年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

半月前からバブルと思っていても暴落で驚く

2024年08月06日 | 宅老のグチ
半月前に浅草から足立区役所行きの都バスに乘るため、始発のバス停留所で道の反対側にある雷門観光案内所を眺めていた。雷門前の都バス停荒川区役所前行きの待ち人は全て日本人で反対側は異国人だらけ。そこに人力車の呼び込み人、スクランブル交差点となっている雷門は暑さで減った日本人でなにか異国人に占拠されている感があった。普通なら8月の東京・浅草は観光客がお上りさん程度で空いていて、コロナ前は近隣の異国人観光客だった。ところが今は通勤ラッシュのような撮影場所の雷門前で避けて台東区中央図書館へ行きながら、道々考えながら六区に入ると異国人が消える。何だろうこの違和感は。考えつつSNS等で知り得た日本観光コ-スの確認旅と思うようになった。いわば定番観光でチョット外れると日本人しかいない。浪曲の定席の木馬亭には日本人しかいない。浅草演芸場の寄席も東洋館の様子も日本人しかいない。

 景気は本物ではないと感じていた。統計でもインフレ2%以上でも年寄りは財布の中身が減るのがこわがっていた。安物シフト。タダ以前のような商人のプライドを捨てた、他社より1円でも安くしますという声を聞こえない。こんなことをしたら、優秀な継続している非正規のパ-トさんが低価格商品の大量販売で重労働となり、給与が上がっても、手取りが割と増えないので、楽で条件の良い所に転職する。これは景気回復時によくある現象である。この辺りはまだ始まってばかりで日本政府の高学歴役人は年金不安を煽り、懐の豊かになった20代30代の若者を株の投資に向かわせ、東証株価がバブル時を超えると、政府主導で煽り行為をしていた。自主性のない日本人新人投資家は風評で左右させることが目立つ。上がり方の早さが、短期の成績を求められている異国人投資家が出遅れ日本に来てさらにあおった。この後の岸田政権の運任せの経済浮揚対策がもたもたしていて、為替介入しても数日で元に戻ってしまった。円高になっても日銀の様子見で金利が動かないので円安継続となる。オオカミ少年の言動がアメリカの景気悪化と日本の金利がやっと動いて、パニックとなり一気に冬景色となった。これは真夏の雷雨で上空からヒョウが落ちて農業に打撃を与えたのと似ている。夏でも上空は氷点下である。
 株は今日も激しく変動すると思うが為替はそんなに動かない気がする。これ以上動くと歴史に残る用語となりそう。日銀ショックとかの命名になるのだろうか。今日は原爆投下記念日。経済爆弾が落ちたばかりで被害の様子が見えない。一番の被害は歴史が証明する。ブロック経済に進むことが促進されるショックと言われそう。
 日本の高学歴の役人達の考える雇用維持の経済対策はいつも最後は貧民の夢を略奪する歴史である。従って投資する資金の無い人は騒ぐことは無い。日本の歴史では3階級あると思ったほうが良い。
ランク1 支配階級 どう転んでも責任が及ばない
ランク2 運が良ければランク1に成れる夢を持つことが出来るが運が悪いとすぐ没落
ランク3 宝くじ当選のような運が無いと一生平穏・怖いのが天災。風評に騙される人。水田の風景で見えない風に稲穂が揺れる。見た目は奇麗だが税で収穫が簒奪され、補助金で生かされる環境保持産業。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする