山形の森 保守醒論

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北京五輪の聖火リレー騒乱で見えてきた「欺瞞汚染大国・中国」の真実

2008-04-10 23:11:08 | Weblog
北京五輪の聖火リレーで、抗議による騒乱が各国に飛火している。
いまさらと感じるものであるが、女優でコメンテーターの秋野暢子が、テレビのワイドショー番組で発した「(中国による)チベットの人権抑圧状況が、こんなものとは知らなかった」との思いは、日本人普通の受け留めかただろう。
明治維新を経て、世界の潮流に参画した日本に倣い、中国(中華地域)も欧米諸国の侵略統治に対峙し、国家革命を遂げて世界に羽ばたく時。 と孫文は、欧米帝国主義に日本と一緒になって抗する“大アジア主義建設”を唱え、それに共感した日本人有力者の多大な物心両面の支援を得て、その第一歩としての「辛亥革命」を成功させた。
が、それ以降、軍閥割拠の争いから国家統治が進まず、その隙をついた世界共産主義革命を以って進出した、ソ連のコミンテルン工作勢力に取り込まれてしまった。
中国共産党による独裁強権政治の中で民主化は遮られ、中国(人)為政者の非道さを受容してきた中国人の非民主的気性は、本質的に80余年変わることなく今日に至っている。
グローバル社会を論じる現況で、世界に通じる基本的人権も自由・民主もありはしない欺瞞に満ちた汚染大国が、中国の真実の姿である。
この擬装国家を日本国民に晒すことなく糊塗してきたのが、朝日新聞・NHK・TBS・共同通信をはじめとする、(中共の宣伝工作分子と化した)日本メディアのほとんどと、トラップされた親中派と言われる国政議員・経済人たちである。
世界中が普遍的人権問題として中国批判を叫ぶ中で、杳として国内から毅然とした大きな声が聞かれないのは、中共の工作分子の手の内に落ちてズブズブの関係になっていることの証左である。
敗戦を受けて再起を期すなかで、曲げて掌を返した政・官・学など各界の卑怯者どもが、工作補助員として売国活動に奔走する哀れの徒に、五輪の聖火は天誅の炎を翳すこととなろう。

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