山形の森 保守醒論

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“一億総白痴化”は半世紀経って「百痴化、赤痴化」、日本洗濯は悪玉滅菌から

2008-01-22 17:24:38 | Weblog
北川正恭早大教授・そのまんま知事らが、国民運動組織「せんたく(選択・洗濯)」発足を発表した。
国政の停滞に義憤を感じて、龍馬並に「日本を今一度洗濯いたし申し候」と気張ったのであろうが。
洗濯の前に「自らの洗顔から始めよ」と言いたい。
連ねた知事諸侯も、国会議員も同じ“劣化国民”に選ばれてきたことだ。
議員がだらしなくて知事は立派だとは言えまい。
まもなく“三丁目の夕日”が見え始める頃の昭和31年、経済企画庁「経済白書」は「もはや戦後ではない」と戦後復興を書き、石原慎太郎が「太陽の季節」で芥川賞を受賞した年でもある。
評論家・大宅壮一は「テレビ(の普及)で日本の国民は一億総白痴化する」とテレビの低俗批判を声高に叫んだ。
爾来半世紀、一億総白痴化は百痴化、赤痴化と化した。
チャンネル回せば、バカタレ・ジャリタレ・食いタレの馬鹿騒ぎのオンパレード、マルクス偏向コメンテーターの“アサヒる”煽動発言と社会悪の黴菌垂れ流し状態。
洗濯の前に、これらのウイルスの滅菌から進めなければ、“日本再生”の根本的解決には程遠い。防愚民化対策こそ真っ先に取組む課題。
「日本の洗濯」はメディアと教育現場に蔓延る悪玉菌の除菌、滅菌に尽きる。

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