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4月13日(日)その2 串カツ屋に誘われる時は気をつけよう

 
4月になったので、お酒を日本酒からビールに切り替える。ビールのアテには揚げもんがようあう。と、いうことで今夜のビールのアテは串カツを揚げる。
 串カツ屋は2種類に分類できるのではないだろうか。ちゃんと座って食べる、ちょっと上等の串カツ屋。カウンターだけで、立って飲み食いする串カツ屋。上等の串カツ屋は家族でよく行く。立って食べる串カツ屋は会社帰りに会社の連中とよく行った。
 上等の方は、だいたいコースとなっていて、各自の前に何種類か調味料が置いてある。店の人が一串づつ揚げて、皿に置いてくれる。調味料も「××でどうぞ」といって指定してくれる。
 立ち飲みの方は、揚げて目の前に積み上げてある。ウースターソースが大きな容器に入れてある。キャベツも大皿にもってある。
 客はお好みの串を取ってソースにつけて食う。生大をグーと飲んだら、また串に手を伸ばす。キャベツをポリポリ。生大おかわり。
 もちろんソースの2度つけはご法度。店が混んできたら、身体を斜めにしてダークダックスのようなかっこうで飲んで食う。勘定は串の数で行う。
大阪の会社にいたころは、場所が中津だったので、よく梅田の松葉に行った。梅田の松葉は、阪神梅田駅からJR大阪駅東の大きな陸橋に上がる階段の横の店と、新梅田食堂街の2ヶ所にあるが、小生がよく行ったのは新梅田食堂街の方。実はここで小生、さる人物にたぶらかされて、2度エライ目にあった。
最初は課長。「雫石くん、今晩、松葉どや」「ええですな」小生、飲むお誘いはまず断らない。
松葉に着く。「今日はワシがおごるわ」「ええですわ」「遠慮せんでもええやん。たまにはおごるわ」小生、上司と飲むときでも極力ワリカンと心がけている。
熱心におごるという。「ほんじゃ、ごっそうになりますわ」
「生大」「ワシも生大」「ほんじゃ、ご苦労さん」「阪神あかんな」「あきまへんな」「今年も最下位やな」「そうでんな」「生大おかわり」「お前もおかわりゆうてや」「おかわり」「お、エビが揚がった、エビどや」「いただきます」
「生大おかわり」「生大おかわり」酔ってきた。
「ところでな、雫石くん。今度ウチもTQCをやるねんて。で、各課にQCサークルちゅうのん作るねんけどな」と、いうわけで小生はQCサークルのリーダーにされてしまった。
 ある日、労働組合の集会が終わった後、帰ろうとしたら、当時の副委員長と書記長に呼び止められた。「雫石さん、時間ありますか」「あるけど」
また松葉に連れ込まれた。
 次に気がついたのは組合の定期大会の会場だった。なんだか知らないうちに執行委員になっていた。教宣担当となり、小生一人で組合の新聞を月刊で作った。2年後、副委員長にされてしまった。
 おのおの方、だれかが串カツ屋に誘う時は、術にかからぬよう、充分ご用心なされい。
 それにしても、松葉でかかる術って、小生のかかる術も安いもんだ。
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4月13日(日) 春だなあ

 

            

  これはタンポポと、そしてスミレかな。小生、植物はあまり詳しくない。そんな植物オンチの小生でもタンポポぐらいはわかる。なんだかんだいっても、春になればツバメが飛び、タンポポが咲くんだな。
 生きてるんだな。

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