、品川寺(東海道)
・東禅寺(奥州街道)・霊巌寺(水戸街道)・永代寺(千葉街道)
・真性寺(中山道)がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c5/3b1d68fbf834727d5738b1566663a91d.jpg)
閻魔堂
江戸時代より、「内藤新宿のお閻魔さん」として庶民の信仰を集め、
かつては藪入り(1月と7月の16日に商家の奉公人が休暇をもらい家に帰ること)に
閻魔大王の縁日が出て賑わった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/20/d8426effb76157de2b00cf26a6c8ffa3.jpg)
閻魔像は、文化十一年(1814)に安置されたとされ、製作もその頃と推察される。
しかし、数度の火災による度重なる補修を受けたため、当初の部分は頭部を
残すだけとなった、とのこと。
閻魔像の左には、閻魔大王に仕え、三途の川を渡る亡者から衣服を剥ぎ取り、
罪の軽重を計ったとされている、奪衣婆(だつえば)像があるが、
金網越しに奪衣婆の顔半分を見るのが精いっぱいで、撮るのはちょっと難しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/99/86a25074f799d2577a524b4d038675f7.jpg)
布袋尊像にこの日の七福神最後のお参りを済ませる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/32/2bc69a0b7251e6507d5ecc6f0e90034f.jpg)
お堂の中に布袋尊像が見える。
布袋尊は、中国出身の禅僧で実在した人物。
つねに布の袋を背負い、この中に福財が入っていたと云われている。
笑顔を浮かべた円満な容姿をしており、庶民に親しまれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/6d/10a7f9ea79558e8417725c3d1cbd36d7.jpg)
お参りの様子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/80/9b7334933da6e2ecf39be95e035d9ed5.jpg)
これまで参拝してきた寺社境内は、纏って撮影するにはちょっと狭過ぎたが、
ここ太宗寺の境内は他の参拝者の邪魔にならない程度に広かった。
後ろの景色はさておき、記念の一枚を撮ることができ一安心。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5d/d7daa31440c9a61d1d5b6289c8483fcb.jpg)
新宿山ノ手七福神全てのお参りが終わり、新宿駅南口へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e3/3b72614f6cdf1655711af29ab6899dcb.jpg)
新宿四丁目交差点を横断し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/75/b653ee37de64bb0a715ff91dfe432c00.jpg)
左手にバスタ新宿を見ると、新宿駅南口は目の前だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/dd/ff3cf82d082161d7085479510b67d9e0.jpg)
13時4分、新宿駅南口ルミネ前に到着
この日は、ここで解散することにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『今年も楽しく元気に歩きましょうっ』
『それでは、お気を付けてぇ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/02/dc267063b0f4f778411551c386d34202.jpg)
気の合った男性陣5名は、ルミネ7Fのレストラン街へ。
いろんな店があって迷ったが、和食メニューのある「寅福」へ。
『お疲れさまぁ』 『かんぱ~いっ』 『今年もよろしく~っ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ae/338ccf2f4198b94553ca8439a08ae241.jpg)
食事が終わって直ぐに帰るのは、少しもったいないし、時間も早いので、
明治神宮へ参拝して帰ることにした。
原宿駅に降り立ったのは5名。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/d3/900a92c144931f47e15af5b12a0bae02.jpg)
神宮橋を渡ると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ad/60aa756a71251b6e0f21d8172399c214.jpg)
明治神宮の大鳥居がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0e/51f9b649346a076478a182c4864ecf9b.jpg)
細かい砂利が敷かれた南参道を進む。
外国人(欧米人)の姿も多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/fc/bc03be3b3dcabbb064b72a8e4f48d961.jpg)
