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SFマガジン5月臨時増刊号 STRANGE FICTION


 短編12編。インタビュー1編。作家紹介111人分。内容はこれだけ。非常にシンプルで好感が持てる編集だ。大変に読み応えがあった。やればできるじゃないか早川さん。SFマガジン本誌でもこうであれば文句はないのだが。ま、早川の新レーベル「想像力の文学」の大きなPR誌といえばいえるかも知れないが。
 圧巻は巻末の作家ガイド。大変に充実したガイドであった。「現代」の注目すべき作家は、ほぼ全員紹介されているのではないだろうか。西尾維新、森見登美彦、小川洋子、伊坂幸太郎といったいま旬の作家から、村上春樹といった大物、恩田陸のような職人まで。初心者の本読みの方はこの中からお好みの作家を見つけるがいいだろう。目利きに自信のある本読みは、これはと思う新人作家をを見つけて成長を見守るのもいい。いかようにも使えるガイドである。
 さて、短編12編。1篇をのぞいてどれも面白かった。特に木下古栗「爽やかなマグロ漁」遠藤徹「蛇口」平山瑞穂「均衡点」が印象に残った。
 さてさて、のぞいた1編だが、モンダイの円城塔だ。「墓標天球」なんのことやら全く判らんかった。何がいいたいんだこれ。いちおう最後まで読んだが苦痛であった。円城塔というと「なんのことやらようわからんけど、おもろい」という人がいるが、小生は「なんのことやらようわからんし、おもろない」だいたいが円城塔作品は小説といっていいものだろうか。小生にいわせれば、ただたんに妄想を垂れ流しているとしか思えないのだが。
 それは、ま、それとして、この増刊号の企画は良かった。
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阪神、屈辱のサヨナラ負け。ひとごとでっか真弓はん

 今期初めてのサヨナラ負け。意外やった。ようけ負けとるから、今夜のサヨナラ負けが今期初めてとは知らんかった。
 昔なつかしい、あの呼称「ダメ虎」が聞こえてきそう。でも、ま、あのころはピッチャー打たれるバッター打てへんやったけど、今はピッチャーはそこそこ打たれへんやん。バッター打てへんだけやから、ま、ましか。
 今夜はちょっとだけ真弓はんをほめたろ。プチフルイニングを続けとったトリに代打で記録を途切れさせた。ちょっとは手うつやんか真弓はん。結果は桧山は神様やなかったけど。アニキはなんとかしよ思っとる。足痛いのに盗塁までして勝利への執念みせた。シモさんもような投げた。でも、アニキの後のあの人がなあ・・・。真弓はんクリーンナップの手術もっとせなあかんやんか。
 真弓はん見てあるおっさん思い出した。フクダ前首相や。なにごとも、ひとごとみたいなんは、フクダはんにそっくりやな。

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