週刊現代(2.27日号)に、鳩山邦夫が兄・由紀夫首相を語る特集記事が掲載されている。
邦夫は「金権政治、派閥政治、密室政治こそが小沢一郎の正体。それを放逐するのが、オレの使命だ」と、小沢のことを死ぬほど嫌っていた兄・由紀夫。総理にしてもらう代わりに、小沢に魂を売り渡した兄はもはや空っぽ、使い物になりませんと、『国民のみなさん、兄はもうダメです』とのタイトルで述べている。
相変わらずの兄弟間の放言バトルであるが、果たして一般国民の目にどう映っているものか。
この中で興味を引く会話が紹介されている。
3年ほど前の(鳩山)家族で会食時のやり取りとして、母安子が「由紀夫さん、あなたは小沢さんが嫌いなのだから、一緒の党にいるのをやめて飛び出したら」と投げかけ、「それも考えているんだよな」と由紀夫は答えたと言う。
(3年前とすれば2007.頃となるが)判明していることだけでも、2002.7から二人(姉和子にも)には、継続して月々1500万円の資金贈与がなされている。
母子三人揃っての政治活動の話題がでれば、資金の話は連動してなされるものではないのか?(飛び出せば、更なる資金が要るようになる。「心配いらないのよ。資金はお母さんが用意してあげるから・・・」)。
さらに、2.12衆院予算委員会での与謝野元財務相質問の中で、2年ほど前の(母安子と邦夫の)電話で「由紀夫さんは子分を養うカネが必要だと(しょっちゅう)言ってくる。あなた(邦夫)は子分が居ないから必要ないわけね。」との会話を披露した。
が、2007.5から邦夫には(1500万から)増額された月々2500万円の資金提供がなされている。
普通に推論すれば、「それじゃ、オレももっと必要だから(月2500万円に)増額してくれよ。」との結果とも取れる。
これらのことから、由紀夫は月1500万円の定額贈与のほかに、不定期(盆・暮のグループ議員手当など)で、さらなる資金提供を受けていたのではないのか?。
邦夫の収支報告書から窺えるのは、(石橋・鳩山両家の資金管理会社)六幸商会からの受領役とされる武田紀念男(邦夫の元政策秘書で「ゼフィルス(蝶の種名)」社長・鳩山ビル9F)の会社と邦夫個人からの借入金として処理されている(返済しないで借入金が膨れるだけの報告処理)。
このことが邦夫が声高に答えている「兄は虚偽記載をしているが、自分は規正法違反などしていない。資金提供もまったく知らなかった。」と、由紀夫との違いを語るアリバイになっている。国民常識から見れば、法律違反をどうすり抜けたかの(脱法の)違いはあっても、知らぬ存ぜぬなど理解できる内容ではない。
子鳩手当問題の発端は、由紀夫が小沢一郎の西松建設事件での引責辞任で民主党代表に就任(09.5.16)したことから、メディアが由紀夫の政治資金報告書を洗っていたなかで判明(6.16)したもので、代表就任(首相の可能性)が無ければ、そのままスルーして脱税時効になっていたものである。
小沢幹事長の資金疑惑問題も、西松建設を解雇された社員の内部告発から東京地検が捜査・事件となったもので、言われる検察の小沢摘発が最初にありきなどではなく、捜査経緯上の派生案件として(偶然に発見され)出てきたものである。
いずれにしても、カネで買える為政者の地位が、いまだにこの日本に現存していることに、深い危惧を持つものである。
現代史有数のエスタブリッシュメントの鳩山家が育んだ、呆れた『口先兄弟』の金権政界劇場に、タダタダ言葉も出てこない。
邦夫は「金権政治、派閥政治、密室政治こそが小沢一郎の正体。それを放逐するのが、オレの使命だ」と、小沢のことを死ぬほど嫌っていた兄・由紀夫。総理にしてもらう代わりに、小沢に魂を売り渡した兄はもはや空っぽ、使い物になりませんと、『国民のみなさん、兄はもうダメです』とのタイトルで述べている。
相変わらずの兄弟間の放言バトルであるが、果たして一般国民の目にどう映っているものか。
この中で興味を引く会話が紹介されている。
3年ほど前の(鳩山)家族で会食時のやり取りとして、母安子が「由紀夫さん、あなたは小沢さんが嫌いなのだから、一緒の党にいるのをやめて飛び出したら」と投げかけ、「それも考えているんだよな」と由紀夫は答えたと言う。
(3年前とすれば2007.頃となるが)判明していることだけでも、2002.7から二人(姉和子にも)には、継続して月々1500万円の資金贈与がなされている。
母子三人揃っての政治活動の話題がでれば、資金の話は連動してなされるものではないのか?(飛び出せば、更なる資金が要るようになる。「心配いらないのよ。資金はお母さんが用意してあげるから・・・」)。
さらに、2.12衆院予算委員会での与謝野元財務相質問の中で、2年ほど前の(母安子と邦夫の)電話で「由紀夫さんは子分を養うカネが必要だと(しょっちゅう)言ってくる。あなた(邦夫)は子分が居ないから必要ないわけね。」との会話を披露した。
が、2007.5から邦夫には(1500万から)増額された月々2500万円の資金提供がなされている。
普通に推論すれば、「それじゃ、オレももっと必要だから(月2500万円に)増額してくれよ。」との結果とも取れる。
これらのことから、由紀夫は月1500万円の定額贈与のほかに、不定期(盆・暮のグループ議員手当など)で、さらなる資金提供を受けていたのではないのか?。
邦夫の収支報告書から窺えるのは、(石橋・鳩山両家の資金管理会社)六幸商会からの受領役とされる武田紀念男(邦夫の元政策秘書で「ゼフィルス(蝶の種名)」社長・鳩山ビル9F)の会社と邦夫個人からの借入金として処理されている(返済しないで借入金が膨れるだけの報告処理)。
このことが邦夫が声高に答えている「兄は虚偽記載をしているが、自分は規正法違反などしていない。資金提供もまったく知らなかった。」と、由紀夫との違いを語るアリバイになっている。国民常識から見れば、法律違反をどうすり抜けたかの(脱法の)違いはあっても、知らぬ存ぜぬなど理解できる内容ではない。
子鳩手当問題の発端は、由紀夫が小沢一郎の西松建設事件での引責辞任で民主党代表に就任(09.5.16)したことから、メディアが由紀夫の政治資金報告書を洗っていたなかで判明(6.16)したもので、代表就任(首相の可能性)が無ければ、そのままスルーして脱税時効になっていたものである。
小沢幹事長の資金疑惑問題も、西松建設を解雇された社員の内部告発から東京地検が捜査・事件となったもので、言われる検察の小沢摘発が最初にありきなどではなく、捜査経緯上の派生案件として(偶然に発見され)出てきたものである。
いずれにしても、カネで買える為政者の地位が、いまだにこの日本に現存していることに、深い危惧を持つものである。
現代史有数のエスタブリッシュメントの鳩山家が育んだ、呆れた『口先兄弟』の金権政界劇場に、タダタダ言葉も出てこない。
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