酒樽がずらり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/77/4a5d0b9825148dcaaf47e95546acf76e.jpg)
ワインの樽も並んでいる。
『これみんな奉納されたんだろうねっ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/0f/8e039b803bc1c62355cc0a24f87b96ee.jpg)
明神鳥居
檜造の明神鳥居としては、日本一の大きさだそうだ。
高さ12m、柱間9.1m、柱の径1.2m、笠木の長さ17mとのこと。
『いやぁ これはでっかいねぇ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/5b/32a6c732c3f01bc98d7184b9ae1b703f.jpg)
提灯が並んでいる。
『暗くなって灯りが灯ったら壮観だろうねっ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/f5/ad17fca2e9dd798bad4707192bc2bb58.jpg)
三の鳥居の先に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a3/7065eb2854c80d63a79881634e775678.jpg)
南神門があったが、掃き清めている最中のようで、南神門は通れない、
脇の門から中へ入ることに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/46/ca0c868e85408c7069a928e8522d6d9f.jpg)
広場の両脇には大勢の人が静かに並んでいた。
並ばされていたと言った方が良いだろう、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d4/7636a9eedfa2f74b9fe3dfde2e6092be.jpg)
何かを待っているようだ。
大相撲協会の参拝の後に、3横綱の奉納土俵入りがあるとの
アナウンスが聞こえてきた。
3時20分頃からとのことである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/1b/db27b2a6cf17deb1cb59c9b38ae77d37.jpg)
いま14時30分を少し回ったところ、奉納土俵入りまでまだ50分近くある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ac/895c7f9138c6f6852ce13c8f0075069f.jpg)
奉納土俵入りを見るか見ないかどちらにせよ、参拝だけは済ませよう。
拝殿の前には大勢の人が整然と並んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e2/e4f5447724bb3d88e5a681f56bccd0af.jpg)
賽銭箱は、小銭ばっかりで、お札は一枚もなかった。
やはり景気はあまり良くないのかも・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/df/c3be6099501adb4022e67e95483eab58.jpg)
参拝が終わって、拝殿を見たところ。
時計は14時41分を差していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/37/f019196403468336e385045333715d4f.jpg)
奉納の土俵入りまでたっぷり40分はある。
せっかくのチャンスだが、40分も待つのは大変だ。
残念だが、帰ることにしよう。
『家に帰ってTVでも見れるしねっ』
ということで、東神門を潜り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/77/a887d654c723290e9bd9e85583cde7c3.jpg)
原宿駅を目指すことに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/8c/ea5e7332467b0c56c10a12b3d33f3760.jpg)
お帰りの鳥居を潜り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/a9/0a69fb5e20db30d5e31a3de617b4d2ef.jpg)
今更おみくじなどには興味がない歳である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/1d/3a94b12ae6b74a4a109f07c4ddf5973e.jpg)
原宿駅を目指す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/e8/4605704ba06fb7b141bcb61776dcb5a7.jpg)
明治神宮文化館を通り抜け、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/92/3a24333bcd60f35aa973da06abe5a59e.jpg)
原宿駅へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/9e/aa2d87e83b17ae5257e72b028803c306.jpg)
14時58分、原宿駅に到着
この後、山手線・常磐線を乗り継いで家路に就いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b5/c3ba86fc0273cbb38720c08a312ee373.jpg)
