年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

都知事選挙の投票権の棄権の誘惑

2024年06月30日 | 宅老のグチ
都知事選挙の投票を断念しようと思っている。明治の自由民権運動・国会開設運動などで多くの若者が言論弾圧で死んでいった。この投票権を行使することなく過ごすのは無念の気持ちがのこる。一票の投票行使によって未来というか三から四年の委託となるが、選挙期間の言論の拘束が日本では無視されていて、予期せぬ事態でほぼ一任となる。
 従って右も左も結果としては責任を取らないし、時間が経てば検証もない。多くの事柄は日本では自然災害で記憶から消える。この柔らかい考えというか無節操の日本では日本国内でウクライナ・ロシアの人達が奈良公園で鹿にエサを与えている。中国の人も居て、奈良公園には馬がいないが始皇帝のような人がいる中国では、日本の鹿は中国では馬と言うことになりそう。この故事を知っている日本人はどれほどいるのだろうか。
 バカという言葉の始まり。
 叔父の特攻から軍隊の生活で上官の命令に絶対服従はなぜ必要か判った。日本の歴史で軍隊という考えが入ったのは高野長英は翻訳した三兵タクチーキ゚からである。1847年(弘化4年)に高野長英がオランダの兵学書「Taktiek der drie wapens」を翻訳し、『三兵答古知幾(さんぺいタクチーキ)』として紹介している。-三兵とは歩兵・騎兵・砲兵でタクチーキ゚とは用兵・戦術という。この本から近代日本軍が生まれ最初に実用化したのが薩長軍のようである。
 ほぼ個人の意思を無視した日本軍は226事件の反乱軍に参加した埼玉の農民に軍隊内の裁判でなぜ上官の命令に従ったのかと尋問したようである。先の戦争でB・C級裁判で捕虜虐待で死刑となった兵士が目立つ。
 選挙の投票の棄権は選挙権の獲得闘争の苦難の歴史を知っているが故、今の候補者へ一任する行動をとれない。都の行政業務の95%と以上は都知事に誰がなっても決まった業務と予算となることを知っている。要は知事は行政のやる気を出させる人が望ましい。政策は方向性しか出せない気がする。
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