山形の森 保守醒論

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リベンジ知事選でも連敗した、“チェンジ県議会議員”の愚象?

2009-01-30 11:06:44 | Weblog
このたびの山形県知事選挙が、4年前の前回知事選の遺恨(リベンジ)が背景にあることは大要な事実である。
選挙戦を主導する立場の国会・県議会議員が、双方に支援姿勢を鮮明にして2連選を戦った訳である。 さすがに、機を見て敏にして2連勝したものは一人としていない。
1勝1敗、1勝1分(1敗1分)に分類される議員が約半数いるが、残りの約半数は2連敗組である。
(選挙後は)選挙による有権者の民意を汲んだ、まさに“チェンジ!”の対応姿勢でもあろうが、少なくとも、板垣元知事引退を受けた、1993.2の県知事選挙以降に見られる県議会の在り様の形骸化は、無原則に(見える)“チェンジ慣れ”してしまう議員の腰の軽さに(俗に言われる、砂糖に群がる蟻の如く)、県庁御用達の“笹かま”に喰いつく県議賊の生態を見てしまう。
政治的遺恨を後引くことは(当事者はともかくも)決して良いことではない。
が、それだけに議員自らの政治行動を説明できる分かり易さが求められるはずだ。
(前回知事選直後の)4年前、ブログ子は高橋支持だった自民某県議に(斉藤当選を受けての)「県議会では是々非々で行けよ」と話した。
昨年10月(吉村女史の出馬表明前)、同じ自民県議に会ったので、「知事選で、だれか擁立の議論をしてないのか。」と聞いたら、「いまは、(斉藤)知事を支える立場だから・・」との心少ない言葉だった。
彼は、前回は「高橋」で、今回は「斉藤」支援だから、“チェンジ議員”の2連敗組である。
美栄子女史当選で幕引きとなった知事選、舞台は県議会に。
またまた、ハマちゃんの“笹かま餌の一本釣り”なのか、吉村家の温ったかい“コタツに駆け込む猫”への変身が見られるのか、県民として目が離せない、“チェンジ議員”の再チャレンジの行く末。

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