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
平成29年の第1回目は、いきなりのハプニングで始まった。
いざ出発という段階になって、S子さんの姿が見えなくなった時は、
正直言って、頭が真っ白になった。
それだけに、飯田橋駅のホームでS子さんを見つけた時は、
心底『良かったぁ』と思った。
七福神巡りの後、明治神宮への参拝は全く予想していなかった。
何時参拝したのかはっきりと覚えていないが、約30年ぶり?の
明治神宮参拝で、今年のウォーキングを頑張ろうとあらためて
心に誓った次第である。
ただ、3横綱の奉納土俵入を見らずに帰ったのは、
今思えばちょっぴりもったいなかったと感じている。
この日の万歩計は、19,000歩を少し超えていた。
このうち約4,000歩は明治神宮参拝のものである。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28年度第30回(2017年第1回)、「新宿山ノ手七福神巡り」ウォーキングに参加した。
荒川沖駅7時59分発の電車を待つ。
当初は荒川沖駅8時19分発としていたが、8時19分発は10両編成のため、
座れる確率の高い電車にしようということで、7時59分発(15両編成)に
繰り上げた次第。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/8d/516e655bb54253f852477e64fc0dc619.jpg)
秋葉原駅で総武線に乗り換え、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/11/6ad96320f80dac7efcd89c24dd1eaa8a.jpg)
9時26分、スタート地点の飯田橋駅に到着
西口を出ると目に入ったのは、複合施設「飯田橋グラン・ブルーム」だ。
1~3階には商業ゾーンの「飯田橋サクラテラス」があり、飲食を中心に
物販・サービス店舗など、25店舗が出店している、そうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/43/646cba6fe72f5d916f3e3ac8fb14d4bf.jpg)
『さぁ、新年の出発!!』と歩きだそうとしたが、念のためにと
点呼を取ったところ、S子さんの姿が見えない。
上野駅で充分なトイレタイムを取ったばかりだし、トイレの可能性は低い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a8/00c75c6db8e0e05ebb4bc69d02e7ba70.jpg)
携帯電話の番号を知らされていなかったため、S子さんを探しに駅へ。
まさかとは思ったが、念のため駅のホームへ行ってみると、
一人の女性が駅員に何かを訊ねている様子が。S子さんだった。
聞けば、飯田橋駅で降り損なって次の市ヶ谷駅まで行ってしまい、
折り返して来たとのこと。
『ご心配掛けちゃってごめんなさいっ』
『いやぁ 見つかって本当に良かったねっ』
一時はどうなるかと思ったが、一件落着である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/9d/ec318dfa3ce9b77d7e11467cf68f76fe.jpg)
この日の参加者は、この時点で37名。
9時53分、あらためて出発の運びとなった。
早稲田通りを右に曲がって、中央線・総武線を跨ぐ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/5e/b026c6e94ab6acb49aeed85ac965cd50.jpg)
外堀通りの神楽坂下交差点を横断し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ce/7707bd25b96e51ddd5dab7b1a026afde.jpg)
早稲田通りの「神楽坂」を真っ直ぐに進む。
「坂名の由来は、坂の途中にあった高田八幡の御旅所で神楽を奏したから、
津久戸明神が移って来た時この坂で神楽を奏したから、
赤城明神の神楽堂があったからなど、いずれも神楽にちなんだ諸説がある。」
Mさんによると、この神楽坂商店街は、午前中は手前方向に、
午後は逆方向への一方通行になるそうだ。
午前と午後で逆方向の一方通行とは珍しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ef/48355efb8d5e9302155e36465789cfce.jpg)
10時1分、最初の七福神、鎮護山善国寺に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/58/71a05f8ed2bac21a0a5377c45c0150d4.jpg)
善国寺には毘沙門天が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/8f/d0f02e0acadca014adeac6e96f2ff824.jpg)
毘沙門は多聞と訳し、多くの人々の願いを聞いて叶えさせると云う。
また天の四方を守護する四天王の随一に数えられている。
(ピンボケで失礼)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/38/76668115e6f7c1711d7cad9d3bac8c35.jpg)
善国寺の狛犬は、”狛虎”だそう。
古くからインドで信仰されてきた財宝の神「毘沙門天」は、
寅の年・寅の月・寅の日・寅の刻に誕生し、「寅毘沙」と呼ばれることから、
