森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

野津原 田ノ口あたりの メイプルシロップ

2014年02月26日 | 自然
新しく 森林ボランティア団体を立ち上げ、森林整備や楽しいイベントをしたいと
野津原町のO氏が フィールドを案内してくださいました。
なんとか地域を元気にしたいと いろいろ取組中のOさんがまず案内してくださったのは 一本のカエデ

ペットボトルがさがっています。
そうです。このイタヤカエデの樹液を集めているのです。

で、小さなペットボトルに移して 飲ませてもらいました。 柔らかくてすっきりして ほんのり甘い!
 本当に美味しい。甘露です。
これを40分の1くらいまで煮詰めると あの褐色のメイプルシロップになるのだそうです。
このままが美味しいなあ。 でも長くは保存できないそうです。

このシロップが採れるのは 直径20センチ以上の木で、サイズによって採集の管をつけていい本数も決まってます。
木の命の水を分けてもらうのですから。

で、あちらこちらを案内してもらいました。手入れを イベントとして 皆で寄って 活動して お楽しみもくっつければ
何となく にぎわいがおこり 楽しくできそうです。 今日は雨でしたが 天気がよければ 久住連山も眺めるとのこと。

まあこのように たっぷり雪も残っておりまして、ウサギやらイノさんやらの足跡があります。
春になれば たくさん野の花も咲きそうです。春に来ねば。 

昔の桑畑をていれして、クワの葉でお茶も作っているそうです。 クワの木にカイコの繭がついてます。
カイコさんの野生種クワコさんでありましょうか。春になるのが楽しみであります。