傲慢不遜のＮＨＫは民営化して、ニュース専門局のみに縮小すべし

橋下徹大阪府知事が、出演したＮＨＫ生番組「かんさい特集」（関西ローカル）で、公務による遅れを、女性アナウンサーに「30分の遅刻」とされたことでぼっ発した“絶縁宣言騒動”。
司会者発言はもとより、その後の対応にＮＨＫの傲慢不遜さを見ることができる。
府知事以外に大阪市長、3名のゲストコメンテーターの陣容に経験不足の女性司会者がひとりで進行を仕切る形の特集企画そのものが異常だ。
民放とてリーダーとサブアナを配置して内容豊かな議論展開を進める。
橋下知事の反論に藤井アナが、あわてて早口になり取り乱す様は、いまＮＨＫが置かれている怠惰を象徴しているようだ。
ともあれデジタル時代を迎え、ＮＨＫは民営化して、国民共有のコンテンツ財産を管理会社で運用して、ＮＨＫはニュース専門局のみに縮小すればいい。
コンテンツの管理運用で余剰利益は国庫に入れるようにすれば国の財政にも寄与することだろう。
藤井彩子アナは橋下知事とは、北野高の同級生だったとするが、ふたりだけの対談ならともかくも大阪市長や3名のゲストも同席の番組である。
「場を和ませる意図」とは詭弁にしか聞こえない。
橋下知事は、「一切、スタジオには行かない」と絶縁状を叩きつけたわけだから、後はこのことに触れずに淡々と“絶縁宣言”を実行すればいいだろう。