”狛虎”が本堂の左右に配されている。
”虎”に見えなくもないか・・・
この時、もう一人別のS子さんから、『追いかけてるから』との連絡が入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/59/ed222cb72093d327e4b8a4930ffaa8cf.jpg)
善国寺を後にして、大黒天を祀っている次の七福神、大乗山経王寺へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/6e/32aabfb6a65b88d320ad98eb7da3828e.jpg)
早稲田通りを進み、神楽坂上交差点を左に曲がると、大久保通りとなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/db/dc4c5455aef2baf98e1b4ba2ee4cc59e.jpg)
都営大江戸線「牛込神楽坂駅」を過ぎ、さらに大久保通りを進む。
時折、強いビル風に帽子を飛ばされそうになりながらも・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/70/d811abda51eb698e2fc2c0924bd3a064.jpg)
市谷甲良町辺りを通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/15/5f00e5ac3227be0eb4c812eaa1800ff6.jpg)
市谷柳町交差点を渡ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/23/aacc0d4da320201a9c508a48579a1114.jpg)
10時32分、この日二番目の七福神、大黒天を祀る大乗山経王寺に到着した。
何と、経王寺の直前でNさんとばったり。
変更になった電車の時刻を聞き漏らしていたらしく、一足先に到着して
待っていたそうだ。
『良かった良かった』
これで、参加者は38名となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/a6/662e1393ba29ebd3541aa306db940971.jpg)
先ずは経王寺本堂にお参り。
経王寺は、日蓮宗の寺院である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7f/5c3c73c428cfee2b5ad4b96283e1465f.jpg)
大黒天を祀っているお堂へ。
大黒天は、貧しき人・難民の救済をかって出た心やさしい神様。
全身の色が黒く大きな福徳を授けるので、大黒天と呼ばれている。
経王寺の大黒さまは、慶長三年(1598)現在地に安置され、
度重なる火災にも焼けずに残ったので「火伏の大黒天」と呼ばれ、
霊験も多く大願成就のご利益があると、庶民の信仰を集めた、とのこと。
お堂内の秘仏「開運火防大黒天」ご本尊は、撮影禁止となっているが、
2月6日・4月7日・6月6日・8月5日・10が圧4日・12月3日に御開帳とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ee/50b32abe2363116b5b63fbd44ae2b757.jpg)
お堂の前に大黒天像が置かれていた。
写真で見る秘仏「開運火防大黒天」御本尊とは体系や表情が異なる。
お参りしている最中に、『後を追う』と連絡のあったS子さんが合流した。
この日の参加者は、39名となった。
今年度(H28年度)最高を記録した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b8/4fa2d3806410efbd7c11bb22a5fd55c4.jpg)
次の七福神、厳島神社の辨財天を目指した。
大久保通りの若松町交差点を左に曲がり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/af/ac307870636dbf593717f12ee798c94d.jpg)
都営大江戸線若松河田町駅を通過する頃には、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c9/9c75f41b66f4848eaa5ed0cb257e47fc.jpg)
”厳島神社抜弁天”の案内立札を見掛けるようになった。
厳島神社は近そうだ。
”抜弁天”は、苦難を切り抜く弁天様という意味らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/db/1fa95db4646467b12fa2a5069fa980aa.jpg)
11時ちょうど、2本の通りに挟まれた三角地帯にある厳島神社「辨財天」に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/5e/cde90855cc5fce2fefb87860537cc3f4.jpg)
辨財天は、神道では古事記に出てくる神で、七福神唯一の女性である。
市杵島媛命と言い水の神様でもある。
田畑の農作物にとって、最も重要な水を供給するので、
五穀豊穣の守り神と云われている。
女性であるため、江戸時代は、富貴の神として庶民の人気を高めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ee/9877e7dc96c18bdf52520d0e81c09d78.jpg)
厳島神社での御朱印の受付はお正月七日まで。
それ以降は近くの西向天神社でいただく、とのこと。
今日は1月6日だが、西向天神社はどんな神社なのだろうか?
