福田康夫首相は、(1979東京サミットに)父赳夫首相が果たせなかった「日本開催のサミットホスト役」に臨んでいる。
外交・経済・環境・石油高騰と難問山積の中での仕切り役、指導力なき接待だけのリーダーには、宰相ならぬ愚相のレッテルが待っている。
サミット直前に到来した、6ヶ国協議における米の北朝鮮・テロ支援国指定解除決定は、日本人拉致事件を抱えながらも、当事国として解決策を見出せず言葉もない日本政府の現状を世界中に曝け出した。
横田夫妻は、「家族が米国に求めてきたのは“解決”ではなく、あくまで“協力”」、「拉致問題は本来、日朝2国間で解決すべき問題」と言い切る清澄な思いを、首相はどんな気持ちで受け留めているものか、腹の中を覗き込みたくなる。
横田めぐみちゃん、田口八重子さん、曽我ひとみさん、市川修一・増元るみ子両人、蓮池夫妻、地村夫妻等々の拉致事件は、すべて福田赳夫首相在任中(1976.12~1978.12)に発生している。当時、総理首席秘書官を務めていたのが現康夫首相である。
国家主権侵害を許し(気づかず)、捜査もせず、30年余に亙り邦人を生命の危険にさらしている根源の責任者が、飄々と国民に向う痛痒を感じない政治家をリーダーに戴いていることにうんざりする。
ブッシュ米大統領は、横田早紀江さんと面会したことに触れて「米国は日本を見捨てない」と改めて約束した。
昨年の自民党総裁選で「(拉致問題を)私の手で解決したい」と訴えた福田首相こそ、全面解決まで十字架を背負い、生涯に渡る不作為の責任を感じ取って欲しいものだ。
外交・経済・環境・石油高騰と難問山積の中での仕切り役、指導力なき接待だけのリーダーには、宰相ならぬ愚相のレッテルが待っている。
サミット直前に到来した、6ヶ国協議における米の北朝鮮・テロ支援国指定解除決定は、日本人拉致事件を抱えながらも、当事国として解決策を見出せず言葉もない日本政府の現状を世界中に曝け出した。
横田夫妻は、「家族が米国に求めてきたのは“解決”ではなく、あくまで“協力”」、「拉致問題は本来、日朝2国間で解決すべき問題」と言い切る清澄な思いを、首相はどんな気持ちで受け留めているものか、腹の中を覗き込みたくなる。
横田めぐみちゃん、田口八重子さん、曽我ひとみさん、市川修一・増元るみ子両人、蓮池夫妻、地村夫妻等々の拉致事件は、すべて福田赳夫首相在任中(1976.12~1978.12)に発生している。当時、総理首席秘書官を務めていたのが現康夫首相である。
国家主権侵害を許し(気づかず)、捜査もせず、30年余に亙り邦人を生命の危険にさらしている根源の責任者が、飄々と国民に向う痛痒を感じない政治家をリーダーに戴いていることにうんざりする。
ブッシュ米大統領は、横田早紀江さんと面会したことに触れて「米国は日本を見捨てない」と改めて約束した。
昨年の自民党総裁選で「(拉致問題を)私の手で解決したい」と訴えた福田首相こそ、全面解決まで十字架を背負い、生涯に渡る不作為の責任を感じ取って欲しいものだ。