走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ちょっとした工夫

2008年11月06日 18時27分11秒 | その他
 やればできるじゃん

 今日、昨日行われた国(文部科学省)の来年度の事業説明の資料を見ていて、来年度立ち上げようとしている事業に活用できないか、ふと思いました。

 そこで、担当リーダー、担当、昨日説明会に出席してくれた担当を集めて、早速打合せをすることとしました。
 まず、目的を述べ使えそうな補助事業についての説明を求めました。

 しかし残念ながら、三人とも反応がもう一つでした。
 こんなとき、私は雷を落としてしまいます。

 「君たちは当事者意識をもって仕事をしているのか。
  漫然と仕事をしていないか。
  事業を形にするためにはお金が要るだろう。
  財政当局だって、裏(国の補助金など)があればそれだけ
  理解してくれるだろう。
  しっかりとアンテナを張って、取れるものは取ってくるという
  積極的な仕事をしてくれ。
  私たちは、子どもの未来と幸せのために仕事をしているということを
  しっかりと使命感をもって仕事をしてくれよ。
  この事業補助が使えないなら、なぜ使えないかをしっかりと
  説明してくれ。」

 そう言い放つと、離席しました。
 そして、自席にもどり内心後悔するのです。
 またやってしまったと。

 でも、彼らは昼食もとらずに午後一には、できる方向で整理してきました。
 内心、凄いとわが部下たちに感心しました。

エンパシー(empathy)

2008年11月06日 00時01分15秒 | その他
 フェアとチャンスの国

 ついにアメリカ大統領が決まりました。オバマ氏です。
 アメリカ大統領史上始めての黒人大統領が誕生したのです。

 子供の頃、リンカーンの伝記を読んで人種差別に憤り感想文にそのことを書いたら、何かの賞をもらいました。
 また、キング牧師が暗殺されたニュースを聞いたときに、アメリカという国をひどい国だと思いました。
そんな国がオバマ氏を大統領に選んだのです。
なんと、懐の深い国でしょう。

 そして今回、オバマ氏は彼のコンセプトのキーワードとして「エンパシー(empathy)」という単語を使っていました。
彼は、この単語の解釈を「独りよがりを捨て、狭い視野を広げよう」と説明しています。
さまざまなものを結びつけて新しい物語を創ろうとしている彼の可能性に、アメリカ国民はチャンスを与えたのだろうと思います。

 今本当に苦しい時だからこそ、一つになる必要性を彼は訴えています。

 我が国も、こういった指導者がいつか現れるのでしょうか。