案内図にも紹介されており、厳島神社からも近いので寄って行くことに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6a/fe7be90d71876c6c7fa16c9deb82a7a1.jpg)
西向天神社へ行く途中に、寿老人を祀っている法善寺があった。
11時17分、春時山法善寺に到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/5d/c9c78e87ef54d0e7e9245f5f31613d4b.jpg)
寿老人にお参り。
寿老人は、福禄寿と似た者同士で、老人星の化身である。
不老不死の霊薬を所持していることから、長寿の神として親しまれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/34/7b209c473624549da7c4229e2ea6849d.jpg)
法善寺の陽だまりで一休み。
『ちょっとばかり疲れちゃってよぉ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/de/13129893db1b1210db4f840c87ddff3c.jpg)
飴とお茶を補給して、元気回復だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/8c/eb0e348cf2a3d0c13fa2804501696fde.jpg)
細い路地を進み、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/24/f783385b3e76be552e2f1b974018622a.jpg)
西向天神社へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/19/729fcf3061c1ec9cb0189eee5ca3a7d9.jpg)
11時24分、西向天神社に到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/54/ef65467d2a2bfbe3f9f4cb73462545d5.jpg)
境内では梅(紅白)が咲いていた。
『都内って梅が咲くの早いのね~っ』
それだけ温かいということなのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/98/09694aff3571395e109da81de95f262b.jpg)
七福神とは直接関係はないが、西向天神社へも一応参拝を済ませた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/b6/86a5efe237115faf5bcaf50cdf1adaca.jpg)
西向天神社を後にして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c0/486b2c1c37465cace0a8b41e4027dc7b.jpg)
次の七福神、福禄寿を祀っている大久保山永福寺へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f5/71afd691bc7409a88142199328cb53fd.jpg)
都道302号を潜って右へ曲がると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/23/e122e226fbbef95cb21b33b4ad8868c8.jpg)
久左衛門坂がある。
この坂は、徳川家康の江戸入府以前から大久保に居住していた
島田家の草創久左衛門が新しく開いた坂道であったため、
こう呼ばれるようになったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d1/747728aa13cf14b6200360c8e430aa73.jpg)
11時36分、久左衛門坂を上った所に福禄寿を祀っている
大久保山永福寺があった。
永福寺は、曹洞宗の寺院で、ご本尊は釈迦如来。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/47/4035c992b41a5a244b79e9b72853dc02.jpg)
本堂隣に鎮座する2体の永福寺如来像が目を引く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/02/205d69ae1fa9146ee6ed6c4a815768a2.jpg)
永福寺からは、銭湯「東宝湯」の煙突がよく見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/45/7a7c8a6f093d4436340a3cfd9065dee0.jpg)
福禄寿堂前には長い行列が出来ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/1b/f1e1910ff31ebdbff7e86f273723318f.jpg)
ようやく福禄寿堂にたどり着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/90/424b15989389070f313f78ddffb41b7a.jpg)
福禄寿
南極星の化身で、短身・長頭の姿をしている。
年令も数千年を越すほど保持していると云われていることから、
長寿の神として親しまれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/da/84e9a623a879c653a909d68f16af4637.jpg)
行列が途絶える気配はない。
次から次へと参拝者が訪れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e9/a14e6ea461db4808f76d0a5a9a28017a.jpg)
永福寺を後にして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/c3/cb2debbe0973e512deb1c62e0c70a741.jpg)
次の七福神、恵比寿神が合祀されている稲荷鬼王神社へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/f9/1202a6da3161d846e4abc609d0d0642f.jpg)
都道302号を東新宿方面へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/74/2c30ed0fe2ba0b78c6966cbd1b86262e.jpg)
道路沿いのビルが次第に高層になってきた。
副都心に近づいているという実感が湧いてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/43/a095d8c08ccd669d108c381cc7b941ba.jpg)
