五輪女子マラソンを瀬古さんの話を思い出してみると

　能登のみなさん　こんにちは

　昨日閉会したパリオリンピック。鈴木優花 選手が6位入賞した女子マラソンのハイライトを見ていて、5月の毎日21世紀フォーラムでの瀬古利彦さんのお話を思い出しました。

　黒人選手、特にケニアの選手を取り上げて、足の腱が日本人選手に比べ1.5倍長い。骨盤が斜めについていて走ると前傾姿勢になる。視力がとてもいい。ほんとか噓かは知りませんが、「ふもとから富士山の山頂を眺めて、日の丸を振っている人が二人いる」と、ケニアの選手が答えたそうです。ゴールがはるか先から見えていると。

　その女子マラソンの終盤、黒人選手6、7人に囲まれた中で鈴木選手はひときわ目立ちました。ほんと瀬古さんが仰るほどの身体能力のある選手たちと互角に戦っての6位。誇るべき入賞です。身体能力では黒人選手に及ばないものの、黄色人種には持久力、はたまた我慢力のような別の能力が備わっているのでしょうか。何より特段の練習量なんでしょうね。

　瀬古さんも当時、宗兄弟というライバルがいて、宗さんらが5000メートルの全力走を8本したと聞くとそれ以上、一日90キロ走ったと聞くとさらにその上の練習をしたそうです。

　２０００年シドニーで高橋尚子さん、０４年アテネで野口みずきさんが金メダルを取ったのは本当に凄いことです。

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