年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

為替賭博 

2024年08月03日 | 宅老のグチ
日銀が金利を動かしたため、動かないと見ていた人たちを驚かし、1ドルが148円台に一時なった。そして夜には146円台。自分は図書館の新聞の所で見出しだけ読んで、後はネットで情報収集。1日の東京新聞の見出しは悲観すぎてこの程度の金利では気分が変わるだけと思っていた。惰性でデフレを放置し、つじつま合わせの国債発行で金額・負担率から見ると先の戦争時に発行した戦時国債を上回っている無責任財政と思っていて、その無責任を無視して子孫にツケを支払わせる行為を自慢・政策としている政治家の票集め行為に異議申し立てできないのだろうか。
 このことの疑念が投票行動で意思表明できない若者が、政治不信と子供を産み育てる意欲が消えている。親ガチャという親の財産によって将来の希望の実現大きさが変わる。
 今旧弊の仕事が賃金の高騰によって、消えつつある。時代の大変化の時が来ていて、それぞれの職の維持が惰性の30年で現状維持ということで過ごした。一番初めに現れるのが地方の人口減少で、生活維持のバス・鉄道便が消える。そうなると若者の代表である高校生の就職口が地元に無く、都会に向かう。人さらいが高校生の求人倍率をあげている。自衛官の応募の数が減っているというが、都会の自衛官募集の広告を見ていると、イメ―ジが先行していて、苦しいと思われる訓練が見えない。訓練は命令下で統一行動が出来ないと、軍隊組織は破壊する。高野長英が翻訳した戦術本三兵タクチ-キ゚は三兵とは歩兵・砲兵・騎兵の事でタクチ-キ゚とは用兵術で江戸時代は刀と鉄砲の時代で、用兵と言う戦術が無かった。この洋式軍隊の訓練が幕末から始まった。気を付け・前にならい・右向け右などが軍事用語と翻訳輸入となった。今ウクライナの戦争から無人兵器の時代に入り、今までの戦時の国際法規範が改変されつつある。平気で戦闘員の非居住地を攻撃している。ガザの虐殺的空爆も日本が容認している様に見える。このことは自衛隊の地位の脆弱から、国際的発言権が無いし、さらに発言権を強化すると軍隊になる憲法改正を恐れている政治家の票集め行動が見える。ロシアから今でも天然ガスを輸入しているが報道機関は権益喪失を恐れていると感じる。詳しく調べるとロシアは中国・インド・サウジに輸出し、日本はサウジから輸入する。これでは戦争が長引くし、ウクライナは敗戦に向かうしかない。資源弱者の日本はタクミ精神論できてきたが最先端の仕事は手先だけではやってゆけない。
 日銀ショックというべき事態で、原油も下がる。アメリカの不況入りの見込みと日本の金利上昇で、政府主導の将来の年金の補填と言うべき、株式投資の参加者は、利益の出た夢の見る時間が消えたように見える。またバブル崩壊という苦い思い出の復活なのだろうか。35度を過ぎる気温でも経済脳は秋風が吹いてきた。間も無く8月7日は立秋となる。惰性の猛暑は予報ではまだ続く。8月5日の日本株の様子が気になる。またデフレに戻るのだろうか。
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