東新宿交差点
明治通りを横断して少し進んで左に折れた所に、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/83/061eb6c7dba4c8cb242501736e03ce01.jpg)
12時1分、恵比寿神を合祀している稲荷鬼王神社に到着。
古くから、大久保村(現在の新宿区大久保辺り)の氏神であった稲荷神と、
熊野(和歌山県)から勧請されていた鬼王権現を合祀して創建された神社である。
日本で唯一「鬼王」の名を持った神社だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/0c/60c2d9f1769333a4f8e65846f3c0851a.jpg)
稲荷鬼王神社の拝殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/70/9f9619a54288a3ff622c5f3fe4e927c4.jpg)
正月らしく、各家庭の自慢の雑煮が写真展示されていた。
どの地方の雑煮なのかの説明があれば、より興味が湧くと思うのだが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/d9/50d48f8b86771478b2c8e12f8a1a5674.jpg)
恵比寿神社と書かれた鳥居の先に、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9a/4a0f34ad5f36d77df01f35e821c6ba38.jpg)
恵比寿神は祀られていた。
恵比寿神は、日本古来の神様。
大国主命の子息、事代主命(コトシロヌシノミコト)が恵比寿神であると云われ、
古来より福を表す「鯛」と、福を釣るという「釣り竿」を手に持っており、
海の守護と商売繁昌の神様として、親しまれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/1f/bd15ae70b7d4f8aadad1bfad7a8c55e7.jpg)
稲荷鬼王神社を後にして、最後の七福神布袋尊が祀られている太宗寺を目指し、
いったん東新宿交差点へ戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/8b/ddff2255d81abad2e6792806c9c81340.jpg)
東新宿交差点を右に曲がり、明治通りを進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/71/1c1612d179d789cc9e4e57e49ba1d2ca.jpg)
この日の先導役のOさん、今年の10月には傘寿を迎えるが、
益々元気である。
『今年も先導役、よろしくお願いしま~す』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/00/2f57a724c8eff5eabaee27eb3e9723c8.jpg)
新宿六丁目交差点を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/17/17894faf09918af4ab9ebc3c7ff2287c.jpg)
道が二つに分かれている。
左へ進むと、新宿五町目東交差点だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/63/4a76189ef1406fde6cc79fd2674f9eeb.jpg)
新宿五町目東交差点を左折し、靖国通りを進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/72/bb5881f14d4f53c238bd281efa17f54a.jpg)
靖国通りの新宿一町目北交差点を新宿御苑方面へ渡って進むと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/42/691e6eff95dc803bbb34db60070b71f6.jpg)
12時32分、布袋尊を祀っている霞関山太宗寺に到着した。
江戸六地蔵が迎えてくれた。
旧甲州街道歩きで、2015年3月22日(日)に訪れて以来だ。
太宗寺は、慶長年間(1956頃)に僧太宗が開いた草庵で、
のち信州高遠藩主内藤家の菩提寺として発展した。
江戸六地蔵
江戸深川の地蔵坊正元が不治の病にかかり、病気平癒を両親とともに
地蔵菩薩に祈願したところ、無事平癒したことから、京都の六地蔵に倣って
宝永三年(1706)造立の願を発し、人々の浄財を集め、江戸市中六ヶ所に
地蔵菩薩をそれぞれ一躯ずつ造立したと伝えられている。
江戸の六地蔵は、ここ太宗寺(甲州街道)の他に、品川寺(東海道)
・東禅寺(奥州街道)・霊巌寺(水戸街道)・永代寺(千葉街道)
・真性寺(中山道)がある。
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閻魔堂
江戸時代より、「内藤新宿のお閻魔さん」として庶民の信仰を集め、
かつては藪入り(1月と7月の16日に商家の奉公人が休暇をもらい家に帰ること)に
閻魔大王の縁日が出て賑わった。
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閻魔像は、文化十一年(1814)に安置されたとされ、製作もその頃と推察される。
しかし、数度の火災による度重なる補修を受けたため、当初の部分は頭部を
残すだけとなった、とのこと。
閻魔像の左には、閻魔大王に仕え、三途の川を渡る亡者から衣服を剥ぎ取り、
罪の軽重を計ったとされている、奪衣婆(だつえば)像があるが、
金網越しに奪衣婆の顔半分を見るのが精いっぱいで、撮るのはちょっと難しい。
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布袋尊像にこの日の七福神最後のお参りを済ませる。
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お堂の中に布袋尊像が見える。
布袋尊は、中国出身の禅僧で実在した人物。
つねに布の袋を背負い、この中に福財が入っていたと云われている。
笑顔を浮かべた円満な容姿をしており、庶民に親しまれている。
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お参りの様子
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これまで参拝してきた寺社境内は、纏って撮影するにはちょっと狭過ぎたが、
ここ太宗寺の境内は他の参拝者の邪魔にならない程度に広かった。
後ろの景色はさておき、記念の一枚を撮ることができ一安心。
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新宿山ノ手七福神全てのお参りが終わり、新宿駅南口へ。
