味わう趣。 逆に、<趣味>になると、趣を味わう。というのかな?
でも、今回は、<味わう>ことをメインで。
さて、こちらは、『利き猪口&徳利セット』です。
猪口の中でも、蛇の目のものを。 猪口の青い線は、
日本酒の一般的な 琥珀色(薄茶)
新酒の 青みがかった茶色(青冴え)←こういう言葉ってステキ
古酒の 赤みがかった茶色(色戻り) を判別するのに
書かれているものらしいですが、 ふむ。なるほど。 日本のお酒というのはそういう微妙な色の違いというのはいろいろありそうです。
日本のお酒の色は、 透明~琥珀 の間にあるものが多いですが、外国のお酒だと、 透明~琥珀~赤 と、色でいうと、はっきりした差があるものが多いと思うので、そこまで <色>に神経を集中するようなことは 日本のお酒にくらべて少ないような気がします。 そういう繊細さは日本人の特徴なのかなとも思います。
こういうもので飲むと 味わう趣も研ぎ澄まされそうです。
個人的に、粋を感じる<藍>の色は好きです。
こちらは、合羽橋(かっぱ橋)とかではなく、表参道のオリエンタルバザーで買いました。入ったことのない人は、外国人のための土産物店くらいのイメージしかないようなのですが、お店の人の話によると、"日本人にとってもいいもの"を揃えるのをテーマにしているらしいので、その言葉通り、日本らしいものの品揃えはなかなかおもしろい店です。しかも、値段もお手ごろです。 日本っぽい食器のセットとかもお手ごろなので、友達のフランス人も、よろこんで買っていってました。 表参道のメイン通りにあるので、お散歩ついでにぜひ寄ってみてください。