えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

どうも「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」する憲法を変えたいらしい

2013年05月20日 14時46分18秒 | ドンキホーテ
 東北のみなさん こんにちは

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」

 日本国憲法の中で一番好きな文言です。憲法前文に書かれています。この「決意」を現実のものとするために、9条で「戦争の放棄」「武力の不保持」を規定しています。

 このところの憲法改正論者が一番改正したがっているのが、この9条のようです。実際の国際社会を見ると、どこそこで戦争は起きている。日本周辺だけをみても領土に関し圧力がかかっている。「戦争の放棄、武力の不保持」は現実にそぐわない、「こんな憲法の下強い軍隊を持たないなら、いつか他国に侵略される」との主張です。

 しかしこの憲法の下、もちろん日米安保条約によるアメリカの庇護の下ですが、日本は65年間以上にわたり、他国との軍事衝突をせずに平和を保ってきました。日本の軍隊はひとっ子一人、他国の国民を殺してきませんでした。これはあの戦争を真摯に反省した結果生まれた憲法9条が「戦争」への歯止めになっているからではないでしょうか。

 憲法改正論者はこの本丸から攻めると改正が難しそうなので、まずは憲法改正の要件を緩和。その後に9条以外の不都合な諸々もひっくるめてごっちゃにして変えてしまおうと、狙っているようです。自民党ら改憲推進派の政党がこの夏の参議院議員選挙で2/3を占めることになれば、一気に憲法改正が動き出すかもしれません。憲法施行後66年、これまでも憲法改正の動きがありましたが、今、一番現実味を帯びてきています。

 ええかっこだけで国民を守れないのは、その通りでしょう。しかし66年間にわたりこの9条の果たしてきた役割、そして人類の希望というべき恒久平和への理想追求を捨てることの不利益を考えた時、それでも憲法改正は必要なんでしょうか。

 その憲法改正を考える勉強会開かれます。
 
 「再び侵略・惨劇を繰り返さないために 改憲動静の先にあるものー」
 6月8日(土)午後2時~
 エルおおさか(大阪市中央区北浜東3-14、地下鉄天馬橋駅西300メートル)
 中東での豊富な取材経験を持つフリージャーナリスト西谷文和さんが、
 「今こそ憲法9条の輸出を アラブの春、リビア、シリア内戦を取材して」
 と題して講演。

 ぜひご参加を。
 憲法改正を自らの問題として考えてみませんか。

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