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新宿四丁目交差点を横断し、
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左手にバスタ新宿を見ると、新宿駅南口は目の前だ。
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13時4分、新宿駅南口ルミネ前に到着
この日は、ここで解散することにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『今年も楽しく元気に歩きましょうっ』
『それでは、お気を付けてぇ』
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気の合った男性陣5名は、ルミネ7Fのレストラン街へ。
いろんな店があって迷ったが、和食メニューのある「寅福」へ。
『お疲れさまぁ』 『かんぱ~いっ』 『今年もよろしく~っ』
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食事が終わって直ぐに帰るのは、少しもったいないし、時間も早いので、
明治神宮へ参拝して帰ることにした。
原宿駅に降り立ったのは5名。
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神宮橋を渡ると、
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明治神宮の大鳥居がある。
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細かい砂利が敷かれた南参道を進む。
外国人(欧米人)の姿も多い。
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酒樽がずらり。
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ワインの樽も並んでいる。
『これみんな奉納されたんだろうねっ』
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明神鳥居
檜造の明神鳥居としては、日本一の大きさだそうだ。
高さ12m、柱間9.1m、柱の径1.2m、笠木の長さ17mとのこと。
『いやぁ これはでっかいねぇ』
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提灯が並んでいる。
『暗くなって灯りが灯ったら壮観だろうねっ』
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三の鳥居の先に
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南神門があったが、掃き清めている最中のようで、南神門は通れない、
脇の門から中へ入ることに。
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広場の両脇には大勢の人が静かに並んでいた。
並ばされていたと言った方が良いだろう、
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何かを待っているようだ。
大相撲協会の参拝の後に、3横綱の奉納土俵入りがあるとの
アナウンスが聞こえてきた。
3時20分頃からとのことである。
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いま14時30分を少し回ったところ、奉納土俵入りまでまだ50分近くある。
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奉納土俵入りを見るか見ないかどちらにせよ、参拝だけは済ませよう。
拝殿の前には大勢の人が整然と並んでいた。
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賽銭箱は、小銭ばっかりで、お札は一枚もなかった。
やはり景気はあまり良くないのかも・・・
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参拝が終わって、拝殿を見たところ。
時計は14時41分を差していた。
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奉納の土俵入りまでたっぷり40分はある。
せっかくのチャンスだが、40分も待つのは大変だ。
残念だが、帰ることにしよう。
『家に帰ってTVでも見れるしねっ』
ということで、東神門を潜り、
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原宿駅を目指すことに。
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お帰りの鳥居を潜り、
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今更おみくじなどには興味がない歳である。
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原宿駅を目指す。
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明治神宮文化館を通り抜け、
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原宿駅へ向かう。
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14時58分、原宿駅に到着
この後、山手線・常磐線を乗り継いで家路に就いた。
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『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
平成29年の第1回目は、いきなりのハプニングで始まった。
いざ出発という段階になって、S子さんの姿が見えなくなった時は、
正直言って、頭が真っ白になった。
それだけに、飯田橋駅のホームでS子さんを見つけた時は、
心底『良かったぁ』と思った。
七福神巡りの後、明治神宮への参拝は全く予想していなかった。
何時参拝したのかはっきりと覚えていないが、約30年ぶり?の
明治神宮参拝で、今年のウォーキングを頑張ろうとあらためて
心に誓った次第である。
ただ、3横綱の奉納土俵入を見らずに帰ったのは、
今思えばちょっぴりもったいなかったと感じている。
この日の万歩計は、19,000歩を少し超えていた。
このうち約4,000歩は明治神宮参拝のものである。
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