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森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

もりりん教室

2015年02月25日 | 林業
「もりりん」 とは 大分県の林業関係のマスコットキャラクターです。 で、県の森づくり大会とか 農林業祭とかには
やってきて 愛嬌を振りまいています。

 その もりりんが小学校の子ども達に教室を開いていると聞いて 見学させてもらいました。
実施しているのは 大分県南部振興局の皆様  南部というので 今回は 蒲江の名護屋小学校。
早起きして 出かけました。  さすがに遠かった。
学校は海の側にありました。
校内には こんなレリーフが。

すてきですねえ。 貝でできています。
そして、 出入り口のドアには 「サルが入って来ますので 開けたら必ず閉めましょう」の張り紙が、、。
思わず 振り向いてしまいましたわ。

手慣れた様子で 準備ができ 教室始まりました。
 名護屋小学校の上級生 4年生から6年生の20名が今回の生徒です。
 森の仕組み 森の手入れの大切なこと 災害防止のためにしていること 
それでも起こる災害にどうしたらいいか  名護屋小学校を中心とした地図も用意されて 説明があります。

そのつぎは ジオラマの森林模型を使っての 災害実験。 
もうこのジオラマを見たときから興味しんしん 触ってみたかった子ども達 夢中で見ています


次に 実際の場所を見学 学校から歩いて 10分ぐらいの所 もう山になっています。

工事中の治山ダムを 見学

その近くの整備された場所に 植樹  (モミジとサクラ)

 教室に戻って もりりんから 修了書をもらいました。

ここでも もりりんは人気者でした。

もりだくさんの内容でした。明日は別の小学校で開催されるとか、大変です。
名護屋小学校は グランドから道路をはさんで すぐ海岸です。
すぐ横には 山が迫っています。 自然に囲まれて すばらしいところなのですが 自然災害と隣会わせです。 
でもこのことで災害被害が少しでもくい止められるなら すばらしいことなんだなあ。

 4年生 6名 5年生7名 6年生7名 上級生の諸君に期待してます。 下級生を助けてね。


緑の講座 樹木の剪定

2014年12月17日 | 林業
森林ボランティアを対象に「緑の教室」が森林づくりボランティア支援センターで開催されました。
受講生は 森林ボランティア団体のメンバーです。
まずは樹木について 個々の木の剪定について学びます。

講師は 樹木医の田辺さん。
どの部分から枝を切るのかは この枝の部分の断面図を見るとよくわかります。

幹ぎりぎりで切っても 枝の先の方で切っても 細菌が入って 枯れる場合もあります。 切る位置は大事なのです。

座学が終わって 実践講座。
まずは ツツジの切戻し。 枝が伸びすぎて通路が狭くなり 通る車に支障が出ています。
こういう時は バッサリ道幅を確保するよう切り落とします。

みんなで かかれー

で、あっという間に この通り。昔の道が見えてきました。
道幅は広くなったけど太い枝が丸出しなので、車で通る人は こすらないよう気を付けてね。
春になれば 葉っぱが出てきますので OKよ。

さて次 センター前のアラカシを

 すっかり窓がおおわれて ワタシの机は暗いのだ。

切ります。 もうどかどか。

最後 ウメの木も剪定して すっきりとした窓辺になりました。
皆様のおかげです。  ラッキーというか ありがたいことです。
仕事机まで お日様の光が入るようになり 天気のいい日はぽかぽかです。
夏になれば 葉が茂り お日様を遮って 涼しいでしょう。

 で、また冬になるとアラカシは、、 常緑樹なので葉がおちないのだよ。また日の差さない日々なのか。
 でも葉が茂れば コゲラさんたちがまた来てくれるようになるでしょう。 それもよしです。

引っ越します 支援センター

2014年03月05日 | 林業
現在 大分市高崎にある 「大分県森林づくりボランティア支援センター」引っ越します。
移転先は 高尾山自然公園内の  旧緑化推進センターの建物です。

このように お化粧し直して すましております。

看板もできました。
4月からはおりますので お近くにおいでの折りは 顔を見せに来てくださいね。

で、この建物の駐車場の横には ロウバイの花がさいています。 花のそばには ヤマカマスかヤママユか? がいっぱい!!

かと思いましたら これはロウバイの花の跡でありました。 知らんかった。  てか残念じゃ。

中には 種が入っています。 種 ○○○リの卵にそっくりやん。 

 しかしっ ロウバイの花は大好きなので めげずに植えることにしました。 
 花咲かせんるんだぞっ 間違っても ○○○リが 大量発生しませんように

直川村は カブトムシの村だった

2013年11月10日 | 林業
土曜は大分県の 豊かな国の森づくり大会で 直川まで行ってまいりました。
実は 長いこと大分に住んでいるのですが 直川は初めてまいりました。
会場案内地図には カブトムシから道を入るとか 書いてあって  ん?
ありましたわ

でっけえ カブトムシ  もう色が赤かろうが なんでん よくわかります
で、会場についたら 橋の欄干にも

あっち側も  こりゃあクワガタじゃ


昆虫館というのもありまして そこにも標本がたくさんありました。


こうなると もう チームカブトムシの歌でも 歌うしかないです。
カブカブ、、 カブトムシパン!!

さすがです。直川村 婦人部の皆様

もちろん 頂きましたよ。 黒いところはチョコクリームでした。 甘し 美味し

 直川名物 ナバ万十もしっかり買って帰りました。からしの効いた椎茸の煮付けが具で入ってます。
 いまんとこ お気に入りの万十であります。

「森づくり大会」の報告は HPを見てください。  食べ物の報告ばっかりになってしまった。

人工林という名の森

2013年06月19日 | 林業
森林ボランティア研修「中級講座」を今年から始めます。
受講生の皆さんには やっぱりいい森を始めに見てもらうと、森づくりがイメージできるのでは ということで九州林産の森を使わせて頂きたく、お願いと現地を案内して頂きました。
手入れのされてない自然林より 手入れのされた人工林のほうが生物多様性とか
森林のもつ作用を発揮できていると思うのです。

 あ~誤解があったらいかんけど、立ち入り禁止の保護しなくてはいけない特別保護区の 天然林のことではなくて、近くの山の藪になったり竹がはびこって分からんようになっ た雑木林のことです。

モデル林にも指定されている ヒノキ林。下層植物 草や低木が繁って三層になってます。もともと電信柱用に予定してたものなので まっすぐ!です。

林床にも日がさしていい感じです。人工の ステキな森だと思います。

これは接木をしたスギです。こんなふうに膨らむのだそうです。
 初めて見ました。思わず自分のお腹を見た人は私だけではないはず。きっと

大きな切り株からは

跡継ぎの連中がたくさん。どなたが継がれるのか。
散策路も作られて、気持ちのいい森の中を歩けます。 
           ここで「森の先生」をしたいなあ。

ハナイカダの上に乗っかって クツワムシの仲間?
    いかだに乗って 旅でもしたいのか

森の中にはいろんな種類のイチゴがたくさん 写真はクマイチゴ
  もちろん 森をたっぷり味わってきました。