走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

キッジョブまつやまカンパニーCM事業研修

2009年08月19日 20時32分58秒 | 地域情報/その他
 今日は、中学生の職場体験を社会教育という観点から、目先のちがう手法で考えてみようと立ち上げたキッジョブ(「キッジョブ」はKids(子どもたち)+Job(仕事)の造語)まつやまカンパニー事業の研修がありました。
 厳密に言うと、この会社は二つの部門に分かれていて、一つはCM事業部門と産直起業事業部門に分かれています。

  そして、今日の研修はCM事業部門の方でした。

 午前中は、愛媛CATVの協力を得てビデオ撮影のテクニカル研修を行いました。
 そして、午後からは4つのチームに分かれコンテ作りをしました。
 この研修には、愛媛CATVの他に福山大学の内垣戸(うちがいと)先生が駆けつけてくれて(ボランティアです)、アドバイスをしてくれました。
内垣戸先生は、立岩ダッシュ村の子どもたちの成長評価のお手伝いもしてくれています。(ちなみにこれもボランティアで申し訳なく思っています。)
内垣戸先生を紹介してくれた愛大農学部の小田先生に感謝です。

 子どもたちの様子を見ていると、戸惑いもあったようですが、「子ども力」の凄さが炸裂し、おもしろそうなコンテが出来上がりました。
ユニークなCMができそうです。

 そういえば何のCMをつくるのか説明していなかったような気がします。
 CM事業部は中央商店街の元気な店主にスポットライトをあてながら、そのお店のCMを作ろうというものです。

そして、商店街やデジタル広告塔などに、そのCMを流そうというものです。
子どもたちには、その制作費が懐にはいるという仕組みなのですが、現金では生々しいので商店街が発行する地域通貨等で渡してもらおうと思っています。

 私たちの狙いは、子どもたちが製作を通して元気な店主を追いかけることで、「仕事はしんどいけれども、楽しい」を感じてもらうところにあります。
そして、「なぜ、楽しいのか?」の答えを子どもたち自身に見つけて欲しいのです。

 仕事は、しんどい。
 でもやりがいを見つけられたら、がんばれる。

 このことを理解している大人がどれだけいるんでしょうかね...