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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

5年ぶり訪問の品川歴史館の初日に思う

2024年04月22日 | 宅老のグチ

 5年ぶりの品川区立品川歴史館の訪問。建物の外観は変わらないが、内部の位置が変わったようだ。前の印象が残っていて、やはり品川宿の展示が多い。品川宿は東海道53次の最初の宿場で、遊郭の吉原に次ぐ遊郭が品川にあって、今は面影もないが御殿山という桜の名所があって、そこから海を隔てて房総の山を眺めている浮世絵があった。
 品川歴史館の付近に大森貝塚遺跡があって、日本考古学の発祥の地となっているので、貝塚系の書籍と展示が手寧と感じる。
 今東京はバブル崩壊後の再度の地価の急上昇中で、中心部の所には普通の都民は住めない状況になってきた。これから中心部から周辺部に転居する人が増えそうだが、かといって高齢者の病気等の環境は東京から逃れられないと感じる。品川区は羽田と成田を結ぶ交通の要所で、新幹線も通り(JR品川駅は品川区ではない)、建設が遅れているリニアの出発地点でもある。品川区と言っても駅が品川区の住所でないので中心地区が見えない。大井のあたりだろうか。
 歴史館のイベントでも大井囃子保存会の人達のパフォ-マンスがあって、狭い講堂で手に持った演目表が太鼓の空気振動で震えていた。今まで野外や大講堂で聞いていた太鼓が紙が震える振動があるとは気が付かなかった。落ち着けばエアコンの効いた図書室となりそうだ。過去の展示の内容を見ていないのでタクワンの東海寺の様子が判らない。あと五反田の発展史は目黒川が工場誘致となったという。車の無い時代では水運も重要だったと言える。
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