カウンターサービスが終了してしまいました。

何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



6月大歌舞伎を観に行ったなり〜







先週の観劇から1週間、今思い返しても、よく行って帰って来れたなぁと。
火事場のバカ力って、ほんまにあるもんねー。
って!そこまでして観たかったんかーい!

記録だけ残しておきますね。
夜の部の演目は義経千本桜「木の実・小金吾討死」「すし屋」「川連法眼館」
小金吾討死はねー、あのロープのシーンは記憶にあるけど、ストーリーは全然思い出せん。
「観たことあるんか?」と調べたら、「2011年2月御園座」、七之助さんで観てたみたい。
今回の小金吾は千之助さんだったの。
私ね、千之助さんを同年代の役者さんと比べて見劣りするなぁと思ってたのね。失礼!
だけど、びっくりするくらい上手くなってたのよ。
どういうこと!?と思っちゃった。
一所懸命、忠義を尽くそうとしてる若武士を見事に演じてた。
人って、一気に成長する時期があるのねー。
今の彼のニンだったと思う。
次は仁左衛門さんのいがみの権太。
これのためだけに無理して出て来た、と言ってもいいくらい楽しみにしていました。
席も張り切って最前列を取りましたよ。
権太が関西弁を喋ってるのを初めて観たわ。
いろいろ型があるもんなのね。
70を超えた仁左衛門さんが権太、諸肌を脱いだ時とかの肌の質感以外は権太に見えました。(笑
めっちゃ上手い、文句なく上手い。
上手いけど、権太に関しては私は獅童さんの権太の方が好き。
仁左衛門さんは隙がなさすぎるんだよね。
親に褒めてもらいたくて愛してもらいたくて、不器用な形でしか表せないアカンタレ獅童権太。
獅童権太の方が原寸大の権太で、魅力的だった。
心に訴えかけて来るものがあったんだよね。
上手い下手じゃない、面白いもんだね。
そして、今まで「なんで突然権太の妻子が現れるねーん!」と思ってたんだけどさぁ。
今回、直前の小金吾討死の幕があったから合点がいったよ。
あー、そういうことだったかー。
って、12年前も小金吾と権太をセットで観てるってな。
もう、ほんと記憶なんてあてになんないねー。
最近は“そのとき”だけ楽しめばええかと思ってる。
ハハハ。
そして、四の切、松緑さんの狐忠信。
音羽屋の型らしいんだけど、なんと申していいのかなぁ。
↑去年国立で見た菊之助さん狐も音羽屋だよね?おかしいなぁ。
うーーーーん、面白くない。
ケレン味の全くない、なんだろ、ただただ狐の心情に重きを置いた四の切でしたな。
何より重そうなのがね。
やっぱり、もう少しお体を絞られた方が...。
何度か記憶を失いそうになっちゃった。
ごめんなさい、私はやっぱり澤瀉屋型が好き。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )