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ハッピーフライト


監督 矢口史靖
出演 田辺誠一 綾瀬はるか 時任三郎 寺島しのぶ 岸部一徳 吹石一恵

 男子高生のシンクロ女子高生のビッグバンドジャズと来た、矢口監督の群像劇第3弾は、高校を離れて空港へ行った。
 1機の飛行機が、整備され、乗客乗員が乗り込んで、離陸、目的地に向かって飛ぶ。それの顛末を描いた映画。例によって、くすぐりを散りばめながら、ふりかかる大トラブル、小トラブルを乗り越えながら目的に向かって進む。空飛ぶ「有頂天ホテル」といったら判りやすいか。
 ストーリーはこの手の映画としてはあたりまえのもの。新人パイロットと新人キャビンアテンダントが、厳しい先輩にしごかれながら一人前になっていく。かって流行った「アテンション・プリーズ」「スチュワーデス物語」とさして変わりはない。しかし、そこは、それ、矢口監督のこと、かような70年代根性職業ドラマには仕立てていない。
 前2作では、シンクロ、ジャズと一つのワザを見せたのだが、今回は飛行機にまつわる、様々な仕事を見せる。整備、操縦、客室、地上業務、管制などなど。鳥を追い払う専門の人まで登場する。これらの業務が同時進行に遂行されているわけだが、それぞれの業務の見せ場、腕の振るいどころを、過不足なく手際よく、面白く見せる。実はこれがこの映画の一番の見所である。新人のパイロットやキャビンアテンダントの仕事ぶりは、様々なエピソードをつなぐ、糸のようなもの。
 後半、彼らの飛行機、ホノルル行きANN1980便はトラブルに巻き込まれる。それをいかに乗り越えて安全を確保するか。このあたりは、ハリウッド映画の「大空港」「エアポート・シリーズ」と同様の展開になるが、この映画にはチャールトン・ヘストンのごときマッチョなヒーローは出てこない。普通の人が普通に仕事して普通に飛行機を着陸させる。
 おもしろかったが、気になった点が一つ。なんだか、高校のクラブ活動で飛行機を飛ばしているように見えたが。
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阪神競り勝つ。久保初勝利、新井3ラン、球児ヒヤヒヤ。

 23日の日記でワシは、ヒット量産のあとは貧打ちゅうのんが、今年の阪神やから、明日が心配ゆうたが、その明日の24日が雨でノーゲーム。結果論やけど、恵みの雨やったな。
 4対3でロッテに競り勝つ。これが14対3ぐらいやったら、心配性のワシのこっちゃ、また貧打にならへんやろか思うて心配やけど、競り勝った。けっこうけっこう。競り合いに勝つゆうことは、ちょっとは強なったちゅうこっちゃ。
 ま、なんっちゅうても、久保。阪神移籍後初勝利。まことにおめでとう。くさらんと、ようがったな。好投続けとるが勝ち星つかへんちゅうのんが続いたからな。そして、新井や。やっぱアライ大センセが打つと阪神強いな。5番に置き続けた真弓はんもホッとしてるやろ。これでしばらくアニキにイジられんですむな。
 で、アッチソン、手なめるクセ止めた方がええで。インフルエンザは手から移るんやで。やめられへんのやったら、せめて関西のインフルエンザ騒動が治まってからにしなはれ。
 ワシ、阪神の試合しか観いひんからパリーグにはなじみないけど、ロッテのユニフォーム、不細工なデザインやな。なんか肩から黒ペンキかぶったみたいやな。しかも中途半端なグラデーションがかかっとう。さらにあの帽子。ピンクのだんだら。もうちょとええデザインのユニフォームにできへんのやろか。
 最後は藤川、ヒヤヒヤさせやがって。よう井口を打ち取ったな。もし逆転されてたら久保に顔向けできへんぞ。球児よ久保田のマネするんやないで。

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